著者
本田 直也
出版者
大手前大学・大手前短期大学
雑誌
大手前大学CELL教育論集 (ISSN:21855641)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.25-28, 2012

大手前大学では1年次必修教育の中で情報活用カを育成している。この教育ではコンピュータの操作方法と機能を覚えるだけで無く、問題解決のために適切に情報活用できる能力を育成している。この情報活用カは在学中の学習においても就職活動においても必須の能力である。本研究ではこれまで卒業した学生を対象に、在学中の情報活用力試験の結果と就職先の関連を分析した。就織者と非就職者との比較、就職者の中での業種別の比較の結果を本稿で示す。
著者
小栗 章洋 若原 俊彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.383, pp.85-89, 2012-01-12

近年,学生が就職活動を行う際,インターネットのWebサービスであるマイナビやリクナビなどの就職支援サイトを利用するのが一般的である.これらのサイトでは,自分の興味のある職種や業種に該当する企業を検索し,簡単に求人関連の情報を得ることが出来る.しかし,現状のインターネットでは企業側が提示した情報を中心に掲載されているため表向きの公式の情報がほとんどであり,ユーザにとって知りたい詳細な情報や実態は不明であったり分かりにくいのが実情である.一方,"2ちゃんねる"や各種ブログなどの掲示板サイトやブログには第三者の評判情報,口コミ情報などが公表されているが,これらの情報の真偽があいまいで分り難い.また,提示された情報に関しても自分の解釈が本当に正しいのかなどの判断がつき難いといった問題点もある.本研究では,上記の問題点を解決するため,Web上の掲示板サイトなどの非公式情報を収集しこれらの信憑性を評価する方法として,賛成意見・反対意見をとりまとめ,非公式情報の真偽・解釈の妥当性を評価し,情報の信頼性・正確性および正答性の3つの基準を考慮する信憑性評価アルゴリズムを提案する.また,信憑性を定義し,この算出式を導出し,ユーザの評価実験を行って信憑性評価手法の有効性を検証する.
著者
岡田 昌也 長谷川 忍
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.269, pp.77-82, 2012-10-20

本研究の目的は,近年社会問題となっている"就職活動"の中でも,「数ある企業の中で,どの企業をなぜ選んだのか」を考える"企業研究"を対象としたWeb情報検索において,就職活動中の大学院生が検索を行う目的や興味,検索結果の関連性を,企業研究の「観点」として検索活動に反映させる手法を提案することである.これを実現するために本稿では,学生が設定した希望や優先度に基づいて検索クエリとなりうる企業の候補を提示することに加えて,学生が選択した企業に関する企業研究のための情報検索を支援し,その検索結果をグルーピングして提示するシステムを開発した.また,本学大学院生によるケーススタディを通じて,その有効性について検討した.
著者
進藤 佳明 真田 博文 竹沢 恵 松崎 博季 上野 建治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.300, pp.19-24, 2012-11-10

大学などの高等教育機関において,様々な学生情報をデータベース上に保存し,学生指導に活用する試みが行われている.更に,近年,タブレットやスマートフォン等のモバイル端末が普及してきたことにより,いつでも・どこでも情報にアクセスし,利用できる環境が整い始め,ますますその重要性は高まっている.このような背景の下,本研究では,学生の就職活動支援を主たる目的とし,PCのみならずタブレットやスマートフォンからの利用も念頭に置いた,就職活動支援のための情報共有システムの開発を進めている.本稿では,本システムの全体像,並びに,既存の同種システムにおける問題点を改善するために実装した機能について述べる.
著者
古田 克利
出版者
日本インターンシップ学会
雑誌
年報
巻号頁・発行日
no.15, pp.9-16, 2012-11-20

本研究は、インターンシップ経験が就職活動生のキャリア適応力に及ぼす影響を、アンケート調査により実証的に検証することを目的としている。具体的には、古田(2010)で提示された「キャリア自信に対するインターンシップ経験とサークル活動の交互作用モデル」について、1)調査時期を、就職後の新入社員の時期から、大学3年生の就職活動初期の時期に早め、2)学生時代の、サークル活動に対する取り組み度合いを測定する質問項目を改善し、再検証することを試みた。就職活動中の大学生・大学院生を対象としたアンケート調査を行い、354票を回収した。回収したアンケート調査票のうち、回答に不備のある22票を除く、332票のデータを分析対象とした。重回帰分析と分散分析を行った結果、学生時代にサークル活動に注力した者(注力群)よりも、注力しなかった者(非注力群)において、インターンシップ経験のキャリア自信に及ぼす影響が有意に大きくなることを確認した。調査時期を、企業へ入社後すぐの時期から就職活動の比較的初期の時期に早め、また、学生時代の活動に対する注力度の測定方法を"学生時代にサークル活動に注力したか"と直接的に問う質問に改めても、古田(2010)と同様の結果が得られた。このことから、本研究の検証モデルである「キャリア自信に対するインターンシップ経験とサークル活動の交互作用モデル」の信頼性は、より高まったと言える。
著者
手塚 早美 島内 良 神原 菜々 湯浦 克彦
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.16, pp.1-9, 2013-03-08

IT分野の目標人材と授業科目との関係を検索するサイトITPsot(IT Professionals Guidepost)において,学生の閲覧と就職活動に向けての情報交換を促進する方法について述べる.先輩の話やインターンシップ体験談など就職活動への準備となる情報の掲載や,facebookとの連携を実装したほか,授業に対する学生の本音の情報を取得しやすくするための「楽しみながら入力できるアンケート」を試作し,学生の反応を分析評価した.Promotion methods for the site in which students search their goal persons and the related subjects of the school, named ITPost(IT Professionals Guidepost), are reported. Carrier Information such as messages from OB/OG and experiences of internships and the cooperation features to facebook are added to the site, and a questionnaire system to have enjoys and to get the image information on the subjects are experimentally developed.
著者
小泉 利明
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.37, no.18, pp.25-30, 2013-03-14

進学率の高まりの中で,就職率という数字に大学キャリア支援センターは左右されている。また,社会的にも就職活動におけるうつや自殺という問題が生じている。準ひきこもりやキャリア発達の未分化という問題を抱えながら学生自身も就職活動を進めている。このような状況の中で,就職率だけではなく学生の自己効力感を高めるキャリア教育とキャリア支援が求められている。
著者
田中 美佐 吉開 範章
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.355, pp.151-156, 2013-12-07

日本大学・理工学部・数学科のキャリア支援活動における取り組みと,平成25年度の企業就職活動状況について,アンケート分析結果を基に特徴を述べる.また数学科就職事務室で学生から求められる最も多い業務は,エントリーシート添削作業である.今回,その作業のための支援システムに関するコンセプトを検討したので報告する.
著者
ルソー 著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
vol.3, 1961