出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1279, pp.90-92, 2005-02-14

「リング」でホラー映画ブームに火をつけ、「The Grudge」で全米1位に。資本の投下から回収、分配までハリウッドの成果主義を貫く。目下の悩みは、歴史大作の主人公にふさわしい硬派の男優がいないこと。
著者
田中 毅弘 藤井 修二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.104, pp.11-18, 2005
参考文献数
7
被引用文献数
2

世界中のアーティストの作品・芸術を間近で見たいという願望から生まれた美術館は、その時代のニーズに応えながら施設の形や機能を変化させてきている。本研究では、美術館における設備・維持管理がどのように行われているかについて、47都道府県に設置されている主として公的な施設で運営されている美術館を対象として、設備・維持管理およびそれらに関連した省エネルギー対策、防災・防犯対策、美術館の特徴ともいえる展示・収蔵品に対する、くん蒸消毒の頻度・方法、カビ対策、文化財保護の目的による入場制限の実施、照明・空調の配慮、温湿度管理についての15の設問によるアンケート調査を行い、さらにそれらの集計結果を、より信憑性が高い考察を行うため、約1年間6ヶ月かけて調査結果の精査を行った分析結果から、傾向と特徴をまとめた。
著者
北川 毅 高野 道代 王 財源
出版者
The Japan Society of Acupuncture and Moxibustion
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.37-50, 2011-02-01
被引用文献数
1

近年、 美容が鍼灸業界などで話題を集めている。 専門学校や一部の大学などでは、 すでに授業の一環として行われ、 臨床現場においてもの日々、 要望が強まりつつあるのが現状である。 ほんの十数年前までは美容のために鍼灸が用いられることは一部を除いてタブー視され、 鍼灸師の美容に対する関心は高くはなかった。 しかしながら鍼灸を 「美」 の世界に求められるといった背景には、 健康のみでは満足しきれない、 より高い生活の質を望む私たちの、 若さと美しさへの願望が見え隠れしているようにも感じられるのである。 これは日本のみではなく、 隣国の中国でも同じ事が言える。 中国の美容産業は年々と増加し、 ダイエットブームによる自然健康食品の大流行、 富裕層の増加にともなうエステ市場にも、 化粧品会社の参入が、 日々、 美容市場を拡大させているという。 日本でもここ数年間における美容産業は年々と広がりをみせる。 このような中で、 2010年6月に第59回全日本鍼灸学会学術大会が大阪中之島にある国際会議場で開催された。 とりわけ今回の鍼灸学会に、 初めて美容鍼灸の公開実技が行われることもあり大きな話題を呼んだ。 定員350名の会場が隙間なくギッシリと満席となり、 さらに座席がなくて立ち見席で埋め尽くされ、 遂には入場制限までが出るほどの反響をぶりであった。 そこで今回は学会で実技を公開してくださった方々の先生方の美容鍼灸に対する考え方や、 施術法について執筆をお願いし、 今後の美容鍼灸のー展望となれば幸いである。
著者
田中 毅弘 藤井 修二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.97, pp.31-37, 2005
参考文献数
3
被引用文献数
3

博物館は、その時代のニーズに応えながら施設の形や機能を変化させてきた。社会教育の機能とレクリエーション機能とを充実させ、また広範なコミュニケーションの場としての機能も模索しはじめている。本研究では、博物館における設備・維持管理がどのように行われているかについて、47都道府県に設置されている博物館を対象に、設備・維持管理およびそれらに関連した省エネルギー対策、防災・防犯対策、博物館の特徴ともいえる展示・収蔵に関する資料・文化財、くん蒸消毒の頻度・方法、カビ対策、文化財保護の目的による入場制限の実施、照明・空調の配慮、温湿度管理についての15の設問によるアンケート調査を行い、さらにそれらの集計結果を、より信憑性が高い考察を行うため、約1年間かけて調査結果の精査を行った分析結果から、傾向と特徴をまとめた。
著者
丹羽 友三郎
出版者
三重短期大学
雑誌
三重法經 (ISSN:02875810)
巻号頁・発行日
vol.85, pp.1-38, 1990-03-25
著者
宇野 健 徳山 陽一
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.26, pp.140-140, 2010

携帯電話とQRコードを利用したスタンプラリー運営システムを開発した.これにより,コスト等の軽減を図るとともに,IT の利点を活かした参加者のルート追跡等の実現を目的とした.このシステムを用い,昨年東広島市で行われた酒祭りにおいて運用実験を行った.運用後のアクセスログ解析により参加者のルート追跡を行うことができた.
著者
森田 均 森田 均
出版者
長崎県立大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:18838111)
巻号頁・発行日
no.11, pp.193-207, 2010

The themes of this research are The Peace Ceremony and Nagasaki Kunchi Festival. Especially,this paper considers how these local events have been used as contents of TV programs.TV programs recorded with the personal computer and past newspaper articles areused for the analysis.
著者
古江 増隆 山崎 雙次 神保 孝一 土田 哲也 天谷 雅行 田中 俊宏 松永 佳世子 武藤 正彦 森田 栄伸 秋山 真志 相馬 良直 照井 正 真鍋 求
出版者
Japanese Dermatological Association
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.119, no.9, pp.1795-1809, 2009

[目的]我が国の皮膚科受診患者の皮膚疾患の頻度,性別,年齢分布,気候との関連性などを多施設大規模調査によって明らかにすることを目的とした.[方法]全国の大学病院76施設,病院55施設,診療所59施設(計190施設)において,2007年5月,8月,11月,および2008年2月の各月の第2週目を目安に,その週のいずれか1日を受診した初診・再診を問わず外来,および入院中の患者全てを対象に,「性別」,「年齢」,「診断名」を所定のマークシート調査に記録した.各調査期間における調査協力施設地域の気温,および湿度に関するデータは,気象庁・気象統計情報を使用した.[結果]4回の調査すべてに協力いただいた170施設(大学病院69施設,病院45施設,診療所56施設)から回収した67,448票を解析した.上位20疾患を列挙すると,その他の湿疹,アトピー性皮膚炎,足白癬,蕁麻疹・血管浮腫,爪白癬,ウイルス性疣贅,乾癬,接触皮膚炎,ざ瘡,脂漏性皮膚炎,手湿疹,その他の皮膚良性腫瘍,円形脱毛症,帯状疱疹・疱疹後神経痛,皮膚潰瘍(糖尿病以外),痒疹,粉瘤,尋常性白斑,脂漏性角化症,薬疹・中毒疹の順であり,上位20疾患で皮膚科受診患者の85.34%を占めた.疾患ごとに特徴的な年齢分布を示した.性差が明らかな疾患が存在した.気温や湿度と正負の相関を示す疾患が存在した.[結語]本調査によって21世紀初頭の皮膚科受診患者の実態を明らかにし得た.本調査が今後も定期的に継続されることで,社会皮膚科学的視野にたった皮膚疾患の理解が深まると考えた.
著者
小椋 和子
出版者
東京都立大学都市研究センター
雑誌
総合都市研究 (ISSN:03863506)
巻号頁・発行日
no.67, pp.13-26, 1998-12

水資源開発のために我が国では巨大開発が行われてきた。また、将来的に多くの事業が予定されている。それらの事業は計画以来20年以上を経ており、必要性が失われたにもかかわらず、当時の過大な需要予測のままに強行されてきた。当時は予測できなかった自然環境の破壊もすでに明らかとなっているにもかかわらず、見直しは十分にされていない。建設省は1997年に河川法を改正し、軌道修正をはかつているがそのためにも問題点を明らかにすることが求められている。オランダは1970年代から合理的な水管理事業の政策分析を行い、国民のコンセンサスを得るために、意志決定の方法を構築させている。今日もなお政策分析の手法において生態系維持や塩水混合域についてより優れた開発を続けている。これらを紹介するとともに、国民の批判を受けた長良川河口堰事業を検証することをこの研究の目的とする。長良川河口堰は1959年に水源開発を目的に企画され、1995年に完成した。それらの経済的また自然環境に対する損失は計り知れない。また、1971年に完成され、運用されている利根川河口堰の環境影響評価が環境庁のもとで1997年に実施された。それについても言及する。The processes of decision making in water management in the Netherlands and policy analysis system (PAWN-Policy Analysis of Water Management for the Netherlands) developed for helping the decision making are explained. The River Mouth Barrage (Dam) of Nagara was constructed in 1995 in spite of long opposite movements by the interests (fishermen and citizens), which was planned in 1959 for water resource development. However, the failure of the predicted demand of water for industrial use and also drinking water left the huge amount of debt to local governments. The disruption of natural environment in the estuary by the construction of the barrage and the riparian works resulted in the eutrophication of water area and the destruction of habitat of benthos such as corbicula which had been suggested by the interests. The author describes in this paper that the economical and the ecological damages would have been avoided if applying the decision making systems developed in the Netherlands before the construction of the River Mouth Barrage of the Nagara. The assessment of environmental effects of River Mouth Barrage of the Tone which was constructed in 1971, was carried out in 1997 by Environmental Agency. The author will mention about the results of the assessment.
著者
金 龍郎
出版者
日本大学
雑誌
日本大学芸術学部紀要 (ISSN:03855910)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.39-51, 2006

中国伝媒大学にてマスコミと人権をテーマにした講義を行った際、日本のマスコミ及び日本大衆には品性が欠落しているのではないかとの問題提起を受けた。品性の有無が報道の優越を分ける決定的な要因であるとは言えないだろう。が、我々日本人は、特に脱亜入欧を意図した明治期と修身教育が否定された戦後において、儒教を土台としたそれまでの道徳的価値観を崩壊させており、その影響から、品性そのものが育まれにくい社会になったとは言えるのかも知れない。また、近年の報道不信にしても、マスコミ関係者の道徳的価値観そのものに対する不信が露呈したものと捉えられる。報道への信頼を取り戻すためには、個々の報道人が特定個人となって国民の批判や称賛を直接的に受ける著名報道が求められるだろう。国民との密接な関係性の中で、職務とその重責を再認識していく必要がある。
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル
巻号頁・発行日
no.573, pp.65-70, 2002-06

「アテンザ」(図1)の発表会場となった東京・有明の「有明コロシアム」に,マツダは100台もの試乗車を用意し,つめかけた報道陣を驚かせた。自動車専門誌の記者向けではなく,一般報道関係者向けの試乗会を,しかもこれほど大規模に開くのはきわめて異例。マツダのこのクルマにかける意気込みが尋常でないことをうかがわせた。
著者
川口 智久
出版者
一橋大学
雑誌
研究年報
巻号頁・発行日
vol.1988, pp.36-37, 1988-08-01