著者
笠井 哲
出版者
筑波大学倫理学原論研究会
雑誌
倫理学 (ISSN:02890666)
巻号頁・発行日
no.20, pp.61-70, 2004

中世の科学者たちは、もっぱら古典的文献の注釈にふけっていた。それに対して技術者たちは、実験と発明に凝っていて、互いに通ずるところがなかった。これが、ルネサンスにおいて、どのようになったのであろうか。 ...

1 0 0 0 書苑

著者
法書会
出版者
名著出版
巻号頁・発行日
1911
著者
清水 大吉郎
出版者
地学団体研究会
雑誌
地球科學 (ISSN:03666611)
巻号頁・発行日
vol.31, no.5, pp.228-234, 1977-09-25
著者
杉山 俊幸 伊藤 暢人 宮東 治彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1351, pp.30-52, 2006-07-24

問 2003年1月、日本経団連会長になって半年後に「活力と魅力溢れる日本をめざして」というビジョンをまとめました。「奥田ビジョン」と呼ばれるくらい、強い問題意識が詰まっています。あれから3年半、ビジョンの目指す方向に日本は向かっていますか。 答 まあ、半分くらいですね。残る半分を達成していく努力を積み重ねないと、いずれ日本は沈没する。そう思いますよ。
著者
森川 佳太 國丸 貴紀 湯口 貴史 上原 倫子
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.598, 2012

原子力機構が岐阜県瑞浪市において実施している超深地層研究所計画では,深部地質環境の調査・解析・評価技術の基盤の整備と深地層における工学技術の基盤の整備を全体目標とし3段階に区分して調査研究を進めている。本稿では,第3段階(研究坑道を利用した研究段階)で実施する物質移動現象や物質移動パラメータに関する調査研究のうち,深度300mステージおよび深度500mステージにおいて計画している調査研究について報告する。
著者
巽 保夫
出版者
公益社団法人 日本気象学会
雑誌
気象集誌. 第2輯
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.269-288, 1983
被引用文献数
30

経済的な時間差分スキームを開発し,プリミティブモデルに使用した。本スキームでは重力波項以外の低周波項はリープフロッグ法で積分し,その時間積分間隔(&Delta;ta)はモデルの最大風速から決まる。振動数の高い重力波に対しては安定な数値解を得るため&Delta;taをM個の短いステップに分割(&Delta;ta/M=&Delta;tb)して時間積分を行う。分割数Mは重力波速の最大値と最大風速の比から決まる。すなわち時間積分は&Delta;tb間隔で計算する重力波項と&Delta;ta間隔で計算する低周波項(リープフロッグ法の時間外挿に当る2&Delta;ta内は一定とみなす)を加えたものを用いて&Delta;tbで積分し,2Mステップで時間積分1サイクルが完了する。本スキームはMarchuk(1965)が提案したsplittingとは全く異なるスキームであり,低周波項に対しては3-levelスキームである特徴を持つ。<br>本スキームの利点は,エクスプリシット法であるためにセミ&bull;インプリシット法と比較してプログラミングが大幅に簡略化される点と,低周波項の時間積分にリープフロッグ法を採用したことにより,2次の差分精度が得られる点である。<br>本スキームを気象庁の1981年のルーチンモデル(4L-NHM)に適用して比較実験を行ない,通常のエクスプリシット積分結果と本質的に差がないことを確認した。本スキームによる計算時間短縮率は Kudoh (1978)が開発したセミ&bull;インプリシットスキームによるものと同等(2.6~3.8)である。本スキームは気象庁の1982年現在のルーチンモデル(8L-NHM及び10L-FLM)に採用され,計算時間の短縮に大いに貢献した。

1 0 0 0 OA 毎日記

出版者
巻号頁・発行日
vol.[355],
著者
長多 好恵 宮下 洋子 森 満
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.39-43, 2013
被引用文献数
2

精油の香り吸入による嗅覚刺激は,リラクゼーションの方法の一つと考えられている.スウィートオレンジの嗅覚刺激後に,唾液 &alpha;-アミラーゼ活性と状態不安レベルは有意な低下を示した.ペパーミントでは,有意な変化はみられなかった.ある種の精油による嗅覚刺激によって,リラックス効果が得られる可能性が示唆された.<br>
著者
國分 航士
出版者
九州大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は、近代日本において議会政治が定着する過程を、統治機構としての天皇と議会の関係に注目して、明らかにすることを目的とする。そのために、以下の観点から分析を進める。(1)衆議院・貴族院の二院制を採る議会と、「第三院」として作動する枢密院や天皇との関係は、どのように変遷したのか。緊急勅令・緊急財政処分などの運用過程から考察する。(2)憲法に規定された権限を議会がどのように定着させたのか。天皇・内閣・議会の関係、天皇と議会との間の儀礼などとあわせて考察する。(3)議会の持つ国家・国民の代表性・象徴性が、天皇(君主)のそれとどのような関係にあったのか。御料地問題および国民の請願から考察する。
著者
福田 一史
出版者
立命館大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

FRBRは資源の内容とキャリアの区別を提案したが、その中で著作は属性と関連を精密に記録するための機能を持つ実体として明確化され、目録作成の主要な論点の一つとなった。本研究は、ボーンデジタルであり伝統的図書館資料と異なる特性を有する資料であるビデオゲームを対象に、その著作目録の構築・公開を目指す。そのために、以下を展開する。1) 事例調査とインタビュー調査を通じて、内容を記述する書誌的実体の定義・解釈・記述単位などの情報要求を抽出する。2) サンプルの分析を通じて、著作目録に必要な属性や関連など仕様を確立する。3) 著作目録を公開し、目録に対するユーザ評価の収集ならびに有効性検証を実施する。

1 0 0 0 OA 淡園文集 10巻

著者
戸崎允明
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
福島 邦道
出版者
実践女子大学
雑誌
実践国文学 (ISSN:03899756)
巻号頁・発行日
no.17, pp.p2-9, 1980-03
著者
五神 真 吉岡 孝高
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2014-04-01

A. 光励起半導体励起子・電子正孔系における量子凝縮相の解明と制御(A-1) 準熱平衡状態励起子系の安定化された自発的BECの観測:希釈冷凍機温度において歪トラップした亜酸化銅1sパラ励起子の中赤外誘導吸収イメージングを実現し、更に励起子発光の精密分光を両立する実験系を組み立てた。精密分光による励起子温度評価に基づき、励起子温度を100mK台に保ちながらBEC転移密度を超える高密度領域での吸収イメージングを実行した。更に励起子発光の時間分解実験も進め、注目している低温高密度下の特異な発光の振る舞いに関わる重要な知見が得られている。(A-2) 非平衡励起子系の量子縮退:一般化されたドルーデ応答モデルに基づく理論計算から、ダイヤモンド高密度電子正孔系における誘電応答の緩和レートの周波数依存性を明らかにした。緩和レートは低周波側で減少し、極低温で発現が予測されている電子正孔BCS状態のギャップ周波数においては、ギャップエネルギーのレート尺度より十分に小さくなることを明らかにした。この結果は、フェルミ縮退した電子正孔系における量子多体現象を誘電応答測定で探索可能であることを示唆している。B. レーザー角度分解光電子分光による光励起状態のの新検出手法開拓光電子分光測定において、試料まわりの物質に起因した静電場を低減することで低い運動エネルギーを持つ光電子の放出角度をより正確に把握することに成功した。試料としてトポロジカル絶縁体Bi2Se3を用い、ピコ秒モード同期Ti:Sレーザーの四倍波を入射して角度分解光電子分光を行った。次に、同レーザーの第二高調波を半導体GaSeに照射して光励起し、直後に光電子放出用の第四高調波を照射することで、GaSeのバンド間励起に由来した伝導帯の電子分布を低温下9Kにおいて観察することに成功した。このとき連続光を試料に照射し続けることで試料の帯電を抑制した。
著者
文 慶哲
出版者
東北文化学園大学
雑誌
総合政策論集 (ISSN:13468561)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.103-116, 2003-03