著者
清水 拓也 土方 嘉徳 西田 正吾
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.91, no.3, pp.538-550, 2008-03-01
被引用文献数
9 2

現在,商用Webサイトで利用されている推薦システムの多くは,協調フィルタリングを用いている.従来の協調フィルタワングによる推薦方法は,推薦の精度を向上させることに重点を置いて開発されてきた.そのため,既に知っているアイテムが多く推薦されるという問題があった.この推薦は,好みのアイテムをリストアップしてもらうことだけを考えたときには良い推薦といえるが,ユーザの満足度を考えたときには発見性の欠如のために必ずしも良い推薦とはいえない.本概究では,ユーザがどのようなアイテムを知っているかという情報をユーザから獲得し,この情報を用いたいくつかのアルゴリズムを提案する.これらのアルゴリズムは,ユーザの知らない好みのアイテムがどれだけ推薦されるかを示す特性であるNoveltyを向上させることを目的としている。本研究では,ユーザがどのようなアイテムを知っているかという観点でのユーザ聞,アイテム間の類似度を計算し,ユーザが知らないであろうアイテムを推測する.この方法と従来の嗜好に基づく協調フィルタリングを組み合わせることで,ユーザが知らない好みと思われるアイテムを推薦する.
著者
伊部 英史 新保 健一 谷口 斉 鳥羽 忠信
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.318, pp.29-34, 2009-11-25

メモリ、論理ゲートなど半導体デバイスの環境中性子線によるエラーのメカニズム、各種エラーモードの現状と22nmデザインルールまでの予測、電子システムへの影響と対策について概括する。
著者
前田 佳均
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C, エレクトロニクス (ISSN:13452827)
巻号頁・発行日
vol.83, no.12, pp.1053-1059, 2000-12-25
参考文献数
14
被引用文献数
2

イオンビーム合成法によって作製した多結晶β-FeSi_2膜の光学特性を格子ひずみの関係で調べた.X線回折法によって決定した格子定数はバルクとは異なり, 著しいα軸の伸展, bとc軸の圧縮及び格子体積の膨張が観察された.アニール温度や時間の違いによって, 格子体積は収縮から膨張に変化し, 光学吸収端は, 収縮したβ-FeSi_2格子では間接遷移を, そして膨張した格子では直接遷移を示した.これらの実験結果を踏まえて, 格子変形したβ-FeSi_2のエネルギーバンドの第1原理計算を行い, 計算結果によって, 格子ひずみによるバンドギャップへの影響を考察した.
著者
渡辺 克樹 高井 裕司 赤羽 浩一 山本 直克
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.97, pp.1-6, 2014-06-20

カーボンナノチューブ(CNT)は可飽和吸収などの光学的特徴を有しており、新規光デバイスへの利用が注目されている。CNTの特性はその構造に起因するため、構造を自由に制御する事が可能になれば、その光デバイスのより高性能化が期待される。我々はCNT構造の制御方法の一つとしてLASER ASSIST法を提案し、その詳細について検討を行っている。また、本研究ではFeやNi触媒を用いてCNTの作製を行い、触媒に対するCNT構造の比較検討を行った。AFMによって、触媒粒子の観測を行い、CNTの直径に起因する触媒の粒径の測定を行った。その結果、LASER ASSIST法により触媒の粒径が小さくなることが観測され、直径の細いCNTの合成に効果的であることが期待される。実際に、ラマン分光測定によるCNT直径の観測結果から、CNTの直径が小さくなることが確認された。したがって、LASER ASSIST法を用いることで、光デバイスで利用される小口径のCNTが作製できることが明らかとなった。
著者
吉岡 佑毅 山本 直克 赤羽 浩一 川西 哲也 外林 秀之 高井 裕司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. R, 信頼性 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.180, pp.51-56, 2012-08-16
参考文献数
11

新たな光周波数資源の開拓は,将来の光情報通信容量拡大の基盤技術となる.我々は,光情報通信応用を目的とした新周波数帯域としてT-band (1000-1260nm)とO-band (1260-1360nm)に注目し,この帯域で動作する光ゲインデバイスの研究開発を推進している.今回,GaAs基板上にInAs/InGaAs量子ドットを積層させたものとInAs/InGaAs量子ドット上のギャップ層を制御し変調量子ドット構造を持たせた二種類の光ゲインチップを作製した.この光ゲインチップを外部共振器機構に組み込み波長可変光源を構築した.結果,ゲイン材料にInAs/InGaAs量子ドットを用い広帯域利得を得ることで1.2μm-1.3μm帯で動作する広帯域波長可変光源の開発に成功した.
著者
前原 洋祐 川原 宏太 塩谷 浩之 郷原 一寿
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.500, pp.13-17, 2007-01-18

フーリエ反復アルゴリズムは位相回復の有効な手法として用いられており,最急降下法と対応付けられている.最急降下法に基づいた機械学習においては,複数の学習済みの予測機械を組み合わせるアンサンブル学習法が汎化能力の向上に有効である.本研究では,アンサンブル学習の枠組みを位相回復法に適応し,その有効性について検討する.
著者
小林 英雄 森 香津夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.88, no.1, pp.256-268, 2005-01-01
被引用文献数
12

OFDM通信方式は,周波数軸等化方式の採用により多値QAM等の高能率変調方式の同期検波が可能となり,マルチパスフェージング環境下において高速度・高品質のデータ通信の提供を可能としている.これらOFDM通信方式の優れた特性を達成するためには,マルチパスフェージング環境下における周波数軸上の伝送路特性を高精度に推定する必要がある.本論文では,これまでに提案されている離散フーリエ変換(DFT)を用いた伝送路推定方式の問題点について明らかにし,これら問題点を解決する解散コサイン変換(DCT)を用いた伝送路推定方式について提案する.また,0FDMAやMIMOシステム等での利用が検討されているスキャタードパイロットを用いた伝送路推定方式に対して適用可能なDCT法を用いた周波数軸補間法についても提案する.本論文では,提案方式の有効性について計算機シミュレーション結果より実証する.
著者
小園 晋一 山本 伸一 森川 栄久 田中 正人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.81, no.5, pp.503-507, 1998-05-25
参考文献数
6

郵政省通信総合研究所(CRL)は, 技術試験衛星V型(ETS-V)に搭載された移動体通信実験機器(AMEX)の特性を定期的に把握するために定期チェックアウト(C/O)を1988年4月に第1回目を実施し, 1996年3月までに7回実施した.測定によって得られたAMEX中継器の特性を, 打上げ前に実施された地上最終電気性能試験の値と比較することで, 静止軌道上にある中継器利得の経年変化を評価した.これは今後の衛星搭載中継器開発における使用部品の品質保証等の信頼性設計に資するものとなる.
著者
小松崎 彰 斎藤 茂 行田 弘一 大平 孝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.85, no.3, pp.381-390, 2002-03-01
参考文献数
14
被引用文献数
20

エスパアンテナは,装荷された可変リアクタのリアクタンスを変化させることで指向性を制御できるアレーアンテナである.このリアクタンス最適化に対して,ハミルトン力学に基礎をおく高次元アルゴリズムを適用する.この手法は,未知変数(リアクタンス)を質点座標に対応させ,コスト関数をポテンシャルエネルギーに対応させた等価的な力学系を考え,質点の軌跡を追跡することによって最適解を求める手法である.コスト関数の局所的形状を用いず,質点が解領域へ移動しやすくなるという自律的運動の性質を利用するため,局所解にとらわれないという特徴をもつ.指定した方位角の利得を最大にするという目的を設定し,4変数(5素子)及び8変数(9素子)の計算例を示す.従来のモンテカルロ法のようなランダム探索と比較して,4変数においては同等の最大利得9.1dBi±0.5dBが得られる最適リアクタンスを1/5の更新回数で見つけることができ,8変数においては0.2dB高い最大利得10.5dBi土0.2dBが得られる最適リアクタンスを1/10の更新回数で見つけることができる.リアクタンス更新1回に要する計算時間はどちらの方法でも電磁界計算1回の計算時間と同等であるため,速さの比較においても4変数において5倍,8変数において10倍である.
著者
齋藤 圭輔 森井 昌克
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.285, pp.79-84, 2011-11-07

QRコードは携帯電話のカメラ機能を用いた読み取りが可能であることから広く普及している.QRコードは媒体の表面に印刷されているため,汚れや影等により破損が生じることが想定される.そのような場合でも読み取りが可能であるようにQRコードには誤り訂正能力が備わっている.また,誤りが分散するようインターリーブが施されている.しかしながら,現在QRコードに用いられている仕様のインターリーブではシンボルが散在しきらず特定の箇所に集中する場合がある.また,誤り訂正の面において我々はQRコードを読み取る際に消失訂正を行う手法を提案した.本稿では,現在の仕様のインターリーブでは誤りに対する耐性の低下をまねくことを示す.ならびに,我々が提案した手法に改良を加えた消失訂正の提案を行う.改良を加えた消失訂正を用いることで幅広いQRコードにおいて精度の良い消失訂正を行えることを示す.
著者
柏野 邦夫 木村 昭悟 黒住 隆行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.116, pp.13-17, 2005-06-09

長時間にわたって蓄積された映像信号や音響信号の特徴時系列において, 既知の映像信号や音響信号の出現箇所を高速に探索する手法を提案する.このような手法として, これまでに, 時系列アクティブ探索法が提案されている.時系列アクティブ探索法では, 類似度のもつ局所的な制約に基づいて枝刈りを行っていた.本稿で提案する手法は, 類似度の局所的な性質と大域的な性質の双方を枝刈りに利用することで高速化を図る.また, 類似度(距離)の定義にかかわらず全探索と同一の探索結果(つまり時系列アクティブ探索法と同一の探索結果)が得られるという特徴がある.映像探索を題材として実験を行った結果, 時系列アクティブ探索法に比べ, 照合計算回数が約28%削減されるとともに, 探索の所要時間も削減された.
著者
古神 義則 松村 和仁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C, エレクトロニクス (ISSN:13452827)
巻号頁・発行日
vol.83, no.6, pp.553-558, 2000-06-25
被引用文献数
29

ミリ波帯における低誘電率誘電体材料の複素誘電率測定法として, ウィスパリングギャラリモード誘電体円板共振器を用いる方法を提案する.遮へい導体を測定用共振器の構成に用いない本方法では, ミリ波帯における導体表面抵抗の増加の影響を受けることがなく, 高い測定分解能で誘電正接を評価することが可能である.また, 測定に使用できる共振モードが一定の周波数間隔をおいて現れるので, ある周期数範囲にわたって複素誘電率を測定できる.本論文中では, 複素誘電率を簡便に求めることのできる測定公式, 測定用試料の設計法, 及び測定手順等を示し, 50〜75GHzにおける低誘電率誘電体材料に対する測定結果より, その妥当性を実証する.
著者
大櫛 章裕 徳永 清輝 〓本 真佑 中村 匡秀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.470, pp.195-200, 2012-03-01

我々は先行研究において,レシートに記載された購買履歴を蓄積して様々な消費者向けサービスに役立てる「レシートログ」の提案を行っている.本研究では,レシートログの一活用方法として,買い物支援サービス「スマショ」の提案・実装を行う.スマショは,買い物における「二重購入」および「買い忘れ」を防止するサービスである.二重購入は家に在庫があるのに同じ商品を買ってしまう問題,買い忘れは家に在庫がないのに買うのを忘れてしまう問題である.スマショは,ユーザがいつ何をどこで買ったかという購買履歴をレシートログAPIを利用して検索し,スマートフォン等のモバイル端末に提示して上記2つの問題を解決する.開発したスマショを被験者8名に実際に利用してもらい,有効性の評価を行う.
著者
竹之内 星矢 青森 久 大竹 敢 田中 衞 松田 一朗 伊東 晋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.82, pp.69-73, 2010-06-11
参考文献数
11
被引用文献数
1

本論文では,画像毎の特徴に応じ適応的に処理を行うセルラニューラルネットワーク(CNN)を用いた階層的可逆符号化方式を提案する.提案方式は,画像の分割と予測に基づく方式であり,符号化性能は予測性能に大きく依存する.このため,予測を予測誤差を最小とする最適化問題に帰着させることにより,CNNによる最適な予測を実現している.また,画像の特徴に応じて,CNNのテンプレート形状を変化させ,予測性能の向上を図った.さらに,コンテクストモデリングを用いる算術符号化器を導入し,高い符号化効率を実現している.様々な画像に対し符号化を行い,提案方式の有効性を確認した.
著者
大賀 寿郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.651, pp.41-44, 2006-03-06
被引用文献数
1

学会の役割としては研究討論のほか、産業界のための技術標準化への貢献も重要である。ここでは実例をあげて電気音響変換器の技術標準化の過程を解説する。
著者
森谷 高明 川口 宏治 引地 透
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.205, pp.19-22, 2013-09-05

LTEローミングにおいて,IPX(IP eXchange)は効率的に多数の通信事業者を接続するハブとして機能し,海外ローミング対地数の拡大に寄与することが期待されている.LTEローミングでは,事業者(キャリア)間で位置登録信号等を授受するプロトコルとしてDiameterが用いられる.しかしGSMAなどの標準仕様では,IPXを用いてDiameterを事業者間で中継するための接続構成が必ずしも明確に規定されていない.そこで本稿では,事業者間で信頼性の高いDiameter中継を実現するための,実用的な事業者間接続構成について考察する.
著者
片山 昭宏 田中 宏一良 押野 隆弘 田村 秀行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.79, no.5, pp.803-811, 1996-05-25
被引用文献数
19

本論文では, 実写画像の立体表示システムにおいて, 観察者の視点移動に伴って, 表示される画像が滑らかに変化する視点追従型立体画像表示方式を提案する. この方式は, 想定できる視点位置の画像をすべて用意し, これを観察者の視点位置に応じて切換表示するという考えに基づいている. しかし, 想定される視点位置すべての画像を得ることは, あらゆる位置にカメラを配置し撮影することとなり困難である. そこで, 本手法ではこの問題を限られた視点位置の実写画像に対して補間・再構成処理し, 任意視点位置の画像を生成することにより解決した. この方式は, 表示デバイスに依存しないので, メガネ式, レンチキュラ式, ホログラフィックステレオグラム式などの多様な3次元画像ディスプレイ方式に適用可能である.
著者
粟井 郁雄 石田 哲也 張 陽軍
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.48, pp.41-46, 2006-05-11
被引用文献数
1

FDTD法を用いて時間領域のみで共振器の基本パラメータ即ち共振周波数、無負荷Q、外部Q、結合係数を算出する方法を提案している。FDTD法は本来時間領域計算であるにもかかわらず、パルスレスポンスをフーリエ変換して周波数領域に直して利用することが多い。この方法ではそれをやらない事によって時間短縮ができる上に、時間領域計算自身も非常に短縮することができる。それは外部回路と共振器の結合が極めて周波数選択的である事に依拠している。
著者
酒巻 智宏 岩井 将行 瀬崎 薫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.400, pp.37-42, 2011-01-20
被引用文献数
1

近年,Twitterを初めとしたマイクロブログが注目されており,データマイニングや自然言語処理の分野で多くの研究が行われている.本研究では,Twitterのジオタグを用いて,ユーザの行動範囲とモビリティパターンを推定する.ユーザごとの行動パターンの推定とTweet内容を合わせて,ユーザの行動アシストや大規模マーケティング等に利用できる可能性がある.本研究では,位置情報を元にしたクラスタリングと投稿内容を元にした特徴語の発見により,上記の目的を達成する.