著者
垂澤 由美子 広瀬 幸雄
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.12-18, 2006
被引用文献数
1

It has been demonstrated in previous research that the "permeability" of a group boundary influences the members' intention to act collectively as well as their group identity in a subordinate group. In this research, how personal "mobility" of group members affected both in-group collaboration and members' identity was investigated by adopting the "simulated international society game." Each of 344 undergraduates was assigned randomly to one of dominant or subordinate groups with either high or low levels of mobility. Eight games were played in all, and each undergraduate participated in only one of the games. The results indicated that members of both dominant and subordinate groups with low mobility collaborated within their own groups more frequently than those with high mobility. At the same time, members of the subordinate group with low mobility achieved relatively more positive identity than those with high mobility.
著者
江馬 眞 原 洋明 松本 真理子 広瀬 明彦 鎌田 栄一
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本トキシコロジー学会学術年会 第34回日本トキシコロジー学会学術年会
巻号頁・発行日
pp.5026, 2007 (Released:2007-06-23)

食品添加物として使われているpolysorbate 80 (PS80)のラットにおける発生神経毒性をOECD試験ガイドライン・ドラフトに準拠して実施した。ラットの妊娠0日から分娩後21日まで、0, 0.018, 0.13, 1.0または7.5%のPS80 (0, 0.04, 0.25, 1.86, or 16.78 ml/kg bw/day)を含む飲水を自由摂取させた。妊娠ラットは自然分娩させ、児は21日に離乳させた。妊娠中及び授乳中の母ラットの体重は7.5%投与群で有意に低かった。繁殖指標へのPS80投与に関連した影響は認められなかった。児の生後14-15日、 17-18日、 20-21日、 33-37日及び60-66日の20時、2時、8時及び14時に測定した自発運動量にはPS80投与の影響はみられなかった。耳介開展、毛生及び切歯萌出等の発育指標、性成熟、正向反射、負の走地性、瞳孔反射、耳介反射、疼痛反応、空中正向反射にはPS80投与の影響は観察されなかった。条件回避反応については、生後23-27日の検査において7.5%投与群の雌雄の児で回避反応率の低下がみられたが、生後60-67日の検査ではいずれのPS80投与群にも投与の影響は認められなかった。離乳前及び離乳後の児体重は7.5%投与群の雌雄で対照群に比べて有意に低かった。生後22日及び70日の雌雄の児の主要器官重量にPS80投与の影響はみられず、脳、脊髄及び座骨神経の病理組織学的所見にもPS80投与の影響は観察されなかった。以上の結果から、ラットの妊娠中及び授乳中にPS80を含む飲水を与えたとき、母体及び児の体重低下を引き起こす7.5%投与群において一過性の条件回避反応率の低下が惹起されることが明らかになった。本実験におけるNOAELは1.0% (1.86 ml/kg bw/day)と考えられた。
著者
櫻庭 京子 峯松 信明 広瀬 啓吉 坂野 秀樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.630, pp.25-29, 2005-01-20

男性から女性へ性別の移行を希望する性同一性障害者(Male to Female transgender/transsexual=MtF)に対する音声治療・訓練を筆頭著者が中心となって行なっている。今回, 本訓練の客観的及び主観的有効性を検証するために, 訓練前後の音声に対する第三者による評価実験を行なうと共に, 訓練効果に対する患者本人の満足度について調査した。さらに話声位のF0(基本周波数)の変化を調べた。その結果, 第三者の聴取実験において訓練前は全ての聴者から男性と判定されていた患者が, 二ヶ月の訓練後では, 聴者の約九割に女性と判定されるに至った。患者自身も凡そ声の変化の様子に満足しているとの結果が得られている。F0は成人男性の平均値から成人女性の平均値に移行した。
著者
広瀬 玲子
出版者
ジェンダー史学会
雑誌
ジェンダー史学 (ISSN:18804357)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.17-32, 2014-10-20 (Released:2015-12-29)
参考文献数
32

1945 年の敗戦時日本帝国の支配は東アジア・東南アジア・太平洋地域に及んでいた。朝鮮半島もその一地域である。そこに約75 万人の日本人が移動・定着して家族を形成し、植民地での特権的生活を送った。35 年間の植民地支配の過程で、植民者一世・二世(あるいは三世)という世代形成がなされた。本稿は、朝鮮で植民者として暮らした日本女性に焦点を当てた。被植民者に対し抑圧者・支配者であった女性に関する研究は少ない。まず、朝鮮における日本女性の人口・職業構成を明らかにし、彼女たちの植民地での位置を概観した。続いて、女性たちのあり様を、一世の経験としての愛国婦人会の結成と活動を通して考察する。朝鮮における愛国婦人会の結成は併合以前の1906 年であり、それも内地の愛国婦人会結成と歩みを揃えて行われた。これは日本の支配層が植民地化推進に女性の力を不可欠としたことを示している。愛国婦人会は「文明化の使命」の理念を掲げ、朝鮮王室や支配層の女性の多数を組織しながら活動を展開していった。さらに女性たちのあり様を、二世の経験としての女学校生活という側面から明らかにした。具体的には京城第一公立高等女学校生の植民地経験をとりあげた。朝鮮で生まれ育った彼女たちは高等女学校生として「幸せな」学園生活を送るが、それは支配者としての特権の享受のうえに成り立っていた。彼女たちの大半は、自らが「植民者= 侵略者」であるという自覚なしに生活した。そこには支配を支配と感じさせない暴力、被植民者を不可視化する暴力が働いていていた。日本の敗戦により、「自分が侵略者であった」とつきつけられ、引揚げたのちに、内なる植民地主義をいかに解体するのかが課題となるが、いまだに果たされたとは言えない。さいごに、少数ではあるがこの課題に応えようとする女性植民者の事例を紹介し、植民地主義解体の可能性について考察した。
著者
嵯峨山 茂樹 川本 真一 下平 博 新田 恒雄 西本 卓也 中村 哲 伊藤 克亘 森島 繁生 四倉 達夫 甲斐 充彦 李晃伸 山下 洋一 小林 隆夫 徳田 恵一 広瀬 啓吉 峯松 信明 山田 篤 伝 康晴 宇津呂 武仁
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.14, pp.57-64, 2003-02-07
参考文献数
24
被引用文献数
42

筆者らが開発した擬人化音声対話エージェントのツールキット``Galatea''についてその概要を述べる。主要な機能は音声認識、音声合成、顔画像合成であり、これらの機能を統合して、対話制御の下で動作させるものである。研究のプラットフォームとして利用されることを想定してカスタマイズ可能性を重視した結果、顔画像が容易に交換可能で、音声合成が話者適応可能で、対話制御の記述変更が容易で、更にこれらの機能モジュール自体を別のモジュールに差し替えることが容易であり、かつ処理ハードウェアの個数に柔軟に対処できるなどの特徴を持つシステムとなった。この成果はソース公開し、一般に無償使用許諾する予定である。This paper describes the outline of "Galatea," a software toolkit of anthropomorphic spoken dialog agent developed by the authors. Major functions such as speech recognition, speech synthesis and face animation generation are integrated and controlled under a dialog control. To emphasize customizability as the dialog research platform, this system features easily replaceable face, speaker-adaptive speech synthesis, easily modification of dialog control script, exchangeable function modules, and multi-processor capability. This toolkit is to be released shortly to prospective users with an open-source and license-free policy.
著者
広瀬 茂男 今里 峰久 工藤 良昭 梅谷 陽二
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.10-19, 1985-02-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
5
被引用文献数
4 11

建物や大型構造物の壁や天井面を動きまわるようなロボットを構成するためには, まず初めにそれを可能にするだけの強力な吸着力を生成し得る信頼性の高い吸着装置を実現しなければならない.本論文は原子炉や船舶などの鋼板上を動くロボットのための磁気吸着ユニットに関するものである.まず初めに従来からある磁気吸着ユニットの比較検討を行い, ついでIBマグネットと呼ぶ磁気吸着ユニットを提案する.これは永久磁石による強力な吸着力を生ずると同時に, 内部力をバネユニットで打ち消す構造を持たせることにより, 容易に脱離を可能にする装置である.本IBマグネットを構成する上で必要となる磁気吸着ユニットの設計手法, さらにそれとバランスする非線形バネユニットの設計手法を論ずる.最後に, 人間がこのIBマグネット装置4台を両手両足に装着し, 鋼板壁面と天井面を歩行する実験を行うことにより, 本装置が移動ロボットの吸着ユニットとして応用可能であることを示した.
著者
広瀬 淳子
出版者
学習院大学
雑誌
人文 (ISSN:18817920)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.149-184, 2009-03

学習院大学図書館書庫には『華族会館寄贈図書目録』が眠っていた。この中の寄贈者欄に「徳川家寄附」とあるのに着目したのをきっかけとして、徳川宗家旧蔵書の学習院への伝来の経緯と、その事実が現在まで伝わらなかった理由を解明した。 華族会館は設立当初、図書館の創設を計画していた。幹事尾崎三良が勝海舟に協力を依頼し、それを受けて明治8 年7 月10 日、徳川宗家は華族会館へ和漢書約1,100 冊、洋書1,000 冊余りと2,000 円を寄附した。2 年後の明治10 年、華族会館は学習院を設立し、収集した図書のほとんどを学習院に寄贈した。そして明治16 年に学習院に建設された図書縦覧場は「縦覧場は本院の職員教師生徒及び其他華族の縦覧する処とす」と規則にあるように教師・生徒だけでなく華族のための図書館でもあった。 上記事実は『勝海舟日記』『華族会館誌』『尾崎三良自叙略伝』等、維新後100 年余を経て刊行された明治初期の記録類のなかで語られていた。蔵書伝来の経緯は当時の流動する政治状況を反映していた。The Gakushuin University Library owns books which formerly belonged to the Tokugawa Shogunal Household. How the present author discovered this fact and why it was unknown to this day are described in this report. Kazoku Kaikan, or The Peer's Club, established in 1874, planned to have its own library. Ozaki Saburo, the manager of the club, visited Katsu Kaishu for help. Katsu replied that he would make efforts. On 10 July 1875, his former master, Tokugawa Iesato, contributed 1100 Japanese and Chinese books, over 1000 books in Western languages, as well as 2000 yen to Kazoku Kaikan. In 1877, Kazoku Kaikan founded Gakushuin, the Peers' School, transferred its book collection, and became Gakushuin Library client. The library collected books for teachers and students, as well as for peers, future members of the House of Peers. The author found these facts in Katsu Kaishu's diary, published between 1972 and 1974; in Kazoku Kaikan-shi, published in 1986; and in Ozaki Saburo's memoirs, published in 1976 and 1977. All items came out more than a century after the Meiji Restoration. The victors governed for a long time and delayed the publication of their records. During that time, with limited information, we were unable to know what took place after the Restoration. This library collection reflects various scenes of the early modern history of Japan.
著者
小島 峯雄 福田 信臣 川井 夫規子 広瀬 洋 大島 健次郎 小林 成禎 高橋 善弥太 足立 信幸 眞弓 忠
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.250-255, 1978-03-25 (Released:2010-01-19)
参考文献数
11
被引用文献数
2 2

昭和50年7月より昭和52年7月までに岐阜県立岐阜病院第2内科に入院したB型急性肝炎の独身を除く16同居家族の調査を施行した.家族構成は夫婦のみ1組,子供のある夫婦15組であった.夫婦のB型急性肝炎5組が発見され,いずれも約4ケ月の間隔で発症し,夫婦間感染が推定された.発端者の入院1週以内の調査により,子供を有する15家族のうち12家族(80%)に子供のHBs抗原陽性者が28例中14例に認められ,その1例を除く全例がHBc抗体高力価陽性で,HBウイルス持続感染者と考えられた.その年齢は1歳3ケ月から6歳であったが,3歳以下の乳幼児15人中12人(80%)がHBs抗原陽性であった.HBs抗原陽性の子供を持つ親の急性肝炎の初発は妻9例に対し夫3例で,この結果HBウイルス持続感染の子供から親特に母親にHBウイルス感染がおこり,急性肝炎が発症すると推定した.HBウイルス持続感染の子供,B型急性肝炎の一部の感染源として,医療との関係を考慮する必要があるものが存在した.
著者
広瀬 幸雄
出版者
NPO法人 日本シミュレーション&ゲーミング学会
雑誌
シミュレーション&ゲーミング (ISSN:13451499)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.97-104, 2019-03-30 (Released:2019-07-10)
参考文献数
37

本論文では,社会心理学においてゲームシミュレーションが研究や教育の方法として利用されてきた経緯を振り返り,ゲームシミュレーションの課題と今後の可能性について議論する.社会学の教育プログラムとしてのSIMSOCを社会心理学の研究方法として利用するためにゲームの仕組みを大幅に改変した仮想世界ゲームは,リーダーシップの発生や社会的アイデンティティの獲得,さらには社会的ジレンマの解決のダイナミックなプロセスを分析する有用な道具であることが確認できた.また,人々の望ましくない行動によって生じる社会問題の解決策を発見するために,様々なゲームシミュレーションが社会心理学者によって開発されて,大学だけでなく地域において教育プログラムとして利用されるようになった.そうしてゲームシミュレーションは社会心理学では実験室実験や社会調査の代替的な研究・教育方法としての評価が得られるようになった.今後の課題としては,高レベル放射性廃棄物の地層処分のようなNIMBY問題など人々の価値観の対立によって合意形成が困難な問題の解決策を検討するためのゲームシミュレーションを開発し,解決策を促進阻害する要因を発見することが必要となるであろう.
著者
田村 典子 松尾 龍平 田中 俊夫 片岡 友美 広瀬 南斗 冨士本 八央 日置 佳之
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.231-237, 2007 (Released:2008-01-31)
参考文献数
27
被引用文献数
1

中国地方のニホンリスは環境省のレッドデータブックで絶滅のおそれがある地域個体群(LP)とされている.本研究では,生息情報の乏しい中国山地における本種の生息を知るために,363箇所のアカマツ林またはオニグルミの周辺で食痕調査を行った.このうち,52箇所で食痕が確認され,さらに14箇所でニホンリスが目撃された.しかし,経度133°30′以西で食痕確認箇所はきわめて少なく散発的で,絶滅の危険性が高いことが明らかになった.
著者
広瀬 侑 佐藤 桃子 池内 昌彦
出版者
北海道大学低温科学研究所
雑誌
低温科学 (ISSN:18807593)
巻号頁・発行日
vol.67, pp.9-15, 2009-03-31

シアノバクテリアは真正細菌の中で独自の分類群を構成するが,非常に多様で生態学的にも重要である.またモデル生物として研究が非常に進んでいる.研究材料として代表的な種を選んでその特徴を概説する.
著者
山下 裕司 下郡 博明 菅原 一真 広瀬 敬信
出版者
山口大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究の目的は,生活習慣病であるメタボリック症候群が聴覚に及ぼす影響について明らかにし,その予防方法を開発,将来の臨床応用に発展させることである。そのためにモデルマウスTSODを用いて研究を行った。結果としてメタボリック症候群モデル動物は,加齢に伴い出現する難聴が対照動物に比べてより早期に出現することが明らかになった。組織学的検討からは内耳の血管に動脈硬化が生じ,内耳の血流が減少することが原因のひとつであると考えられた。また,発現遺伝子の検討からは,多くの種類の成長因子が減少していることが明らかになった。これらの結果は新しい難聴予防の方法の開発につながると考える。
著者
米田 完 飯山 浩幸 広瀬 茂男
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.14, no.6, pp.881-886, 1996-09-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
14
被引用文献数
11 11

This paper discusses an algorithm to make quadruped machine walk dynamically and omnidirectionally following a real-time command. To produce a smooth body motion in a high speed walk, we introduce a new gait named “Intermittent trot gait, ” in which four-leg-supporting phase and two-diagonal-leg-supporting phase appear in orders. In this gait, pitching and rolling motion of the body is able to be suppressed to smaller level than that of the other gaits such as pace, bounce, and expanded trot gait, which is an intermediate gait of the crawl and the trot. Because, dynamic effects of the swinging legs are almost canceled each other. To realize the “Intermittent trot gait, ” new algorithms to decide a landing point and to plan a motion of the body are discussed. A landing point is decided by considering an operator command and also a conversion to the standard leg formation. On the other hand, a motion of the body is planned to produce a dynamic stability, and to follow a speed and direction command. By using these algorithms, a mechanical vehicle TITAN VI could walk omnidirectionally, smoothly following a real-time operator command.
著者
大垣慶介 齋藤大輔 峯松信明 広瀬啓吉
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.541-542, 2011-03-02

本稿では、統計的特徴量変換に基づき、標準フォントから手書きフォントを合成する手法を提案する。<br />手書きフォントは、計算機と人間との文字インターフェースであるフォントに特定の筆者の個人性を反映したものであり、<br />ユーザに特化したインターフェースという観点から重要となる。<br />しかし計算機上で手書きフォントを扱う上で、日本語には漢字の種類が多く、すべての手書きサンプルをとることは困難な問題となる。<br />本研究では、この問題に対し、標準フォントと目的筆者の手書きの少数サンプルとの対応関係を統計的にモデル化し、文字生成に適用する。<br />文字の構成要素である筆画の形状、位置、大きさについて、<br />音声変換で用いられる混合ガウス分布に基づく特徴量変換を適用した。