著者
安東 由則
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.99-116, 1997-05-15 (Released:2011-03-18)
参考文献数
57
被引用文献数
1 1
著者
村上 佳菜子 本藤 祐樹
出版者
日本LCA学会
雑誌
日本LCA学会研究発表会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.127-127, 2006

行列法と産業連関法を統合させたLCAにより、発電技術システムについてCO2、固体廃棄物、エネルギー消費量の評価軸でそれぞれ推計し、環境影響評価を行った。積み上げ法と産業連関法の組み合わせによる既存のCO2推計値との比較から、行列法をLCAに取り入れる事の有用性を示した。また、各評価軸の推計結果および統合結果から、発電システムにおける環境負荷と各プロセスとのそれぞれの関係などが明らかとなった。
著者
野口 美恵
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.6, pp.4-6, 2011-04-05

昨シーズン、15歳で推薦出場した全日本選手権。バンクーバー五輪の切符を賭けた"お姉さん"たちの気迫に押され、直前練習でペースを崩した。5位に終わった試合後、思わず出た一言。そこに彼女の一面がよく表れていた。 2つの顔を持つ少女。それが村上佳菜子だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1543, pp.112-115, 2010-05-31

鮎川誠二さん(仮名)は2009年春、妻に電話でそう言い残し、勤務先の工場の屋上から身を投げた。36回目の誕生日はすぐ目の前だった。 大学卒業後、大手メーカーA社にエンジニアとして就職し、担当部署で頭角を現していた鮎川さん。妻と2人の子供との家族関係も良好そのものだった。 転機は、アットホームな雰囲気があったA社とは社風が異なるB社との合併だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1570, pp.106-108, 2010-12-13

1943年中国上海生まれ。61年宮城県気仙沼水産高校を卒業後、家業である牡蠣養殖を継ぐ。89年、「牡蠣の森を慕う会」を設立。地元の漁師たちとともに植林を始める。海と森の関係や漁師による植林活動を書いた子供向けの著書、『漁師さんの森づくり』が2001年小学館児童出版文化賞受賞。2005年から京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授も務める。
著者
市川 朝子 佐々木 市枝 佐々木 由美子 中里 トシ子
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.39, no.8, pp.829-837, 1988

1) ケーキ生地の比重は, バター添加量の増加につれて高く, また, 別立て法の場合に高くなった.比容積は, バター量の少ないものほど高く, また, 共立て法の場合に高くなった.この比重と比容積値の間には, 相関係数<I>r</I>=0.748 という高い正の相関関係が認められた.<BR>2) ケーキの水分量と糊化度の問には, 相関係数 <I>r</I>=0.748 と高い正の相関関係が認められた.<BR>3) ケーキの糊化度は, バター添加量が多くなると小さくなる傾向を, また別立て法は共立て法より小さくなる傾向を示した。別立て法でバター量 0 のケーキは, 冷凍貯蔵中の糊化度の変化がとくに顕著であった.これに対し, バターを加えたケーキは, とくに共立て法の場合, 冷凍貯蔵中の値の低下が抑制された.<BR>4) 官能検査の結果から, 嗜好的には共立て法が別立て法に比べて好まれ, 別立て法は冷凍貯蔵した場合, とくに好まれない.共立て法でバターを加えたケーキは, 焼きあがり当日も, 冷凍7日後もほとんど差はみられず, もろさの面ではむしろ後老のほうが好まれた, 以上を考えあわせると, ケーキを冷凍貯蔵する場合は, 共立て法で, バターを粉の 20~40% 量加えた試料が総合的に好まれるといえよう.<BR>5) 対照として行った冷蔵貯蔵7日のケーキの性状は, 同じ期間冷凍貯蔵したケーキに比べ, 水分, 糊化度, 弾力性についてはかなり低い値を, 凝集性はやや低い値を, また硬さはかなり高い値を示した.<BR>従来から共立て法のケーキは日持ちがよい, といわれてきたことが, 今回の糊化度および官能検査の結果から支持された.
著者
山口 和美 石下 真人 鮫島 邦彦
出版者
日本酪農科学会
雑誌
ミルクサイエンス (ISSN:13430289)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.139-144, 2000
被引用文献数
1

ホイップクリームは泡立て方や泡立て時間によって保形性が異なる。ホイップクリームの構造を明らかにすることを目的として, 乳脂肪クリームに糖を添加した場合と乳脂肪クリームに植物性クリームを配合した混合クリームを作成し, それらの微細構造や離水量および動的粘弾性を比較した。<br/>その結果を要約すると以下のとおりである。<br/>1) 顕微鏡像は, 泡立て前のクリームでは脂肪球が緻密で間隙のほとんどみられない状態であった。泡立て直後では大きな気泡および気泡の周りを脂肪球が連続して配置する様子が観察された。<br/>2) ホイップクリームの離水量は乳脂肪クリームが植物性クリームよりも多く, 混合クリームでは植物性クリーム添加の割合が多くなるに従って減少した。<br/>3) 糖添加クリームの動的粘弾性は安定性が低下することを示した。<br/>4) 混合クリームの動的粘弾性では, 植物性クリーム添加の割合が多くなるに従って, 安定性が高くなった。
著者
松本 精一
出版者
農林統計研究会
巻号頁・発行日
no.94, pp.1-12, 1999 (Released:2011-03-05)
著者
対馬 美千子
出版者
筑波大学
雑誌
言語文化論集 (ISSN:03867765)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.1-23, 2002-03-29

「以前にはそこにはなかったはずの、この色づいた平面はいったいなんなのだ?なんであるのか、わたしにはわからない、このようなものはかつて見たためしがないのだから。それは芸術とはなんの関係もないもののように思える、少なくとも、わたしの記憶が正しければ。」 ...
著者
原 辰次 堀 豊 金 泰亨
出版者
The Society of Instrument and Control Engineers
雑誌
計測自動制御学会論文集 = Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.160-167, 2009-03-31

This paper studies a formation stability analysis scheme of a distributed cooperative control for target-enclosing operations by multiple homogeneous dynamic agents. To this end, we first present an on-line path generator design method based on a cyclic pursuit scheme. Then, we provide the stability condition which the developed path generator should satisfy. This condition is derived based on a simple stability analysis method for hierarchical large-scale linear systems with a generalized frequency variable. The formation control scheme combined with a cyclic pursuit based distributed on-line path generator satisfying the derived stability condition guarantees the required global convergence property with theoretical rigor. Further, in order to show its distinctive features clearly, we present how to analyze global formation stability for a class of multi-agent systems where each agent is modeled as a second-order system and is locally stabilized by the PID controller. A simulation example illustrates distinctive features of the proposed method and the achievement of a desired pursuit pattern.
著者
宇佐美 英治 水野 政義 瀬山 義幸
出版者
一般社団法人 日本医療薬学会
雑誌
病院薬学 (ISSN:03899098)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.173-178, 1998 (Released:2011-08-11)
参考文献数
21
被引用文献数
1 1

The superoxide anion scavenging activity of traditional Chinese medicines (Kampo) was estimated by the nitrate and nitrobluetetrazolium methods. No.15 and 34 revealed a strong superoxide anion scavenging activity and No.1, 7, 19, 25 and 45 revealed a relatively strong superoxide anion scavenging activity by nitrate method. On the other hand the nitrobluetetrazolium method revealed a relatively strong activity in No.1, 15, 25, 45 and 96. In particular, both methods denoted a relatively strong superoxide anion scavenging activity in No.1, 15, 25 and 45. These results suggest that the superoxide anion scavenging activity of each component accumulatively contribute to those Kampo medicines and might play an anti-inflamatory effect and “Ku-Oketsu” (improved blood circulation) effect in these medicines.