著者
大内 二郎 伊藤 健一
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.118, no.7-8, pp.1082-1088, 1998-07-01 (Released:2009-10-02)
参考文献数
8

The ground area of print pattern is important for the reduction of EMI. But until now the ground area of the print pattern was not quantitativery examined. In this report we present three parameters relating to ground/power-source patterns which are important for the EMI reduction. One of them is a “BETA” ratio which is defined as the ground pattern ratio to the print board size. Our experiment shows that these ratios are greatly affect to the radiation noise.So we developed the CAD, which is useful for print pattern design, to caluculate these parameters.
著者
香西 みどり
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.387-392, 2002-11-20
被引用文献数
4
著者
服部 厚子
出版者
鈴鹿医療科学大学
雑誌
鈴鹿医療科学技術大学紀要 (ISSN:13416472)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.144-150, 1996-03-30

In Much Ado About Nothing tow young couples manage to get married through much ado about nothing. We can find eaves-dropping, disguises, tricks, and misinterpretations in this play. the languages of mistaken identities and misunderstandings reveal cultural and social backgrounds of speakers and receivers. Claudio is a conventional courtly lover in patriarchy. When he is deceived in a balcony scene, his fears and subconscious desires for his love manifest themselves. Reading a text with expectations and desires tempts us to make sense of "nothing".
著者
山本 誠子 前田 由美子 小宮山 冨美江
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.275-280, 1996-11-20

官能検査(評点法)、破断特性(レオナーによる)測定、組織観察を行い、梨もどき調製法について検討し、次の結果を得た。(1)梨もどきを調製するためには生っぽい味がなくなり、しゃきしゃき感の得られる加熱範囲の設定が必要と思われる。水煮ではデンプンが充分に膨潤し、生っぽさがなくなると軟らかくなりしゃきしゃき感が得られなくなったため梨もどきを調製できなかった。(2)30%食酢液で加熱すると細胞壁の変化が少なく、かたく、破断応力が生いもに近かったことより軟化が抑えられた。以下の条件で調製したときしゃきしゃき感が得られた。(3)基準の大きさ(2.5×1.0×0.5cm^3)で7分〜10分、細いもの(2.5×0.3×0.3cm^3)で5分〜10分、太いもの(2.5×1.0×1.0cm^3)で13分加熱したとき、良好なテクスチャーが得られ、細めに切った方が加熱範囲が広いと認められた。
著者
成田 長人 金澤 勝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.401, pp.29-36, 1999-10-29
被引用文献数
5

高臨場感放送サービスの研究として,広視野・超高精細映像が観視者の心理に及ぼす影響をスライドプロジェクターを使用して検討した.まず,画面サイズ,観視距離,絵柄を変化させたとき,観視者が静止映像及びパンニング映像から受ける印象をSD法を用いて評価し,因子分析法により心理因子「力量感」,「快適感」,「大小・遠近感」を抽出した.次に,静止映像を対象に,画面サイズ,観視画角,絵柄の幾つかのパラメータについて,「力量感」と「快適感」を7段階尺度で評価し,観視者の"好ましい観視距離"が「力量感」と「快適感」の効果を最大限に引き出せる場所に相当することを示した.最後に,撮影画角の影響を検討し,広画角で撮影した映像の方が,近距離で観視する傾向が強いことを示した.
著者
岡野 美和子 石川 孝 小方 孝 寺野 隆雄
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS)
巻号頁・発行日
vol.1992, no.92(1992-ICS-085), pp.73-80, 1992-11-19

我々は、4コマ漫画の作成支援を対象として、[面白さ] (=面白い概念) の創造を支援するシステムに関する研究を進めている。本報告では、その中間的な結果を報告する。我々の分析によると、多くの4コマ漫画の [面白さ] は次のようにして生じていると考えられる。()特定のオブジェクトが、異なる状況では、別の意味をもち、()そのオブジェクトが意味のミスマッチを潜在的に引起こしているとき、()作者が、それを陽に認識し、漫画に表現することで面白さが生ずる。本報告では、この仮説に基づいて、創造支援システムの枠組みを提案するとともに、"コポちゃん"の漫画を例に、このシステムの動作原理について説明する。
著者
内村 泰 新村 洋一 小原 直弘 小崎 道雄
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.86, no.1, pp.62-67, 1991-01-15 (Released:2011-09-20)
参考文献数
7
被引用文献数
1 7

1.得られた乳酸菌のうち桿菌は非常に少なく, また球菌の大部分は四連球菌であった。この結果から食酢醸造用餅麹ルクパン中の乳酸菌は, 東南アジア諸国で広く用いられている酒醸造用餅麹と同様に, 四連球菌が主要菌であり, 他の形状のものは非常に少ないとした知見を支持する結果となった。2.得られた酵母は分離した全株が菌糸状酵母であり, 当然その存在が考えられた球状酵母は, 全く分離されないという興味二ある結果となった。3.各ルクパンを5日毎に順番に添加する方法により食酢を仕込み, 生産される酢酸量は市販されている日本産タイ国産の食酢製品と比較するとその量は半分以下であった。4.この酢酸量が少なかった原因として, ルクパンが雑菌を含め多種の菌株が存在していることから, 純粋培養された優秀な菌株を用いて醸造を行っているのではなく, それぞれの菌が生産している発酵生産物をさらに資化しているとも考えられた。5またルクパン中に, 当然存在が考えられるアルコール発酵酵母が分離されず, 菌糸状酵母のみであったことは, 菌糸状酵母が糖化生産した糖を直接酸化して, 酢酸発酵を行わざるを得ないことから, 代謝上非常に効率の悪い発酵を行っているのではないかとi推察した。
著者
Panos Kanavos 津谷 喜一郎
出版者
ライフサイエンス出版社
雑誌
薬理と治療 (ISSN:03863603)
巻号頁・発行日
vol.31, no.10, pp.819-836, 2003-10

本稿は,欧州共同体(European Union: EU)メンバー国の厚生省の薬事専門官からの情報にもとづき,EU加盟国の医薬品価格設定と保険償還に関するプロジェクトの一環として2001 年2 月時点の状況についてまとめられたものである。原文は,http://pharmacos.eudra.org/F3/g10/docs/synthesis.pdf から見ることができる。
著者
田村 隆宏
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学年報 (ISSN:04529650)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.1-11, 2013-03-30 (Released:2013-10-30)
参考文献数
20

本稿では2011年6月から2012年7月までの乳幼児の発達に関わる心理学的研究の動向を展望した。本稿では特に個々の研究成果の教育実践への貢献について焦点を当てた。乳幼児の発達に関する心理学的研究の現在の関心は知覚,認知,思考,言語,社会性,行動に関するものであった。これらに加えて,母親の養育行動に関わるものがこの領域に関連している。これらの研究成果の教育実践に対する貢献を位置づけることの重要性を議論した。