著者
町田 三郎
出版者
関西大学国文学会
雑誌
国文学 (ISSN:03898628)
巻号頁・発行日
no.37, pp.44-47, 1965-01
著者
稲津 秀樹
出版者
三田社会学会
雑誌
三田社会学 (ISSN:13491458)
巻号頁・発行日
no.20, pp.144-148, 2015-07

書評目次のタイトル : 「書評 : 大澤真幸・塩原良和・橋本努・和田伸一郎編著『ナショナリズムとグローバリズム』」
著者
林 奉権 徳永 勝士 中地 敬 小川 貴彦
出版者
公益財団法人放射線影響研究所
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

原爆被爆者の胃がん(腸型とびまん型)、大腸がん(近位結腸がんと遠位結直腸がん)および乳がんについて放射線関連がん発生に対する遺伝的背景の影響を調べた結果、IL10遺伝子型が放射線に関連するびまん型胃がんの発生に関係するかもしれないこと、CD14とIL18遺伝子型が放射線関連遠位結直腸がんと近位結腸がんの発生、ATM遺伝子型が放射線関連乳がん発生に関連する可能性を見出した。また、原爆被爆者の血液細胞内活性酸素(ROS)レベルに対する年齢と放射線被曝の影響を調べた結果、特にCD8+ T細胞の活性酸素レベルが年齢と被曝線量により増加しIL6R遺伝子型によって有意に異なることを見出した。
著者
車井 浩子 横山 由紀子
出版者
兵庫県立大学
雑誌
商大論集 (ISSN:02862174)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.81-90, 2008-12-26
著者
吉田 舞
出版者
首都大学東京・都立大学社会学研究会
雑誌
社会学論考
巻号頁・発行日
no.34, pp.65-92, 2013-11

1991年,フィリピンのピナトゥボ山が噴火した.この噴火を機に,周辺地域の産業構造と労働市場は大きく変容した.本稿は,この過程で急速に市場経済に参入することになった先住民アエタを事例に,市場社会における排除の過程と構造について考察する.アエタは,火山の噴火後,伝統的な山仕事から平地1)の仕事へ移った.同時に,アエタは平地の労働市場で,劣った能力しか持たない安価な労働力2)として,排除されることになった.他方で,アエタは,市場社会での苦しい生活から脱出するため,市場的価値を受容していった.このようにアエタは,文化的にも市場社会へ取り込まれていった.その結果,アエタは生活向上が阻まれる市場社会において,ますます貧困化の道を歩み続けることになった.ここに,文化的強調と社会構造の結びつき(Merton 1949=1961:135)をみることができる.それこそ,市場社会における排除を持続させているものである.しかし,従来の社会的排除論は,社会政策の脈絡で議論されることが多かったため,社会構造(労働市場)からの排除に焦点、が当てられてきた.これに対して,本稿は,市場社会におけるアエタの排除の両面的な(社会/文化)構造を考察する.つまり,アエタの労働環境などの社会的なものだけではなく,人々が市場的価値へ適応していく文化的なものにも着目し,市場社会における排除の過程と構造を明らかにする.This paper discusses the social exclusion of the Pinatubo Aetas,a group of indigenous people in the Philippines,who were pushed to join the market economy immediately after eruption of Mt. Pinatubo in 1991. Since their entry into the labormarket,the Aetas' nature of work and values has been changing as they are physically and culturally incorporated into the market.However,when the Aetas enter the local labor market,they are tagged as "indigenous people" and categorized asnon-skilled laborers,which result in their marginalization. The Aetas eventually try to acquire the values and labor skills of thedominant market to sustain their livelihood and escape poverty.However,because of lack of access to market resources,they remain trapped in poverty. From as social perspective,the Aetas areexcluded in the labor market,although they are culturally included in the market value system. This paper points out these processesas being part of a structure of the Aetas' social exclusion. Further,this paper examines the linkage of this exclusion and the cultural inclusion of the Aetas. In a previous study on social exclusion,thephenomenon of exclusion was discussed within the context of social structures such as labor market,civil society,and state. TheAetas are not only marginalized by existing social structures; their value system is also gradually endangered as they are forced to acquire new skills and adapt to the market value system to survive.This paper examines specific examples of Aetas in the labor market from these viewpoints to capture the process andmeaning of their inclusion in the market society.
著者
早川 勇
出版者
愛知大学語学教育研究室
雑誌
言語と文化 (ISSN:13451642)
巻号頁・発行日
no.14, pp.1-20, 2006-01
著者
金子 弘
出版者
創価大学
雑誌
日本語日本文学 (ISSN:09171762)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.A51-A60, 2003-03
著者
白澤 文吾 藤宮 龍也 松井 邦彦 瀬川 誠
出版者
山口大学医学会
雑誌
山口医学 (ISSN:05131731)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.143-146, 2014-05-01 (Released:2014-07-11)
参考文献数
6

山口大学医学部医学科では,二年前より臨床実習用のログブックを導入し,学生と教員に活用を促してきた.その目的として,学生にログブックの記録を振り返ってもらい成長の記録として役立てて欲しい事,また多忙な教員が短い実習期間の中で効率よく学生を指導するため,学生自身の学習意欲を高めさせることといった効果を期待していた.今回,ログブックの活用状況に関するアンケート調査を,臨床実習学生と全診療科臨床実習担当教員に実施した.調査の結果から,学生,教員ともにログブックが臨床実習の場に浸透しているとは言いがたい現状だった.しかしながら,本来のログブックの目的である「復習や振り返りに役立った」が学生からの自由記述回答で最も多かった.また,学生からの改善策として「診療科毎のログブックの扱いに対する温度差が大きく,全体での統一した活用法を決めて欲しい」との回答が最も多く,早急な改善が必要であると思われた.今後,臨床実習の充実に向けて,ログブックの改訂を行いながら,学生と教員の双方にログブックの有用性を理解してもらい,活用を積極的に働きかけることが必要であると考えられた.
著者
彦坂 佳宣
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

『方言文法全国地図』の意志・推量、条件表現、敬語類などの言語地理学的研究に、国語史の知見、また特に近世期地方方言文献を探索・考察した研究により、およそ5 種の伝播類型を見出し、それによる日本語形成史を試論的に考察した。
著者
奥村次郎 編
出版者
奥村次郎
巻号頁・発行日
vol.第2編, 1900
著者
石倉 照之 奥野 龍禎 荒木 克哉 高橋 正紀 渡部 健二 望月 秀樹
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
pp.cn-000757, (Released:2015-10-28)
参考文献数
15
被引用文献数
3

症例は23歳男性である.先行感染後に強直間代性痙攣を発症し,抗てんかん薬による治療にもかかわらず,痙攣発作を繰り返した.ウイルス学的検査や抗神経抗体は検索した範囲では陰性で,原因不明であったことから,new-onset refractory status epilepticus(NORSE)と呼ばれる症候群に合致する臨床像であった.ステロイドパルス療法,免疫吸着療法及び経静脈的免疫グロブリン療法を行い痙攣の頻度が減少したが,意識障害は遷延した.本患者血清を用いてラット脳の免疫染色を行ったところ,海馬神経細胞の核及び細胞質が染色され,自己免疫介在性であることが示唆された.
著者
渋谷 俊昭 金山 圭一 上野 健一郎 木村 洋子 後藤 昌彦 籾山 正敬 北後 光信 白木 雅文
出版者
朝日大学
雑誌
岐阜歯科学会雑誌 (ISSN:03850072)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.91-95, 2010-10-20

歯周組織に及ぼす喫煙の影響を検討する目的で,歯肉線維芽細胞へのニコチンの影響について検討した.歯肉線維芽細胞は通常の培地で24時間培養され,次に1μg/ml,0.1μg/ml,0.01μg/ml のニコチン含有培地で培養した.細胞増殖能を測定するために培養終了24時間前に3H-Thymidine を添加した.培養終了後に放射能計測を行い,細胞分裂能を観察した.さらに同様の培養後に細胞形態を観察した.また細胞骨格の観察の目的でFITC Phalloidin で染色し,ストレスファイバーの観察をおこなった.ニコチン添加1μg/ml 群では有意に細胞増殖能が低下した.また1μg/ml 群では細胞形態は紡錘型を呈していた.さらに細胞骨格のストレス線維は収縮し,粗になっていた.これらの結果から,歯肉線維芽細胞の増殖にニコチン摂取が抑制的に関与することが示唆された.