著者
前田 隼 日置 幸介
巻号頁・発行日
2014-11-03

地球電磁気・地球惑星圏学会 第136回講演会. 2014年10月31日-11月3日. キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
著者
木藤 才蔵
出版者
中世文学会
雑誌
中世文学 (ISSN:05782376)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.15-24, 1987
著者
金子 正徳 Masanori Kaneko
出版者
国立民族学博物館
雑誌
国立民族学博物館研究報告 (ISSN:0385180X)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.505-524, 2008

インドネシア共和国の民族混在状況に対応する形で,同国ランプン州を故地とするプビアン人社会のアダットにおける通婚範囲の規定は,この40 年ほどの間に漸次的に変化してきた。その変化は,プビアン人社会における民族集団の差異についての認識を反映している。本小論は,一般レベルの対応の柔軟さを提示することで,成員の「出身民族集団」別の構成が複雑化する現代インドネシアの民族集団分析に,別の視点を提供しようとする試みである。
著者
村瀬 研也
出版者
医用画像情報学会
雑誌
医用画像情報学会雑誌 (ISSN:09101543)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.112-119, 2017-09-30 (Released:2017-10-06)
参考文献数
30

Nanomedicine is the medical application of nanotechnology. Nanomedicine ranges from the medical applications of nanomaterials and biological devices, to nanoelectronic biosensors, and even possible future applications of molecular nanotechnology such as biological machines. In 2005, a new imaging method called magnetic particle imaging (MPI)was introduced. MPI can visualize the spatial distribution of magnetic nanoparticles(MNPs)with high sensitivity, spatial resolution, and imaging speed. MPI uses the nonlinear response of MNPs to detect their presence in an alternating magnetic field(AMF). MNPs can induce heat under an AMF, which allows applications to hyperthermia(magnetic hyperthermia). This paper describes the principle of MPI and applications to nanomedicine including the quantification of pulmonary mucociliary clearance, the prediction of therapeutic effects of magnetic hyperthermia, the monitoring of magnetic targeting, and cellular imaging and tracking for regenerative medicine. The future perspective of MPI is also described.
著者
山口 高平 落水 浩一郎
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.151-152, 1990-09-04

本稿では知識プログラミングの立湯から,Velaにおける3つのフェーズ(知識獲得生成、知識利用、仮説管理)の実現方法に接近する。現時点で筆者らは、図1に示すように、「事例型推論」「メタ推論」「仮説推論」という3種類の高次推論機構と、具象レベルで且つ断片的なプロセス知識から一般レベルで且つ集約されたプロセス知識を獲得していくための学習機構が必要であると考えている。以下、各機構の概略について述べる。
著者
小谷 俊哉
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
no.16, pp.327-334, 1996

都市はその発生以来、様々な要因で当初の様相を変化させていく、特に都市形成発祥の地となった場所が都市の変遷過程の中で空間的にどのよう空間構造と位置づけで今日に至っているかについて検討を進めていくことは、今後の都心について考える時に重要である。本研究では広島の城郭内部の区域を事例として取りあげ、考察を行った。研究の結果、16世紀宋の城下町築城以来の城郭構造を改変しながら、近代明治以降、終戦までの封建性の下での閉鎖的な空間から様々な変遷過程を経ながら徐々に開放的な空間へと変容していることが判明した。

1 0 0 0 OA 女諸礼集 5巻

出版者
山田市郎兵衛

作法書。5巻1冊。山田市郎兵衛版。上流階級の女性のたしなみ、作法について述べた書。若干構成が雑で、巻3~5には内題、目録が備わるが、巻1、2にはない。巻1巻頭は「女房つねにわきまふべきいろいろ」で始まり、女房躾がたの次第、万喰ひかたの次第、巻2は女中方のかよひの次第、みやづかへする人心得べき品々、巻3は嫁入りの次第、娵取り云入れの次第、巻4は真の祝言の次第、草の祝言の次第、巻5は産屋の次第、誕生の次第、末尾に元服の次第を加える。衣裳図、座敷図、行列図など23図あり。本書の刊年は不明だが、巻末に山田市郎兵衛とあるのは、明暦2年(1656)から天和(1681-1684)にかけて仮名の草子を多数出版した書肆であり、本書の挿絵の数を増やし、本文も巻6、7と増補した書を万治3年(1660)に出している。したがって、本書はそれ以前の刊と推定される。なお増補版は万治3年山田市郎兵衛版のほか、同年田中文内版、延宝3年(1675)両替屋市三郎他版、天和3年(1683)池田屋三郎右衛門版、貞享5年(1688)平野屋佐兵衛版、万治3年の別版に森屋平兵衛版と本屋名削除本などがある。(岡雅彦)(2019.2)
著者
西川 智博 武田 正之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.355-356, 1995-03-15

近年のハードウェア進歩により、信号処理のための高速なDSPが一般レベルで簡単に入手できるようになった。このDSPを使うことにより、従来のデスクトップコンピュータのCPUだけでは難しかったリアルタイムの信号処理計算が、容易に行えるようになった。本研究では、信号処理計算や、解析計算などの高速性が要求される部分に、DSPを導入し、デスクトップコンピュータ上でのリアルタイム信号解析システムの応用として、音響信号から楽音情報などをリアルタイムに抽出する採譜システムを試作し、リアルタイムの有用性と、DSPプログラミングの工夫について研究を行った。
著者
山本 晃士
出版者
メディカル・サイエンス・インターナショナル
巻号頁・発行日
pp.1158-1159, 2020-11-01

術中の出血量増加時には凝固障害の程度を評価するため,一般的にプロトロンビン時間(PT),活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)検査が行われる。しかしPT,APTT値は,必ずしも患者の凝固能を反映しているとはいえない。そもそもPT,APTT検査は,凝固障害の原因がどこにあるか(内因系凝固経路か外因系凝固経路か両方か)を知るために有用な質的検査であり,定量的な意味合いで用いられるのは,ワルファリンやヘパリン投与時の効果判定および投与量の調節の際くらいである。端的にいえば,「PT,APTT値30%」がすなわち「凝固因子量30%」ということではなく,いったいどの程度の凝固能が維持されているのか,PT,APTT値から見当をつけることは難しい1,2)。治療に際しても,「新鮮凍結血漿(FFP)をどのくらい投与すればどの程度PT,APTT値がよくなるか」がわからないのである3)。つまりPT,APTT値には,「治療による達成目標値を決められない」という致命的な欠点がある。また,PT,APTT検査は凝固反応(=トロンビン生成反応)の初期相のわずか5%程度の良し悪しを反映する検査であり4),トータルとしての凝固能を表す指標とはなり得ない。そして最も重要なのは,高度な低フィブリノゲン血症(<100mg/dL)に陥ってもPT,APTT値はそれほど延長せず,大量出血をまねく危機的状況を察知できないことである(表1)。したがって,FFP投与のトリガー値をPT,APTT値とするのは不適切であると言える5,6)。 最近,ベッドサイドで全血を用いて迅速に検査できる「point-of-care(POC)テスト」が注目されている7)。中でもさまざまな観点から血液粘弾性を評価できるトロンボエラストメトリーrotation thromboelastometry(ROTEM)およびトロンボエラストグラフィthromboelastography(TEG)の有用性が期待されている。しかし,大量出血の主要因となる凝固障害の本態は「高度な低フィブリノゲン血症」であることがわかってきており8),リアルタイムに評価すべきなのは患者の血中フィブリノゲン値である。そして「高度な低フィブリノゲン血症」の改善のためには,乾燥人フィブリノゲンもしくはクリオプレシピテートなどの濃縮フィブリノゲン製剤の投与が必須である9,10)。こう考えると,術中大量出血時にPOCテストを使っていち早く知るべきはフィブリノゲン濃度であり,そのためには血液凝固分析装置Fib Careなど,フィブリノゲンに特化した検査機器で十分である。なぜなら,フィブリノゲン値から他の凝固因子の低下度もおよそ把握できるからである。仮にPT,APTT値がすぐにわかったとしても,その値に応じた治療(すでにFFPは十分投与しているはず)を選択できるわけではない。つまり,「治療につながらない検査をPOCテストで行う必要はない」ということであり,標的を絞った迅速検査と,その検査結果に応じた実効性のある治療が最も重要なのである(表2)。
著者
島田 弦
出版者
名古屋大学大学院国際開発研究科
雑誌
国際開発研究フォ-ラム (ISSN:13413732)
巻号頁・発行日
no.38, pp.55-69, 2009-03

Adat law (customary law) studies in the Dutch East Indie (Indonesia) under the colonial rule were not only academic research, but these had strong influence to the formation of Indonesian state, on the other hand, adat law study can be seen as a transplant of Dutch jurisprudence to Indonesian legal system. From this point, this article focuses on the relation between Dutch legal theory in 19th century and van Vollenhoven, Dutch scholar, who established adat law study. At first, the relation between colonial management and its legal policy is considered, and then, the influence of the Historical School in the 19th century Netherlands to van Vollenhoven is discussed. In the first half of the 19th century, Dutch government maintained traditional authority based on adat law in the colony in order to implement kultur-stelsel (literally, cultivation system, or forced and monopolistic agriculture system) that had brought vast benefit to the Netherlands. Then, however, as private enterprises grew and kultur-stelsel declined, the pressure for free economy and abolishment of adat law that blocked modern transactions increased. In contrast, humanitarian group advocating the welfare of indigenous people (inlanders) requested the extension of European law to inlanders in the kultur-stelsel period. However later humanitarian group changed their standpoint, and claimed to protect adat law in order to prevent capitalistic exploitation. Van Vollenhoven's adat law study could be included to humanitarian thought at this period. Dutch legal study had been under the Frenchman influence because of French rule from the end of 18th century. Since middle of 19th century, however, German Historical School became influential. Vollenhoven highly evaluated Dutch historical law works by, for example, Thorbecke and Oppenheim. So Vollenhoven rejected the introduction of foreign law to indigenous society, and advocated the protection of adat law. But the concept of the people's law in colony where the ruling Europeans and the ruled non-Europeans coexist would lead weak legal protection for inlanders and discriminative legal system between European and non-European.
著者
前田 奎 大山卞 圭悟 加藤 忠彦 水島 淳 山本 大輔 梶谷 亮輔 広瀬 健一 尾縣 貢
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.69, pp.206_3, 2018

<p> 円盤投の指導現場において、投てき動作前半の局面で円盤あるいは円盤を保持する腕を積極的に加速させる動作について、「円盤を走らせる」という表現が用いられている。この「円盤を走らせる」動作は、効率の良い投てき動作を遂行させる上で重要であると指導現場では認識されているが、実際に競技力の高い円盤投競技者ほど「円盤を走らせている」のか、という疑問が生じる。そこで本研究では、「円盤を走らせる」動作に関連すると考えられるパラメータとパフォーマンスとの関係について明らかにすることを目的とした。国内一般レベルから世界トップレベルまでの記録を有する男子円盤投競技者62名(記録:38.05 – 68.94m)を対象に、競技会での投てき動作を撮影し、3次元動作分析を行った。円盤の速度について確認したところ、第一両脚支持局面の変化量および右足離地時点について、対象者全体で見た場合、投てき距離との間に有意な正の相関関係が認められた。しかし、競技レベルごとに見ると、世界トップレベル競技者12名については、有意な負の相関関係が認められたのに対して、国内競技者50名については、有意な正の相関関係が認められた。</p>

1 0 0 0 OA メタ認知

著者
市川 伸一
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能 (ISSN:21882266)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.523-524, 1993-07-01 (Released:2020-09-29)