著者
堀越 芳昭
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
1990

制度:新 ; 文部省報告番号:乙792号 ; 学位の種類:商学博士 ; 授与年月日:1990-10-02 ; 早大学位記番号:新1641
著者
両角 隆一 堀 正二 西村 恒彦
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.28, no.Supplement1, pp.23-28, 1996-02-20 (Released:2013-05-24)
参考文献数
18

拡張型心筋症(DCM)において慢性期治療の前後でMIBGシンチを実施し,心不全に対する治療効果と本画像所見との関係を多施設共同研究により検討した. 【対象】D C M 2 4 例( 6 0 ± 1 1 歳, N Y H A I I~III),内βプロッカー療法群18例(β群),その他の治療群6例(A群).【方法】慢性期治療前および開始後3カ月目以降にMIBG心筋シンチを実施した.123I-MIBG 111MBq静注後15分と4時間目にSPECTと胸部正面Planar像を撮像した.Planar像では,関心領域を設定し,心臓/上縦隔集積比(H/M)および心臓洗い出し率(%WR)を算出した.SPECTでは,局所集積を4段階のdefect scoreを用いて視覚的に定量評価した.また,心エコー図から左室内径短縮率(%FS)を得た.【結果】H/Mは,A群の初期像で有意な増加が認められた以外には明らかな変化は認められなかった.一方,%WRは,両群で有意な低下を示した.β群では,初期像・後期像ともにDSに明らかな改善を認めたのに対し,A群ではいずれにおいても明らかな変化が認められなかった.【結果】内科的治療による心機能の改善とともに心筋MIBG集積も改善した.その変化は,βプロッカー療法と他の治療法とでは異なっている可能性が示唆された.

1 0 0 0 OA 山藍新説

著者
堀内良平 編
出版者
有隣堂
巻号頁・発行日
1897
著者
三島 剛 萩原 愛子 伊藤 均 小森 智康 堀川 大輔 川瀬 直也 佐藤 庄衛
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4, pp.729-735, 2020 (Released:2020-06-26)
参考文献数
11

放送局では番組制作に必要な構成資料や放送原稿などを作成するため,取材した映像素材の発話を文字に変換する書き起こしを活用している.しかし書き起こしを制作する作業は多くの労力を要し,迅速な番組制作の妨げになっている.そのためわれわれは音声認識技術を用いた書き起こし支援技術の研究を進めている.この中では書き起こしの作業時間短縮に加え,記者会見などのライブ素材の書き起こしや複数人での協調作業など,番組制作のワークフローを考慮することで迅速に番組を制作して視聴者に情報を届けることを目指している.本システムの有効性を検証するため放送現場に試行用のシステムを導入し,改善項目の収集や利用状況の調査を継続して実施した.この試行運用を契機に書き起こしシステムの有用性が放送現場に認められ,現在はNHKの全放送局で本システムが活用されている.
著者
堀 義城 新垣 淳也 佐村 博範 古波倉 史子
出版者
日本大腸肛門病学会
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.71, no.5, pp.207-210, 2018 (Released:2018-04-25)
参考文献数
9

症例1:62歳男性.上行結腸癌stage IIIa術後補助化学療法として,Cape-OX療法を開始した.2コース目に入る際の血液検査にて乳糜反応3+であったためトリグリセリド(TG)値を確認したところ1,037mg/dlであった.Capecitabineによる高TG血症を疑い,本剤を中止したところ,改善を認めた.症例2:62歳男性.直腸S状部癌High risk stage II術後補助化学療法として,Capecitabine単独療法を開始した.2コース目終了時の血液検査にて乳糜反応2+であったためTG値を確認したところ1,058mg/dlであった.本剤による高TG血症を疑い,本剤を中止したところ,改善を認めた.Capecitabineの有害事象として,高TG血症は比較的まれではあるが,急性膵炎のハイリスク因子であり,注意すべきである.本剤内服中はTG値の厳重なfollowを要する.
著者
堀田正敦 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[121],
著者
堀尾 あづみ
出版者
青山学院大学
雑誌
青山フランス文学論集 (ISSN:09187952)
巻号頁・発行日
no.15, pp.1-17, 2006
著者
齋藤 智寛 佐竹 保子 冨樫 進 川合 安 堀 裕 長岡 龍作 斉藤 達也
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

唐・道宣の編纂した中国の仏教史書『続高僧伝』玄奘伝について、テキストと内容の双方について総合的に研究する。テクスト研究としては宮城県の名取新宮寺一切経本について日本古写経諸本との関係を明らかにし、新宮寺一切経全体の解明の布石ともする。内容については、中国思想・歴史・文学、インド考古学、僧伝文学など分野横断的な記述をもつ玄奘伝の資料価値を最大限に発揮して考察をおこなう。
著者
西郷 貴洋 小松崎 俊作 堀井 秀之
出版者
社会技術研究会
雑誌
社会技術研究論文集 (ISSN:13490184)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.87-98, 2010 (Released:2011-09-14)
参考文献数
27
被引用文献数
1 2

2006年から2007年にかけて高知県東洋町で発生した高レベル放射性廃棄物(HLW)処分地候補の文献調査への応募を巡る紛争においては,住民間で激しい対立が起きて冷静な議論ができず,町内に禍根を残した.本研究では今後の処分地選定においても懸念される対立の緩和に資する教訓を得るため,東洋町での紛争の政治過程分析・対立要因の抽出・解決策の導出・解決策のシナリオ分析を行った.その結果,公募に基づく当時のHLW処分地選定制度に起因し,住民の対立感情や住民間の禍根といった問題の解決を困難にしている要因の一つとして,「自ら応募し,交付金を受け取るという構図」の存在により,金目当ての応募であるという批判に反論できないという要因を抽出した.
著者
堀田 進
出版者
Japanese Society of Tropical Medicine
雑誌
Japanese Journal of Tropical Medicine and Hygiene (ISSN:03042146)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.369-381, 2000-12-15 (Released:2011-05-20)
参考文献数
46
被引用文献数
3 3

This series of papers will present an overview on dengue fever and dengue viruses. i.e., history, symptomatology, pathology, virus isolation, basic properties of viruses, pathogenesis, prevention, epidemiology, etc.The present issue consists of two chapters. The first chapter contains such sections as : historical aspects, relatedness to other arboviruses, nomenclature and classification.The second chapter describes big dengue epidemics which occurred in Japan during 1942-1945. Port cities such as Nagasaki and Kobe were heavily infected. The first onset was among seamen of cargo boats which were connecting those port cities and Southern areas such as Philippine Islands, Malaysia, Indonesia, New Guinea, etc. About two hundred thousand typical cases were reported and the whole number of patients including abortive and unrecorded ones were probably much greater. This was the first and only outbreak of dengue fever in Japanese main islands and also one of the grearest dengue epidemics ever recorded in the temperate regions.Chapters describing the other items will follow in later issues of this Journal.
著者
安孫子 亜津子 磯江 つばさ 宮内 和誠 本庄 潤 上堀 勢位嗣 滝山 由美 伊藤 博史 長谷部 直幸 羽田 勝計
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.197-202, 2007 (Released:2009-05-20)
参考文献数
14
被引用文献数
1

症例は73歳男性で糖尿病罹病期間は約30年.1999年から尿タンパク陽性を指摘.2002年1月に尿中アルブミン1604 mg/gCreであり,その後他院の腎臓内科に下腿浮腫で入院時,尿蛋白1.2 g/日,24 hrCcr 68 ml/分であった.血糖は経口薬内服するもコントロール不良,血圧もアンジオテンシン受容体拮抗薬でコントロール不良であり,同年10月当院を紹介される.このとき随時尿の尿中アルブミンは773 mg/gCre, 神経障害,増殖網膜症も合併.2003年5月急性心筋梗塞発症.入院時,尿中アルブミン167 mg/gCre, 24 hrCcr 71 ml/分.インスリン治療を導入し,降圧薬の増量,抗血小板薬やスタチンも開始となる.退院後,血糖コントロールはHbA1c 7%前後で経過.1年後に尿中アルブミンは約50 mg/gCre, 2年後には12 mg/gCreに減少した.糖尿病罹病期間が長く,その他の合併症があっても,集学的治療で腎症の3期から1期への寛解がみられた.
著者
堀江 珠喜
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.856, pp.30-32, 2020-07