2 0 0 0 OA 牧場の兄弟

著者
久米正雄 著
出版者
金星堂
巻号頁・発行日
1922

2 0 0 0 OA 人事興信録

著者
人事興信所 編
出版者
人事興信所
巻号頁・発行日
vol.第15版 上, 1948
著者
吉田 昌弘 菅原 一博 吉田 真 谷口 圭吾 片寄 正樹
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.499-503, 2010 (Released:2010-09-25)
参考文献数
11
被引用文献数
1

〔目的〕超音波画像診断装置を用いて安静時と足関節前方引き出しテスト(ADT)時における前距腓靱帯(ATFL)の伸張距離の計測を行い,検者内および検者間の再現性を調べること。〔対象〕過去1年以内に足関節捻挫の既往がある大学生8名10足。〔方法〕8 MHzのリニアプローブを足関節前外側部にあて,安静時およびADT時における超音波画像撮影を行った。PC上にて距骨-外果の骨間距離をATFL伸張距離として計測し,検者内および検者間の再現性について級内相関係数(ICC)を用いて調べた。また,安静時およびADT時の距骨-外果距離を対応のあるt検定で比較した。〔結果〕安静時,ADT時ともに検者内および検者間において高い再現性が得られた。安静時の外果-距骨間距離は16.5±3.9 mm,ADT時では20.0±4.9 mmであり,両者に有意な差を認めた。〔結語〕安全性および高い再現性から,足関節捻挫群に対するADTに超音波画像を併用する定量評価の有用性が確認された。
著者
永澤 健 白石 聖
出版者
畿央大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

食後の短時間のストレッチングが血糖値を降下させるかどうか調べるとともに,血管拡張と動脈弾性指標(CAVI)に及ぼすストレッチングの急性効果を検討した.その結果,短時間のストレッチング,は血糖値を降下させる急性の作用があることが示唆され,さらに,吐き気と疲労感を伴うことなく,酸化ストレスの上昇もなく実施できたことから,食後の血糖値管理のための有効な運動療法になり得るものと考えられた.一過性のストレッチングは伸長した体肢の血管拡張を引き起こす作用があることが示された一方,動脈弾性指標の改善は認められなかった.

2 0 0 0 OA 新体女子用文

著者
塩井雨江 著
出版者
文栄閣
巻号頁・発行日
1909
著者
古本 里菜 福本 辰巳 皆川 鉄雄 浜根 大輔
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集 日本鉱物科学会 2012年年会
巻号頁・発行日
pp.59, 2012 (Released:2014-06-10)

愛媛県岩城島のエジリン閃長岩中に,新鉱物であるsugilite [KNa2(Fe,Mn,Al)2Li3Si12O30]、kataya-malite[KCa7(Ti,Zr)2Li3Ca7Si12O36(OH,F)2] 等が(Murakami et al., 1976 ; Murakami et al., 1983)nにより発見されている.今回、本邦初産であるekanite(K0.27Na0.08Ca0.17)∑0.52(Ca1.94Ce0.06)∑ 2.00(Th0.99 U0.04)∑1.03(Si8 Al0.04) ∑ 8.04O20 ,Sogdianite  K1.03(Na0.57□0.43) ∑2.00 (Zr1.47Fe3+0.49Al0.14Th 0.01)∑2.01 Li3(Si12O30 )が発見されている.Ekaniteは, aegirine中に観察される. Sogdianiteはzirconと密接に共生している.Pectoliteの格子定数a = 7.74(3), b = 6.89(4), c = 7.07(5), α = 83.8°(7), β= 96.2°(4), γ = 101.0°(6)に基づくとNa が Liに置換されたと考えられる.
著者
上間 智博 松元 秀次 種田 沙織 竹下 可奈子 川平 和美
出版者
日本義肢装具学会
雑誌
日本義肢装具学会誌 (ISSN:09104720)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.105-111, 2011-04-01 (Released:2013-09-15)
参考文献数
15

脳卒中片麻痺患者の歩行は非対称性を特徴としているにもかかわらず,歩行指導は対称性歩行を目指して麻痺側へ荷重を促す方法が一般的である.本研究は,片麻痺患者の歩行について,麻痺側下肢への荷重をコントロールした 3 種の歩行パターンで歩行効率の検証を行った.対象は脳卒中片麻痺患者 16 名で,短下肢装具とT字杖を使用し,少なくとも監視レベルで歩行可能な症例とした.評価は 10 m 歩行における速度とケイデンス,ビデオ画像の動作解析による歩行立脚期の側方変位距離,歩行パターンによる歩行周期の変化(健側と麻痺側の立脚期割合,単脚支持期割合,1 歩時間,歩幅の患側/健側比,重複歩時間)を行った.3 種の歩行パターンのうち非対称性歩行(健側優位歩行)に比べ,対称性歩行(麻痺側歩行)が歩行速度,歩行立脚期の側方変位距離,歩行周期の変化で歩行効率低下を示した.以上のことから,過度に麻痺側へ健側と同様に荷重することは重心移動を妨げ,歩行速度や歩行効率低下につながると推察される.
著者
佐田 登志夫 水野 誠
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.124, no.4, pp.257-269, 2004 (Released:2004-10-01)
参考文献数
36
被引用文献数
5 4

オルメサルタン メドキソミル(オルメテック®)はプロドラッグタイプのアンジオテンシンII(AII)受容体拮抗薬(ARB)であり,消化管で吸収された後,速やかに脱エステル化を受け,活性体オルメサルタンに変換され薬効を示す.オルメサルタンはチトクロムP450系と相互作用せず,ヒトにおいてその約60%が肝臓から,約40%が腎臓から排泄される.オルメサルタンは,AII受容体のAT1サブタイプに対し強力かつ競合的な拮抗作用を示すが,AT2サブタイプには殆ど作用を示さず,AII受容体以外のホルモン受容体やイオンチャネルにも作用を示さない.摘出血管のAIIによる収縮反応の用量反応曲線は,オルメサルタンを前処置することにより,右方への移動は殆どみられず最大反応が大きく抑制される(insurmountable antagonism).また薬物除去後も収縮抑制作用が持続する.これらの現象は,オルメサルタンがAT1受容体に強固に結合することに起因する.ラットおよびイヌにおいて,AIIによる昇圧反応は,オルメサルタン メドキソミル経口投与後,強力かつ持続的に抑制される.これらin vitro,in vivoにおける本剤のAII拮抗活性は,類薬の中で最強の部類に属する.各種の高血圧モデル動物において,本剤は,持続的な降圧効果をもたらし心拍数や交感神経活性には殆ど影響を与えない.降圧作用以外に,本剤には心血管や腎臓の保護効果が動物モデルで観察されている.特に,心不全や腎不全を呈するモデルにおいては,本剤の投与により延命効果が示されている.臨床試験において,本態性高血圧患者でのオルメサルタン メドキソミルの降圧効果は,常用量で比較した場合,既存の類薬に比べ有意に優ること,副作用はプラセボ群と差がないことが示されている.これらの特徴を有するオルメサルタン メドキソミルは臓器保護効果の期待できる有用な降圧薬である.
著者
山下 勝
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.88, no.8, pp.599-604, 1993-08-15 (Released:2011-09-20)
参考文献数
23

近世, 江戸時代になっても人々の甘味に対する嗜好は, まだあこがれに近いものがあった。蜜淋は, 人々のそんな思いをほろ酔いとともにかなえてくれる至福の飲料であったに違いない。蜜淋の歴史はそのまま現在の清酒製造技術である, アル添の工程に至る, 長い試行錯誤の歴史と重なってくる。甘味酒の系譜に造詣の深い筆者に蜜淋を中心として, それらの製法の確立までの過程を興味深く推論していただいた。
著者
山田 大誠 高 有為 宮田 一乘
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2020論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.1-7, 2020-08-22

モバイル音楽プレーヤーやスマートフォンの普及によって,歩きながら音楽を聴くという鑑賞スタイルは当たり前のものとなっているが,歩いて音楽を聴くのと同時に歌詞を楽しむための方法はこれまで提案されてこなかった.本研究ではそのための方法として,Microsoft HoloLensの空間認識技術を用いて文字を壁や床など周囲の環境に張り付けることにより,歌詞を音楽鑑賞者の見ている景色に融け込ませる複合現実システム,”Words Street”を提案する.
著者
落谷 孝広
出版者
日本DDS学会
雑誌
Drug Delivery System (ISSN:09135006)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.10-14, 2011 (Released:2011-04-25)
参考文献数
14
被引用文献数
1 1

細胞外に分泌される分泌型microRNAは体液中を循環するが, エクソソームのようなナノサイズの小胞顆粒に包埋されるため, 多くの消化酵素が存在する血漿・血清中でも安定である. 特に, がんをはじめとする疾患の病態や進行度合いなど, ヒトの生理状態によってその発現量や種類が大きく変化するため, 血液を利用した非浸襲的な診断用バイオマーカーとしても期待されている.本稿では, 小さな分泌型microRNAの発見がもたらすメガインパクトを中心に, 疾患診断への応用や, その生物学的意義についても言及する.
著者
西田 津紀子 西村 良二
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.46, no.5, pp.431-435, 2015-10-25 (Released:2017-03-03)
参考文献数
6

福間病院で長期臨床実習を行った作業療法学生11名を対象に, 当院で提示している課題が学生の教育にもたらす効果について調査した. 結果は, 知識面では過去の国家試験問題を再編成し利用したところ, 実習の前後で有意差はみられなかった. 技能面ではLASMIの「対人関係」と「労働または課題の遂行」の項目を利用し, 「対人関係」では有意差 (p<0.01) が認められ, 「労働または課題の遂行」では改善の傾向がみられた (p<0.10) . 態度面ではATDPを利用し, 山本らが抽出した3因子について比較した結果, 第2因子「能力の否定」について否定的な態度への変化に傾向がみられた (p<0.10) . 今回の結果から当院で提示した課題がどの程度影響を与えたかについて考察し, 今後の臨床実習についていくつかの提言をした.