著者
Wei WANG Shaozhong LUO Yaping CHEN Bo LI Masao HATTORI
出版者
(社)日本分析化学会
雑誌
Analytical Sciences (ISSN:09106340)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.705-707, 2016-06-10 (Released:2016-06-10)
参考文献数
15
被引用文献数
7

An effective separation and simultaneous determination of corynoxeine and its metabolites using high-performance liquid chromatography with tandem mass spectrometry was developed and validated. The method was applied to pharmacokinetics and in vivo distribution investigations in rats after oral (0.105 mmol kg−1) and intravenous (0.0105 mmol kg−1) doses of corynoxeine. Its brain uptake index was of 3.08 × 10−11 mol g−1 at 3 h and 3.75 × 10−11 mol g−1 at 74 min after oral and intravenous doses, respectively.
著者
山村 紀夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.p138-143, 1984-02-15
著者
名野 隆夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.81, no.10, pp.1042-1049, 1998-10-25

MOSデバイスのディープサブミクロン化が急速に進行する近年, 回路シミュレーション用デバイスモデルの精度への要求が高まっている.本稿では, 過去に世界公開されたデバイスモデルと特にBSIM3に焦点を当てた特徴を解説する.BSIM3はデバイスモデルとして高精度であるのみでなく, そのパラメータを用いてデバイスの物理現象の再現把握, デバイス構造の物理値を変更した場合の物理現象変化の予測が可能であり, これらに対して事例をもって解説する.更に三洋電機では全社的にBSIM3を活用しており, その取組み事例を紹介する.
著者
川崎 昭如 ヘンリー マイケル 目黒 公郎
出版者
Institute of Industrial Science The University of Tokyo
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.387-394, 2013

東日本大震災後の海外諸国の対応と各国民の行動にはどのような関係があったか.また,自国から退避が勧告されたにもかかわらず退避しなかった外国人や,その逆の行動をとった外国人の意思決定の理由や信頼をおいた情報は何であったか.本稿では,震災直後の各国政府の対応を整理し,東日本大震災時に関東地方に居住していた外国人を対象としたアンケート調査より,震災後の退避行動とその意思決定の理由,信頼をおいた情報源を,諸外国の勧告レベルごとに分析し,関係性を分析した.

1 0 0 0 OA 工業晶析装置

著者
中丸 和登
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.81-85, 1990 (Released:2013-02-19)
参考文献数
19
著者
金子 正吾
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1705号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/15 ; 早大学位記番号:新3453
著者
藤田 克昌
出版者
社団法人 日本分光学会
雑誌
分光研究 (ISSN:00387002)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.314-315, 2004-10-15 (Released:2010-06-28)
著者
濱田 年騏
出版者
島根大学
雑誌
島根大学農学部研究報告 (ISSN:0370940X)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.160-172, 1976-12-15

高度経済成長過程を通じ日本農業は多くの矛盾を露呈してきた.その構造的矛盾として,兼業の著しい進行による農業基幹的従事者の減少,経営組織の単純化からくる土地利用・地力の低下,あるいは農家経済の硬直化などがあげられる.13; 農業白書はこうした矛盾に対し,「複合経営は,単に所得・生産性の問題だけでなく,農業経営内部における就業及び所得の確保や経営内部の循環を利用した経営のバランス,土地利用の向上,地力の維持培養等のうえで重要な意味をもっている」と述べ,従来の専門化,大型化という農業近代化路線に対する反省的な発言をしている.13; 農業に生態系的な自然循環をとりもどし,バランスのとれた農業発展をはかろうとする近代化路線批判=複合経営論については,今日形態的にみると大きく二つの考え方が出されている.一つは,各農家がそれぞれ専門化をはかりつつも,地域内で生態系的バランスをとる地域複合化の方向であり,他の一つは,自己経営内で多様な作目を組合せることによりバランスをとる複合経営である.13; 有機物の土地還元による地力維持・培養については,この両者は同一的機能を果しうる可能性を秘めている.13;しかし,資本主義経済に対応する経営形態として大きな相異がみられる.前者は資本主義経済において,農業といえども商品生産を必然にし,生産力を高めるためには単一化・規模拡大は避けることができないとするのに対し,後者は日本の農業が家族小農によって担われている以上,その経営は自家労働力の再生産として営まれる.13;そのため,生産は自給的性格が強く,経営は複合化を志向する.それは地力維持・土地利用の高度化,家族労働力の完全燃焼といった点からも合理的であり,自己完結的にならざるをえないとするものである.13; 本稿における調査地岩手県紫波郡紫波町志和地区は,稲作地帯の農業展開の一事例として今日注目されている.そこにみられる「志和型複合経営」の経営形態は,稲作と畜産部門を基軸にキュウリ・椎茸・タバコ・ニンニクなどの商品作部門を組合せた,家族労働カによる自己完結的な後者にみられる複合経営である.13; 志和地区において,複合経営の展開が論理づけられた背景は,資本主義経済の発展による地区のもつ経済構造の変質・矛盾が具体化してくる過程から生じたものであった.従って「志和型複合経営」は,これら変質・矛盾を克服するなかに,小農の残りうる道として求めたものである.13; 本稿では,経営の複合化が土地利用・地力の低下あるいは農家経済の硬直化といった矛盾をいかに克服しうるものであるか,さらに経営構造を規定している諸条件のもとで,経営の複合化がもつ農業生産力発展のメカニズムを志和地区の実態をみつつ明らかにしようとするものである.従って,IIでは経営複合化の論理と実態を概観し,III・IVにおいて集落・農家の事例から「志和型複合経営」の具体的形態を明らかにするとともに,現在抱えている問題をみる.そしてVにおいて上記の点について答えようとするものである.
著者
山本達郎
雑誌
東洋学報 / The Toyo Gakuho
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.289-296, 1940-02
著者
髙谷 正敏
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.13, no.9, pp.423-428, 2013

エリスリトールは,ショ糖の約75%の甘味をもつ四炭糖の糖アルコールである。ブドウ糖を原料として酵母の発酵により生産される "ブドウ糖発酵甘味料" であり,糖質では唯一のカロリーゼロの甘味料である。消費者の健康志向を背景として,エリスリトールは,あらゆる分野での低カロリー製品の検討やシュガーレス菓子の検討などに利用されている。本稿では,エリスリトールの生理的特性や物理化学的特性を中心に紹介し,その特性を利用した使用例についても紹介する。
著者
Zheng Hong Reaney Ian M. Muir Duncan Price Tim Iddles David M.
出版者
Published by the Japan Society of Applied Physics through the Institute of Pure and Applied Physics
雑誌
Japanese journal of applied physics. Pt. 1, Regular papers & short notes (ISSN:00214922)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.3087-3090, 2005-05-15
被引用文献数
14

BaLa4Ti4O15 (BLT) is a hexagonal perovskite-related compound with a temperature coefficient of resonant frequency ($\tau_{\text{f}}$) of $-2$ ppm/°C, relative permittivity $(\varepsilon_{\text{r}})\sim 44$ and figure of merit $(Q\cdot f)\sim 44000$ GHz. Ba4Nd9.333Ti18O54 (BNT) has a tungsten-bronze-related structure with $\varepsilon_{\text{r}}\sim 78$, $Q\cdot f\approx 11000$ GHz and $\tau_{\text{f}}$ of $+47$ ppm/°C. The microstructures and microwave dielectric properties of $x$BNT–($1-x$)BLT ($0\leq x\leq 1$) composite ceramics have been studied. X-ray diffraction analysis and scanning electron microscopy revealed that there was limited inter-reaction between the two phases and that samples were composed largely of BNT and BLT, although some deterioration in measured $\varepsilon_{\text{r}}$ with respect to calculated values was observed. The optimum compositions were $x=0.55$ and 0.75 for which $\varepsilon_{\text{r}}\sim 63$, $\tau_{\text{f}}\sim-20$ ppm/°C and $Q\cdot f>10{,}000$ GHz.
出版者
巻号頁・発行日
vol.261 播磨国明石城図,