著者
福永 英雄
出版者
日本法政学会
雑誌
法政論叢 (ISSN:03865266)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.1-14, 2005-11-15

Though the whole picture of the paper cannot be described here in this summary, the following points can be the keys to the problematics of the theme. So-called educational reforms have been transmitted down one after another in recent years. But the actors concerned themselves have seldom been able to participate in the policy-making processes. To maintain the autonomy of school education, we have to know the following mechanism. Firstly, the educational-academic system differs from, for example, the political system or the economic system. They have each different code. If we continually introduce the codes of the political system and the economic system into the educational-academic system, the educational-academic system will become another system. Secondly, independence of system has priority over other things, I insist. Without independence of the educational-academic system, academic freedom and the autonomy of school education will not function well. Thirdly, teachers can be more responsible for school education through deliberation-determination-substantiation in staff meetings. But 'school conferences' may have some possibility of being more public. At the foot of the paper, the prerequisite for 'sovereignty of actors concerned' will be mentioned briefly.
著者
丸山 高行
出版者
The Japanese Society of Insurance Science
雑誌
保険学雑誌 (ISSN:03872939)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.627, pp.627_31-627_61, 2014

AIJ事件を受け,企業年金ガバナンスへの関心が従来以上に高まっている状況をふまえ,本論文は,企業年金ガバナンスの定義と基本構造を明らかにした上で,(1)わが国の企業年金ガバナンスの実態はどのようになっているか,(2)厚生年金基金,確定給付企業年金の基金型,同規約型という3つの制度間でガバナンスの内容に違いはないか,(3)総合的なガバナンスの進展度合いを示す指標等を用いて比較分析はできないか,という3点について,独自の見解を示すことを目的とする。<br />企業年金ガバナンスの現状分析にあたっては,今回,特別に実施したアンケート調査を活用する。また,アンケートの結果を基に,ガバナンス・レベルのスコアリング化と,スコアを利用した「総合ガバナンス・インデックス」の作成を試みる。さらに,主成分分析を実行して,総合ガバナンス・インデックスの指標としての妥当性をチェックした上で,インデックスを活用して,企業年金ガバナンスに関する各種特性分析を行う。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.585, pp.68-70, 2012-10-01

Androidの安全性向上に有効なのが、AndroidのセキュアOS化である。セキュアOSでは、管理者を含むすべてのユーザーの行動や参照可能な資源を大幅に制限可能である。ポリシーを適切に設定すれば、管理者権限を奪われた場合にも安全性を確保できる。国内メーカーの製品を中心に採用が進むが、2012年1月に米NSAが「SEAndroid」を発表したことで状況は変化しつつある。
著者
田中 康博
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園法学 (ISSN:09164715)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.59-109, 1999-07-25
著者
小内 透 梅津 里奈
出版者
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
雑誌
北海道アイヌ民族生活実態調査報告 : Ainu Report
巻号頁・発行日
vol.2, pp.109-121, 2012-03-31

現代アイヌの生活の歩みと意識の変容 : 2009年北海道アイヌ民族生活実態調査報告書. 小山透編著
著者
岡村 秀昭
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン = Nikkei personal computing (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.755, pp.58-61, 2016-10-10

第1回 今回から6回にわたり、実生活の役に立ち、しかもお小遣い稼ぎにもなるパソコンやネットのさまざまな活用法を紹介していこう。第1回は、個人が自宅に居ながら物を売れるネットサービスで、今一番勢いがある「メルカリ」を取り上げる。 自宅の不用品を処分…
著者
東京市商工課 編
出版者
東京市
巻号頁・発行日
vol.前編, 1930
著者
桑原 信之 関 邦博 青木 清
出版者
日本生気象学会
雑誌
日本生気象学会雑誌 (ISSN:03891313)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.87-97, 1986-10-15 (Released:2010-10-13)
参考文献数
34

ネコの睡眠覚醒に関する研究はこれまでに多くの報告があるが, 生物リズムとしての時間生物学的研究はきわめて少ない.それは, これまでの研究の多くが臨床的な睡眠に関する脳波学的基礎研究であったことと, 長期間の脳波の安定したポリグラフ記録を安定した環境制御の下で行うことが難しく, 比較的短時間の記録に留まっていたことによる.本研究は, 安定した環境制御下で恒明 (LL) , 恒薄明 (dimLL) , および明暗 (LD) 条件の位相変化時におけるネコの脳波, 筋電図, 眼球運動, 心拍, 呼吸, 脳温をポリグラフにより長期間記録し, これらの指標をもとに単位時間ごとの総睡眠量 (TST) で表される睡眠覚醒リズムと体温 (脳温, Tb) リズムの解析を行った.本研究により以下のことが明らかとなった.明暗条件下 (LD12: 12) では, TSTの時間的変化の型は双峰性であったが, 明期のTSTは暗期に比較して有意に少なく, 夜行性のサーカディアンリズムを示した.Tbは暗期に高く明期に低くなる夜行性のサーカディアンリズムを示した.TSTとTbのリズムは, 明暗の位相を6時間前進および後退させると, 1週間前後の移行期を経て新たな明暗サイクルに同調した.連続照明 (恒明) 条件下では, TSTとTbのリズムはその当初自由継続を示し, 時間経過とともに減弱して消失し, サーカディアンリズムに重畳していたウルトラディァンリズム成分のみが残った.このことは, 長期間の恒暗 (DD) 条件下での実験結果 (Kuwabara et al., 1986) と類似している.自由継続は65 luxの恒明 (LL) 条件下で約8日間, 1.0luxの恒薄明 (dimLL) 条件下で2週間以上持続し, 照度による違いがみられた.これらの結果はTSTとTbが内因性の時計機構の存在を反映する指標であることを示唆している.また, TSTとTbのリズムの変化の時間的なずれは, TSTとTbのサーカディアンリズムは独立なものであることを示唆している.明暗位相の変化に対する同調における移行期, 恒明恒暗における自由継続, および照度による自由継続の違いは, サーカディアンリズムの特徴に関する経験則と一致する.
著者
斎藤 伸雄 三田 虎史
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.54, pp.15-22, 2005-05-27
被引用文献数
5

インターネットの隆盛や,XMLの普及,オフィス文書の電子化の促進など,近年,情報処理技術においてデジタルドキュメントを取り巻く環境は急速に変化してきた.当研究会でも,状況の変化に併せて様々な研究報告が行われており,研究報告対象の変化の流れは,デジタルドキュメント環境の変化に同調しているはずである.そこで,研究報告の流れを確認すべく,デジタルドキュメント研究会発足以来これまでの研究報告252件の抄録情報に出現してきた言葉について,データマイニングツールを用いて解析を行い,年代ごとに研究報告のトピックを俯瞰したので,それらの傾向について報告する.The Internet becomes popular, XML spreads, the office document is made electronic, and the environment that surrounds a digital document that relates to information processing technology has changed rapidly in recent years. Various research reports were done changing in the situation. The change to be researched is sure to be tuned to the change in the digital document environment.Then, to confirm the flow to be researched, the word included in 252 abstract information that had been reported in the digital document society was analyzed with a data mining tool. It takes a general view of the topic that appears every age, and it reports on those tendencies.
出版者
満洲日日新聞社
巻号頁・発行日
1914
著者
小野 佐和子
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.93-103, 1984-10-15
被引用文献数
1

摘要:近世都市における住民のレクリエーション研究のひとつとして幕末の江戸で行われた花見のあり方を考察した。その結果,下層町人を主体とする行列・仮装・滑稽劇をその特徴に認め,当時の花見が,演劇的装いのもとに笑いを通じて民衆の想像力を解放する働きを有しており,花見の揚が民衆の笑いと変身の空間であるとする知見を得た。
著者
増淵 龍夫
出版者
一橋大学
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.467-496, 1952-10-01

論文タイプ||論説
著者
安井 希子 寄能 雅文 三浦 雅展
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.81(2007-MUS-071), pp.87-92, 2007-08-02

純音又は広帯域雑音に対する変動音の変動感に関する研究は過去に報告されている.そして,遅い速度の変動音に対する変動感の評価指標として変動強度(Fluctuation Strength FS)が過去に提案されてあり,純音に対するAM音(AM SIN)において変調周波数が約 4Hzの時にFSは最大になると言われているしかし,減衰楽器の持続的な時間変動音の変動感とそれに対する主観評価に関する調査報告はほとんどないのが現状である.そこで本研究では,減衰楽器の持続的な時間変動音としてマンドリンのトレモロ音を取り上げ,トレモロ音の変動感とそれに対する主観評価の関係を調査している.
著者
Yanagawa Noriyuki
出版者
東京大学大学院経済学研究科応用経済学専攻
巻号頁・発行日
1993-03-29

報告番号: 甲09822 ; 学位授与年月日: 1993-03-29 ; 学位の種別: 課程博士 ; 学位の種類: 博士(経済学) ; 学位記番号: 博経第74号 ; 研究科・専攻: 経済学研究科応用経済学専攻