1 0 0 0 OA 米国移住論

著者
武藤山治 著
出版者
丸善
巻号頁・発行日
1887
著者
小林 悟志 藤山 秋佐夫
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.324-333, 2006 (Released:2006-09-01)
参考文献数
9

正しい情報を提供し,正確な理解を求めることは科学コミュニケーションの基本であり,常に意識しておくべき重要な課題である。日本語バイオポータルサイトJabion(ジャビオン)は,一般社会と専門家との間にとどまらず,専門家同士の相互理解の架け橋となることも目指して構築運用しているWebサイトである。このサイトは,一般向けには専門用語の解説および科学ニュース等を分かりやすく説明したコラムや科学教育サイトに関する情報を提供するとともに,専門家向けには最新の研究情報,日本語での利用が可能な文献検索やゲノム情報等を提供している(http://www.bioportal.jp/)。
著者
藤山 悳正 仙田 隆一 遠山 裕子 菊地 加代子 瀧沢 武雄 城武 昇一
出版者
一般社団法人 日本医療薬学会
雑誌
病院薬学 (ISSN:03899098)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.22-28, 1995-02-10 (Released:2011-08-11)
参考文献数
8

Intravenous hyperalimentation (IVH) treatment has been used in Japan since 1970, many hospitals applying this treatment to patients and receiving good results. Since the introduction of IVH treatment, its prescription and technique of this treatment have improved as a result of the many experiments and clinical reasearch conducted.In this study on the pharmacist's safety while adjusting IVH, it was forcused mainly on the amount and the size of the scattering glass fragments and the distance they traveled when an ampoule is opened.The results of the experiment were follows.(1) The number of glass fragments for those larger than 30μm only Scattered was from a minimum of 2 to a maximum of 33. The largest glass fragment found in each of the three samples used was 182.7μm, 238.3μm, and 126.1μm for Ohtsuka MV® Sohvita®, and distilled water, respectively.(2) Many fragment were from 30μm to 40μm in size, with fragments of this size were contained in each sample as follows: 53.50%, 46.30%, and 57.95% in Ohtsuka MV®, SohvitaR, and distilled water, respectively.(3) It was found that glass fragments could scatter up to 80cm in distance away from the ampoule.
著者
藤山 正二郎
出版者
福岡県立大学
雑誌
福岡県立大学人間社会学部紀要 (ISSN:13490230)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.1-13, 2012-01-08

先に私は「野生の思考としての伝統医学」という論文を書いた。その要旨は、漢方などの伝統医学は近代医学とは異なる科学的認識で成立している、いわばレヴィ=ストロースの言葉の「具体の科学」として伝統医学を展開することであった。さらに本論ではレヴィ=ストロースの『野生の思考』の「感性的表現による感覚界の思弁的な組織化と活用をもとにしてなしえた自然についての発見」を基本として、第1章の「具体の科学」のなかの「ブリコラージュ」 「神話的思索」の概念を消化して、漢方、中医学、ウイグル医学という私が多少とも関わった伝統医学の理解に応用したいと考えている。 「具体の科学」とは遅れている科学ではない。近代医学は部分的に伝統的な処方薬などの分析を行い、伝統医学の効能を認めつつある。分析とは近代の科学的方法の一つである。それによって、この二つの科学のコミュニケーションが部分的には可能であろう。しかし、その背後にある身体観、自然観などを理解可能なものにしないと、伝統医学は科学ではなく、哲学、思想にとどまってしまう。そうしないためにも、この二つの科学的認識を対照させながら、相互にその認識の特徴を明らかにしたい。 ブリコラージュとは、 「ありあわせの道具材料を用いて自分の手でものを作ること」である。 「器用仕事」とか訳されているがいま一つしっくりこない。ブリコラージュでは資材の世界は閉じている。すなわち、そのときそのとき限られた道具と材料の集合で何とかするというのがここでのゲームの規則である。身体はそれを包む環境とのバランスのとれた相互作用のなかにある。いわば閉じた世界である。それを対象とする医療はブリコラージュ的であるべきであろう。環境の変化によって、新しい病気などは出現するが、基本的には身体は静態的均衡になかにある。具体の科学の知識の工作面を示すのがブリコラージュであるが、伝統医学は自然の「ありあわせ」の植物や動物などを薬として使用する。 近代医学は身体の概念を拡大していく。人間機械論から、臓器移植、再生医療など、身体を人間本来のものから絶えずはみ出してきた。さらに科学的概念を駆使して、合成された新薬を絶えず開発きた。このように近代医学は無限に拡大可能な科学的概念を使用する。 伝統医学は身体的記号(embodied symbol)を使う。脈状、舌の形状、色など言語化しにくい記号で判断する。陰陽五行説も基本は身体的メタファーである。患者を前にして、これらのシンボルをブリコラージュ的に組合せ、構造的な処方を出すのである。
著者
佐々木 雅也 丈達 知子 栗原 美香 岩川 裕美 柏木 厚典 辻川 知之 安藤 朗 藤山 佳秀
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.189-194, 2007-06-25
参考文献数
14
被引用文献数
2

【はじめに】クローン病症例の入院時SGAによる評価と疾患活動度、治療のアウトカムとの関連について検討した。<BR>【対象及び方法】2004年1月より2005年12月までに滋賀医科大学消化器内科にて入院治療された27例(男性19例女性8例、平均年齢30.7歳)を対象とした。入院時のSGAは、栄養状態良好(A判定)10例、中等度の栄養障害(B判定)11例、高度の栄養障害(C判定)6例であった。<BR>【結果】CRP値、IOIBDアセスメントスコア、CDAIはB判定群、C判定群で有意に高値であった。TPN施行率、手術施行率もB判定、C判定群で有意に高率であり、在院日数もB判定、C判定群で有意に長かった。<BR>【考察】クローン病入院時SGAによる評価は、疾患活動度とよく相関した。またTPN施行率、手術施行率、在院日数と有意な関連があり、疾患予後の推定に有用であった。
著者
田中 啓介 鈴木 健太 藤井 貴之 渋江 隆治 藤山 一成
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集A編 (ISSN:18848338)
巻号頁・発行日
vol.79, no.799, pp.266-280, 2013 (Released:2013-03-25)
参考文献数
14

Fatigue crack propagation tests of center-notched plates of lead-free solder were conducted under displacement-controlled conditions with mean strain and load-controlled conditions with mean stress. The J-integral range was evaluated from load-displacement curves by using the simple estimate method. The mean stress introduced by the initial (mean) tensile strain in displacement-controlled tests was relaxed very quickly with cycles. The crack propagation rate was nearly constant during crack extension and was not much influenced by the mean strain. The crack closure did not take place under tensile mean strains, while it occurred under compressive strains. In load-controlled tests with mean stress, the ratcheting deformation was accumulated during fatigue tests. The crack propagation rate increased with crack length, and was not influenced by the tensile mean stress. The crack propagation rate was lower as the mean compressive stress was larger and as the stress range was lower. The crack closure took place only for the cases of compressive mean stresses. When the J-integral range was evaluated by taking into account of crack closure, the crack propagation rate was expressed as a power function of the J-integral range for all cases examined, The effective fractions of the applied load, strain and J-integral were unity for zero and positive mean stresses. They deceased linearly with increasing mean compressive stress down to -4 MPa, and remained nearly constant below -4 MPa.
著者
高木 雄也 高見 佳生 篠原 正典 松田 正信 藤山 寛
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.501, 2012

炭素で構成されるアモルファス状の膜は,化学的・機械的に安定であり,低温で成膜可能であり,さらにこの膜の表面を修飾することにより,新たな性質を付加できることから,ますますその用途は拡大している。現在では,これまで以上に,原子レベルで制御して,成膜および表面処理を行う必要が生じている。これまでメタン(CH4)を原料として用いた場合の成膜過程や表面反応過程を調べてきた。今回,エチレン(C2H4)を原料として用いた場合,成膜速度の飛躍的な上昇や膜質の変化を確認することが出来た。また,成膜過程および膜表面での反応過程について,多重内部反射赤外吸収分光法を用いて詳細にしらべたので,報告する。
著者
高木 雄也 高見 佳生 篠原 正典 松田 良信 藤山 寛
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学学術講演会要旨集
巻号頁・発行日
vol.32, 2012

炭化水素プラズマで生成されCH<sub>3</sub>など低分子量の化学種だけでなく、高分子量の化学種も重要となると考えられる。そこで、プラズマ中で生成される高次の化学種を制御することで,これまで以上に機能を持つ膜が形成できることが期待できる。高分子を原料としたプラズマ成膜の基礎的な知見を得るため,多重内部反射赤外吸収分光法を用いてエチレンによる成長過程を調べたので報告する。
著者
藤山 修 Osamu Fujiyama
出版者
茨城キリスト教大学
雑誌
茨城キリスト教大学紀要. 1, 人文科学 (ISSN:13426362)
巻号頁・発行日
no.51, pp.109-125, 2017

There are interesting academic discussions in "Dochaku to Haikyo" (1967 Shinkyo Publishing) and "Seito to Itan no Aida" (1976 Tokyo University Publishing) by Kiyoko Takeda regarding acceptance of Christianity among Japanese people. Kiyoko Takada argues that both idiosyncrasy and adequacy exit in how Christianity is viewed in Japan and she label those as "Between Orthodoxy and Heresy." In Japan, there are people who touch Christianity during their youth and whether or not it has impacts on their lives or the way of their thinking, many of them decide to leave away from Church and act as they have renounced their faith. As a result, those who become eminent figures in various fields could influence others to accept Christianity whether or not they are aware of the fact that their interpretations on how they see the world around them or their philosophies are based on Christianity. Even though they might not realize they are Christians, they do possess Christian-like perspectives and live their lives base on the values they have learnt from the religion, therefore we could still see hope for Christianity to take root in Japan. Kiyoko Takeda discusses "Between Orthodoxy and Heresy" type of people will lead and procreate a platform for Christianity and Japanese indigenous culture to connect and cross over their boundary, and positively sow the good seed. The thesis of this article is to argue and prove Mado Michio himself is "Between Orthodoxy and Heresy" by studying his interactions with Christianity and deep insights of his poets and nursery songs, and also suggest his works would positively contribute people in Japan to accept Christianity.
著者
伊井 直記 前田 忠男 土岐 良一 藤山 勝二 浅居 良輝
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.39, no.12, pp.1093-1097, 1992

カルボン酸分析計を用いて食品中のNANAを簡便で他の成分の妨害を受けることなく,迅速でかつ精度の高いNANA定量法を検討し,以下の結果を得た.<BR>(1) カルボン酸分析計用試験溶液の調製は次の通り調製した.液体試料はそのまま,あるいは水で希釈して一定量に定容した.固体試料の内粉末試料は1gを精秤し,水で50mlに定容した.他の固体試料は10gを精秤し,水を50ml加えてホモブレンダーにかけ100mlに定容し, No.5Cのろ紙でろ過した.この溶液9mlをネジロ試験管にとり1N硫酸1mlを加え, 80℃で45分間加水分解を行った後,冷却し, 0.45μmのメンブランフィルターを用いてろ過を行い,カルボン酸用試験溶液とした.<BR>(2) 乳児用調製粉乳を試料として本法の繰り返し精度を確認した結果, 10回の繰り返しにおける変動係数は1.61%と良好であった.<BR>(3) 乳児用調製粉乳1g当たりNANAを2mg添加し,本法による回収率を求めた結果, 99.8%と良好であった.<BR>(4) 本法は,前処理として加水分解とろ過操作のみで試験溶液が調製でき,また,強塩基性陰イオン交換樹脂カラムを用いることで妨害となる成分からの分離ができた.<BR>(5) 食品中のNANAを簡便で迅速かつ精度良く定量する方法を確立した.