著者
長野 順子
出版者
美学会
雑誌
美学 (ISSN:05200962)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.p1-12, 1987-03

Die meisten Interpreten (cf. J. Kulenkampff, P. Guyer, G. Kohler) behaupten, dass die phanomenologische Analyse der Struktur des asthetischen Urteils den zentralen Aspekt der Kritik der asthetischen Urteilskraft bildet. Meines Erachtens aber geht es besonders in ihrer zweiten Halfte darum zu erklaren, welche Rolle das astheitische Urteil im Ganzheit des menschlichen Lebens spielen muss wenn der Mensch fur die Gesellschaft bestimmt sein soll. Der Kernbegriff ist der "allgemeinen Mitteilbarkeit" des Gemutszustandes oder des Gefuhl der Lust in gegebener Vorstellung. Schon seit langem war die "Geselligkeit" oder "Sozialitat" der unentbehrliche Faktor bei Kants fruher Theorie der Schonheit, wie gezeigt in seiner Vorlesungen uber Logik und Anthropologie um 1770. Aber in der ausgereiften Asthetik von seiner kritischen Philosophie, wahrend die Beziehung auf Gesellschaft den Geschmack zum blossen Mittel zur Verbindung oder sogar Konkurrenz mit anderen machen konnte, ist dem Begriff der allgemeinen Mitteilbarkeit eine ganz neue Bedeutung und eine wesentliche Funktion gegeben. Diesem Begriff liegt sensus communis (die Idee eines gemeinschaftlichen Sinnes) zugrunde, welcher durch die "Operation der Reflexion" dem Menschen moglich macht, sich in die Stelle jedes anderen zu versetzen, und so auf die allgemeine Gemeinschaft der Menschheit als einer Gattung, zielt. Fur Kant ist das Wesen des asthetischen Urteils die Beforderung der "Kultur der Gemutskrafte" zur "der Menschheit angemessenen Geselligkeit".
著者
新田 和宏
出版者
近畿大学生物理工学部
雑誌
Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kinki University (ISSN:13427202)
巻号頁・発行日
no.28, pp.73-93, 2011-09

[Abstract] It may be said that The Tohoku Earthquake and accident of Fukushima Dai-ichi nuclear power plant disclose New Politics. With both the disasters, I can confirm the politics around post-nuclear power plant in Japan. And, I can understand that this politics develop the political issue of reconstruction of the governance corresponding to the nuclear plant accident, the dismantling of the regime for nuclear power plant, and the revival as the sustainable welfare society of the stricken area. And also, I can expect sustainable politics as New Politics in stricken area.
著者
脇本 竜太郎
出版者
The Japanese Group Dynamics Association
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.165-179, 2005
被引用文献数
1

人間の社会的行動は,自尊心への欲求から説明されることが多かった。しかしながら,その自尊心への欲求自体が,"なぜ"人間にとって重要なのかは実証的に検討されてこなかった。この"なぜ自尊心の欲求が重要なのか"という問に存在脅威(死の不可避性の認識に基づく脅威)の緩衝という観点から答え,人間の社会的行動を包括的に説明する枠組みたるべくして登場したのが存在脅威管理理論である。本稿では,まず存在脅威管理理論の概要について紹介する。次に,既存の研究を概観し,存在脅威管理理論がもたらした成果と,個々の社会的行動の実証的検討における課題について述べる。最後に,近年報告されている存在脅威管理方略の差異に関する知見を紹介し,そのような文化内・文化間差を存在脅威管理理論がいかに捉え,組み込んでいくべきかについて展望を述べる。<br>
著者
CSキャッチャー研究会
出版者
日本建築仕上学会
雑誌
Finex (ISSN:09156224)
巻号頁・発行日
vol.24, no.142, pp.59-63, 2012-05
著者
小沢 和弘 相川 直幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.575, pp.21-28, 2001-01-19
被引用文献数
10

サンプリングレート変換は、サブコーディングやA/D・D/A変換などに広く用いられる重要な技術の一つです。通常、サンプリングコンバーターにはナイキストフィルタやフィルタバンクが用いられる。しかし、それらは非常に多くのメモリを必要とし、サンプリングレートが変わるたびに再設計しなければならない。そこで以前、我々は2次関数を用いた新しい補間カーネルの設計法について提案した。しかしながら、その方法ではより大きな阻止域減衰量を得るために1振幅あたりに使用する2次関数の数を増やそうとすると、多くのメモリが必要となってしまう。そこで本報告では補間処理の高速化ならびにカーネルを構成するために必要なメモリ量が少ない効果的な構造とその設計法を提案する。また、今回提案するカーネルは従来のカーネルと同様に任意のサンプリングレートに対応することが可能であるという利点を持っている。
著者
本間 恵美 粥川 晶子 遠藤 仁子
出版者
東海学院大学・東海女子短期大学
雑誌
東海女子短期大学紀要 (ISSN:02863170)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.27-34, 1994-03-31

おせち料理に対する意識および実態は,家庭によって差があるが,母親による影響が大きいことがわかった。要約すると次のようになる。 1)おせち料理を用意する家庭は全体の97.6%あった。そのうち全て手作りで整えている家庭は5.7%,市販品だけで済ませている家庭は2.1%であった。 2)各家庭毎の料理の品数は8〜11品の家庭が多い。 3)多くの家庭で取り入れられている料理は,黒豆・田作り・数の子・かまぼこ・卵焼き・野菜のうま煮・昆布巻き・きんとんなど,伝統的なものであった。 4)祝い肴を80%以上の家庭に取り入れられており,祝い肴を三種そろえて用意している家庭は65.2%あった。 5)おせち料理のうち手作り料理は55.3%,市販品が44.7%で,各家庭の平均品数は手作り料理5.5品,市販品4.6品であり,手作り料理の方がわずかに多かった。 6)重箱を用いている家庭は62.8%あったが,年度別にみると次第に減少の傾向にある。詰め方は形式にこだわらず,各家庭まちまちであった。 7)正月に対する意識は,「家族全員で祝いたい」,「おせち料理は欠かせないと思う」,「正月用の特別の食器を使いたい」の順に高かった。 8)おせち料理の整え方について,手作りしたいと思っているものは,母親・学生とも約60%あった。両者の間に有意差は認められなかったが,「手作りしたい」という意識は母親の方が高く,「特別にしなくてよい」という意識は学生の方がわずかに高い傾向にあった。 9)母親の手作り意識別に,実際の手作り度をみると手作りの志向の高い家庭は,手作り度が高く,手作り料理の品数も多かった。 10)伝承は実家の母親から受けたものが多く,婚家より実家のおせち料理の方が,圧倒的に多く伝承されていくようである。 11)伝承を受けたものは,「おせち料理は欠かせない」という意識が高く,伝承がなければおせち料理に対する意識も次第に薄れていくものと思われる。 12)「献立を考える」・「買い物をする」・「料理をする」「盛り付け・重詰めをする」について,学生の手伝いの程度を調べた結果,「買い物」は「よく手伝った」といえるものが他の項目よりは多いが,全体的に手伝いの程度は低いといえる。 13)よく手伝いをしているものほど,「おせち料理は欠かせない」という意識が高い。 行事食はその国の文化の一つである。食生活が多様化し,わが国の伝統の料理が日常の食卓から遠のいて行きがちな現在,おせち料理を作り,新春を祝うことを通して,日本の文化を伝承していくことが大切である。時代に即したおせち料理に変化させながらも,伝統の味を受け継いでいきたい。
著者
川岸 克己
出版者
安田女子大学
雑誌
安田女子大学紀要 (ISSN:02896494)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.11-19, 2011-02-28