著者
後藤 吉郎 森 啓 横溝 健志
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.56, pp.260-261, 2009-06-20

It has been acknowledged that William Gamble sucessfully developed modern letterpress printing using Chinese characters during his 11 year stay in China from 1858 to 1869. Gamble's work still forms a key part of contemporary Japanese & Chinese typography and printing. Through research of the Gamble Collection at the Library of Congress in U.S.A., it is possible to evaluate the development and standardization of Japanese type sizes, names and classifications.The latter sizes, names and classifications have been employed in the Japanese design and printing industries for over a century. Therefore the many ambiguous problems relevant to the early era of modern letterpress printing in Japan are addressed through this study.
著者
宮本 行庸 渡邉 俊介 橋本 卓也 森 洸介
出版者
明石工業高等専門学校
雑誌
明石工業高等専門学校研究紀要 (ISSN:02861917)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.9-13, 2007-12

Image processing is one of the most complex methods around data processing using computers. Many researchers have been developing the systems for solving image processing problems, but it is difficult for them to make features for characterizing images. One example of these problems is an image detection problem, which involves detecting the physical location and direction of one piece which respect to the original full image. In this paper, we propose an example of adapting image processing methods for image detection problems provided by the 16th Programming Contest for All-Japan Colleges of Technology. We have taken part in this contest and will show the results of the contest in this paper.
著者
森本 泰貴 藤本 典幸 萩原 兼一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.126, pp.177-180, 2008-12-10
被引用文献数
1

インターネットを介した買い物や情報収集の際に有用なサービスとして,ユーザの行動履歴から推測したユーザの興味に合う情報等を推薦するリコメンドサービスがある.リコメンドサービスは行動履歴を得られる日常的な反復行為にも応用できると考えられる.我々はその一例として,衣服コーディネイトリコメンドシステムを開発した.本システムはベイジアンネットにより衣服コーディネイトをモデル化することで衣服コーディネイトの推薦を実現している.またシステムが推薦した衣服コーディネイトに対してユーザが評価を行い,その結果を反映してモデルを修正することで,各ユーザの嗜好に合わせた衣服コーディネイトの推薦が可能となっている.Recommendation services are useful for shopping or acquiring information on the internet. Such services provide appropriate contents from past actions. We think that recommendation can be applied to routine work, so we developed a system that recommends coordination of clothes. The system recommends coordination of clothes using bayesian network model. The system can recommend coordination subject to user preference with modification of the model reflecting user's evaluation of the coordination recommended by the system.
著者
田崎 和江 縄谷 奈緒子 国峯 由貴江 森川 俊和 名倉 利樹 脇元 理恵 朝田 隆二 渡辺 弘明 永井 香織 池田 頼正 佐藤 一博 瀬川 宏美 宮田 浩志郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.108, no.7, pp.435-452, 2002-07-15
被引用文献数
3 5

1991年12月,排砂ゲートを設けた出し平ダム(富山県黒部川水系1985年設立)から,初の直接排砂が行われ,その際,多量のヘドロが排出された.その後も1999年までに計8回の排砂が行われた.本研究において,出し平ダム湖および富山湾堆積物の特性について分析を行った.その結果,特に芦野沖にヘドロが堆積していること,そして,富山湾堆積物は他の湾堆積物と比べカオリン鉱物,スメクタイトが多く,出し平ダム湖堆積物と類似した粘土鉱物組成を持つことが明らかとなった.実験より,ニジマスのエラにスメクタイトが吸着することで,エラの変形や脱水を引き起こすことが明らかとなり,また,富山湾で採取されたヒラメのエラ表面が,微細粒子で覆われているのが観察された.以上の結果と1991年から1999年の出し平ダム排砂量とヒラメの漁獲量の変遷には密接な関係が認められ,ダム湖や富山湾底質の経時変化を観察することの重要性が示された.
著者
森山 隆
出版者
九州大学国語国文学会
雑誌
語文研究 (ISSN:04360982)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.25-34, 1963-06-30 (Released:2009-04-22)
著者
伊東 輝夫 内田 和幸 石川 憲一 串間 清隆 串間 栄子 玉田 弘嘉 森竹 孝史 中尾 裕之 椎 宏樹
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.67, no.3, pp.345-347, 2005-03-25
被引用文献数
1

犬乳腺腫瘍101例の臨床病理学的特徴を回顧的に評価した.小型犬60例と他41例の組織学的悪性の頻度はそれぞれ25%と58.5%であった.上皮系腫瘍81例では, 小型犬で小さな(<3cm)非浸潤腫瘍が多く, 多変量解析で小型犬(p=0.048)と腫瘍浸潤度の低さ(p=0.006)が長い生存期間と関連した.以上から, 乳腺腫瘍の組織学的, 生物学的な悪性の発生頻度は, 小型犬では他犬種よりも低いことが示唆された.
著者
巖寺 俊哲 石崎 雅人 森元 逞
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.51, pp.97-98, 1995-09-20
被引用文献数
1

機械翻訳システムあるいは対話システムにおいてある発話を処理する場合、より適切な翻訳/処理結果などを得るためには、その発話が先行するどの発話と関係しているかを考慮することが必要となる。たとえば、ある応答発話「はいそうです」を英語に翻訳する場合、これに対応する先行発話であるyes-no疑問文を発見し、その発話に応じてその呼応関係を考慮して「Yes, I am.」、「Yes, it is.」あるいは「No, you can't.」といった結果を生成する必要がある。従来から対話構造(談話構造あるいは談話セグメント等とよばれている)に関する研究が行なわれている(たとえば[1])。また、このような構造に関して、対話コーパス中の対話について被験者によりセグメントを行ない、この結果を用いた定量的な研究が行なわれている。例えば、Litman & Passonneau[2]は、対話中の談話セグメント境界を発見するための性質とアルゴリズムについて研究している。また、Hirschberg, Nakatani & Grosz[3]は、談話セグメントと韻律情報の関係について研究している。我々は、対話中の発話間の関係(対話構造)を認識する方法を提案している。Litman & Passonneau[2]のアルゴリズムは、セグメント間の境界を発見するのに対して、我々の提案する方法では、対話構造を3階層からなる構造で認識するため構造間の関係を含めて捉えること可能となる。現在、この方法の正当性、有効性あるいは問題点を調査するために、対話コーパスを用いた定量的な評価を行なっている。本稿では、この対話構造に関する定量的評価のための予備調査の結果と照応・省略と対話構造の定量的な関係について報告する。
著者
森脇 和郎 鈴木 仁 酒泉 満 松井 正文 米川 博通 土屋 公幸 原田 正史 若菜 茂晴 小原 良孝
出版者
国立遺伝学研究所
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1989

日本産野生動物種には、日本列島の生物地理学的な位置づけを反映して独自の分化を遂げたものが少なくない。これらの起源を解明することは、日本の研究者が日本に生息する種を対象にするという「自国に目を向ける立場」を別にしても興味深い。従来、日本産野生物動種については形態的分析に基づく分類学的および生態学的な研究がおもに行われてきたが、この方法論だけではこれら野生種の起源を解明することは難しい。近年著しい進歩を遂げた分子遺伝学的解析法は、集団遺伝学的な種の捉え型と相まってこの問題の解決に大きな力を発揮することが期待される。一方、わが国における人口の増加、経済活動の増大に伴う国土の開発、自然環境の汚染などによって、自然界における野生動物種の分布が改変され、時にはそれらの生存する脅かされるに至った現状を注視すれば、日本産野生種の分布や起源を検討するタイミングは今をおいてない。本研究は、日本産野生動物種の中から各分類群に属する代表的な動物種を選び出し、種内変異や近緑グループとの関係を明らかにして従来の分類体系を再検討するとともに、系統分類学および生態的に異なる動物種の起源について総合的に比較検討することを目的としている。ハツカネズミ・イモリ・メダカ・ウニ・ホヤなど日本に古くから生息する動物種は生物実験材料としての実用性と将来性に富む素材であり、実験動物の開発・利用という観点からもその重要性は見過ごすことはできない。野生種の起源を遺伝学的な観点から解明する研究は、必然的に種分化の遺伝機構にも踏み込むことになろう。この機構の基盤にはHybrid dysgenesisという現象にみられるように、その根底には発生機構、生殖機構の遺伝的制御という問題も包含しており、今後の生物学の新しい展開への有効な基盤となる可能性を秘めている。
著者
森田 圭輔
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.19, pp.228-229, 2003-08-09

いままで、プログラミングは専門家のものだと思われていたが、教科「情報」の発足で、いよいよ万人のためのプログラミングが求められると思われる。そのための最適な言語の一つとして、Rubyの利用可能性について考察する。また、情報専科の教員の日常のツールとしても十分有効であることもあわせて述べる。