著者
安藤理著
出版者
東洋館出版社
巻号頁・発行日
2011
著者
大内 祥平 荻山 秀治 筒井 秀作 那須 文香 瀬戸 華世 堀木 優志 佐野村 珠奈 今中 和穗 村山 洋子 飯石 浩康
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.116, no.4, pp.330-335, 2019-04-10 (Released:2019-04-10)
参考文献数
10

44歳男性.大腸内視鏡の前処置薬ニフレックⓇの内服直後にアナフィラキシーショックを発症,エピネフリン投与を行い症状は改善した.ニフレックⓇとニフレックⓇに含まれるマクロゴール4000を用いたプリックテストを行い,陽性反応を得たためマクロゴール4000によるアナフィラキシーショックと診断した.マクロゴールを含有する経口腸管洗浄剤によるアナフィラキシーショックは非常にまれであるが,認識しておく必要がある.
著者
林 信太郎
出版者
日本地球惑星科学連合
雑誌
日本地球惑星科学連合2019年大会
巻号頁・発行日
2019-03-14

ブラタモリとはどういう番組か?「ブラタモリ」は NHK総合テレビで2008年から放送されているエンターテインメント・教養番組で,その視聴率は時として15%を超える。タレントのタモリ(以下タモリさん)がNHKの若手アナウンサーとともに各地を“ブラブラ”歩きながら謎解きをし,様々な発見をする。また,「案内人」という解説者の問いかけにより番組が進行する。謎解きの「お題」には,しばしば地質学や地理学に関連したものが登場し,地球科学のアウトリーチに大きな効果を発揮している。講演者は「#81 十和田湖・奥入瀬~十和田湖は なぜ“神秘の湖”に?~」メインの案内人として登場した。「ブラタモリ」:私の印象と案内人の責任 私の印象:番組中で見せるタモリさんの地球科学に関する広い知識は本物と強く感じた。また,タモリさんの発見能力,対象をじっくりと思考する真摯な態度は,たいへん印象に残った。また,案内人の私にコンタクトを取る以前に,担当ディレクター(地球科学の非専門家)は,文献から得られる情報はほとんど調べつくしていた。 案内人の責任:案内人には番組の科学的妥当性を担保するという社会的責任がある。「ブラタモリ」は地球科学者の視聴率も高く,常に誤りがチェックされている。実際,「ブラタモリ」と同時進行で,ツイッターで批判的意見をつぶやく地球科学関係者は多いし,自分でもたいへんそれを楽しんでいる。しかし,自分が案内人の場合はそのプレッシャーがことごとく自分にかかってくるのである。 番組の正確性の担保のため,案内人は調査に多大な時間をかける。講演者の場合,十和田湖や奥入瀬に関連した書籍や論文を100編以上参照した。また,案内人はこの他にロケハンやリハーサルの作業にも付き合い,番組の正確性を担保する。現場の確認(ロケハン)のために合計4日間,現地での(タモリさん抜きでの)リハーサルや最終確認のために3日を要した。実験とブラタモリブラタモリの番組内ではしばしば実験が解説の手段として用いられる。「#81 十和田湖・奥入瀬~十和田湖は なぜ“神秘の湖”に?~」では,カルデラ湖のでき方をココアとコンデンスミルクを用いて説明した。ココアの山の中にコンデンスミルクで見立てたマグマを置き,それを下から抜き取ることでカルデラ陥没を起こすという実験である。この実験は小中学生を対象に何度も試行したことがある。これまでの授業経験から,言葉での説明や図解でカルデラのでき方を理解させることが難しいことはわかっていた。そのため,番組にこの実験は必須だった。視聴者やタモリさんに,カルデラのでき方について納得させるだけではなく,ココアでできたカルデラの形状の観察も番組のその後の部分に繋がった。ブラタモリで実験が採用されるための必要条件? じつは提案はしてみたが,番組に採用されなかった実験も多い。その1例として「パリパリ溶岩実験」がある。先端を溶融したガラス棒を水につけ水冷破砕させるという実験である。ブラタモリの他の回の番組で2度提案したが,どちらも不採用だった。 「パリパリ溶岩実験」不採用の理由として考えられることは,「パリパリ溶岩実験」は1)ビジュアル的に地味である,2)ガラスと水という素材はあまり印象的ではない,の2点が挙げられる。もちろん,単に番組の編集作業の過程で提示する時間がないため削られただけという可能性もある。ブラタモリとアウトリーチ地球科学分野におけるアウトリーチ活動は, 1)研究資金の獲得;2:後継者の育成;3:一般社会に認知してもらうことの3点で重要である(鎌田,2004)。そのために地球科学で得られた成果を科学者の側からわかりやすく発信していく必要がある。ブラタモリのアウトリーチ効果は2つある。第1にブラタモリは多くの国民が視聴し,科学者の努力では到達し得ない多くの国民へのアウトリーチが可能である。第2に科学者に対する教育効果が大きいことがあげられる。ディレクターは番組をわかりやすくするために徹底的に努力し,科学者の側はそこに啓発される。また,担当ディレクターとのやり取りの中で,わかりやすさと正確さを両立させる方法を体験的に学ぶことができる。 ブラタモリの案内人になることは,多大なエネルギーと時間を使うことである。しかしながら,その大きなアウトリーチ効果を考えると(声がかかった)研究者は積極的に応じるべきであろう。
著者
栗山 正光
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.92-99, 2015-05-01 (Released:2015-05-01)
参考文献数
32
被引用文献数
3

オープンアクセス(OA)の進展とともに,論文処理費用をだまし取るハゲタカ出版社の出現が問題となっている。本稿はハゲタカ出版社のブラックリストを作成しているジェフリー・ビールの活動を中心に,この問題をめぐる状況と議論を整理して紹介する。ビールのリストは高く評価される一方,名前をあげられた出版社から10億ドルの損害賠償を請求されたり,根拠不十分と批判されたりしている。さらに,彼のOA運動に敵対的な姿勢が明らかになり,いささか信頼を失った。一方,ジョン・ボハノンはでたらめな論文を投稿し,まともにピアレビューを行っていないOA誌が多数存在することを暴いた。また,DOAJはビールとは反対に優良OA出版社のホワイトリスト作成を目指している。
著者
林 徹
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.91-92, 2010-02-15 (Released:2010-03-31)
参考文献数
1

食品にガンマ線や電子線などの放射線を照射すると,脂質が分解して炭化水素など種の放射線分解生成物が生成する.放射線照射によりトリグリセリドのアシル基-酸素結合が開裂すると,元の脂肪酸と同じ炭素原子数の2-アルキルシクロブタノン(2-ACB)が生成する(図1).この物質の存在が知られる以前には,放射線照射によって食品中に生成する分解生成物として,非照射食品中にも含まれる成分か,他の調理加工などによっても生成が誘発される既知の物質しか検出されなかった.ところが,2-ACBは加熱,マイクロ波照射,紫外線照射,超高圧処理,超音波処理などによって生成することはなく,放射線照射によってのみ生成する化合物である.すなわち,この物質は,現在知られている唯一の放射線特異分解生成物(Unique Radiolytic Product)である.前駆体となるトリグリセリドの脂肪酸組成に対応して異なるシクロブタノンが生成し,パルミチン酸から2-Dodecylcyclobutanone,パルミトレイン酸から2-Dodec-5′-enylcyclobutanone,ステアリン酸から2-Tetradecylcyclobutanone,オレイン酸から2-Tetradec-5′-enylcyclobutanone,リノール酸から2-Tetradecadienylcyclobutanoneが生成する.2-ACBは放射線照射により特異的に生成し,かつその生成量は線量に依存して増加するので,照射食品の検知に利用できる.2-ACB分析は,鶏肉,畜肉,液体卵,カマンベールチーズ,サケを対象とした検知技術として,ヨーロッパ標準法及びコーデックス標準法となっており,国際的に認知された照射食品検知技術である.照射食品の安全性を判断するには,放射線特異分解生成物である2-ACBの毒性を評価する必要がある.ドイツの研究者がコメットアッセイにより2-ACBには細胞のDNA損傷を誘発することを見出して,その安全性が問題となった.しかしエームス試験や復帰突然変異原性試験では,このような2-ACBの毒性は観察されなかった.また,非常に高濃度の2-ACBをラットに投与しても,それ自身が発ガン物質として働くことはなかった.しかし,ラットに発がん物質であるアゾキシメタンとともに2-ACBを投与したところ,3ケ月後の観察ではアゾキシメタンと水を投与したコントロールと比べて異常はなかったが,6ケ月後に2-ACB投与群で腫瘍数および腫瘍サイズの増大が認められ,2-ACBには発がん促進作用活性のあることが確認された.この投与実験で使われた1日当たりの2-ACBの用量は3.2mg/kg体重であり,ヒトが照射食品から摂取する2-ACBの最大量と想定される1日あたりの値の5-10μg/kg体重のよりもはるかに多く,約500倍であり,本実験結果が実際の食生活における照射食品の危険性に直接結びつくものではないと考えられている.また,米国で行われた100トン以上の照射鶏肉を用いたマウスや犬を対象とした大規模な長期動物飼育試験では,59kGyという高線量照射したにもかかわらず毒性は認められなかった.なお,この時に使用された照射鶏肉には2-ACBの存在が確認されている.これらの結果を総合的に考慮して,WHOや米国FDAなどの機関は,照射食品中のアルキルシクロブタノンの毒性が実際に問題になることはないと判断している.
著者
Tatsuya Kasuyama Masaaki Sakamoto Rie Nakazawa
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
Journal of Physical Therapy Science (ISSN:09155287)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.195-199, 2009 (Released:2009-07-18)
参考文献数
16
被引用文献数
17 22

[Purpose] The purpose of this study was to clarify the intrinsic factors influencing the deep squatting posture and to investigate the utility of ankle joint dorsiflexion measurement using this posture. [Subjects] The study subjects were 71 healthy male individuals. [Methods] The subjects were asked to squatted with their heels down and then were divided into 2 groups: possible squatting and impossible squatting. The anthropometric characteristics of the subjects were assessed, and the flexibility and movement range of the lower extremities were tested. To identify the intrinsic factors influencing the deep squatting posture, a dediscriminant analysis was performed by a stepwise procedure. The sensitivity, specificity, and cutoff values for the factors were evaluated by receiver operating characteristic curve analysis. [Results] Of the 71 participants, 55 were assigned to the possible squatting group and the remaining to the impossible squatting group. Analysis revealed that body weight and ankle dorsiflexion flexibility were significantly associated with ability to assume the deep squatting posture. In particular, ankle dorsiflexion flexibility was strongly associated with the ability to assume this posture. [Conclusion] The impossible squatting group showed reduced ankle dorsiflexion. Thus, the deep squatting posture is useful for easy and objective method for measuring ankle joint dorsiflexion flexibility.

119 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1890年10月22日, 1890-10-22
著者
金 一虹 大橋 史恵
出版者
ジェンダー史学会
雑誌
ジェンダー史学 (ISSN:18804357)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.5-28, 2010

This essay will examine the complex influences on the movement to create Iron Girls during the Cultural Revolution, evaluating the impact of the political campaign and accompanying administrative intervention on the gender division of labor. The analysis will consider the underlying economic motivations for the intervention, the ideological implications of the mobilization, and their relation to gendered social relations.<BR>"Iron Girls" are one of the best-known artifacts of an extreme form of gender equality promoted during the Cultural Revolution, expressed under the slogan "men and women are the same." This essay examines the origins and decline of the movement for Iron Girls, asking why the government encouraged women to challenge the traditional model of the gender division of labor, why women responded so enthusiastically to the campaign, and whether their actions were carried out with a conscious recognition that they were struggling for equality with men. This essay will provide an objective and historical evaluation, considering whether the movement for Iron Girls was able to transform the traditional gender division of labor, whether it led to the liberation of women, and how in our own day we look upon the slogan of "men and women are the same."

119 0 0 0 OA 檸檬

著者
梶井基次郎 著
出版者
東京楽譜出版社
巻号頁・発行日
1946
著者
別府 玲子 村橋 けい子
出版者
Japan Audiological Society
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.142-146, 1999-04-30 (Released:2010-04-30)
参考文献数
13

心因性難聴に健忘を伴った2症例を経験した。 健忘は精神医学的には意識の障害を呈する解離性障害の一症状である。 症例1は年齢16歳, 症例2は15歳と, 思春期の女性であり, 難聴, 健忘以外にも多彩な症状を示した。 症例1は精神科において全生活史健忘との合併と診断された。 症例2は, 幼少時より両側高度感音難聴のため経過観察をしており, 既存の難聴が高度で, 他覚的聴力検査で閾値が確認できないので, 精神医学的状況から心因性難聴と推定した。 心因性難聴の場合は, 十分な心理的ケアが必要であり, 特に他の重篤な精神症状を合併している場合は精神科のカウンセリングを要すると考えられた。
著者
大橋 照枝 Terue Ohashi
出版者
麗澤大学経済学会
雑誌
麗澤経済研究 = Reitaku International Journal of Economic Studies (ISSN:09196706)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.19-49, 2009-09-30

Sustainable welfare indicator HSM (Human Satisfaction Measure) including Triple bottom line (Society, Environment and Economy) was proposed by Ohashi in 2000 and developed from Ver. 1, Ver. 2-(1), Ver. 2-(2), Ver. 3-(1), Ver. 3-(2), Ver. 4, Ver. 5 with help of Dr. Hong Nguyen and Professor Nobuyuki Kimata.For the further development of HSM, Ohashi tried to introduce weighting research of 6 categories (Labor, Health, Education, Gender, Environment and Income) using AHP (Analytic Hierarchy Process ) Method, conducted in Japan ( 2007 ), and Sweden ( 2008 ), named "Questionnaire on Ideal Society PartI".In the questionnaire Ohashi included one open-ended question " What is your Ideal Society?".Using the text mining software named True Teller of Nomura Research Institute, analyzing the open-ended answers of both countries to "words mapping", Ohashi found the interesting results. The keywords mutually found in both countries are " environmental consciousness" and "stability of life". The keywords appeared only in Japan is "no social gap" and only in Sweden "democracy", "equality" and "education".Democracy was considered as key factor of social sustainability from 19th century in Sweden.HSM is composed by triple bottom line : Society, environment and economy, as indispensable factor for social sustainability.But democracy is also important as healthy society.So, Ohashi conducted the research named "Questionnaire on Ideal Society Part II" in Sweden and Japan in May 2009.In the research , Ohashi included one open-ended question, "What kinds of aspects of Sweden do you like most?" in Swedish research, and "What kinds of aspects of Japan do you like most" in Japanese questionnaire.Analyzing the answer using True Teller as word mapping, the keywords appeared in both countries are quite different.In Sweden, "Democracy", "Freedom of speech" and "Equality" are the keywords of most favorite aspects of their country. In Japan, "Nature", "Environment", "The national character","Peace", and "Culture" are the aspects Japanese like most about their country.Swedish respondents love the foundation of country people depend upon, but Japanese love the aspect of software of their country and they don't aware the foundation through which they can enjoy peace, culture and so on.In Sweden, Social Democratic Party is established in 1889 as the first political party and it was the main party governing most of the political history and contributed forming the democratic and welfare society of Sweden.Japan, on the other hand, got democracy after the defeat of World War II with the help of GHQ (General Headquarters). Thus, Japanese have almost no history to endeavor to make democracy by their own.So there is some delay in democratic thinking in Japan comparing with Sweden, and it makes unhappy phenomena in Japanese society.Such findings Ohashi got the results of this research.Through the research, Ohashi concludes that in order to increase the HSM value of Japan,the key is to raise the consciousness of democracy in Japan.
著者
由利 素子
出版者
文化学園大学
雑誌
文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究 = Journal of Bunka Gakuen University (ISSN:21873372)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.31-38, 2012-01

最近のタイツは防寒用としてだけでなく、柄や色などが豊富で、おしゃれを演出する一部として着用されている。そこで、20 代の女子学生を対象に、柄と肌の露出程度が異なる5 種のブラックタイツを用いて印象評価を行い、タイツの印象に及ぼす柄と肌露出度の影響について13 の評価項目を用いて調査することにした。印象評価は、タイツを脚型に着装させ、SD 法で行った。その結果、タイツの評価要因は、露出度の影響を受けて評価が行われる評価項目と柄の印象で評価される評価項目、柄と露出度両方の影響によって評価される評価項目に分かれることがわかった。各13 評価項目の評価値について主成分分析を行った結果、『魅力』と『品の良さ』の2 成分が抽出できた。5 種のタイツともに『魅力』あるタイツではあるが、露出度が小さすぎるもの、あるいは大きすぎるものは『魅力』が低くなる。また、網柄タイツより花柄タイツの方が『魅力』があると評価されている。『品の良さ』に関しては、柄に関係なく露出度が大きくなるに従い、上品から下品に変化することが判った。
著者
Sugiyama Hideo Terada Hiroshi Isomura Kimio IIJIMA Ikuyo KOBAYASHI Jun KITAMURA Kiyoshi
出版者
日本毒性学会
雑誌
Journal of toxicological sciences (ISSN:03881350)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.417-425, 2009-08-01
参考文献数
24
被引用文献数
2 15

The isotope <sup>210</sup>Po was suspected of being involved in the death of a former Russian intelligence agent in 2006 in the UK. Although human exposure to this natural radionuclide in foods is estimated to be high, few studies are available. UNSCEAR Report 2000 does not contain data on <sup>210</sup>Po concentrations of foodstuffs in Japan. We analyzed samples of the everyday Japanese diet cooked with foodstuffs purchased at supermarkets in 7 major domestic cities in 2007-2008. <sup>210</sup>Po was quantified by alpha spectrometry and natural radionuclides such as <sup>40</sup>K by gamma spectrometry. The daily intake and committed effective dose of <sup>210</sup>Po, <sup>40</sup>K, and other natural radionuclides for Japanese adults were calculated. Daily intake was 0.34-1.84 (mean &plusmn; σ : 0.66 &plusmn; 0.53) and 68.5-94.2 (81.5 &plusmn; 8.5) Bq/d and the committed effective dose was 0.15-0.81 (0.29 &plusmn; 0.24) and 0.16-0.21 (0.18 &plusmn; 0.02) mSv for <sup>210</sup>Po and <sup>40</sup>K, respectively, comprising a high percentage of the total exposure. The total of the mean committed effective dose for the two nuclides (0.47 mSv) was higher than the annual effective dose from ingestion of foods reported by UNSCEAR 2000 (0.29 mSv). The mean committed effective dose of <sup>40</sup>K in the 7 major Japanese cities was comparable to the global average (0.17 mSv). The dietary exposure of Japanese adults can be characterized by a higher <sup>210</sup>Po contribution than in other countries. Of the total daily dietary <sup>210</sup>Po exposure (13 food categories excluding water) for adults in Yokohama, about 70% was from fish/shellfish and 20% from vegetables/mushrooms/seaweeds, reflecting preferences of Japanese to eat a considerable amount of fish/shellfish containing high <sup>210</sup>Po concentrations.