1 0 0 0 漬物の科学

著者
住江 金之
出版者
Brewing Society of Japan
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.705-709, 1967

漬物は発酵食品である。また酒粕の重要な販路であり, 食塩を用いる点では味噌・しょう油の製法に近い。しかも食生活の上では, 酒・味噌・しょう油と切っても切れない縁がある。さらに漬物中に繁殖し活躍する菌群の動態は, 微生物を扱う者にとって興味深々たるものがある。醸造にたずさわるものが, 知っておかねばならない漬物の知識をお届けする。
著者
LogergistC
出版者
中央公論社
雑誌
自然 (ISSN:03870014)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.p99-103, 1981-02
著者
清水 丸雄 かほり 渋谷 俊夫 徳田 綾也子 瓦 朋子 杉脇 秀美
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.23-26, 2008-01-15
参考文献数
9
被引用文献数
1 2

ナス接ぎ木挿し穂の低温(5-10℃)貯蔵中に挿し穂下端部を温水に浸けるボトムヒート(BH)処理を行うことで,挿し木後の発根促進を試みた.ナス台木(<i>Solanum torvum</i> Sw.)挿し穂の挿し木後における根の成長は,BH処理温度26-31℃で最も促進され,その効果はBH処理期間が長くなるほど大きくなる傾向がみられた.BH処理を5日間継続したところ,処理開始4日目において貯蔵中に発根する挿し穂がみられた.発根した挿し穂は,挿し木する際に根を痛める可能性があることから,最適BH処理期間は3日間程度と考えられた.ナス接ぎ木挿し穂を貯蔵開始直後に処理温度27℃でBH処理を3日間行った結果,挿し木14日後おいて,BH処理した挿し穂の根部生体重はBH処理しなかった挿し穂の1.4倍,貯蔵せず直接挿し木した挿し穂の2.8倍であり,BH処理の効果が認められた.<br>
著者
野村 秀明 小峰 春香 澁谷 雪子 瀬藤 晃一 宇佐美 真
出版者
神戸常盤大学
雑誌
神戸常盤大学紀要 = Bulletin of Kobe Tokiwa University (ISSN:18845487)
巻号頁・発行日
no.9, pp.93-101, 2016

近年の社会の高齢化に伴い、寝たきり患者数は200万人を超え、その10%以上に褥瘡の発生を見る。褥瘡の発生・増悪は直達力の他に、二次的なリスク因子が存在し、加齢に加え、栄養障害が強く相関している。この論文は、高齢者褥瘡患者についての臨床症例を通して、栄養と褥瘡治療の関連性について検討することである。今回、18名の高齢者褥瘡患者を対象に、栄養評価による栄養障害の程度、栄養管理法、および栄養療法を施行した後の褥瘡の治療反応性について検討した。その結果、対象患者は全例中等度〜高度の栄養障害を有し、その半数以上に高度の褥瘡を認めた。チーム医療による栄養管理を行った結果、18例中12例に治療効果を認め、この治療反応性は、経口摂取群、経腸栄養投与群に多く見られた。以上より、褥瘡患者では栄養障害が存在するため、局所の創管理に加えて、チーム医療による全身的な栄養管理をより生理的な栄養投与ルートを介して行うことが必要であると考えられた。
著者
奥井 規晶
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.627, pp.68-70, 2005-05-30

大手、中堅中小を問わず、ユーザー企業にとって重要なのが、コンサルタントの活用だ。社内には存在しないノウハウや経験を補うことができるからである。だが、依然として「コンサルタントに頼んだが、うまくいかない」というケースは多い。
著者
鈴木 省三
出版者
仙台大学
雑誌
仙台大学紀要 (ISSN:03893073)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.37-44, 1988-10

The heart rate of 7bobsleigh players were measured during the official training runs on the OWANI super slider course. It is physiological and/or psychological stress factors and the characteristics of super slider were examined. The results werse summarised as follows: 1) During the super slider run the heart rate does not increase at lower speed of 20km/h speed, but the heart rate at maximum speed (60km/h) increases as high as during the normal bobsleigh run. 2) The Anticipatory heart rate of driver during the super slider run was 139 beats/min. It was same as the bobsleigh run. 3) Percent heart rate during the super slider run was 68±9%. It was lower level than during the bobsleigh run. 4) The above research data shows that the super slider training is preferable instead of the bobsleigh training.
著者
小山 珠美
出版者
Japanese Society for Parenteral and Enteral Nutrition
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.26, no.6, pp.1351-1358, 2011

リハビリテーション栄養における看護の役割は、栄養状態の改善に留まることなく、生活者としてのADL拡大、食べる楽しみの拡充、QOL向上を実現できるような食支援を目指すことにある。栄養管理に加えて、口腔衛生、摂食・嚥下機能、呼吸ケア、ADL拡大、QOL向上などについて、チーム医療をより有機的に機能できるよう多職種と連携した質の高い看護を提供したい。本項では、経口摂取を主軸としたリハビリテーション栄養管理について紹介する。
著者
水出 幸輝
出版者
日本スポーツ社会学会
雑誌
スポーツ社会学研究 (ISSN:09192751)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.79-92, 2016

本稿では、2020 年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定を伝えたテレビ報道の検討を試みる。第一に、東京開催決定報道においてテレビが描いた社会的現実の偏りを同時期の世論調査と比較することで明らかにし、第二に、その偏りをE. Said の「オリエンタリズム」以来議論されるようになった「他者化」の概念を用いて考察した。 招致委員会による「被災地・福島」の他者化を指摘し、他者化ではなく、包摂の必要性を指摘するメディア関係者も存在していた。しかし、本稿ではテレビ報道において他者化された存在として、日本国外は中国・韓国を、日本国内は「被災地・福島」を挙げる。両者は東京開催決定に否定的な態度を示すことで他者化されていた。他者である「かれら」に対置される存在の「われわれ」は、送り手が設定した「われわれ」日本人であるが、「われわれ」には東京開催決定を喜ぶ者として、日本にとっての外国が含まれる場合もあった。 招致成功の喜びを表現する「われわれ」と、それに対置する存在で否定的な見解を示す「かれら」(「被災地・福島」)という構図によって、「かれら」は"当然東京開催決定に否定的である"というステレオタイプが醸成される可能性がある。それは、一方で、「われわれ」に位置づけられた東京の人々の中に存在していた否定的な見解を、"当然東京招致成功に肯定的である"というステレオタイプによって覆い隠してしまってもいる。東京開催決定報道で採用された、喜びを表現する「われわれ」―喜びを表現できない「かれら」という構図は、東京の人々の中に存在する否定的な意見、すなわち、東京開催の当事者である人々が抱える問題を不可視化してしまうものであった。
著者
島村 英紀
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.806, pp.33-35, 2016-05
著者
浅見 靖仁
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.806, pp.27-29, 2016-05