著者
鈴木 省三 佐藤 佑
出版者
仙台大学
雑誌
仙台大学紀要 (ISSN:03893073)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.39-48, 1986-10

The heart rate of 5 bobsleigh players were measured during 7 races of Teine bob course. Heart rate, plasma catecholamines and white blood cell of 7 bobsleigh players were determined morning, pre-, post-exercise and evening. The results were summarised as follows: 1) The fine technique and high degree of muscle coordination of pilots were influenced by the anticipatory heart rate. The best anticipatory heart rate of pilots would like to be from 125 beats/min to 140 beats/min. 2) Plasma adrenaline increase of 5 times as much as the normal value was found in the pilot group after bobsleigh race. Seven bobsleigh players increased plasma noradrenaline just before the competition. 3) In Teine course, the mental stress of pilots was higher than the brakers and the physiological stress of brakers was lower than the foreign bob courses and Sapporo Olympic Winter Games.
著者
瀬尾 和哉 下山 幸治 鈴木 省三 太田 憲 仰木 裕嗣
出版者
山形大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

スポーツスキルとスポーツ用具を同時に最適化する手法の開発に成功した。これによって、世界記録を産み出すような最適な用具と最適なスキルを提案することが可能になった。また、障がい者アスリート等、様々な個性の競技者へ対して、そのスキルにマッチした最適な用具形状を提示することも可能になった。この成果は、特許出願済み(出願番号:2014-217501、飛翔体形状の計算方法、計算装置、計算プログラム、及び計算システム)であり、公知とした。今後は、この技術を様々な競技へ応用し、実際のものづくりと選手のスキル改善へ活かしていく実践的な局面である。
著者
荻野 雅敏 瀧 剛志 北島 章雄 尾倉 芳昌 宮崎 慎也 長谷川 純一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.390, pp.31-35, 2004-10-21
被引用文献数
1

ボブスレーは滑走コースを利用できる期間が冬季に限定されるため、シミュレーターを利用したトレーニングの実現に大きな期待が寄せられている。そこで、本研究では6軸電動アクチュエータ式の動揺装置(モーションベース)と4面構成の大型スクリーンを併用したVR装置を用いて、長野市にある実在のコースを模擬して作成したコースデータ上において、ボブスレーの滑走シミュレーションを実現した。動的物理シミュレーションと空間制約条件を併用することにより円筒状の氷上コースでの高速滑走の運動を生成する。動揺装置の運動制御は、ボブスレーの運動生成結果に基づいて決定される。

1 0 0 0 OA 廻米記程

著者
平井慶蔵 著
出版者
文久堂
巻号頁・発行日
1893

1 0 0 0 OA 欧洲再航録

著者
坂本喜久吉 著
出版者
東京堂
巻号頁・発行日
1898
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1562, pp.72-74, 2010-10-18

服飾店でシャツを見ている時、近寄ってきた店員から「そのシャツにはこちらのネクタイが合いますよ」と薦められた経験はないだろうか。これは「クロスセル」と呼ばれる販売手法で、顧客単価を向上させる効果がある。 ほかにも、しばしば訪れる店舗ならば、過去の購入実績からあなたの好みを把握している店員が、気に入りそうな新着商品を薦めることもあるだろう。

1 0 0 0 OA 三十年の回顧

著者
日本歯科医師会 編
出版者
日本歯科医師会
巻号頁・発行日
1933
著者
水本旭洋 KhaledEl-Fakih 安本慶一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.25, pp.1-6, 2013-12-04

本論文では,スマートハウスにおいて省エネルギーに様々なデバイスをコンテキストアウェア制御することを目的に,任意の 2 つのコンテキスト間を最小コストで遷移させるデバイス操作シーケンスを導出するツール PathSim を提案する.PathSim は,スマートスペースにおけるコンテキストの各構成要素の値域を有限個の範囲に分割することで,コンテキストを有限個の要素からなる空間として扱う.そして,各コンテキストにおいて任意のデバイスの操作イベントを実行した時に遷移するコンテキストをシミュレーションにより求めていくことで,最小コストで目的のコンテキストに遷移するデバイスの操作シーケンスを A* アルゴリズムに基づいて導出する.スマートスペースにおける典型的な要求仕様を想定したケーススタディを通して評価実験を行った結果,PathSim によって導出された操作シーケンスが,人が直感的な方法でデバイスを操作する場合と比べ,デバイスの合計消費電力量を 72% 削減できることを確認した.
著者
永田 俊 WYATT Alexander WYATT Alex
出版者
東京大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2011

本研究は、サンゴ礁に対する窒素や炭素の負荷機構としてこれまで見逃されてきた、粒子態有機物の寄与を明らかにし、サンゴ礁における物質動態と生態系維持機構に関する理解を深化することを目的とし、以下の研究を進めた。沖縄県八重山諸島の調査サイトにおいて、平成24年度に引き続き現地調査を実施した。具体的にはGPS搭載ブイを用い、礁内での海流に沿った各種生物地球学的パラメータ(水温、塩分、溶存酸素)の観測を行った。また、各種安定同位体トレーサの分析に供するための海水試料のサンプリングも行った。一方、人為影響の程度が異なるフィリピンのサンゴ礁を比較対象として調査を実施した。外洋水や河川水の流入に伴って輸送される有機物や栄養塩類の質や負荷規模が異なる定点を設定し、サンプリングと各態有機物・栄養塩類の分析を行うことで、サンゴ礁に対する各態有機物の負荷の概要を査定した。また、有機物や栄養塩類の安定同位体比の測定を進め、サンゴ礁内部の窒素循環を新たな同位体バイオマーカーを用いて解析する方法を検討した。また、サンゴ礁の生物生産に依存する高次栄養段階生物(脊椎動物)を指標生物として用い、その動物が有する同位体バイオマーカーを用いて、食物連鎖を通しての窒素伝達の機構を査定するための方法論を検討した。以上の結果から、粒子状有機物の動態が、サンゴ礁の生態系と生物地球化学的な循環の制御において重要な役割を果たしていることが示唆された。これらの成果を学会で公表した。
著者
ヴァルディヴィエルソ アレックス 宮本 俊幸 熊谷 貞俊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CST, コンカレント工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.471, pp.7-12, 2008-01-21
被引用文献数
1

MCEシステムにはかご同士の衝突を回避する必要性など,さまざまな制約があるため,従来のエレベーターの群管理制御法を単純にMCEに適用することができない.従って,MCE特有の制約を考慮しつつ効率的な乗り場呼びの割り当てを実現する群管理制御手法の開発が必要である.本研究では,MCEの最適な乗り場呼びの割当を実現するために,スケジュール完了時間の最適化手法とパーキング戦略から構成されるアルゴリズムを提案する.提案するアロゴリズムの性能は主にスケジュール完了時間の最適化,衝突可能性の評価,及びパーキング戦略の3つの要因に依存する.シミュレーション結果により,最大の影響を与えるのは衝突可能性の評価であるとわかった.さらに,ゾーニングアルゴリズムとの比較を行い,アップピーク,ダウンピーク,及び特定集中階の交通パターンには提案するアルゴリズムの性能の方が良いと確認できた.