2 0 0 0 OA 運動年鑑

著者
朝日新聞社運動部 編
出版者
朝日新聞社
巻号頁・発行日
vol.昭和14年度, 1939
著者
高橋 礼子 近藤 久禎 中川 隆 小澤 和弘 小井土 雄一
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.20, no.5, pp.644-652, 2017-10-31 (Released:2017-10-31)
参考文献数
11

目的:大規模災害時には巨大な医療ニーズが発生するが,被災地内では十分な病床数が確保できず被災地外への搬送にも限界がある。今回,実際の地域での傷病者収容能力の確認を行うべく災害拠点病院の休眠病床・災害時拡張可能病床の実態調査を行った。方法:全災害拠点病院686施設に対し,許可病床・休眠病床・休眠病床の内すぐに使用可能な病床・災害時拡張可能病床についてアンケート調査を実施した。結果:回収率82.1%(許可病床258,975床/563施設),休眠病床7,558床/179施設,すぐに使用可能な休眠病床3,751床/126施設,災害時拡張可能病床22,649床/339施設であった。考察:いずれの病床使用時にもハード面・ソフト面での制約はあるが,被災地外への搬送に限界があるため,地域の収容能力を拡大するためには,休眠病床・災害時拡張可能病床は有用な資源である。今後,休眠病床の活用や災害拠点病院への拡張可能病床の普及を進めると共に,各種制約も踏まえた医療戦略の検討が課題である。

2 0 0 0 OA 運動年鑑

著者
朝日新聞社運動部 編
出版者
朝日新聞社
巻号頁・発行日
vol.昭和11年度, 1936
著者
金子 理紗
出版者
大阪大学大学院言語文化研究科
雑誌
言語文化共同研究プロジェクト
巻号頁・発行日
no.2015, pp.7-12, 2016-05-31

音声言語の研究10日本語では、「すっごしリのように促音を挿入して強調を示すことがある。本研究では、促音の挿入がどのような子音の前で強調として認められるか、東京方言話者20名を対象に、音声を用いた調査と文字を用いた調査をそれぞれ行なった。その結果、音声の場合でも文字の場合でも、一般的には避けられる有声子音前への挿入も含めて、促音の挿入は強調表現として認められやすいことが判明した。また、容認度の評定には、子音種以外の要因も関わっている可能性が示唆された。
著者
鈴木 信吾
出版者
東京音楽大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02861518)
巻号頁・発行日
no.12, pp.28-39, 1987
著者
佐瀬 昌盛
出版者
文芸春秋
雑誌
諸君 (ISSN:09173005)
巻号頁・発行日
vol.16, no.6, pp.p121-131, 1984-06
著者
名古屋 祐子 宮下 光令 入江 亘 余谷 暢之 塩飽 仁
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.53-64, 2020 (Released:2020-04-07)
参考文献数
38

【目的】看護師による代理評価を用いて終末期にある小児がん患者のQuality of Life(QOL)とその関連要因を検証する.【方法】2015年10月〜2016年2月に国内の小児がん治療施設に勤務し,終末期にある小児がん患者を担当した看護師を対象とし,看護師によるQOL代理評価尺度(Good Death Inventory for Pediatrics: GDI-P)22項目とその関連要因を調査した.【結果】18施設から患者53名分の代理評価を得た.GDI-P8下位尺度のうち「からだや心の苦痛が緩和されていること」が最も平均が低かった.GDI-Pの総得点は,ケアの構造・プロセスの評価と正の相関がみられ(r=0.58),死亡場所は症例数に偏りがあったが集中治療室の場合は自宅や病棟より得点が低かった.【結論】苦痛緩和が最優先課題であるとともに,ケアの構造・プロセスの評価がQOLと関連している可能性が示唆された.
著者
遠藤 太佳嗣 西川 惠子
出版者
日本結晶学会
雑誌
日本結晶学会誌 (ISSN:03694585)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.7-12, 2016-02-29 (Released:2016-03-02)
参考文献数
29

Here we review our recent works on thermal phase behaviors of ionic liquids, 1-alkyl-3-methylimidazolium hexafluorophosphates ([Cnmim]PF6, n=1~4). Their complex thermal phase behaviors observed in calorimetric measurements were investigated at the molecular level using combined techniques of Raman spectroscopy, quantum chemical calculations, X-ray analyses, and nuclear magnetic resonance spectroscopy. It was demonstrated that the conformational flexibility of the side chain in the cation played a key role for thermal phase behaviors of some ILs as represented by [C4mim]PF6, nevertheless, which was not always the case for others as evidenced in [C1mim]PF6 results.
著者
丹羽 靱負 前田 正人
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.61-71, 1983-02-28 (Released:2017-02-10)
被引用文献数
1

BCG, picibanil, levamisoleなどの免疫賦活剤は, 腫瘍や自己免疫疾患の治療に広く使用されている.これらの薬剤の薬理作用は, リンパ球の面からしばしば研究結果が報告されている.丸山ワクチンも, その薬理作用は不明であるが, 制癌剤として臨床家に使用されている.近年食細胞の産生する活性酸素(OI)が, 強力な抗菌作用を有し, 自己防衛上重要な役割を演じていることが明らかにされてきた.更に, 制癌剤Bleomycinなどの制癌作用も, OI中最も強力な作用を有するといわれているOH・の産生を増強させ, OH・が癌細胞内の核を破壊させることにより癌治療に有効であると報告されている.一方, OIの過度な増加は, SLEやリュウマチ(関節液)などにおけるリンパ球障害や異常なリンパ球の反応性の何らかの原因となっていることも証明されている.以上の事実より, われわれは, これら4剤のヒト好中球の貪食能, ライソゾーム酵素(β-glucuronidase, Lysozyme)分泌能および, OI(O^-_2, H_2O_2, OH・) およびchemiluminescence産生能に与える影響を中心に検索した.結果, BCGの使用全濃度と低濃度丸山ワクチンは著明にOIを増強させ, 一方, levamisole全濃度と高濃度丸山ワクチンは高度にOIを減産させた.
著者
福田 光弘
出版者
慶應義塾大学
雑誌
慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要 (ISSN:0912456X)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.27-37, 2001-09-25

論文1. 問題の所在2. 社会学における空間の意義3. 新都市社会学における空間4. イデオロギーとしてのreprésantation5. 再現前としてのrereprésantation6. 展望
著者
小尾 公美子 籠橋 麻紀 波田 野琢 藤島 健次 北田 徹 服部 信孝 大熊 泰之
出版者
順天堂医学会
雑誌
順天堂医学 (ISSN:00226769)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.68-72, 2010-02-28 (Released:2014-11-21)
参考文献数
18
被引用文献数
1 1

破傷風は先進国では稀な疾患となったが, ひとたび発症すると致死率が高い神経緊急疾患である. 当科ではこの9年間に7例の破傷風患者を経験したが, 本稿では中高年齢で発症し示唆に富んだ4例について報告した. 開口障害より嚥下障害が目立つと, 脳卒中と誤診されやすく注意を要する. 少しでも開口障害があれば外傷歴がなくとも破傷風を考慮し, 高齢者, 重症者では合併症も多いので, 十分な全身管理が必要であると考えられた.