著者
シュアイブ M. ファイズ 森泉 昭治 清水 浩
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械學會誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.61-67, 2002-07-01
被引用文献数
2

本研究はトラクタ運転者の操作技能に関する基礎的データを求め, 歩行型トラクタ操作の習熟過程を人間工学的視点で分析するために実施された。<br>実験結果では, 作業誤差レベルと初心者の生理的負担との間に相関関係があることが注目される。初心者は運転操作実験の初期に作業誤差が大きいが, これは高い精神的緊張と不慣れな動作に起因すると推察される。初心者のトラクタ操作時の生理的負担は, 作業誤差の減少と共に軽減した。諸分析結果より, 初心者が熟練者の技能レベルと生理的負担に到達するには, 正味24時間の運転操作時間が必要であると推定された。また, トラクタ操作の習熟過程は3段階に分け得ることが分かった。
著者
和気 典二 清水 豊
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.14, no.12, pp.910-918, 1975-12-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
20
被引用文献数
8
著者
清水 泰生 シミズ ヤスオ Shimizu Yasuo
出版者
大阪国際大学
雑誌
国際研究論叢 = OIU journal of international studies : 大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部紀要 (ISSN:09153586)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.91-103, 2017-01

Haruki Murakami is a novelist who also competes in triathlons and marathons. How has his running affected him and his literary work? Furthermore, has he read any books about running that offer interesting viewpoints? In addition, how does he train? For this report, I considered works that feature in printed media, such as interviews, essays and other texts. Since many novelists do not participate in sports, Murakami was regarded as a heretic and received continuous criticism. He fought for people who were criticized all the time. It may be said that he is an atypical runner, and is therefore isolated. Also, it can be seen from the Murakami works that literary language and rhythm are important attributes. As well as music, running must affect the form of writing immensely. Additionally, there is the theoretical question about his training, but it may be said that his original training has helped him form a writing style.

1 0 0 0 OA 世渡風俗圖會

著者
[清水晴風] [編並画]
出版者
[ ]
巻号頁・発行日
1800
著者
清水 渉 唐川 真二 永田 健二 向井 順子 本藤 達也 渡辺 光政 重本 英司 山形 東吾 土岡 由紀子 松浦 秀夫 梶山 梧朗
出版者
The Japanese Society of Electrocardiology
雑誌
心電図 (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.455-461, 1992

A型顕性WPW症候群に合併したリエントリー性心房頻拍 (AT) で, 頻拍中および頻拍時に行った右房ペーシング中にdouble potential (DP) が記録された症例を経験した, 症例は頻拍発作を主訴とした42歳女性で, 電気生理学的検査により洞調律時とほぼ同じQRS波形の頻拍はAT (CL 490mseG) によるものと診断した.洞調律時の心房マッピングでは, 高位右房側壁 (HRAlat) で心房波の持続時間の延長を認めた.ATはHRAlatからの早期刺激法で誘発, 停止が可能であり, 早期刺激間隔とAT誘発時のエコー間隔との関係は逆相関であった.AT中の心房マツピングでは, 高中位右房側壁の興奮が最早期で, 中位右房側壁にDPを認めた.DPはAT時にHFAlatから行ったペーシング中 (entrainment, CL 470, 450msec) にも記録されたが, 洞調律時および洞調律時の心房ペーシング中には記録されず, 機能性のDPと考えられた.
著者
清水 哲也 水口 義昭 吉岡 正人 松下 晃 金子 恵子 川野 陽一 勝野 暁 神田 知洋 高田 英志 中村 慶春 谷合 信彦 真々田 裕宏 横室 茂樹 内田 英二
出版者
日本腹部救急医学会
雑誌
日本腹部救急医学会雑誌 (ISSN:13402242)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.79-85, 2016-01-31 (Released:2016-04-26)
参考文献数
19

ERCPは胆膵疾患の診断に不可欠な手技となり,ERCPを応用したさまざまな手技が活用されている一方,ERCPの偶発症は重篤化しやすく慎重を要す手技である。ERCP合併症の中でも後腹膜穿孔は死亡率が高く,その診断と対処が重要である。1999年1月から2015年5月までのERCP自験例 4,076例のうちERCPの後腹膜穿孔を10例(0.25%)に認め,その原因と対応を検討した。穿孔部位は,乳頭部3例,胆管3例,膵管2例,十二指腸2例であり,原因は,乳頭部穿孔ではEST,胆管穿孔では砕石処置具の挿入,膵管穿孔ではカテーテル操作,十二指腸穿孔では内視鏡の挿入による損傷であった。後腹膜穿孔を疑う際にはENBDや胃管で減圧しCTで後腹膜穿孔の重症度を確認する。CTで後腹膜に液体貯留を認め,かつ発熱や疼痛のある症例は緊急手術を行う。後腹膜気腫のみ,もしくは少量の液体貯留のみで無症状の症例は保存的加療を行い経時的に疼痛や液体貯留をフォローし,所見の悪化がある際は緊急手術を考慮する。
著者
清水 孝
出版者
日本原価計算研究学会
雑誌
原価計算研究 (ISSN:13496530)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.10-18, 2012-03

わが国企業が実施している原価計算実務は,『原価計算基準』の原則的な規定に依拠するものばかりではない。例外的な規定を積極的に使用したり,規定にはない方法を採用することで,変化していく生産環境に対してできるだけ適切な価値移転計算を実施しようと努力している。本稿では,調査に基づき,こうした企業の取り組みについて明らかにする。
著者
清水 晴生
出版者
白鴎大学法学部
雑誌
白鴎法学 (ISSN:13488473)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.209-247, 2011-05
著者
清水 孝宏 松山 美智子 豊見山 直樹
出版者
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
雑誌
日本静脈経腸栄養学会雑誌 (ISSN:21890161)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.679-683, 2015 (Released:2015-04-20)
参考文献数
22

経腸栄養法を行う場合、経腸栄養チューブの先端が目的とする場所に留置されているかを確認しなければならない。その理由として誤って気道内に留置され気胸を発症するリスクがあることや、栄養剤等が気道に注入されることで誤嚥性肺炎を起こす危険性があるからである。挿入された胃管の先端位置を確認する方法は X線撮影による確認、気泡音による確認、呼気二酸化炭素検出による確認などがあるが最も信頼性のある確認方法は X線撮影による確認である。胃内残量については経腸栄養を胃内投与した場合の消化管の耐性を評価する目的で行われている。胃内残量が500mL以上と多い場合には栄養剤注入を中止すべきであると、国内外のガイドラインで記載されているが明確な根拠があるわけではない。経腸栄養は安全性を確保しつ、可能な限り中断せずにステップアップし適切な量を維持することが重要である。そのためのチューブ位置確認や胃内残量管理は注目すべき事柄であろう。
著者
森永 実 藤田 淳一 松井 真二 清水 富士夫
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.65, no.9, pp.912-918, 1996-09-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
11

レーザー冷却法と微細加工技術の発展により原子をホログラフィックな手法で制御することが可能になった.任意の距離に任葱の像を酉生す一る原子線ホログラムのバイナリパターンの設計法について解説し,最近の原子線ホログラフィーの実験の紹介をする.また原子線ホログラフィーの将来の可能性についても検討する.