著者
鈴木 裕子
出版者
早稲田大学ジェンダー研究所
雑誌
ジェンダー研究21 (ISSN:21857717)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.29-43, 2013-02-28
著者
雪岡 聖 田中 周平 鈴木 裕識 藤井 滋穂 清水 尚登 齋藤 憲光
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集G(環境) (ISSN:21856648)
巻号頁・発行日
vol.72, no.7, pp.III_87-III_94, 2016 (Released:2017-04-03)
参考文献数
20

本研究では,化粧品中のペルフルオロ化合物類(PFCs)の前駆体の把握を主目的とし,一定条件下で酸化分解を行うことで,種々の前駆体をPFCsに変換し,生成ポテンシャルを評価した.さらに精密質量分析により前駆体の化学構造の探索を行った.30製品中の15種のPFCsの総含有量は146~8,170 ng/g-wetであり,PFCs生成ポテンシャルは75~93,200 ng/g-wetであった.一部のファンデーションと化粧下地にPFCsの11~199倍のPFCs生成ポテンシャルが存在した.化粧品成分として「フルオロ(C9-15)アルコールリン酸」を含むファンデーションを精密質量分析した結果,7種のポリフルオロアルキルリン酸エステル類(PAPs)が検出され,それらはPFCsを生成する前駆体である可能性が示唆された.
著者
牛島 大志 田中 周平 鈴木 裕識 雪岡 聖 王 夢澤 鍋谷 佳希 藤井 滋穂 高田 秀重
出版者
公益社団法人 日本水環境学会
雑誌
水環境学会誌 (ISSN:09168958)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.107-113, 2018 (Released:2018-07-10)
参考文献数
14
被引用文献数
1 9

近年, マイクロプラスチック汚染が世界中で注目を集め, 生態系への悪影響が懸念されている。マイクロプラスチックとは粒径5 mm以下のプラスチック粒子である。本研究では日本内湾5ヶ所および琵琶湖における魚7種を対象とし, その消化管中の粒径100 μm以上のマイクロプラスチックの存在実態の把握を目的とした。魚197匹中74匹から140個のマイクロプラスチックが検出され, すべての地点でその存在が確認された。魚1匹あたりから検出されたマイクロプラスチック数は平均1.89個であり, その大半がポリプロピレン (40.7%) とポリエチレン (35.0%) であった。平均粒径の中央値は543 μmであった。摂食方法別にろ過摂食魚類とろ過摂食以外の魚類に分類すると, 前者97匹中54.6%, 後者100匹中21.0%からマイクロプラスチックが検出された。摂食方法によるマイクロプラスチックの誤飲量への影響が示唆された。
著者
鈴木 裕介 小林 渉 林 伸善 橋本 和孝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.288-295, 2002-03-15
参考文献数
4

本稿では,H-II Aロケット用の搭載計算機である誘導制御計算機について,その役割,技術的特徴,開発経過等を,ロケットの誘導制御システムの概要とともに紹介する.また,これまでのH-I,H-IIロケット用の搭載計算機からの変遷についても併せて記述する.
著者
仲村 佳彦 中野 実 町田 浩志 鈴木 裕之 蓮池 俊和 畠山 淳司 村松 英之 新井 基展
出版者
一般社団法人 日本集中治療医学会
雑誌
日本集中治療医学会雑誌 (ISSN:13407988)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.379-383, 2012-07-01 (Released:2013-01-16)
参考文献数
17

症例は32歳,男性。水酸化カリウム水溶液の水槽に転落し,当院に搬入となった。肉眼的観察法ではII度熱傷と診断し,熱傷面積は約85%であった。流水洗浄を約2時間15分行い,保存的加療の方針とし集中治療管理を行った。第7病日に敗血症性ショック,acute respiratory distress syndrome(ARDS)を認めた。抗菌薬投与にて一旦は全身状態改善傾向であったが,ARDSが進行し,第14病日に死亡退院となった。剖検を行い,肺の病理にてdiffuse alveolar damageを認め,ARDSと矛盾しない所見であった。ARDSの原因は熱傷および感染症が考えられた。皮膚病理では一部III度熱傷を認め,肉眼的観察法による評価よりも深達度は深く,初診時または保存的加療継続中に深達度評価を誤っていた可能性が考えられた。外科的治療のタイミングを逃していたため,他の深達度評価法も検討すべきであった。
著者
鈴木 裕之 中野 実 蓮池 俊和 仲村 佳彦 畠山 淳司 庭前 野菊 清水 尚
出版者
一般社団法人 日本救急医学会
雑誌
日本救急医学会雑誌 (ISSN:0915924X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.6, pp.297-302, 2011-06-15 (Released:2011-08-19)
参考文献数
17
被引用文献数
2 1

症例は70歳の女性。自宅で呼吸苦を自覚し自ら119番通報をした。救急車内収容時に無脈性電気活動(pulseless electrical activity; PEA)となり,救急隊員による約1分間の心肺蘇生術で心拍再開し当院へ搬送された。当院到着時に再びPEAとなり,アドレナリン1mgを投与し,気管挿管,当院スタッフによる約8分間の心肺蘇生術で心拍は再開した。心エコーで著明な右心負荷所見,胸部造影CTで左右の肺動脈に血栓を認め,肺塞栓と診断した。へパリン3,000単位静注後,肺動脈造影を施行したところ,肺動脈主幹部の血栓は既に溶解しており,造影欠損像を末梢に認めるのみであった。循環動態,呼吸状態ともに安定したため,抗凝固療法のみ行う方針でICUに入室させた。しかし,ICU入室4時間後から徐々に血圧が下がり始め,入室6時間後にはショック状態となった。心エコーで右心負荷所見は改善傾向にあり,肺塞栓による閉塞性ショックは否定的だった。腹部エコーで大量の腹水を認め,腹部造影CTでは血性腹水と肝裂傷を認め,胸骨圧迫による肝損傷から出血性ショックに至ったと診断した。硫酸プロタミンでへパリンを拮抗し,大量輸血で循環を安定させ塞栓術による止血を試みた。しかし,肝動脈と門脈からの血管外漏出は認められず,塞栓術による止血は不可能であった。静脈性出血の自然止血を期待し腹腔内圧をモニターしながら,腹部コンパートメント症候群に注意しつつ経過観察した。第2病日循環動態は安定し,第9病日抗凝固療法を再開した。第10病日人工呼吸器離脱し,第40病日独歩退院した。心肺蘇生術後の患者では,蘇生術に伴う合併症の発生を常に念頭に置きながら,原疾患の治療にあたることが重要である。
著者
大西 真代 塚本 枝里 鈴木 裕介 山本 吉則 嘉戸 直樹 鈴木 俊明
出版者
関西理学療法学会
雑誌
関西理学療法 (ISSN:13469606)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.131-138, 2011 (Released:2012-01-06)
参考文献数
3

We administered physical therapy to a patient with post-stroke right hemiplegia who had difficulty eating with the fingers of the affected hand. The functioning of the fingers was preserved, but their dexterity decreased because the affected upper limb could not maintain forward elevation. We believed that instability of the trunk and scapular region of the affected side influenced finger movements of that side. Therapeutic gain, after providing physical therapy to the trunk and affected shoulder region, was assessed using surface electromyography. Alignment of the trunk and affected shoulder region as well as feeding activity improved. Surface electromyography evaluation during forward elevation of the affected upper limb showed an improvement in the muscle activation pattern. Stability of the chest and scapula was necessary to attain finger dexterity in this patient.
著者
鈴木 裕法
出版者
九州歯科学会
雑誌
九州歯科学会雑誌 (ISSN:03686833)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.61-79, 2005-05-25 (Released:2017-12-20)
参考文献数
52

本研究は中華人民共和国西部の新彊ウイグル自治区ウルムチ市に居住するウイグル族の歯冠形質の特徴ならびに他民族集団との人類学的位置関係を明確にすることを目的とした.研究資料として中華人民共和国新彊ウイグル自治区ウルムチ市の民族中学校に通学する16歳〜19歳の男女各80名より採取された上下顎石膏歯列模型を用いた.研究方法はArizona State University Dental Plaque Systemを基準として,歯冠19形質の出現頻度と発達程度を調査し,モンゴロイド9民族集団,コーカソイド2民族集団ならびにネグロイドとの比較を行い,以下の結論を得た.1.観察したウイグル族の歯冠19形質のなかで出現率の高いものは,Canine distal accessory ridge (UC), Premolar lingual cusp variation (LP2), Carabelli's trait (UM1), Hypocone (UM2)および4cusp (LM2)の5形質であった.また,出現率の低いものはCanine mesial ridge (UC), Odontome (U and LP1, 2), Distal trigonid crest (LM1), Cusp7 (LM1)およびY-groove pattern (LM2)の5形質であり,周辺の民族集団とは明らかな相違があった.2.ウイグル族の歯冠19形質のうち,コーカソイド的であったのはShoveling (UI1), Double-shovel (UI1), Odontome (U and LP1, 2), Carabelli's trait (UM1), Cusp6 (UM1)および4cusp (LM2)の6形質,シノドント的であったのはWinging (UI1^2), Tuberculum dentale (UC), Premolar lingual cusp variation (LP2), Cusp5 (UM1), Protostyid (LM1)およびY-groove pattern (LM2)の6形質であった.このことからウイグル族の歯冠はコーカソイドとモンゴロイドの双方の特徴を持つことがわかった.3.ウイグル族と他民族集団との類縁性を歯冠19形質に基づいて明らかにするため,Ward法を用いてシノドント(日本人,漢族,満族,朝鮮族,回族,ダフル族,ナシ族),スンダドント(縄文人,タイ人),コーカソイド(ヨーロッパ人,北アフリカ人),ネグロイド(Sub-Saharan African)とのクラスター分析を行った.その結果は,ウイグル族はシノドントとスンダドントからなるモンゴロイド集団のクラスターではなく,ヨーロッパ人と北アフリカ人のコーカソイド集団とネグロイドを含むクラスターに含まれた.4.ウイグル族とシノドント(日本人,漢族,満族,朝鮮族,回族,ダフル族,ナシ族),スンダドント(縄文人,タイ人),コーカソイド(ヨーロッパ人,北アフリカ人),ネグロイド(Sub-Saharan African)の12集団の多次元尺度法による分析を行った結果,ウイグル族はシノドント集団とコーカソイド集団の中間に位置していた.以上のことから,中国新彊ウイグル自治区ウルムチ市に居住する現代ウイグル族はシノドント集団とコーカソイド集団の中間的形質を持つことからシノドントとコーカソイドの混血民族であることが歯冠19形質からも示唆された.
著者
林 久由 鈴木 裕一
出版者
日本膜学会
雑誌
(ISSN:03851036)
巻号頁・発行日
vol.36, no.6, pp.293-299, 2011 (Released:2012-05-18)
参考文献数
38

Chloride ions play many physiological roles, including regulation of cell volume, fluid secretion and acid.base balance. An efficient absorption of Cl- in the intestine is important to maintain the optimal levels of Cl- in the body. Three chloride absorptive pathways have been proposed : 1) a paracellular pathway, which is dependent on potential difference; 2) an electroneutral pathway involving parallel functioning of Na+/H+ exchange and Cl-/HCO3- exchange; 3) an HCO3- dependent Cl- absorptive pathway, which is not coupled to a parallel Na+/H+ exchange. Among these chloride absorptive mechanisms, the second electroneutral NaCl absorption is thought to be a predominant pathway. At least six Cl-/HCO3- exchangers (SLC4A1, SLC4A2, SLC4A3, SLC26A2, SLC26A3, SLC26A6) have been found in intestinal epithelial cells. However, the role of each exchanger and regulatory mechanisms in the intestine have not been well studied. This review in particular focuses on the role and regulation of SLC26A3 in the gastrointestinal tract.
著者
池田 義雅 高村 正人 箱山 智之 大竹 淑恵 熊谷 正芳 鈴木 裕士
出版者
一般社団法人 日本鉄鋼協会
雑誌
鉄と鋼 (ISSN:00211575)
巻号頁・発行日
pp.TETSU-2017-080, (Released:2018-02-05)
参考文献数
17
被引用文献数
8

Neutron engineering diffraction is a powerful technique which provides the information of the micro structure of steels in bulk-average, while X-ray diffraction or Electron backscatter diffraction can provide information only from the surface layer. However, such measurement using neutron diffraction is typically performed in a large facility such as a reactor and a synchrotron, while a compact neutron source has never been used for this purpose. Authors have recently developed a neutron diffractometer installed in Riken Accelerator driven compact Neutron Source (RANS) and succeeded in the measurement of texture evolution of a steel sheet. In this study, we made an attempt to measure the volume fraction of retained austenite by RANS. Background noise was carefully eliminated in order to detect as many diffraction peaks as possible with low flux neutrons. The volume fraction was estimated by Rietveld analysis. The accuracy of the measurement result was discussed by comparing with those obtained by a large neutron facility (J-PARC TAKUMI). The volume fraction obtained by RANS with reasonable measurement time, i.e. 30-300 min, showed only 1-2% discrepancies with those obtained in J-PARC. These comparisons suggest that neutron diffraction by RANS is capable of quantitative analysis of the volume fraction of crystal phases, showing the possibility of practical use of an in-house compact neutron source in the industry.
著者
大野 浩之 北口 善明 鈴木 裕信
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.4, pp.1-6, 2014-07-17

電子回路を活用したものづくりの愛好者が増加する中,2012 年に登場した手の平サイズでありながら Linux が動く "Raspberry Pi" は,電子工作の世界とインターネットの世界を近づけたが,同時に,単に電子工作を楽しみたいだけであっても作品がネットワークを介した通信を行うのであれば,情報セキュリティに関する知識と運用技術の習得が必須となった.純粋に電子工作を楽しみたいだけの者にとってこれは望んだ結果ではない.そこで著者らは,Raspberry Pi のために Raspberry Pi で作ったセキュリティゲートウェイ装置である "Raspberry Gate" と,情報セキュリティ上の脅威を簡単かつ持続的に低減する手法である "Raspberry Guardian" の二つを提案している.本報では,Raspberry Gate を構成する要素技術について性能評価を行い,Raspberry Pi のために Raspberry Pi で構成した Raspberry Gate が十分な性能を有することを示す.
著者
小山 純一 仲西 城太郎 佐藤 純子 野村 純子 鈴木 裕美子 増田 嘉子 中山 靖久
出版者
The Society of Cosmetic Chemists of Japan
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.16-26, 1999-03-20 (Released:2010-08-06)
参考文献数
22
被引用文献数
4 3

健常な人にとっての一般的な皮膚の悩みとして, 皮膚表面に生じる落屑の発生があげられる。冬季の肌荒れによくみられる現象である。形態学的, 生化学的な検討により肌荒れの現象面については解明されてきたが, 落屑の発生メカニズムはまだ明らかでない。本研究では角層の接着, 剥離のメカニズムを明らかにし, どのような因子が影響しているのか, またどのようなスキンケアが有効かを検討した。角層中には2種類のセリン酵素が存在し, それぞれトリプシン様 (30kDa), キモトリプシン様酵素 (25kDa) であることがわかった。遺伝子解析によりキモトリプシン様酵素はすでに報告されている角層中のキモトリプシン様酵素 (SCCE) と一致した。トリプシン様酵素はIV型トリプシノーゲンと新奇なトリプシノーゲンであることがわかった。角層シートは緩衝液中で単一細胞にまで分散するが, 分散した角層からはデスモソームは検出されなかった。逆に熱処理した角層やセリン酵素阻害剤を添加した場合はデスモソームは分解されず, 分散も起こらなかった。ロイペプシンあるいはキモスタチンの単独では抑制効果はアプロチニンの半分でしかなかった。しかし, ロイペプシンとキモスタチンを混合した場合はアプロチニンと同程度の抑制効果がみられた。この結果からデスモソームが角層細胞の接着に大きな役割をはたしており, このデスモソームを2種類のセリン酵素 (トリプシン様, キモトリプシン様) が分解することにより角層細胞が剥離することが明らかになった。加齢によりトリプシン様酵素の活性が低下することが明らかになり, 加齢による角層の肥厚に酵素活性の低下が関与していることが示された。酵素によるデスモソームの分解は角層中の水分に影響されることが明らかになった。冬季の乾燥により角層中の水分が減少しデスモソームの正常な分解が妨げられた結果, 落屑が生じると考えられた。この研究により角層の剥離過程に二つの因子が関係することがわかった。一つは角層中の水分量である。酵素自体は正常であっても角層中の水分量が減少することにより酵素の働きが妨げられる。この場合は保湿剤が有効であった。もう一つは酵素活性そのものの低下であった。この場合にはデスモソームの分解を促進する薬剤が必要であった。ジカルボン酸類がデスモソームの分解を促進しその種の薬剤としての可能性が示唆された。
著者
松村 亜矢子 石井 成郎 尾方 寿好 鈴木 裕利 竹林 正樹
出版者
日本健康支援学会
雑誌
健康支援 (ISSN:13450174)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.191-198, 2022-09-01 (Released:2022-12-13)
参考文献数
26

BACKGROUND:Enjoyment, realization of benefi ts, and interaction with peers are important factors in continuing exercise. Although rhythm synchro exercise is designed to incorporate nudges into the program to elicit enjoyment, the enjoyment felt by participants in response to the rhythm synchro exercise program and the effects of implementing the program have not been verifi ed. OBJECTIVE:This study aimed to subjective changes felt by participants of performing rhythm synchro exercise and the factors that promote enjoyment. METHODS:Thirteen elderly people, who participated in a rhythm synchro exercise class for three months, were interviewed individually to determine the factors promoting enjoyment and subjective changes through the class. RESULTS:A categorical analysis of the interview content showed that enjoyment was promoted by four factors: program component, psychological factors, social factors, and environmental factors. Subjective changes were summarized by six factors: psychological changes, physical changes, environmental adaptation, social changes, cognitive changes, and changes in daily life. CONCLUSION:The results suggested that rhythm synchro exercise incorporating nudges may be a program with respect to fun and exercise continuation.