著者
野村 和哉 内橋 勤 筧 捷彦
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.332-337, 2014-03-13

工学系大学では,講座にPBLを取り入れる場合が多くなってきた.しかし受講する学生の多くがプロジェクトに参加した経験が無い場合には講座にプロジェクト実習を加えても学習効果は少ない.実際に学生の多くは,入学までにプロジェクトに参加した経験が少く,プロジェクトで何をすればよいか戸惑っている内にPBL講座が終わる.問題は,どの様にすれば,初めてのプロジェクトで有意義な経験を得られるかである.我々は,最初にプロジェクトの前に最低必要なプロジェクト・マネジメント知識を学習させ,次に1週間程度の小プロジェクトを数回繰り返して,幾つかの小さな失敗を積み重ねることにより習熟させ,最後に目的とするプロジェクトを成功させるという方法が有効だと考えた.最後に成功させることは,今後より上位のプロジェクト・マネジメント技術習得の動機づけともなる.この方法を160名が受講するPBL講座で評価した.プロジェクト経験の無い学生でも,今後は自身で計画・推進しプロジェクトを完了させることが出来るようになる.
著者
野村 健太郎
出版者
森山書店
雑誌
會計 (ISSN:03872963)
巻号頁・発行日
vol.189, no.2, pp.265-268, 2016-02
著者
野村 喬
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.10, no.8, pp.618-623, 1961-09-15
著者
澤井 俊宏 阪上 彩 野澤 正寛 岩井 勝 野村 康之 竹内 義博
出版者
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
雑誌
日本小児腎臓病学会雑誌 (ISSN:09152245)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.172-175, 2008-11-15 (Released:2009-07-10)
参考文献数
10

症例は11歳,女児。生下時よりEllis-van Creveld症候群 (EvC症候群) と診断され,経過観察されている。平成18年の学校検尿で軽度の尿蛋白を指摘された。近医を受診し,早朝尿蛋白および臥床での尿蛋白が陰性であったことなどから起立性蛋白尿と診断された。翌年の学校検尿でも尿蛋白を指摘され,早朝尿蛋白も軽度陽性となっていたが,この時は精査されなかった。EvC症候群の定期受診の際に高血圧に気付かれ,血液検査で腎機能低下が判明し当科に紹介入院となった。腎生検の結果はネフロン癆に合致する所見であったため,腎機能の回復は困難であると判断した。患児は現在,腹膜透析を実施しながら腎移植待機中である。
著者
小野村 胤久
出版者
奈良学芸大学
雑誌
奈良学芸大学紀要 (ISSN:0369321X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, 1960-02

Die asthetische Anschauung Goethes ist in der,, Einleitung zu Propylaen und anderen kritischen Aufsatzen genau zu lesen, doch im Zusammenhang mit der Wissenschaft sehen wir in seiner Farbenlehre den hochsten Zenit dieses Problems. Nicht nur seine naturwissenschaftliche Anschauung und Naturbetrachtung, sondern auch die Erscheinung der Farbe brachte er einem Gesetz naher, dem Urphanomen, d. h. der Polaritat und Steigerung. Besonders besteht seine asthetlsche Grundlage in der physiologischen Farbe des didaktischen Teils in der Farbenlehre, So sagte Goethe in seinen kritischen Bemerkungen uber Diderot:,, Die Harmonie ist in dem Auge des Menschen zu suchen, sie ruht auf einer inneren Wirkung und Gegenwirkung des Organs, nach welchem eine gewisse Farbe eine andere fordert und man kann ebenso gut sagen, wenn- das Auge eine Farbe sieht, so fordert es die harmonische, als man sagen kann die Farbe, welche das Auge neben einer anderen fordert, ist die harmonische.,, Es kommt bloss auf den Kunstler an , die Farben seiner Gemalde so zu wahlen, dass sie in ihrem Zusammenwirken jenen Gesetzen nicht widersprechen, sondern im Gegenteil auf irgendeine Weise ihnen genugtun. Die Farben waren fur Goethe Taten des Lichtes, Taten und Leiden. Er steilte die einzelnen Farben vor, bestimmte ihre Stellung innerhalb der Farbenskala zu den beiden Polen, dem Licht und dem Nichtlicht, Weiss und Schwarz und untersuchte ihr Verhaltnis zu seeiischen Stimmungsgehalten und inneren Lebenstrieben, dieses Verhaltnis in einer ganz bestimmten Beziehung {indend zu der Stellung innerhalb der Skala und zu den Polen. Dann hat er im ,,allegorischen, symbolischen, mystischen Gebrauch der Farbe" beschrieben, dass die Wirkung der Farbe meistens unmittelbar mit den Sittlichen zusammenhangt, und die Farbe als Gehilfe zur Erreichung der hochsten Zwecke angewandt wird, wenn sie als ein Element der Kunstangesehen wird. Was die asthetische Wirkung und Anwendung der Farbe anbetrifft, sei hier folgende Gehalte genannt: Licht und Schatten, Haltung und Kolorit. Ich glaube, dies ist sehr wichtig fur die Malerei und andere Kunste.
著者
野村 圭介
出版者
早稲田商学同攻會
雑誌
文化論集 = The Cultural review (ISSN:09184589)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.59-87, 1997-10

論文

1 0 0 0 南洋点描

著者
野村恵二 著
出版者
小林清孝
巻号頁・発行日
1941
著者
折尾 彰吾 上田 浩 上原 哲太郎 津田 侑 吉村 豪康 山村 智英 野村 怜一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.489, pp.249-254, 2013-03-07

Wi-FiやBluetoothの通信ではその仕様上,デバイス固有に割り当てられたアドレスが暗号化されることなくやりとりされている.これは外部から容易に観測することができ,この値を位置,時刻その他のデータと紐付けて収集することで,ユーザの位置の履歴や行動パターンが漏洩し位置プライバシーが脅かされるおそれがある.さらに攻撃者自身が移動しながら情報を収集することで,比較的少数の攻撃者によってもプライバシー攻撃を行うことが可能となる.本稿では,予想されるプライバシー攻撃と同様のフィールド実験を実施し,その結果を分析することでこの脅威の現実性を検証する.またこの攻撃によって起こりうる被害についてさまざまな視点から考察する.
著者
金間 大介 野村 稔
出版者
科学技術・学術政策研究所 科学技術動向研究センター
雑誌
科学技術動向 (ISSN:13493663)
巻号頁・発行日
no.142, pp.13-18, 2014-01 (Released:2014-02-13)

農林水産省の調査によると、約50%の営農者がこれまでの農業経営において情報通信技術(IT)を利用しており、かつ今後も利用したいと答えている。ただし、その多くが比較的簡易な利用に留まっており、農業生産の飛躍的な向上が期待されるようなIT の利用はわずかとなっている。 農産物の生産量や品質は気温、日射量、土壌水分、施肥量などの影響を大きく受ける。適切な生産管理により収益を向上させるためには、これら環境データと実際に収穫した収量データをつき合わせ、最適な施肥量や作業時期を決める必要がある。そこで環境データをセンシングできるデバイスやカメラ等の観測機器を設置し、各地点の環境データや生育状況がリアルタイムで入手できるシステムの開発・導入が進められている。また、収集されたデータの蓄積・分析・活用の面でも、クラウドサービスを中心とした取り組みの進展がみられている。 こうした農業へのIT 導入の動きを活かし、大きな成果に結びつけていくためには、地域の大学・自治体と関係政府機関が協力して、IT の導入をサポートできる人材の確保・充実、現場におけるIT 利用の実証、知識や成果の共有促進などの施策により、営農者のIT リテラシーの向上を図っていくことが望まれる。
著者
松本 聡子 野村 俊明 奥村 雄介
出版者
東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」
雑誌
死生学研究 (ISSN:18826024)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, 2010-12-15

Mental disorders are common among prison inmates. Article 26 of Japan's Mental Health and Welfare Law requires prison governors to report the impending release of inmates with mental disorders to the Prefectural governor; at the same time, documentary evidence of such inmates'psychiatric status must be submitted if they are assessed as likely to exhibit violent behavior. However, no research has been done on the implementation of this law. The goal of this study was to clarify the extent to which documentary evidence is actually included in reports issued by correctional institutions. It was found that documentary evidence is included high rates when inmates fall into 1 or more of the following 3 categories: the prison psychiatrist stated in the release report that hospitalization was necessary for psychiatric treatment; the risk of the inmate's inflicting harm on others is recognized; a violent nature and/or impulsiveness are recognized.
著者
和田 誠 古賀 聖治 野村 大樹 小達 恒夫 福地 光男
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.271-278, 2011-11-30

2009年に就航した新「しらせ」には,改造した20 ftコンテナを船上実験室として搭載するスペースが確保された.第51次日本南極地域観測隊では,このコンテナ実験室の内部に大気中の硫化ジメチル濃度を測定するためのプロトン移動反応質量分析計を収納し,観測を実施した.本稿では,コンテナ実験室の概要と今後改良すべき点等について報告する.
著者
赤間 亮 川村 清志 後藤 真 野村 英登 師 茂樹
雑誌
じんもんこん2004論文集
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.259-267, 2004-12-09

このパネルディスカッションは、デジタルアーカイブに「人文系からの視点が欠けている」という本シンポジウムの問題意識を受け、その人文科学における意義を改めて問い直し、「真の活用」の道筋をさぐるための議論を行うことを目的とする。本稿は最初の師による問題提起に続けて、各パネリストのポジションペーパーを五十音順でならべている。
著者
野村 真樹
出版者
京都大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究の目的は、多くの計測時間で得られた単一細胞遺伝子発現データを用いて、細胞の状態遷移と力学構造の関係を調べる事である。本研究ではアルゴリズムの開発とそれを用いた単一細胞RNAseqデータの解析を行った。・アルゴリズムの開発本研究で取り扱う単一細胞遺伝子発現データは細胞を破壊して計測するため、同一細胞の時系列変化を追うことが出来ない。その為、データ点の近さ関係を定義してデータ点をつなぐことで擬似的な時間変化を可視化するプログラムの開発を行った。擬似的な時間に並べたサンプルを用いて遺伝子発現量の相関関係の変化を追うプログラムの開発を行った。本研究遂行中に単一細胞RNAseqで計測した遺伝子発現量は細胞周期の影響を強く受けている可能性が示唆された。そこで、遺伝子間の発現量の関係性を調べるために計算トポロジーを用いた非線形解析手法を提案しプログラムの開発を行った。・単一細胞RNAseqデータへの適用iPS細胞から心筋細胞へ分化させた細胞サンプルから、単一細胞RNAseqを用いて遺伝子の発現量を計測した。データの解析には本研究で開発したプログラムを用いた。解析の結果、同一の分化誘導日でも分化誘導効率に起因すると考えられる細胞の不均一性が認められた。また、全サンプルを少数サンプルに分割した後、おのおのに対してWGCNAと呼ばれている階層的クラスタリングを適用して強く相関している遺伝子モジュールを同定した。Jaccard Indexを用いて遺伝子モジュールの近さを判定し、遺伝子モジュールネットワークを構築した。その結果、細胞の分化に伴う遺伝子発現モジュールの動的な変化が観察された。
著者
木瀬 洋美 石黒 康太 佐藤 美穂 井上 直子 川下 愛子 米田 理紗 野村 明日香
巻号頁・発行日
2015-10-09

平成27年度 大学図書館職員短期研修 [京都大学会場] 2015.10.06(火)~10.09(金), 共催: 国立情報学研究所