著者
渡辺 誠
出版者
慶應義塾大学
巻号頁・発行日
1995

博士論文
著者
榎本 麻里 高橋 房恵 宮腰 由紀子 石川 みち子 渡辺 誠介 Mari Enomoto Fusae Takahashi Yukiko Miyakoshi Michiko Ishikawa Seisuke Watanabe 千葉県立衛生短期大学看護基礎理論 千葉県立衛生短期大学成人看護学 千葉県立衛生短期大学看護基礎理論 千葉県立衛生短期大学成人看護学 千葉県立衛生短期大学内科学 Chiba College of Health Science Chiba College of Health Science Chiba College of Health Science Chiba College of Health Science Chiba College of Health Science
雑誌
千葉県立衛生短期大学紀要 = Bulletin of Chiba College of Health Science (ISSN:02885034)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.37-45, 1983
被引用文献数
1

脳血管疾患は,我が国の死因の首位を昭和56年より悪性新生物に譲ったとは言え,依然第2位を占めている疾患である。幸いにして救命し得た場合でも,後遺症の1つである片麻痺は患者が社会復帰する上で大きな問題となっている。特に利き手側に片麻痺が生じた場合には,日常生活動作上の支障をきたし,利き手変換を余儀なくされることが多い。そこで,今回,我々は,日常生活動作の中でも重要と思われる食事動作と,コミュニケーションの大きな要素である書字について,健常者を対象として利き手変換を行ない,筋電図を用いて検討したので,その結果を報告する。
著者
両角 清隆 渡辺 誠 森川 博
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.29-36, 1996
参考文献数
7
被引用文献数
1

ユーザーの行動を分析・モデル化し,それを基にしてインタフェースデザインを行うことより,わかりやすいインタフェースデザインを達成することが目指されている。しかし,実際のユーザーの経験は多様であり,モデル化は容易ではない。そこで,これまでの研究で行動の類似性が認められた緊急時の操作を題材として,インタフェースデザインを考えた。緊急時の行動の特徴であるa)すぐ操作できる方法を選択する,b)一般的な知識を使って操作する,c)順方向操作との関係性(対称性)を想定して操作する,を考慮してシミュレーションモデルを作成した。その結果,ユーザーの緊急時操作の行動特性に対応したユーザーインタフェースデザインの指針として次の項目を得た。1)行動の特性に合った複数の操作経路を設定する,2)操作の対象を視覚的に表現する,特に緊急時の操作に対応する操作子は表面に設定する,3)情報の処理で認知的に高負荷をかけるダブルファンクション等は避ける
著者
柴田 宗一 菊田 寿 住吉 剛忠 渡辺 誠 三引 義明 大沢 上 小泉 勝 榛沢 和彦
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.473-480, 2010 (Released:2012-01-31)
参考文献数
11
被引用文献数
6

岩手・宮城内陸地震発生後,新潟大学を主体とする「エコノミークラス症候群予防検査支援会」を中心に,周辺医療機関からのボランティアと栗原市職員から構成される『チーム栗原』として,静脈血栓塞栓症 (venous thromboembolism;VTE) 予防検査活動を行った.地震発生後6カ月目までに,被災者113名に対し下肢静脈エコーを行い,17名 (15%) に深部静脈血栓 (deep vein thrombosis;DVT) を認めた.DVT陽性群とDVT陰性群とで,リスク要因について多変量解析を用いて分析した結果,年齢:高齢 (オッズ比1.090,95%CI 1.029-1.155,p=0.004),性別:男性 (odds ratios (OR) 0.150,95% confidence interval (CI) 0.027-0.818,p=0.028),症状の有無:有り (OR 3.326,95%CI 1.024-10.805,p=0.046),喫煙習慣:有り (OR 16.020,95%CI 2.067-124.163,p=0.008) が統計学的に有意であった.血栓陽性者に対しては,弾性ストッキングを配布し,かかりつけ医に対し診療情報提供書を作成し,基礎疾患治療の継続とともに,血栓治療を依頼した.さらに検診データをもとに栗原市とともに,避難所および仮設住宅の環境改善にも取り組んだ.保健師を中心に,避難所生活内での指導と管理を継続して行った.その結果,避難所および仮設住宅内で1人も肺塞栓症へ進展することなく現在まで経過している.震災後のVTE予防検査活動を行ううえでは,病院の枠組みを越え,行政を巻き込んだ活動が必要である.またこのような活動を支援することは,災害時における循環器科医師の重要な役割の1つと考える.
著者
渡辺誠著
出版者
雄山閣出版
巻号頁・発行日
1973
著者
平井 松午 溝口 常俊 出田 和久 南出 眞助 小野寺 淳 立岡 裕士 礒永 和貴 鳴海 邦匡 田中 耕市 渡辺 誠 水田 義一 野積 正吉 渡辺 理絵 塚本 章宏 安里 進
出版者
徳島大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

本研究は、各地に所蔵される近世後期に作成された実測図もしくは実測図系絵図の作成法とその記載内容・精度の比較検討を行い、その上で近世実測図を用いたGIS 解析法の確立を目指したものである。その結果、徳島藩・金沢藩・鳥取藩では藩領全域をカバーする測量図がそれぞれ独自の手法によって作成されていたこと,また近世後期の城下絵図についても測量精度が向上して,これらの測量絵図が GIS 分析に適した古地図であると判断した。
著者
山田 一 水野 勉 望月 大 渡辺 誠一
出版者
公益社団法人日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:18804004)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.1183-1186, 2001-04-15

Mechanical technology makes wide use of the separation and transfer of non-magncticmaterialsinvariousproductionmanu魁tu.r一1ngproccsses,Th云spaFcrdcscribesthcfundarncntalsorprojcction,scparat10n,a11dl!ransrcrofalunlinumshcetsasnon-magnetic materials (for example aluminum disc), using a magnetic repulsion force, by means of a solenoid-type electromagnetic launcher. The key points of this paper are as follows: (1) Linear projection of Al discs. (2) Nonlinear projection of Al discs. (3) Nonlinear guide projection of Al discs.
著者
牧野 史典 杉山 和雄 渡辺 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.44-47, 1997-01-31

近年, 景観的見地より, 社会的基盤である土木構造物に対するデザインの質の向上が求められている.これまでそれらの設計は, 経済性や効率最優先であることが多く, 景観性やデザインがその対象とはならなかった.しかし今では, それらが設計の主導権を握るようにさえなった.そのような状況のもと, 特に橋梁において斬新な構造形式を持つものが現れるようになっており, 橋梁デザインの新たな可能性を示しているともいえる.本研究では, 橋梁デザインの可能性を探ることを目的とし, 新しい構造として「シェル構造」の応用を試みた.「シェル構造」はスパンに対して十分に薄い曲面構造であり, 造形的な可能性を秘めるばかりでなく, 構造体としても優れている.その種類は数多く存在するが, その中でも基本的なシェルの一種である「HPシェル(Hyperbolic Paraboloid Shell/双曲放物面形シェル)」に着目した.まず数種のHPシェルの形状を作成し, それらの中でどのような形状が良いのか, 構造解析をもとに検討した.さらに改良を加えて検討し, HPシェル構造の橋のかたちをつくりあげていった.その結果, 橋梁デザインの可能性を大きく広げることが出来るような, 魅力的で美しいデザインを生み出すことができた(図1).
著者
シャクルトン ジョン 杉山 和雄 渡辺 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.37-46, 1996-11-30

本研究は,前報の成果に基づき,日本のRV車に焦点を当て,RV車の類別化にはある種の認知の焦点が存在し,いわゆるプロトタイプ理論によってそれが説明できることを,類別に寄与した属性パターンから示したものである。まず第一に,被験者にRV車を自由にグルーピングして貰う実験を行い,まず一様性分析により分析した結果,各被験者のグルーピングに寄与したと思われる属性を非線形正準相関分析により抽出したところ,各グループの識別は,ある幾つかの際だった属性により成り立っているのではなく,各グループの有する諸属性の一般的な傾向の違いに基づいていた。類別化は,示される属性の複合的な関係に依存していることを明らかにしたのである。
著者
立石 良幾 杉山 和雄 渡辺 誠 シャクルトン ジョン
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.45, pp.190-191, 1998-10-30

The use of graphical sysmbols (icon) is a common way to convey message to the user. Recently, digital camera has been spreaded rapidly, however the graphical sysmbols are not standardized yet. Product information symbols should be standardized so that a single symbol conveys a single message regardless of the kind of product. Each infonTration symbol should be clearly discemible from others, additionaly to have a clearly understood meaning, and not requiring too much effort by consurrlers to learn what they mean. Therefore it was considered of benefit to research on the icon that should be used to convey the messeges for a digital camera.
著者
水野 勉 米野 史一 林 利明 榎木 茂実 品川 宏樹 山田 一 渡辺 誠一 岸本 哲 竹下 邦夫
出版者
公益社団法人日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:18804004)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.296-301, 2005-03-01
被引用文献数
9 6

The output voltage of an eddy current displacement sensor depends on the quality factor Q=ωL/R of the coil. Therefore, impedance analysis of the coil is important for output voltage analysis. Theoretical analysis of coils has been performed by C. V. Dodd, A. Reatti, and others. However, the quality factor of a coil cannot be calculated by using their theory. This paper presents theoretical, numerical, and experimental analyses of a coil for an eddy current displacement sensor. The impedance characteristics are analyzed by combining three theories : Dodd's theory, Reatti's theory, and the finite element method (FEM). As a result, the calculated value of the quality factor using the technique of complementing Dodd's theory with FEM is found to be accurate within seven percent. This technique is effective from the viewpoints of calculation time and accuracy. The calculation times of the three methods are also discussed in this paper.