著者
佐藤 勝巳 山田 哲好 鶴岡 実枝子 原島 陽一
出版者
国文学研究資料館史料館
雑誌
史料館報 (ISSN:03859517)
巻号頁・発行日
no.49, pp.1-16, 1988-09-30

公文書館法と地方自治体における文書管理・史料保存文部省科学研究費補助金による研究成果報告旧家の家伝について―慈尊中橋家文書の整理を終えて―史料の収集と受人『史料の整理と管理』の刊行受贈図書彙報
著者
山田 哲雄 村松 成司 高橋 徹三
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.39-46, 1993-02-10 (Released:2010-02-22)
参考文献数
32

本研究は, 運動時の汗および尿中Na, K排泄量の一過性の変動に及ぼす運動強度の影響について, 安静実験を対照として運動時および運動後9時間にわたり, 腎機能, 血中ホルモンなどとの関連を考え合わせて検討することを目的とした。健康な成人男子5名を被験者とし, 第1日目を調整日, 第2日日を対照実験日 (以後, 対照日と略), 第3日目を最大酸素摂取量の60% (60% VO2mx) を目標強度とした中等度の強度の運動負荷実験日, 第4日目を80% VO2maxを目標強度とした激運動負荷実験日 (以後おのおの中等度の運動日, 激運動日と略) とする実験を実施した。おもな結果は, 以下のとおりであった。1) 運動時の心拍数および% VO2maxは, ともに中等度の運動日に比べ激運動日で有意に高値を示した。2) 血中乳酸, 血漿レニン活性 (PRA), 血清アルドステロン (Ald) は, いずれも運動直後で激運動日>中等度の運動日>対照日の順に高値で, 3実験日の間にはいずれも有意差がみられた。3) 運動時の体重減少量は, 激運動日>中等度の運動日>対照日の順に高値で, 3実験日の間にはいずれも有意差がみられた。4) 運動時の汗中Na, K排泄量は, ともに激運動日>中等度の運動日>対照日の順に有意に高値または高値傾向を示した。5) 尿量, 尿中Na排泄量は, 運動時では対照日に比べ激運動日で有意に低値を示した。一方, 尿中K排泄量は, 運動時では対照日に比べ激運動日で有意に低値を示したが, 回復期では対照日に比べ中等度の運動日で有意に高値を示した。6) (汗+尿) 中Na排泄量は, 運動時では激運動日>中等度の運動日>対照日の順に有意に高値または高値傾向を示した。運動時, 回復期の合計では3実験日の間に有意な差を示さなかった。一方, (汗+尿) 中K排泄量は, 運動時では両運動日で対照日に比べ有意に高値を示した。運動時, 回復期の合計では, 中等度の運動日で対照日に比べ有意に高値を示した。以上のことから, 本実験条件下では, 中等度以上の強度の運動時には一過性に, (1) Na, Kの体外への損失が高まること, (2) Naの損失は汗中Na排泄量が高まるほど大であること, (3) Kの損失は激運動日では必ずしも高まらないこと, (4) 激運動日では相対的にKよりもNaの損失が大であること, また, 運動後9時間までの時点では, (1) Naの体外への損失は激運動日で個人差が大きいものの両運動日ともに対照日に比べ明らかではないこと, (2) Kの体外への損失は中等度の運動日で高まること, (3) NaとKの身体全体としての相対的な排泄比率については両運動日と対照日との間に差がみられないこと, がおのおの示唆された。
著者
黒田 吉益 黒川 勝己 宇留野 勝敏 衣川 友康 加納 博 山田 哲雄
出版者
地学団体研究会
雑誌
地球科學 (ISSN:03666611)
巻号頁・発行日
vol.30, no.6, pp.331-335, 1976-11-20
被引用文献数
3

舞鶴帯の北側に分布する大江山超塩基性岩体は主としてダンかんらん岩からなるが,その北部にかなり大きな単斜輝石岩の岩体がある(Fig. 1).それは一部,角閃石にとんだ,緑れん石一角閃石岩(部分的に斜長石をもち,角閃岩状になる)になっている.以前,川砂の研究から,この単斜輝岩岩体中より十字石,藍晶石が発見される可能性を指摘したが(宇留野・黒田, 1972), 1975年,黒川が藍晶石を発見し(黒川, 1975),つづいて衣川・黒田が十字石を発見した(衣川, 1975).それらは緑れん石角閃岩中に残晶として産するものである(Fig. 2).そのEPMAによる化学分析を行なった(Table 2).このようなことから,われわれはこの岩石が特殊な岩石であったことを確認し,今後共同して研究をすすめる予定にしたが,今のところ次のような作業仮説を考えているので報告した.かつて,藍晶石+十字石+単斜輝石という組合わせにあったものが,大江山岩体北方の宮津花崗岩体の接触変成作用により,緑れん石一角閃岩相程度の再結晶作用をうけ,緑れん石+角閃石(±緑泥石)のに組み合わせになった.
著者
小田 和也 小林 寛和 竹村 和彦 竹内 豊 山田 哲生
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.27, no.25, pp.17-20, 2003-03-28
被引用文献数
13

我々は、1つのマイクロレンズ下に感度の異なる2つのPDを配置した全く新しい構造のCCDを新規に開発した。2つのPDはそれぞれ、高感度PDと低感度PDとして独立に機能しこの情報を専用の信号処理を行う事で、今まで、部分的に明るすぎて白飛びしていた撮影シーンなどにおいて、従来再現域に対して約4倍の明るさまでの情報を低感度PDで再現できるようにした。特に逆光シーンやハイコントラストシーンなど今までDSCの苦手だったシーンを克服し、撮影領域を拡大した新しいコンセプトの第4世代スーパーCCDハニカムの開発したので報告する。
著者
山田 哲好
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国文学研究資料館紀要. アーカイブズ研究篇 (ISSN:18802249)
巻号頁・発行日
no.8, pp.1-126, 2012-03

本稿は、二○○九年度に当館収蔵となった弘前藩庁の文書管理帳簿の紹介と翻刻を、本誌前号(第7号)の(その1)を承けて、未掲載分を(その2)として掲出するものである(受入経緯については、前号を参照)。Following my paper in the previous issue of this Journal (No.7), the present paper intends to introduce and print the rest of the record management registers of the Hirosaki Clan government, which had been collected by the National Institute of Japanese Literature (NIJL) in September 2009 (as for accessioning process, see my previous paper). Consisting of two different types of records, that is: record management registers prepared for each container, titled 'Okura Ban Bitsu', Okura Betsu Bitsu', 'Oyakusho Otansu',etc., and lists of classification subiects and marks, those 14 volumes of Registers contain abundant information about the management of more than l7,000 items of the Hirosaki Clan government offce records in the Edo period. The background and reason that I am introducing these Registers are:1) Actual conditions of record management at each clan in the Edo period have been becoming clear recently as a part of fruit of the study for archival history, and2) Newly discovered Registers are to be expected to make clear of the actual conditions of the management of more than l7,000 items of the Hirosaki Clan govemmental records, and it should contribute to the study of archival history of the Hirosaki Clan.The previous issue published, as Part I, one basic register titled 'Okura Ban Bitsu BuwakeNarabini Betsu Bitsu Shirushizuke Oyakusho Otansu Buwake' (No.14) and five volumes of numbered registers titled 'Okura Ban Bitsu' (No.1-5:Three out of eight volumes are missing). The present issue publishes, as Part II, four volumes of the registers titled 'Betsu BitsuDaicho' (No.6-9), three volumes of the registers titled 'Oyakusho-Ban Otansu Daicho' (No.10-12), one volume of the register titled 'OkuraWO-jirushiHitsuire, Matsumae, Otansu Narabini Hikidashi Iri Doh Betsu Bako On Genji (No.13).
著者
山田 哲好
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国文学研究資料館紀要. アーカイブズ研究篇 (ISSN:18802249)
巻号頁・発行日
no.8, pp.1-126, 2012-03

本稿は、二○○九年度に当館収蔵となった弘前藩庁の文書管理帳簿の紹介と翻刻を、本誌前号(第7号)の(その1)を承けて、未掲載分を(その2)として掲出するものである(受入経緯については、前号を参照)。Following my paper in the previous issue of this Journal (No.7), the present paper intends to introduce and print the rest of the record management registers of the Hirosaki Clan government, which had been collected by the National Institute of Japanese Literature (NIJL) in September 2009 (as for accessioning process, see my previous paper). Consisting of two different types of records, that is: record management registers prepared for each container, titled 'Okura Ban Bitsu', Okura Betsu Bitsu', 'Oyakusho Otansu',etc., and lists of classification subiects and marks, those 14 volumes of Registers contain abundant information about the management of more than l7,000 items of the Hirosaki Clan government offce records in the Edo period. The background and reason that I am introducing these Registers are:1) Actual conditions of record management at each clan in the Edo period have been becoming clear recently as a part of fruit of the study for archival history, and2) Newly discovered Registers are to be expected to make clear of the actual conditions of the management of more than l7,000 items of the Hirosaki Clan govemmental records, and it should contribute to the study of archival history of the Hirosaki Clan.The previous issue published, as Part I, one basic register titled 'Okura Ban Bitsu BuwakeNarabini Betsu Bitsu Shirushizuke Oyakusho Otansu Buwake' (No.14) and five volumes of numbered registers titled 'Okura Ban Bitsu' (No.1-5:Three out of eight volumes are missing). The present issue publishes, as Part II, four volumes of the registers titled 'Betsu BitsuDaicho' (No.6-9), three volumes of the registers titled 'Oyakusho-Ban Otansu Daicho' (No.10-12), one volume of the register titled 'OkuraWO-jirushiHitsuire, Matsumae, Otansu Narabini Hikidashi Iri Doh Betsu Bako On Genji (No.13).
著者
霞 正一 鈴木 一典 郷内 武 野木 光子 山田 哲也 高津 康正
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.75, no.3, pp.284-286, 2006-05-15
被引用文献数
1 1

キキョウ'五月雨紫'等の開花2〜5日前の花蕾子房を縦に8分割した子房片を外植体として,NAAとBAPの両方を添加したMS培地で培養すると不定芽が形成された.1mg・L^<-1>NAAと5mg・L^<-1>BAP添加区で最も不定芽形成率が高かった.この不定芽をMS培地に継代培養することで植物体が再生した.この植物体をポットで栽培した結果,再生個体の茎葉の形態,開花様相は親植物と同一であった.また,子房片からの不定芽形成率には品種間差異が認められた.
著者
島田 佳門 山田 哲靖 中村 亮一 須永 聡
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.96, no.61, pp.7-12, 1996-05-24
被引用文献数
1

本稿では、ソフトウェアの再利用と効果的なファイル作成を支援するソフトウエア開発環境について述べる この開発環境は、我々のノンストップサービス拡張型プラットフォームの開発の中で提案されたものである ソフトウェアの再利用性を向上するため、我々のプラットフォームは、基本電話、ISDN、ATM、IN等の種々の通信システムに適用できる。プラットフォーム内のソフトウェア部品も、オブジェクト指向設計手法に基づいて開発されており、簡易に再利用可能である。また、ファイル作成のターンアラウンドタイムを短縮するために、種々のファイル化手法を提案している。これらの部分的ファイル変更手法は、定性的かつ定量的に比較評価する。その結果より、我々のプラットフォームおよびソフトウェア開発環境が有用であることが示される。
著者
佐藤 菜穂子 山田 哲 水上 昌文 冨田 和秀 居村 茂幸
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.25, no.5, pp.651-656, 2010 (Released:2010-11-25)
参考文献数
5
被引用文献数
1 1

〔目的〕ダンスパフォーマンスの上肢の『ウェーブ』動作に着目し,熟練者群,未熟練者群の運動特性と,身体スキルの言語化を対応させ,身体スキルを構成する因子を模索することを目的とした。〔対象〕ウェーブ動作熟練者群5名,未熟練者群9名の計14名とした。〔方法〕三次元動作解析装置と表面筋電図を用いてウェーブ動作を測定し,パーセント上下運動,ウェーブ伝播速度,パーセント角度変化,パーセントMVCを算出した。熟練者群にはコツを別途聴取した。〔結果〕熟練者群と未熟練者群を比較し,4つの運動特性が得られ,その中の2つが熟練者群のコツの言語表現とほぼ一致した。〔結語〕言語表現とほぼ一致する2つの運動特性は,身体スキルを構成する因子として捉えることができると考えられた。
著者
山田 哲 吉敷 祥一 島田 侑子 石田 孝徳
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究の目的は、大地震時に鉄骨造建物が倒壊に至るまでの3次元挙動を明らかにし、耐震設計における安全余裕度を明らかにすることである。そのためには、構成部材の現実的な挙動を反映した応答解析を行う必要があることから、主要部材であり耐震要素でもある柱と梁を対象に、地震時の現実的な条件を反映した実験を実施し、3次元応力下で部材が最大耐力に到達し、その後復元力を喪失するまでの挙動を把握した。そして、部材の挙動を反映した数値解析を行うための、解析プログラム作成に取り組んだ。
著者
小竹 優範 森田 克哉 中田 浩一 俵矢 香苗 藤森 英希 吉野 裕司 小泉 博志 伴登 宏行 村上 望 山田 哲司
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.441-446, 2005-04-01
被引用文献数
13 10

症例は73歳の男性で, 2000年9月に上行結腸癌にて右側結腸切除の既往あり.2003年10月胆嚢炎疑いにて当科紹介となり, CTで膵頭部に濃染不良の3.6cm大の腫瘤を認め, MRCPで下部胆管・膵管が閉塞し総胆管・主膵管の拡張を認めた.血管造影で下膵十二指腸動脈の強い屈曲・蛇行と濃染像を認め, FDG-PETで膵頭部の腫瘤に強いFDGの集積を認めた.以上より, 転移性膵頭部腫瘤の診断で膵頭十二指腸切除術を施行した.切除標本は十二指腸乳頭部, 膵頭部に5.5×4cm大, 2型の腫瘍を認め, 病理組織学的所見では中分化型腺癌で, 大腸・膵臓ともにCK7で陰性, CK20で陽性を示し, 大腸癌の膵頭部転移と診断した.術後経過は良好で, 術後26日目に退院した.大腸癌の膵転移切除例の本邦報告例は自験例を含め12例であったので報告する.