著者
成川 真隆
出版者
東京大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

加齢により味に対する感受性が変化することが知れれている。しかし、この味感受性の変化が何に起因して生じているのか明らかではなかった。そこで本研究では加齢によって引き起こされる味感受性変化の要因を明らかにすることを目的とした。マウスを用いて加齢による味感受性の変化の要因を調査し、加齢による味感受性の変化は末梢の味検出機能の低下が原因ではない可能性を見出した。
著者
浅見 泰司
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1997

本研究の目的は、不動産鑑定士の行う画地の鑑定評価の中で形状評価の部分をニューラルネットワークなどを用いて予測式を構築し,形状評価構造を求め,また画地評価の部分的なシステムの構築を行うというものである。最終年度である本年度では、前年度に得られた画地評価システムのプロットタイプをもとに、東京都世田谷区の詳細な地価データによって評価関数の精緻化作業を行ない、精度の高いシステムのあり方を求めた。具体的には、2つの重要な成果を出した。一つは、世田谷区の画地形状、立地条件、周辺環境などの詳細データをもとに、それらの評価値を適切に組み合わせた精度の高いヘドニック地価評価関数を推定した。これにより、今までは困難であった敷地細分化の外部経済効果や公園の設置効果などミクロな住環境の費用・便益を貨幣単位で評価できるようになった。特に、緑地の効果と土地利用混合の効果は、評価画地の規模に応じて異なり、面積の大きな画地については、(敷地外)緑地効果は小さく、周辺土地利用混合効果は大きくプラスにきくことか判明した。本モデルは、地区計画レベルでの都市計画・権利調整支援システムとして用いることができ、今後適切な街区の適切な画地割問題にも応用できる。もう一つの成果としては、鑑定評価における特に類似地選定の適切なあり方を明らかにした。適切に類似地を選択することによって、単純なヘドニック回帰式よりも精度の高い地価推定が可能となることを示し、鑑定評価で行われてきた取引事例比較法の妥当性を実証するとともに、類似地選定に際して、どのような要素に着目して選択をしぽるぺきかを定量的に求めた。分析の結果、最寄駅距離、都心乗車時間、角地や袋地などの画地形状の条件を特に合わせるよう配慮すぺきことが示された。
著者
DIPESH KHAREL (2015) DIPESH Kharel (2014) DIPESH Kharel (2013)
出版者
東京大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2013-04-01

My PhD research project "A case study of Nepali migrant workers in Japan" will examine the unique characteristics of Nepali migrants working as cooks in Nepali restaurants in Japan, who are categorized by Japanese immigration authority as "skilled labor (cook)". There are already more than a 500 Nepali restaurants in Tokyo, and that number is still increasing.Based on my research plan, I have been in Nepal to conduct my research fieldwork in April 2015. When I was conducting the fieldwork in Nepal, the devastating earthquake hit Nepal in 25th April and 12th May 2015. In the earthquake disaster, I got injured and have lost my fieldwork data as well as fieldwork equipment, however I luckily survive. My house, located in Dolakha district Nepal has completely collapsed due to the earthquake. Because of this unexpected circumstance of the earthquake I could not collect fieldwork data as my research planed. I have again conducted fieldwork in Nepal (Kathmandu and Malma village) for a month (October 2015) to recover my fieldwork data on the migrants’ families’ situation in Nepal. Finally, I have almost completed my fieldwork and task of collecting data. However, I could not write my thesis in the last year because of the earthquake disaster. I was suffered from PTSD (Post Trams Stress Disorder) and still could not concentrate on writing the thesis.I have attended at fives international conferences/workshops/seminars to present my research findings. Using the fieldwork data, currently I am writing my PhD dissertation. I am planning to complete it by next year.
著者
高辻 千恵
出版者
東京大学
雑誌
東京大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13421050)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.147-154, 2004-03-10

The aim of this study is to investigate various effects of center-based child care experiences on the individual development. Especially the quality of care is discussed because empirical research on what and how the quality of child care affects the child development is expected to be conducted. In most studies the quality is defined as a relationship between children and caregivers. Some structural factors and socio-cultural backgrounds are also important in considering about the quality of care.
著者
祐成 保志
出版者
東京大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

本研究では,まず,R.K.マートンを中心とするコロンビア大学応用社会調査研究所のグループが1940年代に実施した計画的コミュニティ研究の概要を明らかにした。そして,1960年代以降の英国で形成されたハウジングの社会学が,都市の希少資源の配分をめぐる政治と,日常生活の物質文化を構成するさまざまな仕事の実践という二つの焦点をもっていたことが分かった。本研究を通じて,ハウジングの社会学の展開を,社会心理学/政治経済学/エスノグラフィという方法の創出過程として把握することができた。それは,ハウジングが,既存の理論や調査手法の実験場から,固有の意義をもった対象として再発見されてゆく過程でもある。
著者
遠藤 貢
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

ソマリ人「ディアスポラ」による送金が、「崩壊国家」ソマリアの現地居住者に対して、アフリカでもっとも発達した仕組みである近代化された仕組みを通じて行われ、個人レベルでの送金に加え、多額の投資などの資金送金の窓口にもなっているほか、「ディアスポラ」は特に北西部ソマリランドの政治状況にも深く関与しており、その動向はソマリアという国家の今後のあり方に大きな影響を与える存在であることが確認された。
著者
横山 正
出版者
東京大学
雑誌
一般研究(B)
巻号頁・発行日
1990

1.資料の収集 これについては平成2年度に相当の成果をおさめたが、それにひきつづき、未収集で重要なものの収集につとめた。しかし店頭に古書としてあらわれるものには、もはや目新しいものは無く、それゆえ方針を切りかえて、図書館,個人の収蔵本で必要なものを撮影あるいは複写して収集することに力点を置いた。しかし設備備品費(旅費予定分も自己負担で旅をすることで一部これに充てた)によって購入した書籍には、研究の遂行上、きわめて有益なものが多く、直接の原典では無くても充分、研究成果をあげるのに役立った。一部、朝鮮半島関係の資料が入手出来たことも、研究に大いに参考になった。2.資料の分析 資料の分析も同じく平成2年度にひきつづき進めた。分析にあたっては、とくに庭園書についてまとまった成果が早く得られそうなことから、庭園書にかなり力点を置く形で研究を進めた。カ-ド化及びデ-タ・ベ-ス化の作業も前年度にひきつづいて行なったが、デ-タ・ベ-スについては、この研究を今後も進めていくなかで、かなりの手直しをしなければならないかと考えている。分析の進展につれて新しい視かた,分類の仕方が考えられて来たからである。3.総括 今回の研究についてはそれなりのいちおうの総括は可能であり、再度、分析内容を再検討して順次、論文として発表していく予定であるが、とにかくきわめて〓大でしかも複雑な内容が対象であるために、そのすべてをいますぐ総括するのは不可能である。今回の研究のかなりの力点はとりあえず資料を収集,分析することにあり、今後、これによって出来た蓄積によって、その成果を数年かけて発表していくことになると考える。
著者
山本 珠美
出版者
東京大学
雑誌
生涯学習・社会教育学研究 (ISSN:1342193X)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.47-55, 1997-03-31

In the Meiji era the fruits of science and technology were seen only in public enterprises, while in the Taisho era they started to affect home life. The impact of WWI caused science boom in the political, the business, the academic circles. At the same time, new attention was paid to home life. For example, home life was displayed in many kinds of expositions, which were held originally for the development of domestic industries. Then the connection between science and life was completed. The concrete examples were (1)special exhibitions in Tokyo Educational Museum about health and sanitation, efficient homework (food, clothing, shelter, and bringing up a child), and economical life through; (2)many kinds of articles in Friend of housewives (Shufu no tomo) , Scientific Knowledge (Kagaku Chishiki) etc. In this phase, women were expected to carry out "Saientification of Life". Though they were named 'science', many of them were how-to instructions about daily life. First of all, 'Scientification of Life' meant a source of national wealth and power, and secondary the presentation of civilization. But women regarded it as an almighty means for an achievement of enjoyable and beautiful life. There was a gap between scientists and women, but they had agreement in that science would make up desirable future.
著者
池上 孝則
出版者
東京大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2005

本研究は、研究者が開発した測定値を規格化する方法(以下「ブラックボックス法」)を基礎として、条件の異なる複数の選考レースの中から真に強い選手を公平に選考する方法を確立し、当該方法論を活用して北京五輪の代表選考を円滑に行おうとするものである。当該目的を推進するため、以下の研究及び活動を行った。(1)ブラックボックス法の妥当性の検証実験結果を基礎として帰納的に確立される運動生理学等の方法論と異なり、ブラックボックス法は数理的整合性を根拠として演繹的に導出された理論であり、その妥当性は運動生理学的裏づけにより検証されるべきものである。当該方法論が学術的に名誉ある地位を占める為、レース条件の異なる複数の大会への適用と解析及び多くの関係者との議論に基づき、問題点の洗い出しとその解決を図った。(2)Webシステムの開設による補正タイム提供サービスの開始国内の主要なマラソン大会における実際の結果(以下「完走タイム」)とそれを規格化した記録(以下「補正タイム」)を併記して提供するWebシステムを開設し、当該情報を公に提供するサービスを開始した。この結果、エリートランナーのみならず多くの市民ランナーが現状の把握、練習内容の検証、目的の設定等の局面において有益な情報を入手することができることとなった。(3)アジア大会、世界選手権等の補正タイムの関係者への提供酷暑の条件下で開催されるアジア大会及び世界選手権の補正タイムを陸上競技関係者に提供した。補正タイムという客観的な情報により、従来は経験や勘に頼っていた酷暑の条件下におけるマラソンの記録を恣意的要素を介入させることなく定量的に評価することが可能となった。(4)北京五輪代表選考レースの補正タイムの提供北京五輪代表選考レースとして指定された大会及び選考に影響を及ぼすと思われる国際大会の補正タイムを算出し、代表選考委員及び陸上競技関係者に提供すると共に、速やかにWebサイトで公開した。北京五輪の代表選考においては、日本陸連が行った選考結果と補正タイムが示唆した選考結果とが見事に一致しており、五輪や世界選手権等の代表選考においても、補正タイムは真に強い選手を公平に選ぶという目的において有益な情報であることが裏付けられた。補正タイムの普及により、多くのランナーのランニングに対する理解が深まると共に、世界中のランナーの連帯が進むことを願っている。
著者
河岡 義裕 喜田 宏 堀本 泰介
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2000

全世界で2000万人以上のヒトを殺したスペイン風邪のように、新型インフルエンザウイルスの出現派は世界的な大流行を引き起こし、未曾有の大惨事を引き起こす。1997年に香港に出現したH5N1新型インフルエンザウイルスは、18名のヒトに直接伝播し、6名の命を奪った。幸いにもヒトからヒトへと伝播することはなかったが、病原性の強さはスペイン風邪に匹敵するほどであった。近年我々が開発したリバース・ジェネティクス法を用いることで、ウイルス蛋白質に任意の変異を導入し、哺乳類での病原性獲得メカニズムを明らかにすることが可能になった。本研究は、香港で分離されたH5N1ウイルスをモデルとして、トリインフルエンザウイルスがどのようにヒトに病原性を示すようになるのかを分子生物学的に解明することを目的とした。哺乳類に強い病原性を示すウイルス株と弱い病原性を示すウイルス株とのアミノ酸配列を比較すると、それらの間には数箇所しか違いがないことがわかった。各アミノ酸に点変異を導入しウイルスを人工合成することで、どのアミノ酸が哺乳類における病原性発揮に関与しているかを調べた。その結果、RNAポリメラーゼ蛋白質を構成するPB2蛋白質の627番目のアミノ酸の変異(グルタミン酸がリジン)が、トリインフルエンザウイルスが哺乳類で病原性を発揮するために必要であることが明らかになった。
著者
保谷 徹 松井 洋子 柴山 守 谷本 晃久 岡 美穂子 五百籏頭 薫 原 正一郎 原山 浩介 須田 牧子 小野 将 山田 太造 横山 伊徳 佐藤 雄介
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2014-05-30

本研究では、東京大学史料編纂所の海外史料マイクロフィルム約150万コマ等をデジタルアーカイヴ化し、国内採訪史料とともに学術資源として閲覧公開をはかる。また、在外日本関係史料の調査・収集を進め、マルチリンガル、マルチアーカイヴァルなプロジェクト研究を推進する。①デジタルアーカイヴ構築の面ではマイクロフィルム全2739本からのデジタル画像データのサーバ登録を完了し、このうち約85%については簡易目録ベースでの公開を開始している。今年度は新規収集分を含めて約38万コマを公開データに追加し、累計185万コマとなった。②社会連携・地域連携の試みとして、英国外務省文書FO46(TNA原蔵)に続き、横浜開港資料館所蔵FO262(英国外務省駐日公館文書)マイクロフィルム(約20万コマ)をデジタル化した。史料編纂所と開港資料館でのFO262全体(28万コマ)の検索・閲覧を実現する。③ロシア国立歴史文書館長らを招聘した「日露関係史料をめぐる国際研究集会」をした(5月、東京本郷、日本学士院・東京大学史料編纂所で共催)をはじめ、計3回の国際研究集会を実施して研究成果を発表・発信した。④『ロシア国立海軍文書館所蔵日本関係史料解説目録2』を刊行し、ロシア国立歴史文書館所蔵東アジア三国関係史料解説目録の作成・提供を受けた。⑤各重点プロジェクトで日本関係史料調査と目録研究を実施し、とくに、ロシア両文書館での継続的な史料収集やロシア国立サンクトペテルブルク図書館での史料画像データ収集、ハワイ州立文書館での新規撮影約3500コマなど、さらに古写真史料集『高精細画像で甦る幕末・明治初期日本―ブルガー&モーザーのガラス原板写真コレクション―』(洋泉社)の刊行などの成果があった。⑥前項の海外史料調査・収集の成果に対する社会的反響は大きく、今年度も毎日新聞・読売新聞・朝日新聞・NHK報道などで大きく取り上げられた。
著者
福留 東土
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

日本の大学改革ではガバナンスのあり方が重要な焦点となっており、学長のリーダーシップ強化を通じた機動的・集権的政策決定が変革の方向性となっている。しかし、そうした方向が、改革の目的である大学の質向上につながることは実証されていない。ガバナンスに関する研究と実践が積み重ねられてきた米国では、多様な構成員の参加を通じた対話と協働の重要性を説く研究が主流である。本研究では、理事会による素人支配、専門職化した管理運営者、教員参加による共同統治という3つの鍵概念を設定し、米国の大学を対象に理論と実証の両面からガバナンスのあり方を検討し、大学に相応しいガバナンスについて考察する素材を提供することを目指した。
著者
杉森 絵里子
出版者
東京大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2008

統合失調症は、自己主体感(自分自身が行動を起こしているという感覚)の障害であると考えられている。また、「自分が発話している」という感覚の障害であると言われている幻聴と、「自分が考えている」という感覚の障害であると言われている思考吹入の関係について、「発話=自分の考えをアウトプットすること」という観点から関係が深く、両者を検討する必然性がうかがえる。●研究1:大学生約100名を対象とし、ソースモニタリング課題を用いて発話の自己主体感に関わる要因について検討した。参加者は、単語を「聴く」「発話する」「内言する」「口真似する」のいずれかでインプットした後、モニタリング段階ではそれぞれの単語を「発話したか否か」について答えた。その結果、発話をイメージすること、口を動かすこと、声のフィードバックが得られること、その声が自分の声と同じであることが、それぞれ「発話した」判断に関わることが明らかになった。この結果の一部はQJEPに投稿し、受理された。●研究2:大学生約200名を対象とし、DRMパラダイムを用いて、幻聴傾向と思考吹入の関係について検討した。DRMパラダイムは、学習時に提示しないクリティカル語(ねむい)と、15語の連想語からなるリストで構成されている。被験者はリスト語(ベッド、おやすみ、おきる、つかれた、ゆめ、さめる、いびき、ふとん、いねむり、ひるね、あんらく、あくび)を学習し、後に再認を求められた。その結果、幻聴傾向とクリティカル語虚再認率に正の相関が見られ、幻聴傾向が高いと思考吹入が起こりやすいことが示唆された。この結果はConsciousness & Cognitionに投稿し、受理された。
著者
関本 照夫 清水 展 内堀 基光
出版者
東京大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1994

本研究は、重点領域研究『総合的地域研究』の計画研究「外文明と内世界」に関連する公募研究で、東南アジアの近代において、西欧からもたらされたナショナリズムが内に取り入れられ、民族や国民の文化についての集団的自意識が生み出される過程を研究している。昨年度に行った理論・概念の検討につづき、本年は、現地調査や東南アジア各地の出版物その他メディアの収集を通じ、いくつかの事例研究を進めた。その第1の発見は、国や地方のさまざまなレベルで「われわれの文化」についての語りの制度化が、今非常な速度で進行していることであり、われわれの当初の予想が裏付けられた。インドネシアでは、この過程はすでに1世紀以上にわたって進行している。現在の特徴は、経済・技術面で国境の壁が弱まって行くのに反比例して、文化のナショナリズムが強まっていることである。「グロバリゼーション」という言葉が流行する反面で、地球時代だから民族の文化価値を守らねばならぬという言説が、マスメディアを通じて氾濫している。東マレーシアのサラワク州では、最大の集団イバンのあいだで、慣習法典の編纂やイバン文化会議の開催など、「民族文化」を意識的に画定し制度化する仕事が進んでいる。人々はこうした過程を、過去から受け継いできた伝統を維持する作業と意識している。しかしわれわれの研究から明らかになったのは、至る所で「伝統」が新たに発見され創出されている事実である。ピナトゥボ火山の噴火災害により従来の生活基盤が破壊されたアエタ・ネグリートの場合には、深刻な状況のなかでアエタ意識が強化され自分たちの文化についての語りが、今新たに生成しつつある。こうした事例を通じ、文化が、単に出来上がったものの保存ではなく、たえず新しい状況のなかで再発見・再創造される流動性を確認した。