著者
清原 一暁 中山 実 木村 博茂 清水 英夫 清水 康敬
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.117-126, 2003
参考文献数
11
被引用文献数
9

本研究では,印刷物による提示とコンピュータ画面の提示による文章理解の違いを調べ,わかりやすい文章提示の方法を検討した.文章の理解度を内容に関するテスト成績で調べた.その結果,表示メディアについては,提示方法によらず印刷物がディスプレイに比べて良いことが分かった.また,LCDがCRTよりも理解度において優れていることが分かった.さらに,すべての表示メディアにおいて,明朝体と比べてゴシック体の方が文章理解において成績が良い事を明らかにした.
著者
貫井 克次郎 石塚 功 鈴木 康介 木村 博靖
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 21.15 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.31-36, 1997-02-27 (Released:2017-06-23)

This paper describes about 525line pro-gressive scan system of EDTVII using 4 : 2 : 2P interface standarlized in SMPTE294M. This system is complied with parallel operation of two-525 interlaced system. Operability of this system is not very much different from conventional composite system. Delay caused by the conversion of the signals is also minimized in this system.
著者
木村 博行
出版者
The Institute of Noise Control Engineering of Japan
雑誌
騒音制御 (ISSN:03868761)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.142-146, 1991-06-01 (Released:2009-10-06)
参考文献数
4
著者
木村 博
出版者
大正大学
雑誌
佛教と民俗
巻号頁・発行日
vol.15, pp.1-6, 1978-12
著者
木村 博道 秋山 英三
出版者
公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌 (ISSN:13498940)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.56-81, 2009 (Released:2017-06-27)
参考文献数
16
被引用文献数
1

古典的な経済学では,通常,投資家は完全合理的な行動を行うと仮定する.そのような仮定をおいた理論では,市場均衡の存在を証明することが可能であるが,現実の投資家にとって重要な,スプレッド(アスクとビッドの差)やマーケットインパクト(注文に対して価格がどのぐらい変動するか)を説明することは難しい.その一方で,近年,投資家の合理性をまったく仮定せず,注文はポアソン到着に従って到着すると仮定する「ゼロインテリジェンスモデル」が提案されている(Smith et al. 2003).このモデルでは,スプレッドや価格の拡散係数を定量的に説明することが可能である(Farmer et al. 2005).しかしながら,ゼロインテリジェンスモデルでは,マーケットインパクトを表現する量の一種である,Kyleのλ(単位株数の注文に対して平均してどのぐらい価格が変動するか)を説明することはできなかった.本研究では,まず,東京証券取引所の実データを用いて,指値注文分布や直前の注文に依存して注文到着率がどのように変動するかなどの性質を調べた.次に,ゼロインテリジェンスモデルにそれらの性質を導入し,シミュレーションを行った.このモデルを「ローインテリジェンスモデル」と呼ぶことにする.その結果,ローインテリジェンスモデルでは,スプレッドや拡散係数に加えて,Kyleのλをも説明できることが分かった.このことは,金融市場の流動性を理解するには,注文と注文分布の相互作用,あるいは注文同士の相互作用が重要である可能性を示唆する.
著者
木村 博之
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
pp.68-73, 2012-01

子供向け絵本のジャンルの一つに、「まちがいさがし」があります。一見して同じイラストが左右に並んでいるのですが、左右でいくつか異なる点があります。左のイラストに対して、右のどこが違うのか。子供は左右に目をきょろきょろ動かして、二つのイラストを見比べながら探します。たいていの場合、わずかな違いでも子供は見つけてしまいます。
著者
小松 賢一 高地 義孝 高地 智子 丸屋 祥子 松尾 和香 木村 博人 鈴木 貢
出版者
一般社団法人 日本顎関節学会
雑誌
日本顎関節学会雑誌 (ISSN:09153004)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.89-100, 1993-05-20 (Released:2010-08-06)
参考文献数
34
被引用文献数
4

1980年1月から1989年12月までの10年間に弘前大学医学部附属病院歯科口腔外科外来を受診した650名の顎関節症患者について臨床統計学的な観察を行い, 次のような結論を得た。本症患者は年々増加傾向にあり, 新患総数に占める割合は10年間で平均7.4%であった。性別では男性173人, 女性477人と女性に有意に多かった。年齢別では20歳台が27.2%と最も多く, 次いで10歳台16.6%, 30歳台16.5%と続き, さらに50歳台, 40歳台, 60歳台の順で二峰性を示した。罹患側は片側が85.8%, 両側が14.2%であった。初発症状や主訴は単独症状のことが多く, その症状は疼痛が最も多かった。発症から初診までの期間は57.2%が6カ月未満であった。当科受診前に他科を受診している患者は51.4%であった。初診時症状は複数の症例が多く, 顎関節部痛が70%, 顎関節雑音46.2%, 開口障害42.5%などであった。治療法は薬物療法, スプリント療法, 咬合調整, 抜歯などの歯科的治療法であった。薬物療法とスプリント療法の併用が60%を占めていた。治療成績では, 治癒または軽快が45.1%に見られた他, 治療中止例が53.6%に見られた。
著者
木村 博子
出版者
熊本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

3年間にわたり、在宅高齢者の地域復帰支援として行なっているコミュニティ音楽療法を122回、阿蘇市仮設住宅におけるコミュニティ音楽療法を10回実施し、その発展形としてのコンサートを6回実施した。それにより、参加高齢者の心身の活性化、自己尊厳の回復、社会意識の向上に有効な効果がみられた。またコンサートにおける地域在住の音楽家の出演は、地域住民の地元音楽文化の再発見ならびに演奏家自身の社会的意識の向上を促し、新しい療法的視点に基づいた演奏活動が始動する等、音楽活動における波及効果が確認された。音楽療法の知見を持つ学生たちによるコンサート企画運営は高齢者理解、異世代間交流の契機となった。
著者
古茂田 恵美子 森田 幸雄 田村 真理 山本 茂貴 野田 雅博 小澤 邦壽 木村 博一
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.62, no.11, pp.721-725, 2011-11-15 (Released:2013-09-05)
参考文献数
36

We examined the prevalence of three foodborne organisms, Arcobacter, Campylobacter and Salmonella, in 50 samples of retail ground chicken meat. Arcobacter spp. was isolated from 26 (52%) of these samples, A. butzleri being detected in 21 samples, A. cryaerophilus (group 1B) in 3 samples, both A. butzleri and A.cryaerophilus (group 1B) in 1 sample, and A. skirrowii in 1 sample. C. jejuni was isolated from 11 (22%) of the samples, and Salmonella was isolated from 6 (12%) of the samples. Serovars S. Infantis was detected in 5 samples and S. Yovokome in 1 sample. These findings suggest that retail ground chicken meat may be a potential vehicle for transmitting Arcobacter, Campylobacter and Salmonella infectious diseases.
著者
木村 博 荘村 泰治
出版者
一般社団法人日本歯科理工学会
雑誌
歯科材料・器械 (ISSN:02865858)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.377-384, 1985-07-25
被引用文献数
3

前報でのべたTi基Ti-V-Fe-Al形状記憶合金の60〜90℃での形状回復率を高めるため, 組成の調整や熱処理を施した.まず, 溶体化処理材ではTi-11V-2Fe-3Al, Ti-11.5V-2Fe-3Al, Ti-11.5V-1.7Fe-3.3Alが150℃以上では良い回復率を示したが80℃ではTi-11.5V-2Fe-3Alの34%が最高であった.しかしTi-11.5V-1.7Fe-3.3Al合金において溶体化処理材を400℃で5秒程度の時効を行った後-15℃で曲げ変形させた所, 80℃では96%の形状回復を示した.これは時効による析出物ですべり変形が抑えられたためと思われる.またこの試料につき室温と80℃で引張試験を行い, その間における回復応力を求めた所, 歪量2%において, 溶体化処理材では8kgf/mm^2であったが, 時効材では17kgf/mm^2と増加した.また時効材の室温での耐力は34kgf/mm^2, 引張強さ70kgf/mm^2であった.回復応力についてはTi-Niの40kgf/mm^2より劣るので, 今後更に改善を試みる.耐食性については, Ti-11V-2Fe-3Alの37℃1%NaCl水溶液中でのアノード分極を測定し検討した.その結果2, 000mVまでではTi-Niのような急激な電流増加もなく, ほぼTiなみの耐食性をもつと考えてよいであろう.以上の結果からこの合金は歯科用インプラントとしての応用の可能性をもつといえる.
著者
木村 博
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会誌 (ISSN:00214787)
巻号頁・発行日
vol.34, no.11, pp.1140-1163, 1965-11-25 (Released:2011-08-05)
参考文献数
30
被引用文献数
1 1
著者
木村 博
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会誌 (ISSN:00214787)
巻号頁・発行日
vol.34, no.12, pp.1221-1242, 1965-12-25 (Released:2011-08-05)
参考文献数
29
被引用文献数
1 1
著者
木村 博
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.290-311, 1971-04-01 (Released:2011-09-21)
参考文献数
34

プラスチックは工業材料としてストレングス・メンバーの分野にまで進出するようになっている。プラスチックの大型構造物を構成するためには,切断したり, 接合したりすることが必須の要件であって, 最近, 特に注目されている分野である。ここでは,プラスチックの約75%を占める熱可塑性プラスチックの主たる接合方法である溶接についての加工機と,一般の接着についての加工機について,それぞれの分野での大勢と,個々の加工機の機構と作用効果について解説を行なった。
著者
木村 博
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.31, no.365, pp.447-460, 1965-06-05 (Released:2010-02-16)
参考文献数
8