著者
梶 博行 森本 康嗣 相薗 敏子 山崎 紀之 飯田 恵子 内田 安彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1999, no.39, pp.97-104, 1999-05-17
被引用文献数
1

電子化されたテキスト情報の増加とともに情報アクセス技術の重要性が高まっている.本稿では,大規模テキストコーパスの探索を支援する,インタラクティブなテキストマイニングシステムを提案する.提案システムは,コーパスから関連シソーラスを自動生成し,コーパスに対応したシソーラスをナビゲーションできるようにする.関連タームのクラスタリング,シソーラスオーバビューの生成,オーバビューから詳細へのズームインという特徴機能によって,漠然とした情報要求しかもたないユーザや専門外のドメインの情報を求めているユーザでも,適切な情報を効率よく獲得することができる.プロトタイプの開発と新聞記事コーパスを用いた実験を通じて,提案システムの有効性を実証した.With the growing amount of textual information available in electronic form, information access technologies have become extremely important. This paper proposes an approach to interactive text mining that facilitates exploration through a large corpus of texts. The proposed system automatically generates an association thesaurus from a corpus, and enables users to navigate through this corpus-dependent thesaurus. Its novel functions, including the clustering of related terms, the generation of an overview of the thesaurus, and the zooming-in from the overview to the details of a specific part, allow users to get information efficiently even when their information needs are vague or they seek information in unfamiliar domains. The effectiveness of the system has been demonstrated through prototyping and an experiment with a newspaper article corpus.
著者
松本 充広 二木 厚吉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.98, pp.25-32, 2001-05-22

近年, ソフトウェアの生産性向上が期待できることから, コンポーネントを組合せる手法によるソフトウェア開発(コンポーネントソフトウェア開発)が普及し始めている. しかし, コンポーネントを再利用し生産性を向上させるには, コンポーネント作成者とソフトウェア作成者との間で, コンポーネントがどのような状況で使用され, どのような振舞いをするか等についての合意が形成されている必要がある. この合意形成を行う方法論として, カタルシス法がある. カタルシス法では, UML図+OCL記述を形いてビジネスモデル, ソフトウェア仕様を記述する. しかし, どの程度フォーマルに記述するべきかまでは定めていない. 本発表では, (1)仕様間の一貫性検証を行うためにどの程度フォーマルに記述すべきか, についてのガイドライン, (2)クラス図制約の検証手法, (3)ズームイン・ズームアウトの一貫性検証手法, (3)仕様からのコネクタ生成手法, について議論する.
著者
越井 剛 大崎 佑紀 高木 真一 小舘 亮之 富永 英義
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.27, no.9, pp.53-58, 2003-02-03

本稿では,高精細ディジタル画像入力のためのビデオモザイク方式の実現を目標とし,ズームとスキャニング撮影によるモザイク化方式を提案する.これによって,ユーザは被写体全体を高精細を生成,もしくは興味領域のみの部分的な高精細化した画像を生成することを可能とする.被写体全体を含む画像を基準画像として用い,撮影位置・撮影カバー面積情報を用いた各フレームの低解像度変換処理により,各フレームと基準画像との解像度の相違による処理の破綻の回避,被写体全体を含む画像との差分パラメータを推定することにより累積誤差の低減を実現する手法について検討する.
著者
宮原 伸二 藤田 悦郎 安部 伸治 林 泰仁
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.27, no.8, pp.81-86, 2003-02-03

ネットワーク上の大量の情報コンテンツに対して,マップ散策型のインタフェースを用いて関連発見的な情報提供を可能とするコンテンツガイドシステム「AssociaGuide」を提案する.AssociaGuideによって電子地図をメタファとする操作感覚で,直感的にコンテンツの探索が可能となる.本研究では,ネットワーク上の大量のストリーミング映像コンテンツのガイドを実現するブロードバンドコンテンツガイドシステムとしてAssociaGuideを提案する.AssociaGuideの画面上ではブロードバンドコンテンツは,各ジャンルごとに宇宙空間の星雲のように表現され,所望のジャンルにズームインするとサムネイルとして表示される.サムネイルをクリックすることによりプレビュー映像が提示され,映像の世界ですばやく番組の概要を掴むことが可能である.さらに本視聴を指定するとプレイヤーが立ち上がりストリーミングコンテンツを閲覧することができる.このようにAssociaGuideでは,マップ散策空間上で映像サーフィンを楽しむ様々な機能が提供されている.
著者
宮原 伸二 藤田 悦郎 安部 伸治 林 泰仁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.629, pp.81-86, 2003-01-27

ネットワーク上の大量の情報コンテンツに対して,マップ散策型のインタフェースを用いて開運発見的が情報提供を可能とするコンテンツガイドシステム「AssociaGuide」を提案する.AssociaGuideによって電子地図をメタファとする操作感覚で,直感的にコンテンツの探索が可能となる.本研究では,ネットワーク上の大量のストリーミング映像コンテンツのガイドを実現するブロードバンドコンテンツガイドシステムとしてAssociaGuideを提案する. AssociaGuideの画面上ではブロードバンドコンテンツは,各ジャンルごとに宇宙空間の星雲のように表現され,所望のジャンルにズームインするとサムネイルとして表示される.サムネイルをクリックすることによりプレビュー映像が提示され,映像の世界ですばやく番組の概要を掴むことが可能である.さらに本視聴を指定するとプレイヤーが立ち上がりストリーミングコンテンツを閲覧することができる.このようにAssociaGuideでは,マップ散策空間上で映像サーフィンを楽しむ様々な機能が提供されている.
著者
越井 剛 大崎 佑紀 高木 真一 小舘 亮之 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.630, pp.53-58, 2003-01-28

本橋では,高精細ディジタル画像人力のためのビデオモザイク方式の実現を目標とし,ズームとスキャニング撮影によるモザイク化方式を提案する.これによって,ユーザは被写体全体を高精細を生成,もしくは興味領域のみの部分的な高精細化した画像を生成することを可能とする.被写体全体を含む画像を基準画像として用い,撮影位置・撮影カバー面積情報を用いた各フレームの低解像度変換処理により,各フレームと基準画像との解像度の相違による処理の破綻の回避,被写体全体を含む画像との差分パラメータを推定することにより累積誤差の低減を実現する手法について検討する.
著者
田島 俊彦 中村 敏郎 黒田 貴紀
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.73, no.1, pp.37-46, 1995-02-25
被引用文献数
3

回転円筒水槽実験で観測される定常傾圧波動の基本的構造は、低圧性・高圧性の渦、渦の間を蛇行する上層(東向き)・下層(西向き)ジェット流と境界層でできている。この構造をもとに、最近、菅田・余田は円筒水槽内の流体粒子のラグランジュ運動を数値的に調べた。彼らの結果に刺激されて、数滴の赤インクをジェット流叉は渦に注入する回転円筒水槽実験を行い、ドリフトする波と共に回転する座標系で観測した。流体中に現れたインクの三次元模様は渦の内部を明らかにした。即ち、渦の内部は中心層とその外部の遷移層から成っている。中心層はどちらかと言えば孤立層に近く、さらに上層と下層に分離している。遷移層では流体粒子はその外部と行き来をし、中心層にはめったに行かない。低圧性渦の下に起こるエクマンパンピングと思われる現象のようないくつかの興味ある現象についても又ここで示す。
著者
緒方 正名 當瀬 美枝 山田 寛子
出版者
川崎医療福祉大学
雑誌
川崎医療福祉学会誌 (ISSN:09174605)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.19-32, 1997
被引用文献数
1

本調査においては, 在宅介護者の介護負担度を探るために, 高齢者の介護をしている介護者の負担感を半定量的に評価する指標として開発されたCostofCareIndex(CCI)を導入し, 老人福祉法に位置付けられている老人ホームヘルパー(194名)と実際に自宅で家族の一員を介護している在宅介護者(270名)を調査対象にして, その負担感に焦点を当て両者の差異を比較検討した.そのCCIの5項目の制約について, 単純集計の結果から両群の差異を得点のメディアンで比較すると, (1)社会的制約のある人は, 在宅介護者が約46%, ホームヘルパーが約48%, (2)健康については, いずれかの形でホームヘルパー, 在宅介護者の約40%がそれを損ねていること, (3)介護に対する意欲では, ホームヘルパーの約2倍以上の在宅介護者が失っていること, (4)被介護者の態度については, ホームヘルパーの約2倍以上の在宅介護者が不愉快さを感じめいること, (5)介護に必要な費用については, 在宅介護者の約1.4倍以上のホームヘルパーが高いと考えていること(ホームヘルパーの値は推定値である), が明らかにされた.また, 各項目において単純集計の結果における訴えの比率について両群の差異をκ2検定で調べた.そして, ホームヘルパーと在宅介護者の差異の多い質問について両群の統計的有意差の見られた項目を中心に各群別のクロス集計を行った.その結果, 両群の介護者共に(1)健康を損ねると被介護者に対する不愉快さが増すこと, (2)社会的制約が増すと被介護者に対する不愉快さが増すこと, (3)介護に対する意欲の有無は, すべての負担度に直接影響を及ぼさないこと, が認められ, また在宅介護者では, その38.3%が, 社会的制約に基づいて健康を損ねていること, などが明らかになった.終りにあたって, 本調査の結果が, ホームヘルパーと在宅介護者の負担感を軽減するための方法と現状の福祉政策の課題を提示するための基礎資料となり, 在宅介護者の負担の軽減を目的としたホームヘルパーの確固たる位置付けと在宅福祉の推進に活用されることを期待していることを述べた.
著者
井口 雅保 三浦 克介 中前 幸治 藤岡 弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会秋季大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1994, no.2, 1994-09-26

最近の大規模化・高密度化したLSIのテスト効率を高める新しい技術として、CADリンク電子ビームテストシステムが注目されている。このテストシステムでは、CADデータベースのレイアウト、 回路接続を示すネットリスト、回路図、及び実デバイスのレイアウトが相互にリンクされている。しかし、テストの実行に際してレイアウトデータだけしか入手できない場合がしばしば生じている。我々は先に、このような場合の故障診断手法として、CADレイアウトからの逐次回路抽出によるVLSI自動故障追跡法を提案した。このアルゴリズムでは、トランジスタレベルの回路データを逐次抽出しながら故障信号線の上流配線の故障追跡が行われる。この際、回路機能の認識が効率的な診断のために重要となる。本報告では、逐次回路抽出アルゴリズムを利用してCADレイアウトからSPICE形式の回路データとして抽出し、それからゲートレベルの回路データに自動変換する手法について報告する。
著者
白井 寿海 十川 清己 山本 和充 児島 健次 藤岡 弘 牧田 浩和 中村 康彦
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Biological and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:09186158)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.172-177, 1993
被引用文献数
7 40

In order to prepare fine granules of sparfloxacin (SPFX), a new quinolone anti-bacterial drug that shows masking of the bitter taste of SPFX and dissolutes at a rapid rate, various film-coated fine granules containing 20% SPFX and 0-52% low-substituted hydroxypropylcellulose(L-HPC) in the cores, were prepared by a spray method. Mixtures of ethylcellulose (EC), hydroxypropylmethylcellulose (HPMC), titanium dioxide and sucrose stearate in weight ratios of X : Y : 2 : 1 (X+Y=6) were used as film materials.The degree of masking of the bitter taste by water-insoluble film, mainly consisting of EC and HPMC, increased by increasing the content ratio of EC to HPMC and the amount of films, but was also slightly affected by the amount of L-HPC in the cores, which were coated with either EC or EC/HPMC (4/2). On the other hand, the dissolution rate increased with an increased amount of L-HPC in the cores and with a decreasing ratio of EC to HPMC in the films. Increasing the amount of L-HPC in the cores, which induced a considerable expansion of the fine granules owing to their taking up of water from the dissolution medium, resulted in burstin of the film after a short lag time. The bioavailability of the film-coated fine granules containing 20% SPFX and 52% L-HPC in the cores and 10% EC/HPMC (4/2) in the coating film, which masked the bitter taste of SPFX and showed the optimal release characteristics, was equivalent to that of conventional tablets containing 100 mg SPFX in beagle dogs.
著者
嶋田 雄二郎 城所 銑一 花井 克之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1999, no.44, pp.1-6, 1999-05-21

ネットワーク管理のための有力な情報源の1つに,MIB?2やRMON/BMON2で収集するパフォーマンス/トラフィック情報があげられる.しかしながら,LANスイッチを導入した最近のネットワーク環境は,収集すべきMIB情報を飛躍的に増加させ,従来の手法では手におえない状況をもたらした.このようなネットワーク環境において有効なネットワーク管理を実現するには,膨大なMIB情報の効率よい分析手法の確立が必要である.本稿では,LANスイッチを導入したネットワークのトラフィック管理をRM0Nべースで行う上で,従来の手法の問題点を整理し,その問題点を解消する効率よいトラフィック分析手法の試みについて述べる.One of the effective resources for network management is information about network performance and traffic which are provided by SNMP MIBs such as MIB-II and RMON/RMON2. Recently many network environments have introduced LAN-switching technology and enjoyed its benefits. However, in an aspect of network management, this LAN-switching technology requires a large increase in MIB information to be collected, which results in overloading traditional approach for network management. In this paper, we summarize features of this problem and discuss on an effective approach for traffic analysis in network environment with LAN-switching technology.
著者
藤田 後輪 吉田 和幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICM, 情報通信マネジメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.24, pp.41-46, 2008-05-01

我々はLANスイッチを主として構成されるLayer2ネットワークのトポロジを推測するアルゴリズムを提案し,機器間の接続関係を推測・表示するシステムを作成し利用してきた.現在本システムの運用環境である大分大学では,多数のベンダのLANスイッチを用いてネットワークを構築している.このような環境で,ベンダに依存せずに各LANスイッチの情報を取得するために,SNMPを用いている.しかし,SNMPを用いてMIB2の情報を収集しても,いくつかのLANスイッチでは機種に依存した特殊な手続きを取る必要があることがわかった.本論文では異なるベンダのLANスイッチが混在するネットワークにおける構成情報の収集について述べる.
著者
上東 太一 柳井 啓司
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.42, pp.201-208, 2007-05-15
被引用文献数
1

近年、デジタル画像の爆発的な増大によって、実世界の一般的な画像に対する認識技術への要求が高まっている。そこで、本研究では、新しい認識の手法として G. Csurka らによって提案された bag-of-keypoints 手法を利用して、Web から収集した一般的な画像に対して画像分類実験を行った。Bag-of-keypoints 手法によって画像特徴量を抽出し、SVM によって分類実験を行った結果、100 クラスの分類において分類率 51.1%を実現した。Recently, need for generic image recognition is getting larger due to the explosive increase of digital images. Then, we have performed classification experiments for general real-world images gathered from Web employing the bag-of-keypoints method proposed by G.Csurka et al. In the experiments, we have obtained the 51.1% classification rate for 100 object classes.
著者
中曽根 祐司 松尾 唯史
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
計算力学講演会講演論文集 (ISSN:1348026X)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.18, pp.275-276, 2005-11-17

The present study has applied Hori and Kameda's stress inversion method to the estimation of elasto-plastic stress distributions in Al-Mg polycrystalline materials. The method can estimate 2D elasto-plastic stress distributions from deformation distributions measured in a structure by using only the elastic moduli of the material of the structure. First, computer codes have been developed based on the present stress inversion method. Then, elasto-plastic 2D FEM analyses of stress concentration problems caused by elliptic holes and rectangular inclusions were made. Comparison of the results obtained by the FEM analyses and the stress inversion method showed that the stress inversion method can estimate elastic and elasto-plastic stress distributions from deformation/strain distributions with reasonable accuracy. Finally, the elasto-plastic stress distributions in Al-Mg were estimated by using deformation distributions measured by the digital image correlation method and it was found that stress concentration occurred near triple junctions of grain boundaries.
著者
金 宗根 亀田 壽夫
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.720-721, 1990-03-14

静的負荷分散問題は、分散コンピュータシステムの負荷分散問題、コンピュータネットワークの最適フロー割り当て問題、交通トラフィックの最適割り当て問題として、広い範囲の研究者たちによって研究されている。特に金と亀田はTantawiとTowsleyの単一クラスジョブの枠組を複数クラスジョブに拡張し、システム全体の平均応答時間が最小になるように複数クラスジョブを分散させる負荷分散アルゴリズムを提案した。本研究の目的は、金と亀田が提案したアルゴリズムの性能を、既存の著名な複数クラスジョブのアルゴリズムである、Flow Deviation方式のアルゴリズム及びDafermosアルゴリズムと比較検討することである。このために具体的なシステムモデルを考えて、各々のアルゴリズムを負荷分散問題に適用して数値実験を行い、最適解の計算のために必要な時間等を求めた。
著者
梅村 佳代
出版者
奈良教育大学
雑誌
奈良教育大学紀要. 人文・社会科学 (ISSN:05472393)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.157-169, 2003-10-31

In the early Edo period, Nara had 6,000 families, a population of 35,000 and 3,000 houses. Minami Handa Nishi area in Nara was a small town, and it's population decreased from 130 to 70 in the Edo period. It's time of grand prosperity was in Genroku ages, and it gradually decreased in the number of houses and families. Minami Handa Nishi area had many religious sects, the most common religious sect was the Jhodo Sect. The second most common religious sect was the Jhodo-Shinsyu Sect. The third most common sect was the Yuuzuunenbutsu Sect. Other sects included the Shingon Sect, the Hokke Sect and the Tendai Sect. The Jhodo Sect had about 70 percent of the believers in this area, and the Jhodo-Shinsyu Sect had about 20 percent of the believers. In Nara, the number of families in each household increased. This happend because the Edo nation increased the amount of tax that each household was responsible for. Some people in the Minami Handa Nishi area were rich and controlled all other people. The names of their businesses were "Yoshinoya" and "Yamatoya " etc. In Edo period, Nara had many small familial organizations, and many nuclear families. The majority style of families was parents and one or two children. It had many families with no children. For example, the name of "Yoshinoya" had 15~20 family menbers and kept 4~5 employees about the middle Edo period, but each family of the "Yoshinoya" household had from 4~5 members.
著者
鈴木 雅一
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.115-125, 1985-04-25
被引用文献数
18

長期間にわたって水収支観測がなされている日本各地の森林流域の記録をもとに, 短期水収支法を用いて流域の蒸発散量とその季節変化を求めた。検討には桐生, 川向, 竜の口山, 釜淵, 去川の5試験地, 9流域のそれぞれ10年から40年間の日雨量, 日流出量記録が用いられた。短期水収支法では, 渇水による蒸発散低下は水収支期間内の最小流量に対応して生じ, 蒸発散低下をもたらす限界流量が流域ごとに定められた。渇水による蒸発低下の例を除外して求めた蒸発散量季節変化は, 植生が著しく変わらないとき集計期間が異なってもほぼ同様の結果となった。森林の伐採や山火事によって蒸発散量が減少する傾向は各流域とも同様であるが, その変化が通年にわたり生じた流域とおもに夏期に生じた流域があった。求められた蒸発散量とその季節変化は各流域の気象, 植生を反映する値として, 森林流域の蒸発散量推定式作成の基礎資料になるといえる。