著者
外務省調査部 編
出版者
日本国際協会
巻号頁・発行日
vol.第5巻, 1940
著者
田中 惠子 坂本 裕子
出版者
京都文教短期大学
雑誌
京都文教短期大学研究紀要 (ISSN:03895467)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.73-82, 2018-03-01

京都府南部の幼児を持つ母親を対象に食の安全に関わる調査を実施した。幼児の食のリスクを適切に認識していない者、リスクを低減するための知識や習慣が身についていない者が一定の割合存在した。食品添加物のリスクを知覚する者の特徴から、リスクの低い問題に対しリスクを知覚することが、実質的にリスクの高い問題への意識を低める可能性が示唆された。母親を対象として、リスクリテラシーを身に付けることを含めた食の安全教育の必要性が示された。
著者
佐藤 広英 太幡 直也
出版者
信州大学人文学部
雑誌
信州大学人文科学論集
巻号頁・発行日
vol.5, pp.29-40, 2018-03-15

本研究の目的は,高齢者がインターネット利用に対してどのようなリスク,ベネフィットを認知しているのか,その具体的な内容を若年者との比較を通して検討することであった。高齢者および若年者を対象とする半構造化面接の結果,高齢者は若年者よりも詐欺被害に遭うリスクやウイルスに感染するリスクを認知していること,ネット自体に対する不安・恐怖を認知していること,インターネット上でのコミュニケーションに関するリスクをあまり認知していないことが示された。ベネフィット認知については,高齢者,若年者を問わず,情報収集の容易さや速さに対してベネフィットを認知していることが示された。その他,高齢者,若年者それぞれのインターネットの利用目的に対応したリスクやベネフィットが多く認知されることが明らかになった。
著者
高原 富弘 向井 陽美
出版者
日本DDS学会
雑誌
Drug Delivery System (ISSN:09135006)
巻号頁・発行日
vol.28, no.3, pp.205-214, 2013-07-25 (Released:2013-10-25)
参考文献数
18
被引用文献数
2 4

細胞障害性薬剤に代表される抗がん剤のDDS研究において、最も有望なアプローチの1つに、従来の抗がん剤に対し製剤的な工夫を施すことで、理想的な薬物動態学的特性へと変化させる方法がある。塩酸ドキソルビシンをリポソームカプセルに封入し、メトキシポリエチレングリコールでコーティングした製剤であるドキシル®は、長時間の血液循環及び腫瘍組織への移行を促進することにより、塩酸ドキソルビシンの毒性プロファイルを改善した。本稿では、ドキシル®の開発経緯並びに再発卵巣癌における臨床データを中心に言及する。
出版者
巻号頁・発行日
vol.[8],
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1047, pp.78-82, 2000-06-26

昨年、「スター・ウォーズ」の新シリーズ「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」が全世界で公開され、各地でヒットを記録した。16年ぶりにシリーズを復活させたジョージ・ルーカス監督は、今年撮影に入る続編を制作する際、「フィルムを全く使わない」と宣言した。 方法はこうだ。
著者
加藤 忠司 山県 真人 塚原 貞雄
出版者
THE JAPANESE SOCIETY FOR HORTICULTURAL SCIENCE
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.17-22, 1984 (Released:2007-07-05)
参考文献数
12
被引用文献数
4 6

21年生普通ウンシュウミカン樹 (杉山系) より2~3年生枝を一年を通じて採取し, 芽, 葉, 2~3年生部位の皮質部及び木質部に分別した後, 主要な窒素成分の含有量を調べた. 多くの窒素成分が周年変化を示し, 旧器官においては発芽期(4月上中旬)に最高含有量を, 新梢の発達が終わる時期(7月)に最低含有量を示した. これに対し新生葉では最低値が9月に認められた.皮質部と木質部では70%アルコール不溶窒素成分 (主体はタンパク質) 含有量の減少に先立って全窒素及び可溶窒素の一時的増加が発芽時に認められ, 可溶成分にあっては遊離アルギニン及びプロリン, 特にアルギニンの一時的増加が顕著であった. 一方新芽では発芽に伴ってプロリン含有量の急激な減少と, アルギニンの一時的な著しい増加が認められた. これらの現象はまず遊離プロリンとアルギニンが新梢の形成に窒素源として使われ,次いでタンパク態窒素が利用されることを示唆している. 旧葉における主要窒素成分含量の減少は5月上旬に始まり, 7月までに全窒素の約16% (乾物当たり) が減少した. このうちの約40%は遊離プロリン窒素で占められた. これらすべての主要成分は全部位で秋から冬にかけて増加し, 特に皮質部及び葉におけるプロリンの増加が顕著であった.
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.908, pp.114-117, 2005-09-12

「エピソード1/ファントム・メナス」は,大手映画会社が配給する映画として,史上初めてデジタルで上映された。エピソード1がデジタル・シネマ技術になした貢献は,それだけではない。エピソード2,エピソード3で花開く技術が,エピソード1にも「ちょい役」で参加している。 1つは,デジタル・キャラクターの作成技術。
著者
Satoshi Nishida Yasuo Ono Kazuhisa Sekimizu
出版者
International Research and Cooperation Association for Bio & Socio-Sciences Advancement
雑誌
Drug Discoveries & Therapeutics (ISSN:18817831)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.49-56, 2016 (Released:2016-03-12)
参考文献数
34
被引用文献数
4 27

Lactic acid bacteria (LAB) have been thought to be helpful for human heath in the gut as probiotics. It recently was noted that activity of LAB stimulating immune systems is important. Innate immune systems are conserved in mammals and insects. Silkworm has innate immunity in response to microbes. Microbe-associated molecular pattern (ex. peptidoglycan and β-glucan) induces a muscle contraction of silkworm larva. In this study, we established an efficient method to isolate lactic acid bacteria derived from natural products. We selected a highly active LAB to activate the innate immunity in silkworm by using the silkworm muscle contraction assay, as well. The assay revealed that Lactococcus lactis 11/19-B1 was highly active on the stimulation of the innate immunity in silkworm. L. lactis 11/19-B1 solely fermented milk with casamino acid and glucose. This strain would be a starter strain to make yogurt. Compared to commercially available yogurt LAB, L. lactis 11/19-B1 has higher activity on silkworm contraction. Silkworm normally ingested an artificial diet mixed with L. lactis 11/19-B1 or a yogurt fermented with L. lactis 11/19-B1. Interestingly, silkworms that ingested the LAB showed tolerance against the pathogenicity of Pseudomonas aeruginosa. These data suggest that Lactococcus lactis 11/19-B1 would be expected to be useful for making yogurt and probiotics to activate innate immunity.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1023, pp.134-137, 2000-01-10

1998年にイトーヨーカ堂が始めた消費税還元セールでは、不景気の中でセール期間中の売り上げが前年比で6割増となった。これを見たほかの量販店も次々と同様のセールを打ち出し、「消費税還元」が不況脱出喚起のキーワードとなったかに見えた。

1 0 0 0 OA 江戸土産

著者
書林 編
出版者
巻号頁・発行日
1697

雑俳撰集。書林編。小本1冊。元禄10年(1697)8月刊。序に「武府に縁をもとめて当流前句の数を撰、江戸みやげと名のらしめて難波の津にひろめおわんぬ」とあるように、江戸の俳諧師、不角、其角、不卜、調和、無倫らの撰になる高点前句付集。巻末に不卜編『続の原』所収の発句と歌仙1巻を載せる。森枳園の「森氏」の印がある。(岡雅彦)(2016.2)
著者
穴田 小夜子
雑誌
学習院史学 (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
no.8, pp.47-70, 1971-11-30