著者
中尾 都山[尺八]
出版者
ニッポノホン
巻号頁・発行日
0000
著者
益川 敏英 堀場 雅夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1481, pp.104-109, 2009-03-09

堀場 ノーベル物理学賞、おめでとうございます。少し不思議に思ったのですが、なぜ35年前の研究が今頃受賞することになったんですか。 益川 確かに理論は1970年代にできました。ですが、素粒子論は実証科学ですから、理論を確かめるにはまず、「トップクォーク」という物質を見つけ、さらに、それがしかるべき振る舞いをすることを確認しなければいけない。
著者
稲垣 治
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.133, no.2, pp.213-219, 2013 (Released:2013-02-01)
被引用文献数
1

Recently many pharmaceutical industries aim at “academic-industrial alliances” to increase opportunities for new drug development. The form of the alliance is mainly a “center-based” one, but recently “open-type” alliance has also become popular. To promote effective collaboration between academia and industries, both parties should obtain clear understanding and support from society through compliance with the social requirement including accountability on the collaborative research and transparency on their relationship. In addition, clinical studies need to comply with the “Ethical Guideline for Clinical Research,” or Good Clinical Practice (GCP). Pharmaceutical industries anticipate seeing the deliverables of academic research, and are working on realization of utilizing them in actual medicinal cases.
著者
新谷 裕久 桑原 洋子 小澤 亨司 上坂 弘文 可児 瑞夫 可児 徳子
出版者
有限責任中間法人日本口腔衛生学会
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.428-439, 1995-07-30
被引用文献数
7

病院歯科診療室の気菌濃度の継続管理のために簡便で有用なKochの落下法について再検討することを目的として,朝日大学歯学部附属病院の5歯科診療室において3年間(1988,1990,1991) ,気候,環境ならびに気菌濃度の測定をSY式pin hole sampler 法(SY法)とKochの落下法により行った。分析点は次のとおりである。1:気候因子,環境因子と落下細菌濃度(落下法)因子による浮遊細菌濃度(SY法)の推定は重回帰式分析により行った。さらに,落下細菌濃度を加えることによる重回帰式の推定精度への影響について検討を行った。2:落下法とSY法との相関関係を検討し,SY法の浮遊細菌濃度の清浄閾値(0.2CFUμ)に相当する落下細菌濃度を予測区間推定した。次のような成績が得られた。1.重回帰分析による浮遊細菌濃度の推定は,落下細菌濃度因子を加えることにより,重回帰式の推定精度が向上(p<0.01)することが示された。落下法は空気汚染の簡便なモニタリングとして活用できることが示された。2.落下細菌濃度と浮遊細菌濃度は,r = 0.439〜0.606の高い相関関係(p<0.01)であった。浮遊細菌濃度の清浄闇値に相当する落下細菌濃度の予測値は0.755〜1.333CFUであり,信頼度95%の区間推定上限値は2.161〜4.116CFUであった。このことから,落下細菌濃度の空気清浄関値は約4.1CFUであることが示され,落下法は空気汚染の簡便なスクリーニングが可能であることが示された。以上の結果,継続的な気前濃度管理のために落下法の実施は有用であることが確認された。
著者
高田 弘一
出版者
札幌医科大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2011

Stabilized Alpha-Helix of BCL9 peptide (SAH-BCL9) を設計・合成し,SAH-BCL9 が Wnt/β-カテニン転写活性を特異的かつ効果的に阻害し,大腸癌細胞株の増殖を抑制するのみならず、大腸癌の浸潤・転移、血管新生を抑制することを明らかにした. SAH-BCL9 は BCL9/Wnt シグナルが活性化している大腸癌において新たな分子標的薬として有用である可能性が示唆された.
著者
山本 美恵
出版者
富山大学比較文学会
雑誌
富大比較文学
巻号頁・発行日
vol.6, pp.1-14, 2013-12-12

本論稿は、近代劇評家、三木竹二(一八六七~一九〇八)主幹の雑誌「歌舞伎」の編集方針の調査を行うものである。前集の「富大比較文学論集」では、「三木竹二研究(上) -雑誌『歌舞伎』の編集方針 内容的特徴①」と題し、「歌舞伎」に掲載された新派・旧派の記事と、海外・地方に関連する記事の考察を行った。今回は「三木竹二研究(下) -雑誌『歌舞伎』の編集方針 内容的特徴②」と題し、前回のアプローチの視点に加えて、脚本と寄稿記事執筆者、という二つの視点から「歌舞伎」を考察したい。
著者
鈴木 奈生 スズキ ナオ SUZUKI Nao
出版者
千葉大学文学部日本文化学会
雑誌
語文論叢 (ISSN:21878285)
巻号頁・発行日
no.29, pp.17-36, 2014-07

寛政六年(一七九四)に出版された山東京伝作『絵兄弟』に、次のような挿絵がある(図一)。見開きの右半丁には、『桂川連理柵』などで著名な〈お半〉を背負い桂川に向かう〈長右衛門〉の図が、左半丁には、池から〈阿弥陀如来〉に呼び掛けられた〈本田善光〉が如来像を背負って信濃路を行ったという『善光寺縁起』の一場面が描かれている。この二つの図を対として並べているのだが、仏縁に牽かれていく本田善光と、心中に向かう穢濁の男女という全く異なるものを、背負うという形の酷似で結び付けた点に妙がある。『絵兄弟』は、宝井其角が編んだ『句兄弟』の趣向を戯画に転じ、一見した形は似ているが内実に落差のある事物を兄弟の対として配置し、そこに戯文を寄せた見立絵本で、この一対の見立絵という形式は、絵師北尾政演でもあり、多くの見立絵本においてその才を発揮した京伝ならではの新機軸であった。中野三敏氏が、宝暦年間に出された漕川小舟作『見立百化鳥』に始まる見立絵本作品を整理し記された見立絵本目録においては、『絵兄弟』は二十八番目に挙げられている。そして、この目録の最後にあたる三十六番目の作品として挙げられているのが、柳下亭種員作・歌川国芳画『滑稽絵姿合』(中野氏の目録では、『絵姿合』として載る。以下『絵姿合』と略す)であり、本稿ではこの『絵姿合』を考察対象とする。種員自序に、「故人京傳翁の画兄弟ハ、寛政六年の新版にて、耕書堂の大當りも、五十余年のいにしへながら、世の人今にもてはやす、他の作意も羨ましく」とあるように、『絵姿合』が『絵兄弟』に連なる意識で以て作られたことは明らかで、形式的・内容的にも原書を忠実に踏襲した「『絵兄弟』の続編」とも言える作品となっている(図二、図三)。しかしながら、続編と言っても、『絵姿合』が出されたのは天保十五年(一八四四。この年の十二月二日に弘化に改暦)であって、『絵兄弟』が出版された寛政六年からは五十年もの時を隔てている。さらに、『絵姿合』以前に、『絵兄弟』に倣った絵本作品が見られないという点からしても、『絵兄弟』のリバイバル作品である『絵姿合』の刊行は、いささか唐突な出来事であるように思われる。本稿では、この『絵兄弟』のリバイバル、換言すれば「絵兄弟」(二重括弧は書名を、一重括弧は趣向を示す)という趣向への注目という現象が、何故天保末期という時期に見られるのか、という疑問を出発点としたい。そして、『絵姿合』刊行の背景を探りその契機を明らかにすることで、『絵姿合』の文学史上での位置付けを試みたいと考える。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1931年10月28日, 1931-10-28

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1945年01月22日, 1945-01-22
著者
清野 陽一 山田 太造 高田 智和 古瀬 蔵
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.4, pp.1-6, 2014-07-26

『古事類苑』 および芳賀矢一編 『日本人名辞典』 から抽出した人物等を対象とする 「人名一覧表示システム」 について紹介する.本システムは,近代以前の人名の一覧中に,『日本人名辞典』 に掲載されている 「解説」 を説明文として提示する.また,姓名等をキーワードとして,人間文化研究機構の統合検索システム nihuINT での検索を実行する機能により,人名等に関連した様々な人文科学研究資源にアクセスすることが可能となる.This paper describes a system listing personal names constructed from humanities databases such as "Kojiruien" and "Nihon Jinmei Jiten" by Yaichi Haga. In this system, the source of descriptions about each pre-modern person in the list are referenced in "Nihon Jinmei Jiten". In addition, each personal has links to "nihuINT" search provided by National Institutes for the Humanities, which enables us to access various humanities' resources related to personal names.
著者
中山 士朗
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.783, pp.33-37, 2014-06
著者
堀切 辰一
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.783, pp.23-25, 2014-06
著者
國井 昭男
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.783, pp.20-22, 2014-06