著者
ブレイディ アラン Alan Brady
雑誌
チャペル週報
巻号頁・発行日
no.6, 2009-05
著者
孫野 長治 中村 勉
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.139-147, 1965 (Released:2008-05-27)
参考文献数
7
被引用文献数
90 110

1958年から62年にかけて札幌で落下中の雪片の大きさ,質量及び落下速度の同時観測が行なわれた。その結果,雪片の落下速度はその大きさと密度に左右されるが質量だけの函数として表わすことが不可能であり,もしーつの函数で表わすとすれば,次のように雪片の密度の函数として考えた方がよいようである。u=300(σ-ρ)1/4 C.G.S.ここでuは落下速度,ρは雪片の密度,ρは空気の密度を示す。この理論式は広い範囲にわたつて観測値をよく示す。
著者
北風 宏明 松下 慎 岡田 紘一 湊 のり子 森 直樹 吉岡 俊昭
出版者
一般社団法人 日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科学会雑誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.108, no.4, pp.204-209, 2017-10-20 (Released:2018-10-18)
参考文献数
15

66歳男性.約3カ月前から頻尿と下腹部違和感を自覚したため2015年7月に当科を受診した.膀胱鏡で左側壁~前壁に隆起性病変を認めたため経尿道的切除を施行した.病理結果は印環細胞癌であり精査の結果膀胱原発印環細胞癌,cT3N0M0と診断し膀胱全摘術の方針とした.しかし骨盤壁との癒着が強く膀胱全摘は断念,両側尿管皮膚瘻を造設した.右骨盤壁の生検で癌の浸潤を認めたためpT4N0M0と診断した.術後,2015年8月からTS-1+シスプラチン(CDDP)による化学療法を12コース,16カ月間施行した.投与開始後,腫瘍マーカーは8カ月間低下傾向にあったが,8カ月以降は経時的な上昇を認めた.CT・MRIでは膀胱内腫瘍の増大や遠隔転移・リンパ節転移を疑う所見を認めなかったため,画像上は16カ月間SDであった.化学療法施行中に大きな副作用は認めず,2017年1月現時点では明らかな再発なく経過している.
著者
江花 昭一 山本 晴義 秋庭 篤代 吉村 佳世子 境 洋二郎 津久井 はるみ 天保 英明 川原 健資 津久井 要
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.111-117, 2000
参考文献数
14
被引用文献数
1

心身医療は問題や疾患の同定から始めproblem talkを行うのが通例であり, 問題に焦点を当てずsolution talkを行う解決志向アプローチとは必ずしも整合的でない.また, 解決志向アプローチは多忙な臨床現場で十分な効果が発揮できる方法であろうか.今回われわれは, 2症例の検討を通して, これら2点の調査を行った.その結果, 多忙な日常臨床においても, 治療関係のタイプを吟味する, 問題を解決の資源として活用する, 可能性を引き出す対話を行う, 定型的質問を使用するなどの技法が実行可能かつ有効であった.解決志向アプローチは, 心身医療に組み込んでも, 解決を速やかにもたらし定着させる有用な方法であると考えられた.
著者
山前 恵美子 相馬 良直 室田 東彦 山前 正臣 溝口 昌子
出版者
公益社団法人 日本皮膚科学会
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.114, no.1, pp.43-48, 2004

抗Jo-1抗体に代表される抗aminoacyl-tRNA synthetase抗体が陽性の多発性筋炎/皮膚筋炎患者では,筋炎のほかに間質性肺炎,関節炎,Raynaud現象などが高頻度に認められ,臨床的なサブセットとして認識されることから,antisynthetase症候群と呼ばれる.症例は64歳男性.筋力低下,関節痛,倦怠感と共に,両手の指腹,手指側縁と関節背面に落屑と亀裂を伴う角化性病変が出現.爪郭の出血点を伴うが,ほかに皮膚筋炎を示唆する皮疹はない.手指の皮疹は組織学的には慢性湿疹様で,satellite cell necrosisを伴っていた.血清CPK 6687 IU/<i>l</i>,筋電図で筋原性変化,筋生検にて変性と萎縮.間質性肺炎あり.抗Jo-1抗体陽性より,antisynthetase症候群と診断.手指の病変はantisynthetase症候群に伴ったmechanic's handと診断した.mechanic's handの過去報告例を集計し,antisynthetase症候群との関連について考察した.
著者
江田 英雄 山崎 まどか
出版者
公益社団法人 日本生体医工学会
雑誌
生体医工学 (ISSN:1347443X)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.S145, 2018

<p>非観血的血圧計測手法の標準は水銀柱式血圧計測である。しかし十分に訓練を受けた者か有資格者が計測しなければ、水銀柱血圧計測で信頼しうる血圧値を得ることは困難である。また環境への配慮から水銀を用いない計測装置が必要とされている。一方、光技術を用いて脈波を計測し血圧推定値を計算する手法があり、カフレス連続血圧計の実現に向けて期待されている。本研究では、水銀柱式血圧計と光センサモジュールを同時計測することによって、水銀柱式血圧計測値と、カフレス連続血圧推定値とを比較した。対象は、医療系学科に在籍する大学生、及び、民間企業に在籍する健常人とした。右上腕部に水銀柱式血圧計のマンシェットを巻き、マンシェットの内側に光センサーモジュールを、右上腕動脈が触れる位置近傍に装着・固定した。水銀柱血圧計にて通常の血圧測定を行い、同時に光センサーモジュールによる連続血圧推定値を観察した。連続血圧推定値は加圧の後、減圧後約20秒以内に安定した値を示し、この値を光センサーモジュールによる血圧推定値とした。各被験者に対し、2回血圧測定をして、水銀柱血圧計計測値と光センサーモジュールによる血圧推定値の相関をBland-Altmanプロットで検討した。通常の水銀柱血圧計測で必要とされる安静時の計測では、両者は高い相関を示した。</p>
著者
仲村 宏一 山城 迪
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) (ISSN:03854213)
巻号頁・発行日
vol.119, no.2, pp.284-290, 1999-02-01 (Released:2008-12-19)
参考文献数
8
被引用文献数
5 6

The objective of this study is to estimate customer interruption cost by analyzing survey responses and comparative examination between it and the estimation value by the economic macro method or the example of America and Canada. The power interruption cost is considered as one of the useful index for evaluating the expansion planning or the operation of power system facilities from reliability. It is also considered to become more important index in the recent development of integrated resource planning in which both supplier's and customer's resources are equally dealt with. This paper reports the estimation results of customer interruption costs based on the three years survey from 1992 to 1994 conducted in HOKKAIDO and for various kinds of customers.
著者
立石 潤
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.897-905, 1983-09-10

I.はじめに スローウイルス感染症または遅発性ウイルス感染症28)は,周知のようにアイスランドの獣医学者Sigurdsson44)により1954年に提唱された概念であるが,それ以前に北欧ではヒツジの慢性病が知られており,その1つのスクレピーscrapieについては実験的伝播も行われていた9).Sigurdssonの提唱した概念は,①数ヵ月から数年にわたる長期の無症状潜伏期間ののち,②徐々に発病し,③遷延性,進行性で,④予後が悪く,⑤感染が1種類の動物の,単一の臓器または組織に限定して起こることである.このうち⑤は彼自身予想していたように,その後の動物実験の結果からは削除するほうがよいと思われるが,自然感染においてはほぼ妥当する.このうち既知のウイルスによる神経系の遅発性感染として麻疹ウイルスによる亜急性硬化性全脳炎SSPE,パポーバウイルスによる進行性多発性白質脳症PML,アデノウイルス32型や風疹ウイルスによる亜急性脳炎が知られている.これらは個々のウイルスと宿主側の要因,特に免疫機構との組み合わせにより持続性感染persistent infectionの形をとることが多い. さらに全く原因不明の発病因子が徐々に増殖して発病する亜急性海綿状脳症の1群がある.その代表はクロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob病,CJDと略)であるが,動物への実験的感染とともに,人では臓器移植,手術,外傷などとの関連性が問題となっているので,以下この群を中心に述べる.
著者
山口 義久
出版者
大阪府立大学人文学会
雑誌
人文学論集 (ISSN:02896192)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.17-32, 1995-03-01