1 0 0 0 OA 新未来記

著者
ジョスコリデス 著
出版者
青山清吉
巻号頁・発行日
vol.下, 1878

1 0 0 0 OA 新未来記

著者
ジョスコリデス 著
出版者
青山清吉
巻号頁・発行日
vol.上, 1878
著者
渡辺 俊之 秋口 一郎 八木 秀雄 秋口 一郎 高山 吉弘
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.158-163, 2002 (Released:2011-07-05)
参考文献数
20

レンズ核は淡蒼球と被殻からなるが、この両者のみに限局した病変では、言語障害は軽度または一過性である。言語障害が遷延するのは、病変が、前頭葉の深部白質に進展して非流暢性の失語像を呈する場合、後方の側頭葉深部白質に及んで理解障害を伴う流暢性失語像となる場合、あるいは病変が双方の白質を含んで全失語をきたす場合である。一方、レンズ核の外方には、外包、前障、最外包および島皮質が位置する。これらの脳組織が言語機能においていかなる役割を担っているかについては、近代失語症学の黎明期から議論されてきたが、限局性の病変例がまれなこともあって、一致した見解は得られていない。なかでも、島およびその皮質下の損傷で伝導失語をきたすというDamasio and Damasio(1980)の主張は、失語症関連の文献において頻繁に引用され、影響力が大きいしかし、我々の経験した島損傷例では、伝導失語を含め遷延する言語障害は認めなかった。ただし、語想起の障害がみられたことから、島およびその皮質下の組織が遂行機能に関与することが示唆される。
著者
Camila Maria da Silva ROCHA Tais Meziara WILSON Davi Emanuel Ribeiro DE SOUSA Alexandra Ariadne Bittencourt G PEREIRA André Santos LEONARDO Khesller Patrícia Olazia NAME Márcio Botelho DE CASTRO
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.20-0285, (Released:2020-09-09)
被引用文献数
2

Squamous cell carcinomas (SCC) are one of the most common tumors of the tegument that can have a misdiagnosis of chronic skin wounds. An adult captive crowned solitary eagle presented an indolent wound-like ulcer on the footpad and a fatal outcome. An infiltrating tumoral mass in the foot and multiple tumoral metastatic nodules in visceral organs were detected. The neoplasm was composed of atypical squamous cells with strong positivity for cytokeratin, “keratin pearl” structures, and marked invasion of tissues confirming a diagnosis of metastatic SCC. This might be the first report of an SSC with metastasis on the footpad in a captive Chaco eagle, which is one of the endangered species of birds of prey.
著者
正門 由久
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.428-433, 2016-06-18 (Released:2016-07-21)
参考文献数
6

臨床神経生理学は,ヒトの中枢神経系,末梢神経系の機能をさまざまな方法で診断,評価し,治療に役立てる学問であり,この分野の発展は目覚ましい.脳波・筋電図ばかりではなく,誘発電位,機能画像なども近年それに含められており,中枢神経系・末梢神経系の区分を超えた学問へと発展し,リハビリテーション(以下,リハ)医学の関連分野の1つとして,診断,評価,治療などさまざまな臨床場面で“役に立つ”学問である.さらには神経生理を用いることは患者の病態生理,治療手段の客観的評価に有用であり,また生体の信号や機能画像を治療手段に用いることも可能である. リハ医学・医療の分野でさらに用いられることが望まれる.
著者
内山 隆啓 佐藤 弘喜
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.266, 2012 (Released:2012-06-11)

プロダクトデザインにおいて書体は重要な要素である。本研究の目的は書体の印象と製品の印象の関係を明らかにしてその要因を探ることである。まず、書体の印象評価実験を行った。33種類の欧文書体と12組の評価項目を選定し26人の被験者に評価させた。因子分析により3つの因子が抽出され、それぞれの書体の印象が明らかになった。次に、書体と製品のイメージの相性を調べる実験を行った。被験者には製品のイメージと書体のイメージがどの程度合うかを5段階で評価させた。今回は10種類のイスと15種類の書体をサンプルとして選定した。結果、コレスポンデンス分析によりいくつかの傾向が見られた。
著者
湯浅 陽子 ユアサ ヨウコ YUASA Yoko
出版者
三重大学人文学部文化学科
雑誌
人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (ISSN:02897253)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.75a-89a, 2001-03-25

蘇軾の文学に及ぼした南宗禅の影響について,唐から五代にかけての禅語の一大集成であり,蘇軾自身が読んでいたと考えられる『景徳博燈録』の記述を踏まえた表現に注目して検討する。蘇軾の詩に見られる禅語を踏まえた表現の持つ傾向の一つに,ユーモアを含むという点があり,このような傾向を持つ表現は若年期から晩年までの作品の中に継続して現れ,各々の表現はそれぞれに戯れの気分を含みつつも,次第に作者の禅に対する知識の広がりと理解の深まりを窺わせるものに変化してゆく。またこれらの詩が総じて気軽な気分を伴っているのは,蘇軾の周囲の士大夫たちの間で禅や禅語の知識が広く共有されており,彼らが随分気軽な,あるいは日常的なものとして禅に接していたことを示している。彼らのなかには,禅により強い関心を示し,禅語の深い意味を求めようとする者もあり,そのような思潮のなかにある蘇軾は,晩年の嶺南への流謫生活の中で,禅的な思考を儒教や道家・道教的な思考と折り合わせ,複合しつつ詩に表現するに至っている。彼にとっての禅的境地は,単独で追求されるべきものではなく,儒・道の二教とともに内面の葛藤を静め,人生に対するより良い姿勢を模索するための拠り所とされていたと考えられる。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1922年05月23日, 1922-05-23
著者
伊藤 圭介 花北 順哉 高橋 敏行 南 学 本多 文昭 森 正如
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.11, pp.833-838, 2009-11-20 (Released:2017-06-02)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

仙腸関節ブロックを施行した症例の臨床的検討を行った.【対象】2008年3〜10月に仙腸関節ブロックを施行した72例.【方法】保存的治療に抵抗性の腰痛を自覚し,理学的所見により仙腸関節由来の疼痛が疑われた症例に仙腸関節ブロックを施行した.【結果】仙腸関節ブロックは46例(63.9%)にて有効で,VAS平均改善率は52.4%であった.仙腸関節部痛は外来全腰痛患者の14.1%を占めていた.ブロック有効例の46例のうち36例(78.3%)に他の腰椎疾患を合併していた.【結語】仙腸関節部痛は日常診療で多数の患者が存在すると思われた.仙腸関節ブロックは仙腸関節由来の疼痛の診断,治療に効果があった.
著者
八杉 克志 西名 大作 村川 三郎 金田一 清香 安藤 元気 石田 正樹
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.79, no.702, pp.715-723, 2014-08-30 (Released:2014-09-30)
参考文献数
12
被引用文献数
1 1

The purpose of this study is to clarify the operating conditions of two kinds of domestic electric appliances which are a washing machine and a clothes dryer installed in a bathroom. Based on the measurements of electric power consumption in the 100 electrified housing located in Hiroshima area, 39 washing machines and 35 clothing dryers were examined. The operating conditions of the appliances varied in the frequencies of operation, the operating hours and the starting time of operation. Especially, the conditions of the operation with drying function differed from those without drying function. The housing was classified into several clusters by the Cluster analysis based on the starting time of operation. Each cluster showed different tendencies on the operating conditions.
著者
竹原 直通 Tadamichi TAKEHARA 九州歯科大学予防歯科学講座 Kyusyu Dental College Dpt. of Preventive Dentistry
雑誌
日本歯科医史学会会誌 (ISSN:02872919)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.222-229, 2004-09-30

古代インドにおける地獄観の集大成ともいうべき仏教典,「正法念処経」に述べられた抜歯・抜舌の記載について検討した.その結果,古代インドの抜舌刑が晒刑=死刑の一種であった事,またその健康観=病気観は,三世にわたる因果応報理論に基づいていることについて考察した.
著者
塩谷 隆信 照井 佳乃 佐竹 將宏 川越 厚良 菅原 慶勇 高橋 仁美
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.62-68, 2020-08-31 (Released:2020-09-02)
参考文献数
21

COPDの終末期には,呼吸困難,疲労感,咳嗽,身体疼痛など様々な症状をきたし,この終末期の症状の中では,呼吸困難が最もその頻度が高く辛い症状である.COPDの終末期の呼吸困難の対策として,Rockerらの三段階の対処法がある.第一段階の呼吸困難に対しては,COPDガイドラインに基づいた最適な気管支拡張薬に運動療法,酸素療法の増加を図る.続いて,第二段階の呼吸困難に対しては,活動ペースに合わせた呼吸リハビリ,口すぼめ呼吸などを行う.第三段階の呼吸困難に対しては,緩和薬物療法として,モルヒネの容量調整と抗不安薬の併用を行うというものである.呼吸リハビリは,多次元的医療サービスを多くの職域にわたる専門家チームの協力によって提供する医療介入システムであり,プログラムとしては,運動療法,呼吸筋トレーニング,栄養療法などを提供する.現在のところ,COPDの終末期の呼吸困難の対策としての確立した包括呼吸リハビリ・プログラムはないが,最近,我々が経験した重度COPD事例を対策の一助として紹介する.終末期COPDにおける呼吸困難の対策として呼吸筋トレーニングを含んだ包括的呼吸リハビリが有用であると考えられるが,今後,多施設多数例における臨床研究によるエビデンスの構築が必要と考えられる.