著者
長谷川 成一
出版者
河出書房新社
巻号頁・発行日
pp.122-154, 1997-09-22

『東北の歴史再発見 : 国際化の時代をみつめて / 渡辺信夫編』(河出書房新社, 1997)所収 本文データp.145の保科正之像の画像は未許諾のため未掲載
著者
Yuzo TERAKAWA Naohiro TSUYUGUCHI Katsuyuki NUNOMURA Naoaki MURAYAMA Masahito FUJISHIGE Akinori YAMAMURA Toshio NAKAGAWA Kazuo HASHI
出版者
The Japan Neurosurgical Society
雑誌
Neurologia medico-chirurgica (ISSN:04708105)
巻号頁・発行日
vol.47, no.10, pp.486-488, 2007 (Released:2007-10-25)
参考文献数
18
被引用文献数
20 23

A 63-year-old man presented with hypoglycemia-induced hemiparesis manifesting as diffusion-weighted magnetic resonance (MR) imaging changes in the splenium of the corpus callosum and internal capsule which disappeared after glucose administration. Clinicians should be aware that hypoglycemia can cause reversible splenium abnormalities on MR imaging, although the underlying mechanism still remains unclear, as this may be helpful in the differential diagnosis of hypoglycemia-induced hemiparesis and stroke.
著者
皆川 卓也 斎藤 英雄
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. C, 電子・情報・システム部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. C, A publication of Electronics, Information and System Society (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.129, no.5, pp.947-955, 2009-05-01
被引用文献数
1 1

In this paper, we present an object category recognition method for an information search system which is queried by camera of mobile phone or by servers of internet services. In such a system, processing speed is an important requirement.<br>To improve processing speed, the hierarchical object category recognition technique proposed by Serre<sup>(23)</sup> is modified using Haar-Like features, vector quantization of feature models, and reduction of processing area. In addition, by retaining the information of each feature's position, it compensates the accuracy which is a little reduced in exchange of processing speed. We implemented this method to web server, and proved this system can work in practical processing time. Through the experiment for Caltech-101 image database and natural scene category images, we also confirm the accuracy of our approach.
著者
菊川 哲也 北村 喜文 三枝 知史 大野 翼 櫻井 智史 山口 徳郎 岸野 文郎 國田 豊 磯貝 愛 木全 英明 大谷 佳光
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.21, pp.25-30, 2009-06-08

我々は,単一の固定されたディスプレイで,利用者のインタラクティブな視点移動による運動視差を与えることができ,3人以上の利用者全てに対して,フリッカとひずみがない適切な立体画像を表示できる多人数共有型立体表示装置IllusionHoleを提案し,検討を進めている.この考えに基づいて,2台の短焦点プロジェクタと円偏光板を用いたパッシブな立体視により,4側面にプロジェクタボックスなどの邪魔な張出しがないIllusiohHoleを試作した.これにより,利用者はディスプレイの全ての辺を等価に利用して立体画像を観察することができる.本稿では,この装置の設計について検討した結果について報告する.
著者
張 玉玲 Zhang Yuling
出版者
Graduate School of International Development. Nagoya University
雑誌
Forum of International Development Studies (ISSN:13413732)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.223-242, 2003-03 (Released:2006-03-28)

This paper discusses the creation of Chinese culture in Japan through the historical development of“lion dance”among the Chinese community in Yokohama. The lion dance we see today, which is regarded as one of the traditional Chinese entertainments, was started by Cantonese immigrants as a dance dedicated to the Guandi god. However, Chinese culture including the lion dance was suppressed in Japan during the WW II. Through a renaissance, the younger generation has molded their national identity while transcending the boundaries of their local culture. Since the 1960s, two graduate associations of local Chinese schools have taken major roles in the succession of the lion dance among the community, until it eventually became a cultural symbol of Chinese tradition in the 1980s. Through cultural exchange with overseas Chinese, especially in Southeast Asia since the 1990s, they identified themselves as local Chinese in Yokohama as well as a part of the global Chinese community. At the same time, the tensions between Chinese and Taiwanese in Yokohama have decreased. Chinese in Yokohama are currently creating their own culture, which has been referred to by Japanese as Chinese culture, and is named by themselves“Huaqiao wenhua”(overseas-Chinese culture). Thus the meaning of being Chinese in Japan itself is changing today. The historical transformation of cultural activities like the lion dance performed by Chinese in Yokohama represents its unique and dynamic nature.
著者
小林 則雄 土井 進
出版者
信州大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
信州大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 教育実践研究
巻号頁・発行日
vol.9, pp.101-110, 2008-12-26 (Released:2015-09-24)

入学問もない1年生に毎日宿題を課した.宿題は, A4片面1枚としその裏面に音読用の詩を載せた.現代詩から『論語』,『平家物語』, 『百人一首』, 『実語教』, 『尊徳語録』など幅広いジャンルからの詩を提供した.詩を暗記できたら「音読認定証j にシールを貼り, 5作品を暗記するごとに音読認定証3級から順次等級の認定を行った.保護者の理解と援助も得られ,保護者から子どもに称賛が与えられ,また保護者と子どもの関係がより密接になった.それにより子どもたちが安定した学校生活を送れるようになった.低学年でも古典に親しむことができることが分かった.音読は声に出して読むことにより,本人および周囲の者との良好な関係を構築する力があることが分かった.新しい学校で3年生を担任することになった.これまでの経験を生かし音読の宿題を課しているが,子どもたちにも好評であり学級も落ち着いている.
著者
石井雅之
出版者
筑波大学哲学・思想学会
雑誌
哲学・思想論叢 (ISSN:02873702)
巻号頁・発行日
no.23, pp.1-17, 2005-01-31

本稿は、アリストテレスの著作とされる『ニコマコス倫理学』と『エウデモス倫理学』の解釈および両書の関係理解にもちこまれてきた倫理観等を明らかにすることを目的とする研究の一環である。以下、それら二倫理学書のそれぞれにおいて、政治に対して ...
著者
持橋 大地 松本 裕治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.4, pp.41-47, 2003-01-20
被引用文献数
2

本報告では 語彙の意味的概念の空間内での表現に関し 空間の性質によらない評価基準を示し 確率的表現が従来のベクトル空間での表現より優れていることを見る.また 計算量上問題となる概念空間の次元数に対し AICによる最適次元数の決定を試みた.This paper proposes a neutral metric of semantic coherence independent of the inherent property of semantic spaces. Using this metric, we show that PLSA representation excels than LSA, and try to find an optimal setting of semantic dimensions based on minimum description length criterion.
著者
稲垣 耕作
出版者
情報文化学会
雑誌
情報文化学会誌 (ISSN:13406531)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.25-32, 1996-11-01
被引用文献数
7

著者が提案した参加型メディアという概念を精密化して, コミュニティウェア(communityware)という概念を提案する。この概念を用いることにより, 情報通信ネットワークにかかわるさまざまな問題に対して, 新たな論拠を示すことができる。ここでは, 反社会的なメディア, 情報の安全性, プライバシー, マスメディアの役割などに関する議論を行う。
著者
上岡 真紀子
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.278-284, 2008-06-01
被引用文献数
1

本稿は,大学図書館における評価活動の事例として,慶應義塾大学の利用者調査ワーキング・グループの活動を紹介するとともに,2007年度に実施した学習支援の方向性を探るための大学1,2年生に対するフォーカス・グループ・インタビューについて報告する。データの分析は,質的データを分析する手法であるグラウンデッド・セオリー・アプローチによって行った。その結果,「場としての図書館」と「学習支援」の2つのカテゴリと,(1)一人で勉強するための場所,(2)一緒に勉強するための場所,(3)安全で快適な空間,(4)飲食,(5)図書館サービス全般,(6)学習に必要なモノ,(7)読むための資料,(8)図書館のウェブサイト,(9)欲しい情報,(10)情報リテラシー教育,(11)人的支援の11のサブカテゴリが抽出された。
著者
西川 知宏 間下 以大 清川 清 竹村 治雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.379, pp.11-16, 2009-01-08
被引用文献数
3

本稿では,移動中の連続した学習を支援するウェアラブル学習システムにおける利用者のスケジュール予測手法について述べる.本研究では利用者の動作および位置を認識するために大腿部の加速度とGPS測位結果を利用する.加速度データからはパワースペクトルを算出し,サポートベクターマシンを用いて利用者の動作を推定する.GPS測位結果からは利用者の現在位置および移動速度を導き出す.その後あらかじめ登録したランドスケープの位置情報や各鉄道駅の時刻表などを利用し利用者のスケジュールを予測する.実験の結果,時刻表を用いることでよい精度のスケジュール予測を行えると確認したが,一方で時刻表を用いることのできない徒歩時のスケジュール予測精度に問題があることも判明した.
著者
菊川 哲也 北村 喜文 三枝 知史 大野 翼 櫻井 智史 山口 徳郎 岸野 文郎 國田 豊 磯貝 愛 木全 英明 大谷 佳光
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.75, pp.25-30, 2009-06-01

我々は,単一の固定されたディスプレイで,利用者のインタラクティブな視点移動による運動視差を与えることができ,3人以上の利用者全てに対して,フリッカとひずみがない適切な立体画像を表示できる多人数共有型立体表示装置IllusionHoleを提案し,検討を進めている.この考えに基づいて,2台の短焦点プロジェクタと円偏光板を用いたパッシブな立体視により,4側面にプロジェクタボックスなどの邪魔な張出しがないIllusionHoleを試作した.これにより,利用者はディスプレイの全ての辺を等価に利用して立体画像を観察することができる.本稿では,この装置の設計について検討した結果について報告する.
著者
中澤 仁 由良 淳一 岩本 健嗣 横山 浩之 徳田 英幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. USN, ユビキタス・センサネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.399, pp.149-154, 2009-01-15

無線センサノードを,ユビキタスサービスにおける様々な用途に広く利用するためには,多くの無線センサノードと協調的に動作しながら情報を交換する機能を,人々がいつも持ち歩いている携帯デバイスにおいて動作させることが重要である.本稿では,携帯電話上でユビキタスセンサネットワークアプリケーションを動作可能とするための技術として開発した,(1)センサ情報トランシーバ,(2)センサ情報収集ソフトウエア,および(3)Zigbee環境情報センサについて報告する.利用者は,センサ情報レシーバを携帯電話に装着し,所望のアプリケーションをダウンロード,インストールするだけで,周囲の無線センサノードを利用したユビキタスサービスを享受できる.従って本技術は,今後のセンサネットワークならびにユビキタスサービスの普及に資するものである.
著者
高畑 裕美 岡田 実
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIS, スマートインフォメディアシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.78, pp.61-66, 2009-06-04

本報告では,2.4GHz ISM(Industry Scientific and Medical)帯における電子レンジ雑音の干渉除去によるパケット同期捕捉改善効果を評価する.同じISM帯を利用するIEEE802.11g W-LAN(Wireless Local Area Network)は,ノートPCに標準的に搭載されるようになっており,家庭内やホットスポットにおけるブロードバンドアクセスとして広範に利用されている.しかし,ISM帯は他システムとの共用周波数であり,他システムからの干渉がシステム性能に大きく影響する.本報告では,電子レンジからの干渉除去手法によるパケット同期捕捉特性の改善効果について確認する.
著者
王 克 鎌原 淳三
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.425, pp.163-166, 2009-01-28

CBIR(Content-Based Image Retrieval)という,画像の内容に基づく画像検索技術に関する研究が進んでいる.その内,色彩特徴が画像の最も重要な視覚特徴の1つとして内容に基づく画像検索技術に幅広く利用されている.本稿では画像に対し,中心に重点を置いて分割し,L^*a^*b^*表色系で分割された画像ごとに累積ヒストグラムを求め,類似度測度はユークリッド距離で計算するという手法を提案した.実験により,提案した手法は計算の複雑性が高くなったが,検索精度が高まったことがわかった.