著者
植松 智
出版者
大阪大学
雑誌
若手研究(A)
巻号頁・発行日
2009

小腸CD103^+ DCがCD8αの発現により2つのサブセットに分かれる事を見いだした。CD103^+ CD8α^+ DCはTLR3, 7, 9を発現し、Th1応答や抗原特異的IgGを誘導した。CD103^+ CD8α-DCはTLR5, 9を発現し、抗原特異的IgGとIgA、Th1とTh17応答、そして強い細胞傷害性T細胞活性を誘導した。この様に2つのDCサブセットは、免疫の活性化において全くことなる機能を有していた。
著者
吉川 慎一 植松 利晃 坂内 悟
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.95, pp.23-30, 2008-09-19
被引用文献数
2

二次情報を用いた文献検索システムは,膨大な文献データから特定の文献を探し出す目的で利用されている。探し出した文献の一次情報 (全文) を入手する方法として,従来は文献を所蔵している図書館へ出向く,複写サービスを利用する等が行われていたが,デジタルアーカイブ化が進むことにより,二次情報からの全文リンクを使用して一次情報を直接表示,入手することが可能になってきている。本発表では,全般的な動向と JST が提供する JDreamⅡ での全文リンクインタフェースの変更による利用状況の変化について調査し,報告する。Article search system using secondary information is used with the aim of finding a specific article among enormous article data. Ways to acquire a primary information (full text) previously were going to the library that holds the article or using photocopy service, etc. However recent development of digital archive has made it possible to display and download the primary information from links from the secondary information. This presentation reports a general trend of the above change and, how have access and usage of article search system (JDreamll provided by JST) changed due to a change of interface with links to primary information.
著者
大澤 義明 植松 貞夫 木野 修造
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.61, no.489, pp.131-140, 1996
被引用文献数
2 2

The objective of this paper is to examine the trade-off of the accessibility versus the level of the book stock in public libraries. As the criterion of accessibility, we adopt the average distance between the usels' location and the nearest public libraries, and the rate of the population who lives outside the area within the threshold distance. As the criterion of the level of the book stock, we use the rate of overlapping index numbers of books. Multi-objective analyses show that if the network connecting the public libraries are introduced, the plan to construct more libraries are more appropriate using a simple model and an actual planning in Japan.
著者
山口 俊昌 裏川 公章 中本 光春 出謝 秀樹 田中 宏明 磯 篤典 西尾 幸男 植松 清 瀬藤 晃一 川北 直人 嶋田 安秀
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.22, no.12, pp.2882-2885, 1989-12-01
被引用文献数
21

1987年までの13年間に4例の大腸癌の卵巣転移を経験した. 症例1 : 65歳. 閉経後, S 状結腸癌手術時に, 左卵巣腫瘤を合併切除した. 術後10か月後に肺転移で死亡した. 症例2 : 56歳, 閉経後. 下行結腸癌術後6か月目に両側卵巣を切除し, 右卵巣に転移を認めた. 症例3 : 53歳, 閉経前. 直腸癌 (Rs) 術後1年目卵巣腫瘤を切除, 9か月後も健在である. 症例4 : 56歳, 閉経後. 直腸癌 (Rs) の治癒切除後1年4か月後に左卵巣腫瘤を切除した. 1年8か月後に死亡した. 大腸癌卵巣転移の頻度は3.5%であった. 原発大腸癌の占居部位は下行結腸1例, S 状結腸1例, 直腸 (Rs) 2例と, 下部大腸に多く, 全例リンパ管侵襲は陽性で, リンパ行性転移が疑われた. 卵巣転移までの期間は同時から1年4か月後であった. 予後は不良で9か月生存中が1例あるが, 3例は1年8か月後までに死亡した.
著者
"植松 章子 田中 昌昭"
出版者
川崎医療福祉大学
雑誌
川崎医療福祉学会誌 (ISSN:09174605)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.497-510, 2006

"スケジュール作成は,労力を要し,時間のかかる作業である.これは,法的な制約,勤務規程上の制約,あるいは個人の都合による制約など,多数の競合する制約条件の下で最適な解を探索しなければならないからである.本論文では,遺伝的アルゴリズムを用いて,臨床検査技師の日当直勤務割当て問題に取り組んだ.遺伝的アルゴリズムは,多くの組み合わせ最適化問題に適用されている探索アルゴリズムである. 川崎医科大学附属病院中央検査部は,一般,血液など13の部署に分かれ,総勢約80名の職員が勤務している.職員には,日勤の他に平日当直,土曜・日曜・祝祭日の日当直が割当てられている.副技師長は毎月勤務割当表を作成して病院へ提出することになっているが,その際,全部で8つのルールを考慮しなければならない.本研究では,それらのルールをペナルティとして適応度関数に取り込んだ. 本研究で考案した手法を用いて入念な実験を行い,2年間にわたって蓄積された過去の実績データとの比較を行った.その結果,本研究のアプローチは十分実用に耐えられることが示され,スケジュール作成エンジンとして日当直勤務割当て支援システムに組み込んだ. このシステムを利用することにより,ターンアラウンドタイムを50%短縮することができた.しかしながら,日当直勤務割当ての完全自動化を実現するためには,さらなる改良の必要がある."
著者
植松 幸弘
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.22, no.10, pp.1-8, 1998-02-06

近年、MRヘッドの実用化によって磁気ディスク装置の面記録密度の向上は著しく、98年初に3Gbpsiを超える装置が出荷され、2001年の10Gbpsiの装置出荷は予想どおり実現されるだろう。BPI/TPI比は現状の15〜18 : 1程度はから、超高BPI化よる記録データの磁気熱緩和の懸念によって、徐々に10 : 1程度になって行くものと考えている。従って10Gbpsiをこえる領域ではさらに超高TPI化に拍車がかかるためメカ・サーボの先進技術開発は磁気ディスク装置に益々重要なものとなりつつあり、特にピギーバックアクチュエータは重要である。ピギーバックアクチュエータにはその実現容易さの順に第一世代 : サスペンション可動型、第二世代 : スライダ可動型、第三世代 : R/Wコア可動型があるが、1ヘッド当たりのコストを1ドル以下と月産数百万個以上の量産性の実現が最大の課題となっている。
著者
植松 幸弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録
巻号頁・発行日
vol.97, no.538, pp.1-8, 1998-02-06

近年、MRヘッドの実用化によって磁気ディスク装置の面記録密度の向上は著しく、98年初にGbpsiを超える装置が出荷され、2001年の10Gbpsiの装置出荷は予想どおり実現されるだろう。BPI/TPI比は現状の15〜18:1程度はから、超高BPI化による記録データの磁気熱緩和の懸念によって、徐々に10:1程度になって行くものと考えている。従って10Gbpsiをこえる領域ではさらに超高TPI化に拍車がかかるためメカ・サーボの先進技術開発は磁気デイスク装置に益々重要なものとなりつつあり、特にピギーバックアクチュエータは重要である。ピギーバックアクチュエータにはその実現容易さの順に第一世代:サスペンション可動型、第二世代:スライダ可動型、第三世代:R/Wコア可動型があるが、1ヘッド当たりのコストを1ドル以下と月産数百万個以上の量産性の実現が最大の課題となっている。
著者
数原 良彦 植松 幸生 井上 孝史 片岡 良治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学
巻号頁・発行日
vol.108, no.329, pp.7-8, 2008-11-24

本研究では,ソーシャルブックマークにおけるスパマーのタグ付与行為が非スパマーとは異なると考え,ユーザのタグ付与行動に基づく特徴を抽出し,教師つき機械学習を用いてスパマーの判別器を生成することでスパマーの除去を行う手法を提案する.評価実験より,提案した特徴を用いて,スパマーの分類精度を保ったまま非スパマーの誤分類が減少されることを確認した.
著者
植松 陽一
出版者
宝塚造形芸術大学
雑誌
Artes : bulletin of Takarazuka University of Art and Design : 宝塚造形芸術大学紀要 (ISSN:09147543)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.97-109, 2006-03-31

現在、最も優れたデザインブランドの一つとも言われているアップル。そのアップルはガレージファクトリーという、非クリエイティブ環境で生まれたブランドである。しかし今日ではクリエイティブ業界でアップルを知らない者はいないくらい浸透している。そのアップルにおけるブランド要素はどのようなものであるか、MacintoshというブランドとiPodというブランドを通して考えてみたい。また実際に20代の学生のアップルブランドにおけるブランド意識はどのようなものがあるか考察してみた。