著者
秋山 英三 金子 邦彦
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, pp.974-979, 1996-08

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。ポスター
著者
奥野 哲也 久嶋 菜摘 坂根 裕 竹林 洋一
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.3I1OS14a6, 2010

<p>テニスと格闘技のドメインから,物理世界(ゲーム世界)と思考世界をシミュレータで表現することで,新たなコモンセンス知抽出手法について提案する. </p>

1 0 0 0 IR 時空の交差点

著者
大月 康弘
出版者
創文社
雑誌
創文 (ISSN:13436147)
巻号頁・発行日
no.492, 2010-12

各号タイトル: 1 共生する空間, 2 共鳴する魂, 3 日溜まりの祝福, 4 凛と聳える, 5 平和の祈り, 6 緋色の誓い, 7 文化の回廊, 8 女神の加護, 9 集いの緑蔭, 10 地上花あり, 11 咲き映えり, 12 仰ぎ見る峰, 13 聖ニコラオスの島, 14 聖者の祝福, 15 憩う海辺の時, 16 谷に翔る風, 17 祝祭の広場, 18 新緑の都で, 19 異邦の民に, 20 カロゲロス, 21 聖堂の傍らで, 22 継がれる想い, 23 祈りと加護, 24 ヒィロビブリ, 25 ディダスカロス, 26 境域に生きる, 27 帝国と慈善, 28 休息と安寧, 29 馬上のキス, 30 帝国の統治について, 31 アンナの想い, 32 燦然と, 33 烈日のもと, 34 秋霜に生きる, 35 天への階梯, 36 自然を友に, 37 池の畦の蛙たち, 38 地域を描く, 39 大地の相貌, 40 神々の山裾に, 41 逸楽と超俗, 42 コーラを想う, 43 ブレヒ!, 44 灯明の残り香, 45 村の生活, 46 満天の星々に
著者
渡邉 憲正
出版者
関東学院大学経済研究所
雑誌
経済系 : 関東学院大学経済学会研究論集 (ISSN:02870924)
巻号頁・発行日
vol.259, pp.1-26, 2014-04

中江兆民は1870 年代以降『一年有半』公刊まで,民権論を一貫して堅持した。他方,この時期に中江が対外関係論において「小国主義」から亜細亜雄張の国権拡張論へと「転換」を遂げたのも,紛れのない事実である。民権論における思想的連続性とこの「転換」とはいかにして整合するのか。また「転換」の思想的根拠は何か。本稿ではこのことを,論説「論外交」から『三酔人経綸問答』や『国会論』を経て論説「難儀なる国是」に至るまでの中江兆民の思想に即して考察し,結論的に,1)「小国主義」は「道義」の存在など条件付きで成り立つものであり,それが崩れた段階で顕在的な国権拡張論へと「転換」したこと,2)「転換」の思想的根拠は,自由民権論の基礎をなす近代思想の原理—各個人の自然権と自然法の支配—のダブル・スタンダード(「文明と野蛮」図式)のトータルな受容(それゆえ民権論は失われない)とスペンサー社会進化論影響下での変質にあったこと,などを主張した。
著者
鯉沼 潤吉 加藤 航平 黒田 晶 山村 喜之 村川 力彦 大野 耕一
出版者
日本腹部救急医学会
雑誌
日本腹部救急医学会雑誌 (ISSN:13402242)
巻号頁・発行日
vol.34, no.5, pp.1065-1067, 2014-07-31 (Released:2015-01-23)
参考文献数
16

症例は86歳女性。腹痛を主訴に近医受診しイレウスの診断で当院紹介された。受診時腹部CTで腹水を認め,S状結腸付近に異物を思わせる高濃度の構造物を認めた。腹部所見が軽度であり当院内科に経過観察入院となったが,翌日腹部所見の増悪を認め,腹部CTで腹水の増加,遊離ガスを認めたことから消化管穿孔を疑い緊急手術を施行した。腹腔内には汚染腹水がみられ,全腸管を検索したところS状結腸に3mm大の穿孔部を認め,ピンク色の異物が穿孔部から突出していた。穿孔部を含むS状結腸を切除し,人工肛門造設術を施行した。術後経過は特に問題なく第31病日に退院した。発症の数日前に歯科医院で義歯を作製したエピソードがあり,歯科医に異物の照合を依頼したところ義歯作製時の印象材であることが判明した。歯科用印象材が穿孔をきたした例は報告が無く,非常にまれな症例であり報告する。
著者
伊藤 豊
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.40-48, 1992
被引用文献数
2

ファクシミリ放送の標準方式について, パケット構成とフレーム行列, ファクシミリ信号の時系列構成と変調の諸元などについて, その選定理由を述べ, さらに伝送特性や有料方式, 放送局設備と受信機構成, メティア特性とサービスの形態などについて解説する.
著者
東中須 恵子
出版者
呉大学看護学部
雑誌
看護学統合研究 (ISSN:13460692)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.59-63, 2009-03

鹿児島県初に設立された鹿児島県立鹿児島保養院(現姶良(あいら)病院)の創立50周年記念誌の閲覧,開設当初から勤務していた精神科医の回想談から,鹿児島県における精神医療と精神病者の取り扱いについてまとめた。鹿児島県における精神医療は,1923(大正12)年鹿児島県立鹿児島病院(現鹿児島大学医学部付属病院)に精神科が開設されたことに始まり,1924(大正13)年に29床で精神科分院の設立,1943(昭和18)年に姶良郡重富村平松(現在地)に150床で移転し現在に至っている。こうした流れは,昭和戦前・戦後の中で常に軍部との調整の中で展開されていた。しかし,離島や入院できない患者の処遇は悲惨であった。また,精神病者の取り扱いは警察で管轄していたが,1950(平成25)年,精神衛生法の施行によって入院治療が積極的に行われ,私設の精神病院が次々に建設されていった。入院治療は,非組織的な作業や,身体的ショック療法,ロボトミーが行われていたが,1955(昭和30)年初期の向精神薬の登場によって,薬物を中心とし作業療法や生活指導などの生活療法が積極的に行われた。
著者
岡 絵理子
出版者
公益社団法人 都市住宅学会
雑誌
都市住宅学 (ISSN:13418157)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.87, pp.86-91, 2014

To prevent the reduction of the population in center of Osaka City, many measures had been taken aiming to promote building esidences. As a result, many super high-rise apartment complexes were built. However, it is a question whether these buildings are eally used as residences. In this study, to investigate this, basal data including the location trend and the building forms of 103 uper high-rise apartment complexes in 6 wards of Osaka downtown areas were collected and organized. We found that almost half the of super high-rise apartment complexes were built at the formerly public lots or in downtown, where business buildings of themajor companies representing Osaka had been previously located. These phenomena may reflect the changes of business community in Osaka Further, it is of note that a rate of super high-rise apartment complex actually used for residence was very low in the redeveloped area.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.475, pp.146-159, 1999-08-02

1999年度,2000年度に,企業はどんな業務システムを開発するのだろうか。1999年度のトップは営業支援システムで,37.5%の企業でカットオーバーを迎える(図2-1)。次いで多いのが人事・給与システムと会計システム。いずれも33.4%である。これら三つはどの業種でも必要になるシステムだ。さらに受注・販売管理システムや購買・仕入れ管理システムが続く。
著者
田渕 恵
出版者
大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学研究室
雑誌
生老病死の行動科学 (ISSN:1349435X)
巻号頁・発行日
no.13, pp.53-62, 2008

Autobiographical memory is the memory of our experiences in daily life. The autobiographical memories are reconstructed when we recall them, so, they are not the truth we have experienced. The factors which affect the reconstruction are sex, age, emotion in recalling, and personality and so on. Also, the knowledge system about the self (the memory network about the self / self schema) is one of the important factors for the reconstruction in Network model or Schema model. The knowledge system about the self becomes activated unconsciously and automatically. So, it's important to consider the implicit variables in studying the factors to affect the reconstruction of autobiographical memory.
著者
甲斐 初美
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.1-4, 2013 (Released:2018-04-07)
参考文献数
11

本研究では,各単元内容の系統性を整理するとともに,理科の一連の指導内容の最適化や構造化を図ることを目的としたこれまでの研究成果から明らかとなった,モデルやアナロジーの取り扱いについて,概念の体制化(organization)と精緻化(elaboration)の観点から考察することを目的とした。特に,温度による体積変化の学習において用いられるアナロジーの教科書における問題点を指摘し,モデルやアナロジーの使用の際の制約の必要性について検証したものである。それらのことから,教科書や教師の説明手段として使用されるモデルやアナロジーのベースとなる領域が,子どもにとってどの程度のなじみがあるのかを検証することや,子どもが理科授業内に持ち込むモデルやアナロジーの起源を整理することで,子どもにモデルやアナロジーを用いて説明させることが可能であるかどうかを検討することの重要性について提言していった。
著者
若森 真樹 土井 龍雄 大久保 衞 大槻 伸吾
出版者
日本腰痛学会
雑誌
日本腰痛学会雑誌 (ISSN:13459074)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.89-93, 2001
被引用文献数
1

食品および生活雑貨の受注販売会社の配送配達作業従事者,平成9年度365名,平均年齢31.4歳,平成10年度360名,平均年齢31.9歳,平成11年度362名,平均年齢32.1歳(すべて男性)に対し,作業状況を調査し,腰痛その他の障害の危険因子を分析し対策の立案,実施の資料とした.その結果から職場体操を作成し指導した.また,作業方法,姿勢の改善指導し,体力測定を行った.さらに職場リーダの養成や腰痛検診および腰痛体操教室を実施した.その結果,腰痛を訴える者は62.7%から47.2%,医師による腰痛検診の結果,所見なし30.5%から90.2%と改善した.体力測定結果は筋,筋持久力テストでは有意に向上した.この企業においては作業環境改善や省力化を中心とした対策を講じてきたが顕著な改善は得られなかった.今回,成果が得られた要因は作業状況を調査し予防と治療,また個体的要素と作業環境要素から作業や職場に適した対策を立案,実施し,教育やサポート体制の整備などを包括的に行ったことによるものと考えられた.