著者
佐々木 隆 林 基哉 荒谷 登
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文報告集 (ISSN:09108017)
巻号頁・発行日
vol.384, pp.20-26, 1988

Diese Abhandlung wird tlber die Beschlagdicht der Luftschicht zwischen den zwei Scheibenfenster bes-chrieben. Der Schllisse sind wie das Folgende; 1) Die AuBenluft flieBt in die Luftschicht gegen der Windrichtung des Gebaudes ein. 2) Das Verhaltnis des Einflusses von AuBenluft in die Luftschicht nimmt zu, wenn der Schwingungsweite groB ist und die Frequenz hoch ist. 3) Filr die Beschlagdicht der Luftschicht soil die auBeren Llicke etwa 1/50 gegen der inneren Lucke als die DurchlaBigkeit brauchen.
著者
佐々木 智充 伊野 文彦 藤本 典幸 萩原 兼一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.7-12, 2002
参考文献数
12
被引用文献数
4

医療分野においてガンの早期発見などを目的として,ボリュームレンダリング(VミR)が利用されている.本研究では高解像度のボリュームデータ(VD)に対して実時間VRを実現するために,分散メモリ型並列計算機上で動作する並列VR手法を提案する.提案手法は,Segmented Ray-Casting法を基に(I1)画像合成における通信量の削減および(I2)負荷分散を実現する.(I1)では通信量を削減できるプロセッサの組に着目し,(I2)では医者の視点が連続的に移動する点に着目する.128CPU構成のPCクラスタを用いた実験の結果,提案手法は従来手法と比較して約2.7倍高速であり,解像度が1024^3のVDに対して秒間1.5回のVRを実現できた.
著者
佐々木 能章
出版者
日本生命倫理学会
雑誌
生命倫理 (ISSN:13434063)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.12-18, 1998-09-07 (Released:2017-04-27)
参考文献数
14
被引用文献数
1

自律の概念は生命倫理において中心的な役割をもっている。この概念は本来、自分で法を設定しそれに自分で従うということを意味していたが、カント以降、個人の意志の自律という形で理解され、それが現代の生命倫理の議論にも受け継がれている。自律にとっては、その本質的規定とともに、自律が尊重されるという原則が実効的であることが必要となる。この原則を保証するためには、単なる相互承認だけでは不十分で、共通の価値が根本で共有されていなければならない。自己決定は決して無制限に認められるわけではなく、その範囲を画定するためにも共通の価値が必要となる。この価値は、人間の有限性を自覚するところから試行的に導かれるもので、その限りの普遍性を確認していくようなものである。こうして、自律は個人で完結するものではなく、共同的なものであるという性格を有していることになる。
著者
大庭 重治 佐々木 正晴
出版者
日本基礎心理学会
雑誌
基礎心理学研究
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.79-88, 1988

This study was undertaken to find out (1) what operations one had to carry out beforehand for successful actual drawing of the geometric figures, and (2) what kinds of tasks were useful to get such operations. We set two experiments so that Sub. T (CA 5:6, PIQ 52, VIQ 112, PQ 67) might draw an oblique line and a triangle successfully. The results showed that the operation we originally named "tentative drawing", a trial drawing with a forefinger or eye movement, was requisite before actual drawing with the general instrument like a pen. It was then suggested that "tentative drawing" enabled him to anticipate the result of actual drawing as well as to avoid the error drawing in advance. In addition, this "tentative drawing" was acquired through the "ball task" which required to draw the slope on which a ball would roll down into the glass. This fact suggested that the manner of figure drawing was come into his mind and then established in advance by imaging the movement of a rolling ball along the slope in the "ball task".
著者
佐々木 一彰 大谷 信盛 中條 辰哉
出版者
東洋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

カジノを核とするIR(統合型リゾート)は経済的効果を生み出すものと期待されているが同時に社会的コストをも生み出すものという懸念もいだかれている。本研究においてはその経済的効果と社会的コストについて当該IRの誘致を試みようとしている各地方の状況、各地方におけるIRのコンソーシアムの組成なども考慮して経済的効果と社会的コストについて客観的なデータに基づき検証し、問題点を明らかにすることとする。
著者
佐々木 公之
出版者
中国学園大学/中国短期大学
雑誌
中国学園紀要 (ISSN:13479350)
巻号頁・発行日
no.17, pp.269-277, 2018-06

本稿は,岡山市補助金事業である「平成29年度 大学生まちづくりチャレンジ事業(以下,本プロジェクト)」についての報告である。平成29年12月,岡山市紙屋町(表町商店街)にて「クリスマスイルミネーション,クリスマスイベント」を実施した。本稿では,その内容の紹介に加えて,両イベントに参加した学生・生徒(大学生・専門学校生・高校生)らを対象に実施したアンケートの結果とコメントより,本プロジェクトの成果と教育効果について考察する。
著者
佐々木 大樹
出版者
智山勧学会
雑誌
智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日
vol.69, pp.279-307, 2020 (Released:2021-04-06)
参考文献数
13

土砂加持とは、土砂を真言陀羅尼で加持する密教儀礼であり、土砂を遺体などに散ずることにより、往生できると信じられた。日本では光明真言による土砂加持が広く行われてきた。本論では、インドや中国における土砂加持に関する研究を踏まえ、日本において土砂加持信仰を宣揚した僧として明恵房高弁を取り上げた。具体的には、明恵房高弁の土砂加持に関する著作を網羅的に調べ、その理解や実践について六つのテーマを設けて研究した。その結果、明恵は、経典や儀軌の記述を踏まえながらも、土砂の選定や土砂加持の手段、また在家者にすすめる受持方法において特異な解釈を施していることが確認された。また、明恵房高弁は、土砂加持や呪砂の本質を説明する際、多く弘法大師空海の思想(『即身成仏義』『声字実相義』等)を援用していることが判明した。
著者
粂 美海 神野 賢治 金田 華実 沖田 諒 佐々木 達也
出版者
富山大学人間発達科学部
雑誌
富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama (ISSN:1881316X)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.43-54, 2021-10-22

本研究は, Bリーグクラブの観戦者数の増加に視座を置き,富山グラウジーズを事例にBリーグクラブにおけるサービスプロダクトが勧誘行動に与える影響を明らかにすることを目的とした。ホームゲームの観戦者を対象とした集合調査を実施し,二つの仮説モデルを設定・解析した。結果,1)富山グラウジーズ(Bリーグクラブ)のサービスプロダクトは,観戦者の勧誘行動を誘発していること,特に『ゲームの魅力』因子が強い規定力を有していることが明らかとなった。 また,2)勧誘行動によって,富山グラウジーズに対するチーム・ロイヤルティが高まり,さらに勧誘者自身の観戦回数も増加することが示唆された。 先行研究において,サービスプロダクトが勧誘行動に正の影響を与えること,勧誘行動によって勧誘者自身の観戦回数が増加するという知見は確認されておらず,総合満足や観戦継続意図を媒介変数とする勧誘行動モデルは支持されなかったが,チーム・ロイヤルティを媒介変数とする勧誘行動モデルは支持された。
著者
佐々木 康子 渡辺 隆幸
出版者
秋田県総合食品研究センター
雑誌
秋田県総合食品研究センター報告 = Bulletin of the Akita Research Institute of Food and Brewing (ISSN:21856699)
巻号頁・発行日
no.20, pp.37-42, 2018-12

本研究では、市販のいぶりがっこの成分分析を行うことにより成分の特性を明らかにした。また、製造工程における「燻り」の工程の解明のため、熱風乾燥モデル試験を行い、ダイコン重量の変化と乾燥時間について検討した。その結果、同一温度におけるダイコン重量の減少割合は一定であり、乾燥温度が下がるほど乾燥効率が下がることが分かった。
著者
政本 聡 佐々木 裕 岡村 晋作 和田 正広 西田 準
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.17, no.21, pp.1-6, 1993

The experimental results of measures for common amplification of data and FM-TV carried within the FM-TV band in the communication satellite transponder are described. The results show that the good transmission quality of FM-TV is obtained but C/N and BER degradation of data due to the small signal suppression effect and transfer noise from FM-TV, are observed. Data, however, from HUB to VSAT with appropriate link parameter, as well as from VSAT to HUB, has acceptable quality, which suggests promising feasibility for the economical one way or two way data communication within the satellite TV broadcasting.

1 0 0 0 OA 勇敢なる水兵

著者
佐々木 信綱[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1939-09
著者
笠井 恵里 佐々木 亨 岡崎 博
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.95-100, 2006
参考文献数
28
被引用文献数
1

家畜毒性がないとされるメドウフェスク由来のエンドファイト(Neotyphodium uncinatum)をイタリアンライグラス品種ワセユタカ,ウヅキアオバ,ワセアオバ,タチムシャ,シワスアオバ(2倍体),アキアオバ,ミユキアオバ,ナガハヒカリ(4倍体)および育成系統(JNIR-1,2倍体)の幼苗に接種し,接種2か月後のエンドファイト感染率,次代への種子伝染率を検討した。供試品種・系統の全てで接種の成功例が認められたが,感染率は2倍体品種で26-63%,4倍体品種で15-17%,2倍体の育成系統で57%であり,品種・系統間差が認められた。次代への種子伝染率は0-100%であり,各品種・系統間および個体間で差異があった。いずれの場合でも,4倍体品種で感染率が低い傾向が見られた。
著者
佐々木 裕一 北村 智 山下 玲子
出版者
一般社団法人 社会情報学会
雑誌
社会情報学 (ISSN:21872775)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.17-33, 2021

<p>本稿では,YouTubeスマートフォンアプリ利用者のアーキテクチャ利用のパターンを明らかにした上で,アーキテクチャ利用のパターンとアプリでの視聴時間および動画ジャンルの視聴頻度の関係を明らかにした。この課題に取り組んだのは,(1)インターネットサービスにおいてアーキテクチャが利用者行動に対して影響力を持ちうる,(2)個人同定と情報推奨というアーキテクチャが接触情報内容の幅を狭めるのか広げるのかという議論には決着がついていない,(3)高選択メディアにおいては視聴動画ジャンルの分断が生じうる,という主として3つの先行研究との関わりゆえである。動画サービス利用が進む中で,動画ジャンルレベルでの利用者行動についての実証研究が乏しいという背景もある。</p><p>YouTubeアプリを過去7日間に1回以上利用した15〜49歳までの男女604名に対するWebアンケート調査を分析した結果,アーキテクチャ利用のパターンとして5つが確認され,この中でアプリ視聴時間の長いものは「全アーキテクチャ高頻度」群と「登録チャンネル」群であった。また動画推奨アルゴリズムが機能するアーキテクチャを高い頻度で利用する者が高頻度で視聴する動画ジャンルは「音楽」であること,登録チャンネルに重きを置いて利用する者において「スポーツ・芸能・現場映像」,「学び・社会情報」,「エンタメ」の3ジャンルの視聴頻度が平均的な利用者よりも低いことを示した。論文の最後では,この結果について議論した。</p>