著者
小林 淳 萬年 一剛 奥野 充 中村 俊夫 袴田 和夫
出版者
特定非営利活動法人日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.245-256, 2006-08-31
被引用文献数
1 or 4

We discovered a set of phreatic explosion deposits, herein referred to as the Owakidani tephra group, on the northern slope of Mt. Kamiyama and in the Owakidani fumarolic area of the Hakone Volcano. The tephra group is the product of the volcanic activities since the latest magmatic eruption of Hakone Volcano at around 2.9ka. It comprises five units named Hk-Ow1 to Hk-Ow5 in the ascending order. Both Hk-Ow1 and Hk-Ow2 comprise tephra fall deposits and secondary debris flow deposits. In addition to these deposits, Hk-Ow2 is also associated with surge deposits. Hk-Ow3, Hk-Ow4 and Hk-Ow5 consist of tephra fall deposits. The ash of these tephra fall deposits and the matrix of the secondary debris flows are principally composed of clay, altered lithics and secondary minerals supposed to be of fumarolic area origin. It is possible that Hk-Ow1 and Hk-Ow2 erupted from a fissure on the northeastern ridge of Mt. Kamiyama, while Hk-Ow3, Hk-Ow4 and Hk-Ow5 erupted at Owakidani. No juvenile material was found within the deposits of these eruptions except for Hk-Ow2, while the surge deposit of Hk-Ow2 contained trace amounts of volcanic glass fragment. Although it is considered that the principal nature of the eruptions of the Owakidani tephra group is phreatic, the deformation of the edifice around the source area implies the possibility of magma intrusion to shallow levels. Based on the calendar ages of the Owakidani tephra group and the stratigraphic position of the Kozushima-Tenjosan tephra, we estimated that Hk-Ow3, Hk-Ow4 and Hk-Ow5 erupted in relatively short intervals between the latter half of the 12th and 13th centuries. On the other hand, Hk-Ow1 and Hk-Ow2 erupted at around 3 kyr BP and 2kyr BP, respectively. The eruption ages of the Owakidani tephra group generally correspond to the seismic events that occurred in the Kozu-Matsuda Faults and the Tanna-Hirayama tectonic line. It is suggested that the activity of the Hakone Volcano may be closely related to the tectonic events in this region.
著者
守屋 純二 竹内 健二 上西 博章 赤澤 純代 元雄 良治 橋本 英樹 金嶋 光男 小林 淳二 山川 淳一
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.87-93, 2014 (Released:2014-10-17)
参考文献数
25

慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome : CFS)は6ヵ月以上持続する,休息後も改善しない強い疲労感を主症状とする。発熱,睡眠障害,頭痛などの症状を呈し,著しく生活の質が損なわれる。原因として,ウイルスによる先行感染,免疫学的な変調,中枢神経系の,特に海馬における形態的・機能的変化などが報告されている。しかし,明らかな原因は不明で,診断マーカーや治療法は確立していない。今回報告する症例は16歳男子高校生で,インフルエンザ罹患後の持続する発熱と強度の倦怠感などを主訴とした。既に複数の医療機関において約1年間の精査・加療を受けるも原因は不明で,CFSと診断された。当科紹介時に再度CFSの診断基準を満たすことを確認し,三黄瀉心湯エキス7.5g/分3とデュロキセチンを併用したところ,4週後には疲労・倦怠感は軽減した。しかし,熱型は不変,食欲低下を認めたため,補中益気湯エキス7.5g/分3を追加したところ,劇的に症状が改善した。西洋医学的に治療に難渋するCFS のような疾患に対して,漢方治療が有効な治療方法として使用できると考え報告する。
著者
小林 淳
出版者
日本第四紀学会
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.327-343, 1999-08-01 (Released:2009-08-21)
参考文献数
41
被引用文献数
5 or 0

箱根火山周辺域に分布する箱根火山起源テフラ(降下軽石,火砕流堆積物)と富士火山起源テフラ,および広域テフラの層序関係を確立し,箱根火山中央火口丘の噴火活動史・火山体形成史を明らかにした.中央火口丘期の噴火活動は,新期カルデラ内に先神山(pre-Kamiyama)が形成されることにより始まった(約50ka).先神山の噴火活動は,最初,噴煙柱を形成しながら軽石を噴出していたが,徐々に軽石よりも類質岩片を多く噴出するようになり,最終的には先神山の一部が崩壊した(早川泥流CC2:約37,38ka).先神山崩壊後は,粘性の高い溶岩の大規模な流出に伴って,火砕流(block and ash flow)を頻繁に流下させながら溶岩ドームを形成する噴火様式に変化し,神山を中心とした中央火口丘群が次々と形成された.これらの結果から得られた噴出量階段図より,最近11万年間のマグマ噴出率は7.6×1011kg/kyと求められる.しかし,詳細に見ると,この噴出率は段階的に減少傾向を示していることが明らかになった.
著者
小林 淳一 高本 和明 Kobayashi Junichi Komoto Kazuaki
雑誌
データマイニングと統計数理研究会(第 12 回)

Stochastic gradient boosting is a kind of the boosting methods invented by Jerome H.Friedman and it is known to be a very powerful method for making predictive models in some cases. In fact, FEG wins the second prize in KDD Cup 2009 by using this method. We survey the methodology of stochastic gradient boosting and introduce our analytical procedure in KDD Cup 2009. It is a good example where stochastic gradient boosting shows its effectiveness.
著者
中村 和之 三宅 俊彦 GORSHKOV Maxim Valerievich 小林 淳哉 村串 まどか
出版者
National Institute of Technology, Hakodate College
雑誌
函館工業高等専門学校紀要 (ISSN:02865491)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.39-47, 2018 (Released:2018-01-31)
参考文献数
12

This paper reports the result of the chemical analysis of the Chinese coin Yongle Tongbao owned by Khabarovsk Regional Museum named after N.I. Grodekov. It was found that this Yongle Tongbao is the officially minted coin. This coin was excavated in Krasnokurovka burial ground in the Khabarovsk Territory. The burial ground was made under the Pokrovka culture (from the 9 th to the 13 th centuries). However the Yongle Tongbao, which was first minted in 1408, was discovered in the mound No. 30 of Krasnokurovka burial ground. So, it is necessary to reconsider the end period of the Pokrovka culture.
著者
守屋 純二 竹内 健二 上西 博章 赤澤 純代 元雄 良治 橋本 英樹 金嶋 光男 小林 淳二 山川 淳一
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.87-93, 2014

慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome : CFS)は6ヵ月以上持続する,休息後も改善しない強い疲労感を主症状とする。発熱,睡眠障害,頭痛などの症状を呈し,著しく生活の質が損なわれる。原因として,ウイルスによる先行感染,免疫学的な変調,中枢神経系の,特に海馬における形態的・機能的変化などが報告されている。しかし,明らかな原因は不明で,診断マーカーや治療法は確立していない。<br>今回報告する症例は16歳男子高校生で,インフルエンザ罹患後の持続する発熱と強度の倦怠感などを主訴とした。既に複数の医療機関において約1年間の精査・加療を受けるも原因は不明で,CFSと診断された。当科紹介時に再度CFSの診断基準を満たすことを確認し,三黄瀉心湯エキス7.5g/分3とデュロキセチンを併用したところ,4週後には疲労・倦怠感は軽減した。しかし,熱型は不変,食欲低下を認めたため,補中益気湯エキス7.5g/分3を追加したところ,劇的に症状が改善した。<br>西洋医学的に治療に難渋するCFS のような疾患に対して,漢方治療が有効な治療方法として使用できると考え報告する。
著者
竹中 賢治 小林 淳 金澤 綾子 足立 佐知 小田 奨 佐々木 眞悟
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
巻号頁・発行日
pp.41-46, 2017 (Released:2017-11-01)
参考文献数
3

特許情報の分析結果から、商品開発戦略や知財戦略立案に役立つ情報を抽出する際に、「SWOT分析」は、複雑な作業を必要とせず実用性は高い。一方、これら戦略立案事例は、企業内で閉じられて紹介される機会は少なく、筆者らは、具体的な題材を扱い、SWOT分析の実践事例を重ね、その実用性を確認してきた。 そして、近年着目される技術の中から機能性塗料の分野で遮熱塗料について焦点をあて、遮熱塗料に関連して出願された特許情報をもとにSWOT分析を行い、商品開発戦略の創出作業を試みた。戦略創出の検証作業は「塗料」業界大手事業者のK社にあてはめて行った。 特許情報を分析し、「SWOT」情報を得ようとする際、「S(強み)」情報の抽出過程において難しさがあることがわかり、この点の打開策を思考し考察した。強み把握に対する提言をまとめるに至ったので報告する。
著者
塩飽 仁 小山田 信子 症子 由美 渡邊 裕美 滝田 永子 寺島 美紀子 萩原 晴美 板垣 恵子 小林 淳子 杉山 敏子 佐藤 八重子 伊藤 尚子 Hitoshi SHIWAKU Nobuko OYAMADA Yumi SHOJI Hiromi WATANABE Eiko TAKITA Mikiko TERASHIMA Harumi HAGIWARA Keiko ITAGAKI Atsuko KOBAYASHI Toshiko SUGIYAMA Yaeko SATO Hisako ITO 山形大学医学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 東北大学医療技術短期大学部看護学科 Faculty of Nursing school of Medicine Yamagata University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University Department of Nursing College of Medical Sciences Tohoku University
出版者
東北大学医療技術短期大学部
雑誌
東北大学医療技術短期大学部紀要 = Bulletin of College of Medical Sciences, Tohoku University (ISSN:09174435)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.185-192, 1995-09-01

高校生看護職イメージボランティア白衣の天使
著者
田辺 茂 小林 淳男
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) (ISSN:03854213)
巻号頁・発行日
vol.117, no.7, pp.1024-1031, 1997-06-20 (Released:2008-12-19)
参考文献数
10

We have been developing thyristor valves for high-voltage dc transmission systems for more than 20 years. During this period, the size, power loss and reliability are dramatically improved and one of the technical advancements which support the improvements is to increase the voltage and current rating of thyristors. However when thyristor voltage rating becomes higher than 6kV, increasing the voltage rating does not lead size and power loss reduction of the valve because of turn-off characteristic deteriorations. This paper describes the method which can optimize the thyristor characteristics in such a way that the size and power loss of valves are minimized. Two different approaches for HVDC and back-to-back systems are presented.
著者
片川 久美子 小林 淳子
出版者
日本地域看護学会
雑誌
日本地域看護学会誌 (ISSN:13469657)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.5-12, 2005-09-15
被引用文献数
1 or 0

本研究の目的は,Donabedianによる質の評価とサービス・マネジメント論の枠組みに基づいて乳幼児健診に対する母親の満足感に関連する要因を検討することである.対象は,Y県内7市で乳幼児健診を利用した母親1,812名で,質問紙調査を実施した.調査項目は,基本属性,健診結果の評価(総合的な満足感,健診への期待に対する満足感と期待の差(S-E),健診への推薦度),健診過程の評価(肯定的な関わり,否定的な関わり),健診構造の評価(全体的な会場の環境,診察・相談の環境,健診の設定)である.「健診結果の評価」を従属変数としてパス解析を行った結果,母親の「総合的な満足感」が高まる要因は,母親の体調が良いこと,「健診結果の評価」に含まれる「S-E」得点が高いこと,「健診構造の評価」に含まれる「健診の設定」,「診察・相談の環境」の評価が良いこと,「健診過程の評価」に含まれる「肯定的な関わり」があること,「否定的な関わり」がないことであった.「S-E」得点が高まる要因は,第2子以降の健診であることや「全体的な会場の環境」の評価が良いこと,「否定的な関わり」がないことであった.「健診への推薦度」に影響する要因は,「総合的な満足感」であり,「S-E」は影響していなかった.「総合的な満足感」を軸として,母親それぞれの健診への目的が達成されたかどうかということや,健診構造,健診過程の側面から評価していくことが,健診利用後の満足感を評価する指標となる可能性が示唆された.
著者
小林 淳
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.63-66, 2000-02-20

バキュロウイルスは, 標的害虫を効果的かつ選択的に防除できるので, 化学殺虫剤の魅力的な代替物である.しかしながら, 遅効性などの制限要因により, バキュロウイルス殺虫剤の使用はあまり普及しなかった.即効性改善のための遺伝子操作法がいくつか考案された.遺伝子操作されたバキュロウイルス殺虫剤は, エクダイステロイドUDP-グルコシルトランスフェラーゼ遺伝子(egt)を欠失させたウイルスと外来遺伝子(昆虫ホルモン遺伝子, ホルモン関連遺伝子, 昆虫特異的毒素遺伝子など)を挿入したウイルスの2種類に分類される.これまで試された中で, 昆虫特異的毒素を発現する即効性バキュロウイルスが化学殺虫剤と対抗しうる効果を示した.昆虫特異的サソリ毒(AaITやLqhIT2)を発現する組換えAutographa californica核多角体病ウイルス(AcNPV)の欧米における野外試験は, 野外での殺虫即効性と作物の食害の減少を立証した.現在までに蓄積したデータは, 昆虫特異的サソリ毒の挿入がバキュロウイルスの安全性を損なわないことを示している.組換えバキュロウイルス殺虫剤の実用化にとって重要な問題点についても考察した.
著者
中野 俊 高田 亮 石塚 吉浩 鈴木 雄介 千葉 達朗 荒井 健一 小林 淳 田島 靖久
出版者
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
雑誌
地質調査研究報告 (ISSN:13464272)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11-12, pp.387-407, 2007-03-31 (Released:2014-06-11)
参考文献数
23
被引用文献数
1 or 0

富士火山噴出物の噴火年代決定を目的として産総研が実施したトレンチ調査のうち,北東山麓で行ったトレンチ調査結果及びそれに関連した露頭観察の結果をまとめ,そこから得られた放射性炭素年代測定値を合わせて報告する.トレンチ調査の対象は,新富士旧期の大臼,小臼などの火砕丘群及び新富士新期の檜丸尾,鷹丸尾,中ノ茶屋,雁ノ穴丸尾,土丸尾などの溶岩流群である.
著者
宮崎 晃亘 小林 淳一 山本 崇 道振 義貴 佐々木 敬則 仲盛 健治 廣橋 良彦 鳥越 俊彦 佐藤 昇志 平塚 博義
出版者
一般社団法人 日本口腔腫瘍学会
雑誌
日本口腔腫瘍学会誌 (ISSN:09155988)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.117-122, 2011-12-15 (Released:2012-01-24)
参考文献数
7

Survivinはinhibitor of apoptosis protein(IAP)ファミリーに属する分子で,各種悪性腫瘍において強い発現を認めるが,成人正常臓器ではほとんど発現を認めない。われわれはサバイビンが理想的がん抗原であり,survivin由来のHLA-A24拘束性survivin-2B80-88(AYACNTSTL)がcytotoxic T lymphocyte(CTL)応答を誘導することを以前に報告した。この研究結果をもとに,2003年9月に進行・再発口腔がん患者に対してsurvivin-2Bペプチドを用いた臨床試験を開始し,安全性と抗腫瘍効果を評価した。survivin-2Bペプチドは14日間隔で計6回接種した。その結果,口腔がん患者に対するペプチド単剤投与の安全性が確認されるとともに,その有効性が示唆された。さらに,2006年9月にsurvivin-2Bペプチドに不完全フロイントアジュバント(IFA)とinterferon(IFN)-αを併用した臨床試験を開始した。survivin-2BペプチドとIFAの混合液を14日間隔で計4回接種し,IFN-αは週2回あるいは1回皮下投与した。現在のところ,重篤な有害事象は出現していない。IFAとIFN-αを併用した臨床試験では,単剤投与と比較してペプチド特異的CTLを効率良く誘導し,安全性も容認されることが示唆された。本療法は口腔がん患者に対する新たな治療法の一つとして有用と考えられた。
著者
東 政明 小林 淳 石田 裕幸
出版者
鳥取大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011 (Released:2011-08-05)

細胞内外の水輸送を司る分子が,細胞膜にあるアクアポリン(水チャネル)である。生物の水やイオンのバランス維持は,細胞が有する必要不可欠な機能で,昆虫は小さな体でありながら,そのごく少量の体内水分をアクアポリンを介して効率よく循環させ,からだの乾き(渇き)を防いでいる。水を唯一の輸送溶質とするアクアポリンの基本的な性質に加え,細胞膜に対して通過性が高いとされる非電荷溶質(グリセロール・尿素等)をも通過可能な多機能タイプ(アクアグリセロポリン)の同定と特徴付けを,カイコおよび他昆虫を用いて実施した。さらなる分子機能を調査するべく,単純な小胞系やリポソーム系の確立をめざした。
著者
工藤 崇 小林 淳
出版者
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
雑誌
地質調査研究報告 (ISSN:13464272)
巻号頁・発行日
vol.64, no.9-10, pp.305-311, 2013-11-25 (Released:2014-04-24)
参考文献数
39
被引用文献数
2 or 0

十和田火山先カルデラ期~カルデラ形成期のより詳細な噴火史編年を目的として,十和田火山及び八甲田火山起源テフラを対象に,フィッション・トラック(FT)及び放射性炭素(14C)年代測定を行なった.その結果,白ベタテフラ(WP)より0.23±0.05 Ma,T-6テフラより0.19±0.05 Ma,ザラメ1テフラ(ZP1)より0.08±0.03 Ma,奥瀬火砕流堆積物より0.09±0.03 MaのFT年代が得られた.得られたFT年代は,いずれも層序と矛盾はしないものの,誤差が数万年と大きい.そのため,より精度良く噴火年代を見積もるためには,他の年代測定法の適用も含めて,今後さらなる検討が必要である.一方,BP2からは17,730 ± 70 BPの14C年代が得られた.この年代は,層序と良く調和しており,BP2の噴出年代を示すものとして妥当と判断される.
著者
木平 百合子 小林 淳 松岡 緑郎 北村 諭
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.26, no.10, pp.1029-1032, 1988

健康成人男子26名に紙巻タバコ5本を20~30分間という短時間内に喫煙させ, 血中補体C3a値およびC5a値を radioimmunoassay 法を用い測定した. 血中C3a値およびC5a値はいずれも喫煙終了直後に有意な上昇を示し, 喫煙終了20分後にも増加する傾向を示した.