著者
松岡 茂 阿部 卓
出版者
Yamashina Institute for Ornitology
雑誌
山階鳥類研究所研究報告 (ISSN:00440183)
巻号頁・発行日
vol.6, no.5-6, pp.569-571, 1972-12-30 (Released:2008-11-10)
参考文献数
6

We observed several flocks of the ground linnet Leucosticte arctoa at high levels of Daisetsu Mountains, central part of Hokkaido, during the summers (August) of 1970 and 1971.Some of the individuals observed had a juvenile-like plumage pattern and one of them was being fed something by an adult male (Fig. 4).Though it was not proved that the individual was a juvenile fledged in this season, this may suggest the breeding of the species in this area.
著者
荒田 龍朗 岸 和樹 山口 俊光 渡辺 哲也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.58, pp.1-5, 2011-05-13
参考文献数
8

漢字の形を正確に知りたいという視覚障害者の要望を受けて,漢字を言葉で伝える「構成読み」を提案した.構成読みは,漢字を構成する複数の部品とその位置関係で漢字の形を表すものである.漢字の分解ルールを定め,これに従って,JIS第1水準・第2水準の6355字の漢字を作成した.構成読みによる漢字想起の精度を調べるため,構成読みで表した漢字を書かせる実験を晴眼者を対象に行った.その結果,熟語による説明では書けなかった漢字も約90%の正答率で書くことができた.これにより,構成読みの有効性が示された.一方で正答率の低い構成読みも一部あった.その要因について検証した.
著者
鈴木 茂 番匠 吉衛
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
工業化学雑誌 (ISSN:00232734)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3, pp.706-711, 1969-03-05 (Released:2011-09-02)
参考文献数
22

キナルジンまたはクロルキナルジンとハロゲン化無水フタル酸(クロルー,ブロムー,ヨウ素置換)との縮合によりキノフタロン系の黄色有機顔料の合成を行なった。顔料の性質を検討後,ハロゲン原子と顔料の性質の間につぎのような関係が見い出された。1)フタロイル基のハロゲン原子は顔料の耐光性を著しく向上させる(最高8級),一方,,キノリル基のベンゼン環のハロゲン原子はむしろ低下させた。2)得られた顔料は高度にハロゲンで置換されていても,ある種の高沸点溶媒にはわずかに溶解した。3)一般にスルホン化されたレーキ類は鮮黄色で光,溶媒に対し良い堅ロウ性をもった。特に,Mn-,Caレーキはすぐれた性質を有した。しかしこれらのレーキ類はカセイソーダ溶液中で変色する欠点をもっていた。
著者
佃井 典子 持田 研秀
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.320-323, 1972-10-31 (Released:2008-05-30)
参考文献数
7
被引用文献数
3 2

Sulfonated sites in quinoline Yellow WS, which is distributed under the name of "D & C Yellow No.203"have not been clarified as yet. Treatment of 2-(2'-quinolyl)-1, 3-indandione with fuming sulfuric acid, gave several sulfonated products and two of product dye were identified as 2-(2'-quinolyl)-1, 3-indandione-6'-sulfonic acid and 2-(2'-quinoly)-1, 3-indandione-5, 6'-disulfonic acid by nuclear magnetic resonance, infrared and mass spectra. Commercial samples of quinoline Yellow WS consist of the disodium 2-(2'-quinolyl)-1, 3-indandione-5, 6'-disulfonate and contain other sulfonated derivatives.
著者
阿部 佑平 柴田 昌三 奥 敬一 深町 加津枝
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会誌 (ISSN:13498509)
巻号頁・発行日
vol.93, no.6, pp.270-276, 2011 (Released:2012-03-13)
参考文献数
42
被引用文献数
3 1

京都市では, 左京区の北部山間地域でササの葉が採集され, 京都市内で食品の包装や祇園祭厄除け粽の作成に利用されてきた。本研究では, ササの葉の採集・加工方法と流通・利用状況を明らかにするとともに, 最近まで京都市内でササの葉を生産し, 利用する体制が維持されてきた要因を明らかにすることを目的とした。調査の結果, 当地域の花脊別所町と大原百井町の集落周辺の里山で, 裏に毛のないササの当年生葉が採集され, 天日乾燥されていたことが明らかになった。また, 広葉樹の択伐といった里山管理がササの旺盛な生育につながっていた可能性が示唆された。このような地域の知恵や技術により, 品質の良いササの葉を生産し, 利用する体制が最近まで維持されてきたと考えられた。一方, 2004年から2007年にかけて京都市内のササが一斉開花・枯死した以降は, 他の産地のササの葉が利用されていた。また, ササの葉の生産に関して後継者も不足していることが明らかとなった。京都市において再びササの葉を生産し, 利用していくうえで, ササの葉の生産に必要な労働力を確保すること, ササの葉の生産に関する地域の知恵や技術を伝えていくことが重要であると考えられた。
著者
林 幸史
出版者
一般社団法人 交通科学研究会
雑誌
交通科学 (ISSN:02881985)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.18-23, 2020 (Released:2020-01-31)
参考文献数
21

本稿では,魅力ある観光地域づくりのための調査手法として,観光写真調査法が有益であることを述べた.観光写真調査法(TPM)は,従来の魅力調査では,捉えることが困難であった感性や直観を魅力評価に反映させた手法であり,個人が観光地に対して抱く集合的・個別的イメージ(魅力)および,個々の観光資源に付与された価値を把握することができる.TPMの実施手続きを解説するとともに,奈良をフィールドとしたTPMの実践例を紹介した.最後に,着地型のコミュニティ・ツーリズムでの観光振興におけるTPMの応用可能性について議論した.
著者
谷岡 大輔 清水 克悦 水谷 徹
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和学士会雑誌 (ISSN:2187719X)
巻号頁・発行日
vol.79, no.1, pp.104-109, 2019 (Released:2019-08-10)
参考文献数
30

原発性アルドステロン症は,良性な高血圧症と認識されていたが,最近の研究から生命に危機を及ぼす危険な高血圧症であることがわかってきた.今回,われわれは血圧コントロールが良好であったにも関わらず,原発性アルドステロン症が一つの要因と考えられた脳被殻出血の一例を経験した.症例報告により原発性アルドステロン症を加療することの重要性について報告する.63歳女性が失語症,ミギ片麻痺を呈して来院した.既往歴として高血圧症を指摘され,良好にコントロールされていたが脳出血を発症した.脳出血の加療後にヒダリ副腎病変による原発性アルドステロン症と診断された.副腎鏡視下切除術により降圧剤が不要となった.単に血圧を正常化させることが,原発性アルドステロン症を有する患者を治療する唯一の目標ではなく,高血圧,低カリウム血症および心血管イベント・脳血管イベントによる罹患率および死亡率を減少させることに主眼をおくべきである.原発性アルドステロン症に対する診断的アプローチは単純であり,治療により脳血管疾患,心血管疾患を予防することは重要と考えられた.

1 0 0 0 戒壇の原意

著者
平川 彰
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.680-700, 1962

1 0 0 0 OA 消防白書

著者
消防庁 編
出版者
大蔵省印刷局
巻号頁・発行日
vol.昭和42年版, 1967
著者
半那 純一
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.55, no.6, pp.426-429, 2006-06-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
6

情報技術の中でMan-machine interfaceとして用いられる記録,表示,ハードコピー技術の中では有機半導体が重要な基幹材料として用いられている.本稿では,応用面から有機半導体の基本的な特性と代表的な材料,技術の現状や課題について解説する.