著者
杉浦俊香 編
出版者
杉浦俊香
巻号頁・発行日
1916

1 0 0 0 OA 画界の維新

著者
杉浦俊香 著
出版者
読画書院
巻号頁・発行日
1922
著者
國森 裕生 水野 貴秀 竹内 央
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.17, pp.47-51, 2012-04-19
参考文献数
17

惑星探査機の測距の現状と将来計画をレビューし、日本のHAYABUSA-2 LIDARと地球間測距実験の可能性をONE-WAY UP/DOWN LINK回線とTWO-WAYでの測距、検出確率の観点から述べる。要求仕様および地上局として必要となる装備の要件,国際協力局などの課題について議論する。
著者
宮田 仁
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.14, pp.134-137, 1998-08-03

本研究では,グループでの協調的な問題解決を行う場合に,情報の共有を支援するメディアの違いが問題解決の過程や方略に及ぼす影響を検討した。具体的には大学生を対象として,グループによる問題解決の課題を与えた。その際,対面により情報カードを利用して解決するグループ,対面により口頭での討論のみで解決するグループ,対面せずパソコン通信のリアルタイムチャット(文字による討論)で解決するグループを設定し,比較分析した。その結果,解決に要した時間では,口頭討論<情報カード<チャットの順で長くなった。グループ内での協調的な発言や態度は,チャット<情報カード<口頭討論の順で多く確認でき,解決方略もそれぞれの群で異なった特徴が認められた。この結果は,情報の共有を支援するメディアの違いが,解決への異なる作業空間をデザインし,学習に影響を及ぼすことを示唆していると解釈できる。
著者
古田 武 寺川 眞穂 小林 敏男 フルタ タケシ テラカワ マホ コバヤシ トシオ Furuta Takeshi Terakawa Maho Kobayashi Toshio
出版者
大阪大学経済学会
雑誌
大阪大学経済学 (ISSN:4734548)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.1-19, 2008-12

We suggest a framework of the global niche market which would enable a company to create and develop a new business. A global niche market is a small market which has particular and differentiated needs. There are two advantages to this framework. First, it makes the customers’ needs clear and thus companies are able to conform more closely to the particular needs. Second, competition with big companies can be avoided by selecting the appropriate market and business that match with the scale of the company (e.g. smaller scale venture businesses). The company would then be able to sustain its business by using the resources currently available. Here, we illustrate this process of new business creation step by step through a case study.
著者
Mohamed Nabawy Hassab El-Naby Ahmed
巻号頁・発行日
2008

Thesis (Ph. D. in International Political Economy)--University of Tsukuba, (A), no. 4830, 2008.7.25
著者
鄭 紹輝 川越 洋二
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.473-477, 1998-12-05
参考文献数
12
被引用文献数
2

北部九州における夏アズキの春播き栽培では, 登熟は夏の高温・多湿条件下で進行するため, 子実は小粒で, 種皮が厚くて吸水性が悪いなど, 北海道産に比較して品質が劣ることが知られている.本研究は北部九州におけるアズキ子実の品質改善を目的に, 北海道で育成された夏アズキ8品種を用いて従来の春播きと夏に播種期を変えて2ヵ年栽培し, 子実の品質関連諸形質および生育諸特性について調査した.その結果, 1993年では春播きに比較して夏播きの場合に, 百粒重の増大, 種皮率および確実率の減少がみられ, その程度は8月播きで顕著であった.そこで, 1995年では7月13日から約10日おきに5回の播種を行った結果, 百粒重および種皮率は7月21日以降の播種, 種皮色は7月31日以降の播種で優れ, いずれの形質も北海道産とほぼ同程度であった.確実率は概して晩播ほど低くなったが, 品種間差異や年度間の変動が大きかった.なお, 7月31日以降の播種では莢が一斉に成熟し, 葉がほとんど黄化して落ちるため収穫作業が行いやすく, 収量は7月31日と8月12日播種で高かった.以上のことから, 北部九州においては, 夏アズキを7月下旬から8月中旬にかけて播種した方がよいと考えられた.
著者
佐藤 美由紀 芳賀 博 齊藤 恭平
出版者
人間総合科学大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究の目的は、札幌市に近接する地区においてアクションリサーチにより実施した高齢者の地域社会における役割の見直しに基づくヘルスプロモーションプログラムのプロセス評価及び長期的効果を量的と質的方法により検証することである。当初、住民は義務的参加であったが、危機感の高まり、課題の共有、相互作用の高まり、住民間の確執を乗り越えるなどの経過を経て、主体的に地域活動を創出し参加するに至った。介入地区は対照地区よりもボランティア活動(p=0.047)と近隣のコミュニケーション(p=0.057)が活発になった。住民や行政等のインタビューにおいても地域のつながりの深まり、社会参加の促進が効果として挙げられた。
著者
臼井 恵美子
出版者
一橋大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-28

女性の就業促進、具体的には、①非労働力から労働力への移動の促進、②既に就業中の母親の場合は、彼女達の労働時間の延長や機会の拡大、などを推進するために、パートナーである男性の働き方を変えることが、どの程度影響があり効果的な政策であるかを分析した。その一環として、育児や家事分担に関して、父親がフレックスタイムの様な柔軟な働き方をする場合の変化について分析した。さらに、労働条件に対する選好が男性と女性とで異なることを考慮した均衡サーチモデルを構築し、そのモデルに基づいたシミュレーション分析により、男女の労働時間の違いによってもたらされる企業の生産性、及び、労働者の人的資本形成への影響を明らかにした。
著者
水野 由香里
出版者
日本経営学会
雑誌
日本経営学会誌 (ISSN:18820271)
巻号頁・発行日
no.13, pp.17-33, 2005-03-20

The aim of this article is to discuss the dynamism of ba. Though there are varying definitions of ba by different researchers, in this article it is defined as an inter-firm relationship structure formed by a leading SME (small and medium-sized enterprise). In this interpretive theoretical model, the ba is initially constructed by a core SME in order to achieve its own business strategy. However, as the ba grows and develops, the member firms of ba tend gradually to conduct coordination in spontaneous manner without relying on the core SME and without loosing their own management autonomy. For the illustration of the model, this article presents a case study of ba which was first initiated by TOSEI-ELECTROBEAM and now includes 13 SME members in Tokyo Tama area. The more detailed internal mechanism of ba development could be framed in the following processes. The development process of ba is based on 1) capability of the core SME generated from its own past experience, 2) its business strategy and strategic position, 3) its role played in settlement at the time of early stage, 4) change its role with growth of ba and generation of the new mechanism inside. Based on the case study, following facts and implications are revealed. First, in former times of the ba formation, the core SME, with accumulated internal capabilities, plays a critical role in not only organizing and managing groups but also building technological knowledge and skill of its own. The extent of efficiency of a particular ba may vary according to these mechanisms. Second, the mechanism of ba development includes potential change. The case study presents that in the early stage the core SME had great leadership and control of ba, but other members gradually became autonomous and generated capability to coordinate ba dynamism, rather than just remaining passive and static. The key element of this phenomenon is that the core SME not only foster other members but also encourage them to act spontaneously based on its past experience. The case study shows that there are three important implications to make the dynamism; 1) not to control member firms in rigid structure like vertical integration, 2) to encourage them to make spontaneous actions, 3) ba being economic and effective for every member.
著者
Otori Yukako
出版者
東京大学大学院総合文化研究科附属グローバル地域研究機構アメリカ太平洋地域研究センター
雑誌
アメリカ太平洋研究 (ISSN:13462989)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.97-113, 2012-03

論文Articles本稿は、宗教と米国外交の関係史の文脈において、第一次世界大戦後のドイツで行われた「クェイカーの給食活動」という人道的救済の事例を分析し、以下の二点を指摘するものである。第一に、この事業は、米国の宗教者と米国政府の外交当局者の連携のもと、米国に敗れた敵国の市民を対象に行われた戦後救済の最初の事例のひとつである。第一次大戦への参戦を機に国際政治の主役に躍り出た米国にとって、戦後ヨーロッパの復興に対する大規模な支援は前例のない試みであった。連邦政府においてこれを指揮したH・フーヴァーは、1919年2月、アメリカ支援局(ARA)を設立し、ヨーロッパ14カ国の児童を対象に給食活動を展開した。だがドイツに関しては、ARAはこの活動をクェイカーのアメリカ・フレンズ奉仕委員会(AFSC)に委託した。「クェイカーの給食活動」は、1920年2月に開始され、1921年のピーク時には100万人以上に補助食が配られた。この活動は、ARAによる物資や資金の提供に始まり、1924年にその役割を終えるまで、連邦政府の関係者からの支援に支えられていた。第二に、この給食活動は、政府関係者の後援とともにキリスト教徒の連帯意識にもとづいていた。AFSCは、根深い宗教的分裂を抱えたクェイカー社会を母体としており、その活動において、クェイカーまたキリスト教徒の隣人愛にもとづく社会奉仕以上の意図を具体的には示さなかった。そして、この給食活動についても社会奉仕と解釈することで、AFSCはクェイカーリズムの伝道のための救済事業との批判を受けることなく、政府関係者と連携し、また米国とドイツにおけるキリスト教徒のネットワークを活用できた。つまり、「クェイカーの給食活動」の進展は、それが大戦後の複雑な国民感情から離れ、キリスト教徒の連帯の徴として簡潔に理解されえたことに助けられていたのである。

1 0 0 0 OA 北豊島郡総覧

著者
大正毎日新聞社 編
出版者
北豊島総覧社
巻号頁・発行日
vol.昭和5年度版, 1931
著者
桑田 修平 前田 康成 松嶋 敏泰 平澤 茂一
雑誌
情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) (ISSN:18827780)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.20-30, 2013-03-12

推薦問題を扱うためのより一般化されたマルコフ決定過程モデルに対して,ベイズ基準のもとで最適な推薦ルールを履歴データから求める方法を提案する.推薦問題に関する研究において,これまで,ある商品を推薦した結果どの商品が買われたのか(推薦結果)や,さらには,一定期間内に行った複数の推薦結果が考慮されることはほとんどなかった.これに対して,マルコフ決定過程モデルを用いることで上記2点を初めて考慮した手法が提案されている.提案法は,その従来研究のモデルを一般化した点に新規性がある.また,もう1つの新規性として,推薦ルールを求めるためのプロセスを統計的決定問題として厳密に定式化した点がある.従来のモデルを一般化することで,マルコフ決定過程モデルを用いた推薦手法の適用領域が拡大され,かつ,推薦する目的に対して最適な推薦が行えるようになった.人工データを用いた評価実験により,提案する推薦手法の有効性を確認した.
著者
熊谷 エツ子 田中 龍二 熊谷 崇 東田 善治 尾道 三一 中村 郁夫 田上 省三 甲木 孝人 澤田 昭三
出版者
Journal of Radiation Research 編集委員会
雑誌
Journal of Radiation Research (ISSN:04493060)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.203-210, 1988-09-15 (Released:2006-06-16)
参考文献数
28
被引用文献数
3 1 4

To clarify the long-term effects of occupational exposure to low doses of radiation, Epstein-Barr virus (EBV)-specific antibody titers in sera from 104 radiological technologists (R.T.) and 118 controls in Kumamoto prefecture were measured by the immunofluorescence method. Antibody titers to viral capsid antigen (VCA)-IgG increased with the years of experience as R.T., and the prevalence of abnormal antibody titers to both VCA-IgG and early antigen (EA)-IgG were significantly higher in R.T. with over 15 years of experience or 30 rads of cumulative radiation dose than in the controls. However, there was no correlation between exposure and the frequency of abnormal EBV-associated nuclear antigen (EBNA) antibody titers. The EBV-specific antibody titers of 24 Hiroshima atomic-bomb survivors were also measured. They were similar to those of the R.T. with over 30 years of experience. The EBV-specific antibody titers of R.T. suggest that there may be an impairment of immunologic competence after continuous long-term exposure to low doses of radiation. Also, the correlation of EBV-specific antibody titers and frequency of cells with chromosome aberrations in 53 R.T. was studied. Some correlations were found between the antibody titers to both of the VCA-IgG and EBNA and the frequency of cells with chromosome aberrations.
著者
藤原 進 福村 好美 武藤 信夫 山本 康二
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.149-150, 1992-09-28

電話、FAX、パソコン通信等電子通信の普及・発展に伴い、通信に関する各種情報を体系的に管理、運用できるシステムの必要性が高まっている。ディレクトリシステムは、通信に関わる情報を共通の構成法、アクセス法で提供することを目的としたシステムであり、そのサービスとプロトコルの国際標準が、X.500シリーズとして1988年にCCITTにより勧告され、国内外で研究開発が進められている。NTTの提供する104番号案内サービスも今後の通信の国際化、通信網の多様化・複雑化に伴い、X.500ディレクトリシステムの適用が期待されており、当研究所ではディレクトリシステムの実装技術や運用技術の研究を進めている。本稿では、ディレクトリ実現に必要な情報を、名前の階層構造に関する情報と属性情報に分類し、それらの管理方式について検討した。
著者
安達 大輔
出版者
北海道大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2009

研究最終年度にあたる今年度は、ロシア・ロマン主義文学を、同時代に開発された写真と比較して読み直す研究を行った。その一環として、2011年6月から7月にかけてロシア・モスクワに滞在し、国立図書館でゴーゴリ作品の集中的な分析に取り組んだ。また同年10月から11月のモスクワ滞在では、ロシア・ロマン主義と関係する思想家たちによるプラトン受容について研究をおこなった。こうした海外での調査を含む研究活動からは以下のことが明らかになった。前年度までに研究をおこなった、見えるものを無限に疑うロマン主義的な自己反省の運動は、記号とそれが指示する対象との結びつきが失われた時代において「かつてあった」はずのものを取り戻そうとする記憶のあり方と同じ思想的枠組みの中にある。同時に、「かつてあった」はずのものを「ロシア的なもの」と同一視するロマン主義的ナショナリズムからのゴーゴリ文学のずれも明らかにすることができた。すなわち、ゴーゴリ作品においてイデア的な「かつてあった」はずものは表象されることがないので、読者は記号からその指示対象を想像しては打ち消す行為を繰り返しおこなうように強いられる。絶対にイデアにたどり着かないことに起因する反省の強迫的な反復のうながしである点において、ゴーゴリにおける記憶のあり方は、プラトン的な想起からは隔たっている。それは20世紀初頭にベンヤミンによって近代的メディアである写真の特徴として指摘されたものに近づいている。両者ともに、記号が指示対象になる瞬間の反復可能性を保証することで、出来事が起きる現場へとテクストを読む者をたえず送り返すのである。そこではテクストが、ヴァーチャルな対象を再生産する装置として身体に接続されてゆく。この意味で、ゴーゴリはロマン主義文学の可能性を極限まで突き詰め、写真と共有される近代的なテクストと身体の関係を見いだしたと結論できる。
著者
MITOSHI AKIYAMA YOICHIRO KUSUNOKI SEISHI KYOIZUMI
出版者
Journal of Radiation Research 編集委員会
雑誌
Journal of Radiation Research (ISSN:04493060)
巻号頁・発行日
vol.32, no.SUPPLEMENT, pp.301-309, 1991 (Released:2006-05-31)
参考文献数
38
被引用文献数
3 3

Among the peripheral blood lymphocytes, T-cells and B-cells significantly decreased in number with age. Radiation exposure resulted in further significant decrease of T-cell count (but not B cells) in the elderly. T-cell response to PHA and allo-antigens also decreased with dose in the elderly group. In contrast, NK cell number and function increased with age while a significant dose effect was not observed.