著者
町田 雅人
出版者
一般社団法人 ターボ機械協会
雑誌
ターボ機械 (ISSN:03858839)
巻号頁・発行日
vol.32, no.9, pp.524-527, 2004 (Released:2005-08-12)
参考文献数
3

1 0 0 0 OA 正宝録続

出版者
巻号頁・発行日
vol.[9],
著者
山口 裕二 片桐 洋史
出版者
公益社団法人 有機合成化学協会
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.76, no.8, pp.820-827, 2018-08-01 (Released:2018-08-09)
参考文献数
41
被引用文献数
1

Azulene is a simple substance belonging to the class of compounds known as non-benzenoid aromatic hydrocarbons, and has attracted much attention because of its unusual properties, typified by large dipole moment and long-wavelength absorption properties. In this paper, we describe the synthesis, structures, properties, and organic field-effect transistor (OFET) characteristics of 2-azulenyl end-capped oligomers and 2,6-connected terazulene isomers. These compounds showed small transition energies due to their effective π-conjugation system, high-order orientations in the crystalline state, and typical OFET characteristics with high carrier mobilities. In particular, terazulene isomers reveal a unique π-conjugation system with an asymmetric distribution of molecular orbitals, which present an unconventional concept: polarity control of OFET achieved by molecular orbital distribution control. The molecular design, based on the 2,6-connected azulene-based π-conjugation, could be a key approach for constructing various semiconductor materials. Moreover, these findings provide a basis for accelerated development of the solid-state chemistry of azulene.
著者
小出 晋之将
雑誌
St. Paul's librarian
巻号頁・発行日
vol.28, pp.28-35, 2014-03-31

1 0 0 0 OA 両国往復書謄

巻号頁・発行日
vol.[179], 1000
著者
鹿野 清次郎
出版者
神戸大学
雑誌
經濟學商業學國民經濟雜誌
巻号頁・発行日
vol.4, no.6, pp.693-700, 1908-06
著者
神前 英明 柴山 将之 大脇 成広 清水 猛史
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6Supplement2, pp.S162-S166, 2007-11-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
14

頸椎原発の悪性リンパ腫に対し、プレート併用前方固定術後、遅発性の咽頭穿孔と嚥下性肺炎が生じた1例を経験した。症例は72歳、男性。2002年6月に頸椎原発の悪性リンパ腫に対し、C4-6までプレート併用の前方固定術、放射線治療、化学療法を行い寛解に至っている。2006年3月に嚥下性肺炎にて入院。咽頭後壁より金属プレートが露出、右梨状部に唾液貯留がみられた。VF所見では、右食道入口部開大不全とそれに伴う嚥下運動後誤嚥がみられた。頸椎プレート抜釘、咽頭縫縮を施行した後、瘢痕狭窄と思われる食道入口部開大不全によるバリウム誤嚥が認められた。バルーンカテーテル訓練法を行い、常食摂取可能となった。本例のような瘢痕狭窄による嚥下障害に対してもこの方法は有用であると考えられた。
著者
峯木 真知子 棚橋 伸子 渡邊 康一
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.74, 2003

<b>「目的」</b>生クリームと卵黄を用いた「なめらか」・「とろける」プリンが高級化嗜好に伴い、好まれている。市販品6種のテクスチャーおよび組織構造の一部については、既に報告した<sup>1,2)</sup>。そこで、生クリームを用いたプリンを調製し、プリンにおける組織観察および物性測定を行い、生クリームの影響を検討する。<b>「方法」</b>プリンは、鶏卵および割卵して取り出した卵黄と、牛乳(全農協、成分無調整牛乳)・動物生クリーム(スジャータ純乳40)・植物生クリーム(スジャータホイップ、脂肪分45%)、上白糖で調製した。卵・卵黄1、乳・クリーム3、上白糖は0.6(全体の15%)の割合で混合し、オーブンで150℃、30分加熱した。組織試料は、室温に冷却後、プリン中央部から7?角を採取し、10%ホルマリン・カルシウム固定を行った。アラビアゴム・シュークロース液に置換後、コンパウンド液に入れ、ドライアイス・アセトンで凍結し、クリオスタット切片(10μ)にした。タンパク質・脂肪二重染色を行い、水溶性封入剤で封入後鏡検した。同時にパラフィン切片によるPAS染色も行った。破断試験測定は、1日冷蔵庫保存後、レオナーRE3305((株)山電)でプランジャーP-22型を用い、ロードセル2kgの条件で行った。赤外線水分計によるプリンの水分測定も行った。<b>「結果」</b>牛乳,動物および植物クリームによるプリンでは、オイルレッドOに赤く染まった脂肪滴の大小、分散状態に明瞭な違いがあった。植物クリームの脂肪滴は動物クリームよりもやや大きく,全卵を用いたプリンの基質には分散しにくい傾向にあった。クリームで調製したプリンの破断応力は、牛乳を用いたものより軟らかく、植物クリームより動物クリーム使用プリンが軟らかかった。卵黄を用いたプリンは全卵よりいずれも硬かった。
著者
脇本 忍
出版者
日本笑い学会
雑誌
笑い学研究 (ISSN:21894132)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.83-93, 2016 (Released:2016-12-20)

本研究は、落語に登場する女性が男性に対してつく嘘の動機と構造について検討した。落語はフィクションであり、そこに登場する人物の嘘の是非を問うものではなく、嘘が物語を成立させるための重要な言動になることもある。Ford(1996)の報告では、嘘の動機には、罰回避・自意識維持・攻撃的行動・支配感獲得・騙す喜び・願望充足・自己欺瞞強化・他者行動コントロール・他者援助・他者の自己欺瞞援助・役割葛藤解決・自負心保全・アイデンティティ獲得の13種類があるとされてきた。本研究では、女性が嘘をつく落語作品から、「紙入れ」「星野屋」「芝浜」の3作品に注目し、それらの作品の嘘の動機と照合しながら、各作品に登場する女性たちの嘘について分析を試みた。その結果、「紙入れ」では罰回避と他者支援、「星野屋」では願望充足と他者行動コントロール、「芝浜」では他者援助と罰回避、さらに自負心保全の動機があることが考えられた。男性目線で創作され演じられてきた落語における女性の嘘には、心理的性であるジェンダーの視点から、嘘をついても許せる女性像と、理想の女性像に連関する要因が含まれていることが推察できた。

1 0 0 0 OA 太平記 40巻

巻号頁・発行日
vol.[11], 1607
著者
望月 政志 大石 太郎 八木 信行
出版者
富民協会
雑誌
農林業問題研究 (ISSN:03888525)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.391-396, 2013-09-25
参考文献数
15

2011年3月11日の東日本大地震による原発事故以来,原発依存からの脱却と再生可能エネルギーを用いたエネルギー代替の可能性,レジリアントなエネルギーの在り方が注目されている。そうした中で,世界第6位の排他的経済水域を有する我が国においては海洋再生エネルギーへの期待も大きく,中でも洋上風力発電は,大きなポテンシャルを有することが指摘されている。最近では,同じ海面を利用する漁業と洋上風力発電の共存共栄についても検討されてはいるものの,現時点では洋上風力発電所建設に伴う漁業への影響は不明である。他方,漁業の盛んであった被災地では,被災した漁業の復興を目指すのか,あるいは洋上風力発電を通じて再生可能エネルギーを提供していくべきかについて,補助金等を通じた政策的意思決定をどのように進めていくのか明らかにすることが求められている。そうした状況において国内における洋上風力発電の経済波及効果に関する分析は政策的判断をする上で重要と思われるが,既存研究ではほとんど行われていない。また,先駆的研究である松本・本藤では産業連関表を用いた風力発電の経済波及効果の分析を行っているが,洋上風力と陸上風力を区別しておらず,雇用効果のみの分析に留まっている。また,被災地での洋上風力発電に関する経済波及効果については,石川他が洋上風力発電による生産額からみた東北地域(岩手,宮城,福島)での経済波及効果の分析を行っているが,洋上風力発電所建設による直接投資によって生み出される経済波及効果に関する分析は行われていない。そこで本研究では,今後の震災復興における洋上風力発電や漁業振興への政策的意思決定に資する情報提供を行うことを目的として,以下の分析を行う。第一に,洋上風力発電所建設および建設に向けての計画や建設後のメンテナンス等を含むコストを洋上風力発電所設置への投資とみなし,その投資から生み出される経済波及効果を全国レベルおよび地域レベルで試算する。全国レベルでは,「平成17年(2005年)産業連関表」(総務省)を用いた全国での経済波及効果を試算し,国内にて洋上風力発電所を設置した場合の一般的な経済波及効果についてみる。地域レベルでは,海面漁業における被災漁船の被害額が全国で最も大きかった宮城県を事例に取り上げ,宮城県で洋上風力発電所設置に投資した場合の経済波及効果について「平成17年宮城県産業連関表」(宮城県)を用いて試算する。第二に,震災復興に向けて被災漁船の修復・建造のための設備投資を行った場合の経済波及効果と同等の投資を洋上風力発電に対して行った場合の経済波及効果を金額ベースで試算し,両者の比較を行った。第三に,洋上風力発電所が生み出す経済価値(年間発電金額)を試算した。また,宮城県の被災漁船の修復・建造によって生み出される経済価値(海面漁業生産額)についても試算し,洋上風力発電からと被災漁船の修復・建造から生み出される経済価値についても比較した。なお,洋上風力発電の基礎設置形式には,設置海域の水深の違い等により,風車を海底に固定させる着床式と風車自体を海に浮かべる浮体式の設置形式があるが,現時点では着床式が主流でありデータが充実していることから,本稿では着床式の洋上風力発電を想定し試算した。
著者
長岐 昭彦 高橋 幸男
出版者
森林野生動物研究会
雑誌
森林野生動物研究会誌 (ISSN:09168265)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.5-12, 1998 (Released:2017-10-03)

Many things about the life cycle of the land leech are unknown, so we researched the life history by breeding indoors. The results were that the numbers of the egg capsules laid once were between 1 and 9, and the numbers of the young hatched were between 1 and 8. It needed about twenty days from feeding blood to laying eggs, one month from laying eggs to hatching, and two months from feeding blood to hatching. And it became clear that the hatched individual could not lay eggs if it had not fed blood several times, and it could lay eggs again, if once it had fed blood after laying eggs.
著者
磯部 由香 松屋 彩 平島 円
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.19, pp.176, 2007

<BR><B>【目的】</B><BR> 近年、血圧降下作用、精神安定作用などをもつ機能性成分としてγ-アミノ酪酸(GABA)が注目を浴びている。今回、本研究室にて滋賀県産こけらずしから分離したGABA生成能を有する乳酸菌<I>Lactobacilus buchneri</I>を用いて、豆乳を発酵させヨーグルト様食品を調製し、新規GABA含有食品の製造の検討を行った。<BR><B>【方法】</B><BR> 豆乳はスジャータ製の無調整豆乳を使用した。豆乳ヨーグルト中のGABA量はHPLCによって測定した。糖添加試料にはシュクロース10%を添加した。<BR><B>【結果】</B><BR> 豆乳に分離株を接種し、37℃で発酵させたところ、2日後に豆乳は凝固しヨーグルト状となった。発酵中のGABA量は5日目には発酵前の約4倍に当たる26mgにまで増加した。pHは、発酵初日の7.54から徐々に下がり、3日目にpH 5.32まで下がるが、4日目から上がりはじめ、5日目にはpH6.04となった。pHが5.5付近になる2日目以降でGABA量が大幅に増加した。一方,糖を添加すると発酵5日目までGABA量に変化はなかった.無添加試料のpH は発酵初日から徐々に低下するが、3日目のpH5.32でpHの低下が終了しているのに対し、添加試料は5日目まで低下し続け、このときのpHは3.76であった。このことから、糖添加による乳酸発酵の進行がpH低下を継続させ、乳酸菌のGABA生成を抑制したのではないかと考えられた。37℃と25℃で発酵させた試料について、GABA生成量とpHの変化の差はほとんどなかった。今回用いた分離株のグルタミン酸脱炭酸酵素活性はpH4.0において最大となり、pH5.5以上で大幅に酵素活性が低下した。この結果より、発酵2日目以降GABA量が大幅に増加するのはpHの低下によりグルタミン酸脱炭酸酵素活性が高くなることが要因であると思われる。
著者
岩村 沢也 Takuya Iwamura
雑誌
国際経営・文化研究 = Cross-cultural business and cultural studies (ISSN:13431412)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.31-40, 2015-03-01

The Yosakoi Dance Festival started in Kouchi City in Shikoku Region in 1954 and the YOSAKOI-Soran Dance Festival started in Sapporo City in Hokkaido in 1992 are now two main dance cultures in Japan. Dance Festivals of these styles of dancing now take place in about 200 cities and towns all over Japan. In Particular YOSAKOI-Soran dance style has given to the world dance scenes two new aspects of body movements, a kind of new “groove”, which are the side-swing of the trunk of the body and revolving movement of the trunk of the body. This article reviews a short history of these two dance cultures and discusses the momenta of evolutions of these dance styles.