著者
稲葉 利江子 高崎 俊之 森 由美子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.640, pp.7-12, 2006-02-28

近年、多文化・多言語間でのコミュニケーションの重要性が注目されている。NPOパンゲアでは、世界の子供たちがインターネットを通して、言葉、文化、距離の違いを超えてつながりを感じられる環境を構築しようと、絵文字によりメッセージの交換ができる「コミュニケータ」の開発を行った。今回は、開発を行った「コミュニケータ」のユーザビリティ評価を小中学生を対象としたアクティビティの現場にて行った。そこで、子供たちのPCの利用率に関係なく使用できること、および、明らかとなった課題について報告する。
著者
由井薗 隆也 宗森 純
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:03875806)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.30-42, 2007-01

近年,組織活動のために知識が重要であるという認識が高まり,様々な企業が知識経営に取り組んでいる.そのなか,大学の研究グループにおける知識創造活動を支援するグループウェアを検討するために,組織のダイナミックな知識創造モデルとして提案されたSECIモデル(共同化,表出化,連結化,内面化から構成されるモデル)を参考としたGUNGEN-SECIの研究を進めている.GUNGEN-SECIでは,セマンティックチャット機能によりグループ活動である電子ゼミナール中のデータ収集を支援してきた.本論文では,セマンティックチャットによって収集されたチャットデータをXMLデータに変換し,SECIモデルの表出化と連結化を支援する仕組みについて述べる.表出化ではセマンティックチャットデータを用いた分散協調型KJ法により概念形成を試みる.連結化では,そのKJ法の結果として得られた図解とセマンティックチャットデータのタグ情報を組み合わせた知識の抽出を支援する.適用結果より,(1)セマンティック情報をタグとして埋め込んだチャットデータの中から選んでデータを使用すると,分散協調型KJ法の概念形成結果である島数,および,まとめ文章の文字数が有意に増加すること.(2)グループ行動を記録するために埋め込んだタグ情報と表出化である分散協調型KJ法の結果を連結することにより,表出化のみでは得られない新たな知識獲得を支援できることが分かった. : Organizations recognize an importance of knowledge for their activity and tackle the knowledge management. GUNGEN-SECI has been studied for supporting the knowledge creative process called SECI model, which consists of four steps (socialization, externalization, combination and internalization), in order to support a knowledge creative work such as a research education in a university. The model was proposed by Nonaka for the explaining dynamism of interaction between explicit knowledge and tacit knowledge within an organization. GUNGEN-SECI has a semantic chat function to collect the chat data within an electronic seminar as a group work. In this paper, XML data converted from the collected chat data are applied to the support of externalization step and the combination step. In the externalization step, a concept formation is carried out by the distributed and cooperative KJ method using the chat data. In the combination step, a knowledge acquisition is supported by combining the semantic tag from the group work with the concept map obtained from the externalization step. The application results showed the possibility as follows: (1) The chat data selected with the semantic information increased the number of islands and the number of characters of a conclusion sentence obtained through the distributed and cooperative KJ method significantly. (2) Combining between the tag information collected from a group work and the result of the KJ method leads to a new knowledge acquisition beyond the previous externalization step.
著者
菅谷公男 能登 宏光 森 久 原田 忠 土田 正義
出版者
社団法人日本泌尿器科学会
雑誌
日泌会誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.78, pp.1168-1174, 1987
被引用文献数
5 1

Urological diseases in 159 cases of the severely mental and physical handicapped, aged 3 to 50 years, were studied. Urinalysis and ultrasonography were used as the screening examination. Pyuria was recognized in 91 cases (57.2 percent), and the high incidence of pyuria were in females, especially nonmenstrual females, cases with serious motor disturbance and diapered ones. Organisms were isolated from 35 cases (38.5 percent). On the imaging diagnoses, there were 49 urological diseases in 40 cases (25.2 percent), that is, 10 renal stones, 6 renal cysts, 6 hydronephroses or hydroureter, 17 bladder transformations or bladder neck opening, etc. In addition to the past history during the last year, there were 24 urolithiases (15.1 percent), that is, 13 spontaneous voiding of stones, 10 renal stones and one bladder stone. In the study of cases with urolithiases, the more serious the motor disturbance was, the higher the incidence of stone formation and the less the incidence of spontaneous voiding of stones. Ultrasonography was very useful in this study because many unexpected urological diseases were diagnosed by means of it.
著者
坂本 寛之 石川 悟 大森 隆司 児玉 哲司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.538, pp.77-82, 2007-02-15
被引用文献数
2

ヒトは環境中の複数の物体に注意を向け,状況に応じて適宜注意を配分している.この注意配分は,ヒトの行動とその環境の関係からある程度推定できる可能性がある.そこで本研究は,状況に応じて他者や環境に注意を向ける〈注意配分〉を,ヒトの行動から推定する方法を検討する.そのため,行動決定に関する計算モデルを用いて行動と環境デークからビトの注意配分を定量的に推定して,その行動を再現できる手法を提案し,評価する.ヒトの注意配分が行動から推定できるなら,ヒトと機械の多様なインクラクションや安全の実現に有用な処理が可能となるだろう.これを確かめる題材として本研究では,幼児のテレビゲーム鬼ごっこを扱った.幼児のゲーム操作を推定する計算モデルを考案し,実際のゲーム操作とモデルが推定した操作との適合性から,注意配分を推定した.そして,幼児の操作方法や行動決定における発達的な変化を評価する.
著者
坂本 寛之 石川 悟 大森 隆司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.540, pp.77-82, 2007-02-15
被引用文献数
1

ヒトは環境中の複数の物体に注意を向け,状況に応じて適宜注意を配分している.この注意配分は,ヒトの行動とその環境の関係からある程度推定できる可能性がある.そこで本研究は,状況に応じて他者や環境に注意を向ける〈注意配分〉を,ヒトの行動から推定する方法を検討する.そのため,行動決定に関する計算モデルを用いて行動と環境デークからビトの注意配分を定量的に推定して,その行動を再現できる手法を提案し,評価する.ヒトの注意配分が行動から推定できるなら,ヒトと機械の多様なインクラクションや安全の実現に有用な処理が可能となるだろう.これを確かめる題材として本研究では,幼児のテレビゲーム鬼ごっこを扱った.幼児のゲーム操作を推定する計算モデルを考案し,実際のゲーム操作とモデルが推定した操作との適合性から,注意配分を推定した.そして,幼児の操作方法や行動決定における発達的な変化を評価する.
著者
牟田 智宏 吉野 孝 宗森 純
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.98, pp.25-30, 2001-10-18
被引用文献数
1

PDA(携帯情報端末)は小型軽量のため,データ収集などに広く使われている.PDAは持ち運ぶことを前提としているため,どこで入力したか,どこにいるのかという位置情報が重要である.位置情報を携帯電話やPHSとGPSとを組み合わせて知らせるサービスは多数あるが,多くは一方向にデータを送るシステムであり,相互にデータを送るシステムは少ない.そこでPDAとGPSそれにPHSとを用いてリアルタイムに位置情報やチャットを行える双方向性のあるシステムであるNAMBAを開発した.NAMBAは大阪ミナミ周辺を対象として,お互いの位置情報を交換し,お互いに離れたところにいる人がリアルタイムにコミュニケーションを取れるシステムである.実験の結果から,離れた相手とのコミュニケーションに位置情報とチャットは重要なことがわかった.PDA (Personal Digital Assistant) is highly portable, and can collect data in anytime and anywhere. The positioning data will become important for a PDA. Most of systems using PDAs have one-way communication. So, we should develop two-way (mutual) communication system.We developed the two-way system which sends positioning information and messages to each other using PDA with PHS and GPS on real time. We applied this system to the area of Osaka Minami. From the result of these experiments, we found that positioning information and chats were important for communication with the disconnected partner.
著者
久保田 文子 稲森 豊 大野 宏司
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.128, pp.219-222, 2007-12-21

新車およびモデルチェンジ車販売台数分析のための、時系列推移・時系列要因モデルを提案する。時系列推移モデルとして、新製品の普及モデルである Bass モデルに、買替のための市場流入率を組み込んだモデルを構築した。また、時系列推移の要因を分析するために、時系列推移モデルパラメータを目的変数に、メーカや価格等の車の特性を説明変数として回帰分析した。2BOX コンパクト、3BOX ミディアム、3BOX ラージの実データを使った評価実験では、既存モデルと比べて台数時系列推移の推定精度が向上した。また、要因分析の結果、発売時に台数のピークがある歴史のある車種と、発売後に台数のピークがある新規の車種では、割安感等の一部の要因が逆向きの影響を与える傾向があることが示唆された。This paper proposes a new-model car demand model for time-series forecasting and factor analysis. The Bass model is extended with the introduction of market inflow ratio, which enables to represent the dynamic change of market size. The estimated parameter values of the model are analyzed with multivariate regression analysis in terms of the relation with the car characteristics. In the evaluation experiment using real sales data, the extended Bass model could improve the accuracy of estimation, and the regression analysis reveals that a part of factors, such as undervalued image, had an opposite influence on traditional cars and novelty cars.
著者
宗森 純 宮内 絵美 牟田 智宏 吉野 孝 湯ノ口 万友
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.32, pp.25-30, 2001-03-22

PDAとGPSそれに携帯電話を用いた電子鬼ごっこ支援グループウェアを開発し,4種類の電子鬼ごっこ実験を2ヶ所の大学でおこなった.本実験の結果から位置情報は鬼ごっこを集中して行なうためには重要であるが,相手が見えない画面上の仮想的な位置表示だけでは緊張感に欠けることがわかった.この結果は他の電子会議などのリアルタイムグループウェアと類似している.We have developed the electric playing tag support groupware. The system consists of a PDA, a GPS and a mobile phone. We applied it to the four types of playing tag at two universities. The results of experiments showed that the positioning information was very important for playing tag, but the virtual positioning information of playing tag occurred lack of seriousness without real world. This result seems to be almost the same as other realtime goupware, especially an electronic conference system.
著者
大森弘之
雑誌
西日泌尿
巻号頁・発行日
vol.47, pp.1891-1903, 1985
被引用文献数
1
著者
藤原義功 吉野 孝 宗森 純
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.88, pp.85-90, 2001-09-13

人と人との協調作業において,実世界の人の位置情報をパラメータとすることによる現実環境とシミュレーション環境およびロボットが動くいわばミニチュア環境とを融合するためのシステムを開発した.開発したシステムでは,現実環境の人の位置に対応して,計算機上に表示される位置およびロボットの位置が同期して動く.まず,この各環境が利用者に対してどのような印象を与えるかについての実験を行った.その結果,ロボットが動くミニチュア環境では,多人数で様々な角度から状況を観察することが可能であり,全体や部分の把握が容易であることが分かった.さらに,本システムを電子鬼ごっこへ応用したところ,ロボット操作側の評価の高いことが分かった.We have developed a system for fusion of a real world on actual evironment, simulation environment and miniature environment in which a robot moves. The position displayed on a computer and a robot's position are corresponding with the location of a man in actual environment. We carreid out the experiments for investigating about what impression these environment give to users. The results show that we can observe a situation from various angles by many people, and can grasp of the whole or a portion was easy in the miniature environment. We applied this system to an electronic playing tag. The result seems that the evaluation of the robot operator is high.
著者
岡田 麻里 吉川 ひろみ 古山 千佳子 森田 愛子 金城 利雄 川崎 裕美
出版者
県立広島大学
雑誌
広島県立保健福祉短期大学紀要 (ISSN:13420070)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.67-74, 1999-05

障害者が当市で社会生活をする際のニーズを探るために, やっさ祭り終了後「明日に架ける橋チーム」として踊りに参加した障害者, 家族, ボランティアを対象に調査を実施した。その結果, 物理的環境と社会的環境の二つの側面でニーズを捉えることができた。また, 障害の有無にかかわらず, 共に参加する機会をつくることの必要性が示唆された。
著者
森田 隆幸 橋爪 正 今 充 松浦 和博 山中 祐治 小野 慶一
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.20, no.10, pp.2431-2434, 1987-10-01
被引用文献数
13

昭和50年から60年までの大腸癌初回手術491例中, 70歳以上の高齢者は102例, 20.8% であった. 組織学的に高分化型腺癌が多く, stageI, II 症例が 49% を占め, 治癒切除例の累積5生率 72.8%, 相対5生率 75.5% と非高齢者と遜色ない手術成績が得られた. 直腸癌手術では排尿・排便に関する慎重な配慮が必要であるが, 高齢者大腸癌の手術適応とし, 生活意欲があり普通の生活をしている限り年齢自体での手術適応の制限はないと判断され, 根治性を計った標準術式の採用により良好な成績が得られると考えられた. また, risk の高い重症例でも麻酔法の工夫により原発巣切除を試みれば愁訴もとれ延命効果も期待できることが知られた.
著者
森中 美樹
出版者
中国中世文学会
雑誌
中国中世文学研究 (ISSN:05780942)
巻号頁・発行日
no.47, pp.57-71, 2005-03-31
著者
森川 千鶴子 梯 正之
出版者
広島大学医学部保健学科
雑誌
広島大学保健学ジャーナル (ISSN:13477323)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.53-61, 2006-03
被引用文献数
2

65歳以上の地域高齢者を対象に質問紙調査法により生活習慣と抑うつ状況・性格傾向について調査を実施した.387人(男性180人,女性207人)から回答を得た.森本の生活習慣スコア,SDS指数(Self-rating Depression Scale),高齢者用簡易性格検査との関連を検討した.生活習慣スコアが良好な高齢者は51人(13.2%),中庸者116人(30.0%),不良者220人(56.8%)であった.男性高齢者は女性高齢者より,生活習慣スコアが高かった(p<0.05).SDS指数の平均値は52.5点(標準偏差12.0点)を示し,女性高齢者の抑うつ傾向が高かった(p<0.05).生活習慣スコアの不良者はSDS指数が高かった.生活習慣スコアと性格3 因子の関連は,社交性・新奇希求性傾向の高い群,神経症性傾向の低い群の男性高齢者の生活習慣スコアが高くなっていた.生活習慣スコアが低い要因は,高齢者の運動・活動に関する習慣が少ないことであった.「健康日本21」の活動の一環として,老人クラブが主体となり,「ウオーキング」を推進している.この活動を継続することが健康づくり対策にとって重要であるとの示唆が得られた.A questionnaire survey on lifestyle, mental health and personality was carried out among the elderly(age 65 or over) in the community, and a total of 387 (180 male and 207 female) responses were obtained.In the survey, Morimoto's scores for lifestyle, Self-rating Depression Scales (SDS) and the SimplePersonality Test for the elderly were used. The scores on lifestyle showed 51 persons (13.2%) to be good,116 (30.0%) to be intermediate and 220 (56.8%) bad. Males had higher scores than females on average(p<0.05). SDS were also calculated to find an average at 52.5 (SD=12.0). Females showed a higher degreeof depression (p<0.05). The results of the Simple Personality Test showed that male elderly with highsociability and/or novelty-seeking or with low neuroticism tended to have a higher score for lifestyle.Low scores for lifestyle were attributable to less frequent physical activities. The importance ofwalking promoted by clubs for the elderly as a response to 'Healthy Japan 21'was confirmed in the healthpromotion.
著者
忠津 佐和代 木村 浩之 森田 一三 中垣 晴男
出版者
有限責任中間法人日本口腔衛生学会
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.188-199, 2003-07-30
被引用文献数
4

8020達成に向けて,口腔・歯科の健康度・健康習慣をチェックする簡便な方法として,地域住民を対象に開発された「歯の健康づくり得点」質問票の職域への活用の有効性を検討する基礎資料とするため,某社従業員459名に「歯の健康づくり得点」と,全身の健康指標となる「森本の健康習慣」得点などのチェックを併せて行い,以下の結果を得た.1.「森本の健康習慣」得点を判定基準3段階でみると,不良なライフスタイルを示す「O〜4点]が77.8%と多かった.2.「歯の健康づくり得点」の判定基準3段階でみると,「良好」の16点以上の者は28.0%,「中間」11〜15点は46.5%,「よくない」10点以下は25.8%であった.3.同得点の合計得点で,労働属性を含む10属性別で有意差のみられたのは,「労働形態」別であった.4.同得点の項目ごとで2群間に有意差のみられた属性は,性別,年齢別,仕事の内容別,労働形態別,通勤手段別,持病の有無別であった.5.同得点と「森本の健康習慣得点(除喫煙)」との順位相関係数は0.361(p<0.001,N=444名)で,有意な相関性が認められた.6.同得点の各項目ごとに「はい」,「いいえ」別の「森本の健康習慣得点(除喫煙)」を求め検定を行った結果,全10項目のうち7項目の良好な回答群で,「森本の健康習慣得点(除喫煙)」が有意に高かった.以上の結果の考察から,「歯の健康づくり得点」は,事業場における口腔・歯科健康度・健康習慣チェック票として有用である可能性が示唆された.