著者
茂木 洋平
出版者
東北大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2008

本研究の目的は、日本国憲法上、Affirmative Action(AA)がいかなる理由から正当化されるのかにある。この点について明らかにするために、本年度は以下の点について研究を進めた。(1)AAに如何なる司法審査基準が適用されるのか、またそれは如何なる理由から判断されるのか、(2)AAの正当化理由には、過去の差別の救済と将来の利益の達成という理由が用いられるが、それらの理由に伴う問題点を明らかにすること、(3)AAの正当化理由として近年多用されている多様性の価値とは具体的にどのような内容のものか、またそれに伴う問題点となにか、(4)AAはその受益者が社会・経済的に優位な状況にある者であることが多く、真に救済の必要な者を救済していないと批判されており、その批判を回避する方法。(1)については、AAには緩やかな厳格審査が適用され、その理由はAAに偏見を解消する可能性があることだと明らかにし、その成果を公刊した。(2)については、過去の差別の救済はAAを正当化するのに強力な理由だが、救済の対象となる差別の範囲が非常に限定されており、実際に認められるのは困難であること、AAの正当化理由たる将来の利益とは、過去の差別や将来における差別といった差別を意識したものでなければならないことを明らかにし、その成果を公刊した。(3)については、AAの正当化理由としての多様性とは差別を意識したものでなければならないこと、AAを永続化する危険性等の欠点があることを明らかにした。この成果については次年度に公刊する。(4)については、その解消方法として社会・経済的な地位を意識するAAがあり、真に救済の必要な者が受益者になっていないとする批判を回避するためには、人種だけでなく、社会・経済的な地位を意識せねばならないことを明らかにした。この成果は、次年度に公刊する。
著者
内田 信裕 小松 理 高橋 宏
出版者
研究・イノベーション学会
雑誌
年次学術大会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.210-213, 2006-10-21
参考文献数
10

NSFもNIHも機関としての独自のミッションを有している。また、独自の書類審査方法および書類審査基準を有している。今回、両機関のミッションと書類審査方法および書類審査基準とを検討したところ、両機関の「独自のミッション」と「独自の書類審査方法および書類審査基準」は密接に関連していると考えられた。
著者
佐々木 健 黒田 裕久
出版者
京都工芸繊維大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

シクロデキストリンの非共有結合性相互作用を利用する大規模自己組織化体の人工的な構築法を開発し,この手法を光合成系光集光過程の人工的モデルであるポルフィリン多量体形成に応用した。ポルフィリンのアトロプ異性を利用することにより分子の立体的な空間配置の制御が可能であり,水溶性ポルフィリンと錯形成することでポルフィリン多量体構築の際に光機能分子の配置を自由に制御できることを示した。
著者
中村 祥
出版者
東京大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2005

本研究では、深部低周波微動(DLFT)の発生メカニズムを解明することを目的とした。2006年東海地域で名古屋大学と共同で行ったDLFTのアレイ観測の結果を解析し、連続的に発生している微動の短いスケールの時間変化を得ることに成功した。その結果、震源の移動は基本的にプレートの走向に平行な方向で、時速約40kmの移動とほぼ同じ位置での発生とを繰り返す様子が得られた。また、初動が不明瞭で微動の開始終了をはっきりとは定義することは困難なDLFT波動継続時間を見積もる方法を開発した。見積もられた波動継続時間の間の各アレイ観測点でのエンベロープ振幅積分をEAI値と呼び、微動の大きさの指標とした。その結果、検測された微動の多くが波動継続時間45秒前後を持ち、かつその波動継続時間においては他の波動継続時間と比較してEAI値が広い範囲にわたることが示された。この特徴的波動継続時間の存在は、DLFTのメカニズム示すうえで重要な性質である。EAI値から地震モーメントヘの変換を行い、DLFTの単位面積あたりのモーメント解放量を推定した。その結果、1日の活動でおよそ7.5x10^5(N m/m^2)という結果が得られた。DLFTと比較することでその特徴的性質を得るため、2004年紀伊半島南東地震の余震観測の際に設置された海底地震計(OBS)に記録された低周波の微動について解析を行った。決定された震源は、トラフ軸に垂直な方向に分布する。震源分布は超低周波地震の震源にほぼ平行で、相補的な位置に広がる。この結果から、この微動が超低周波地震とは別の現象であることが示された。震源が相補的に分布することは、トラフ近傍の物理過程を考えるうえで非常に重要な結果であり、共に安定、不安定すべりの遷移域である沈み込み帯深部との対応から、この現象が「浅部低周波微動」である可能性が示唆される。成果を博士論文にまとめた。
著者
横山 隆明 ヨコヤマ タカアキ Takaaki YOKOYAMA
巻号頁・発行日
(Released:2010-02-22)

本研究では、レゴリスといわれる細かい砂に覆われている月や惑星表面への着陸時の<br />着陸衝撃力および沈下量を事前に算定する方法に関する研究を行った。<br /> レゴリスのような細かい砂で覆われた地盤から受ける反力や沈下量を求めようとする<br />時、砂のような粉粒体は変形時に連続体的挙動から非連続体的挙動を示すため、解析的<br />に解くのは難しい。そのため地盤と機械との相互作用について研究しているテラメカニ<br />ックス分野では、解析対象を模擬した実験を行い、得られた実験結果から地盤をモデル<br />化し半経験式を導き、地盤の変形および抵抗を求める方法が良く用いられる。<br /> まず既存の研究の調査を行った結果、テラメカニックス分野で、砂地盤への着陸現象<br />を扱っている研究は見当たらなかったが、着陸と似たような現象を取り扱っている研究<br />として、重錘落下による地盤の締め固め効果に関する研究があった。これらの研究では、<br />衝撃加速度および沈下量は落下速度に比例すること、地盤密度が密な場合は衝撃加速度<br />波形が1つのピークを持つこと、緩い場合は2つのピークを持つこと、質量が大きい場<br />合は衝撃加速度ピーク値が小さくなることなどが実験から明らかにされていることがわ<br />かった。<br /> そこで本研究においても、まずはテラメカニックス分野で行われている方法と同じく、<br />実験から着陸衝撃力および沈下量を求める事を試みた。実験の対象は月面への着陸とし、<br />月面の高真空環境を模擬するため実験は真空槽の中で行い、月面の1/6G環境を模擬する<br />ため1/6G相似則に基づき1/6スケールの試験体を使用した。試験体は平成14年度に提<br />案されたSELENE-Bの着陸パットの諸元に基づき作成した。実験結果から、テラメカニッ<br />クス分野の重錘落下実験結果と同じく、衝撃加速度および沈下量は落下速度に比例する<br />ことがわかったが、月面環境を模擬するための真空引きの際に制御できない地盤密度の<br />変化が発生し、落下質量の影響が明確に現れない、既存の実験では密度が低い場合に現<br />れる2つのピークを持つ衝撃加速度形状が、密な地盤に対する実験でも現れるなどの真<br />空を模擬した実験特有の難点があることがわかった。<br /> そのため、アポロ計画で使われた地盤モデル中のパラメータを本研究で行ったフット<br />パット試験体の直径に合わせ変更して数値解析をおこない衝撃加速度および沈下量の予<br />測を行った。この結果、衝撃加速度および沈下量は速度に比例し、また、実験は表せな<br />かった落下質量の影響も表すことができることがわかった。しかしアポロ計画で使われ<br />たモデルでは、実験結果に見られた2つのピークを持つ衝撃加速度を再現できない、沈<br />下量がピーク値を示した後急激に減少してしまうなど、実験値と良く合わない点もあり<br />注意が必要であることが明らかになった。その結果、アポロの地盤モデルの適用性とし<br />ては、衝撃加速度、沈下量ともにピーク値までの予測であれば充分に使用可能であるこ<br />とがわかった。<br /> 次に、圧縮性流体の解析法として開発された連続体から非連続体まで解析できるSPH<br />法を砂地盤への衝突問題へ適用することを試みた。SPH法は圧縮性流体の解析法として<br />銀河系の形成など天体物理の問題解決のため開発された方法で、その後、非圧縮性流体<br />解析、構造解析など適用範囲が広がっているが、砂地盤への衝突題にSPH法を適用した<br />例は未だなく本研究が世界初である。本研究では地盤をモール・クーロンの破壊基準を<br />降伏条件として持つビンガム流体と仮定し解析を行った。その結果、実験と同様に衝撃<br />加速度および沈下量は衝突速度に比例し、実験では明らかにならなかった衝突質量の影<br />響、アポロモデルでは実験値と大きく異なったピーク後の沈下量の推移、およびアポロ<br />地盤モデルで表せなかった2つのピークをもつ衝撃加速度形状を表せることが明らかに<br />なった。そしてSPH法による解析結果を分析することで第2番目のピークの発生原因も<br />特定された。すなわち、実験の制約により制限せざるを得なかった地盤厚さをSPH法に<br />より任意に変化させ解析を行った解析結果、衝突中の地盤の密度変化の状態のモニター<br />結果から、地盤底面からの反射波および地盤密度の増加が原因であることが確かめられ<br />た。<br /> 以上の検討からSPH法は実験を充分に補える解析法であることが確かめられ、本研究<br />成果は月面上のみならず他の惑星上への着陸にも適用可能であることが示された。<br />最後に、これまでに得られた知見を用い、SELEM-B月探査機の月面着陸時の衝撃加速<br />度および沈下量の予測をSPH法を用いて行った。垂直方向のみ3mの衝突速度がある場合<br />を計算した結果、最大衝撃加速度は約21G程度(4脚接地の場合)、最大沈下量は約7.4<br />cm程度(1脚接地の場合)であることがわかった。<br /> 本研究では、月および惑星上への着陸時の衝撃加速度の予測法として、月面を対象と<br />した実験、地盤モデルによる数値計算、SPH法による解析の3つの方法を試みた。その<br />結果、月面環境を模擬しなければならない実験には多くの制限があり、アポロの際用い<br />られた地盤モデルによる数値計算ではピーク値までしか信頼性がないことがわかった。<br />反面、SPH法での解析は、実験で見られた特徴を良く表しているため、実験を補える手<br />段として信頼性が高いことが示され、月惑星上砂地盤への着陸衝撃力算定方法として信<br />頼性が高い方法であることがわかった。<br /> SPH法は現在様々な現象に対して適用範囲が広がりつつある方法であり、その特徴と<br />して連続体的挙動から非連続体的挙動まで表すことができるため、例えば着陸機が月お<br />よび惑星上の砂地盤に対して斜めに衝突する際の機体の安定性から砂の飛散範囲までの<br />解析などにも幅広く適用可能である。また、例えば今後活発になると思われる月の利用<br />に係わる問題に関しても、月の砂の掘削、運搬方法など月の砂に係わる問題は数多い。<br />SPH法を用いた砂の解析は、今回適用性が示された衝突問題以外にも幅広い適用性を持<br />つと考えられ、今後の発展が期待される手法と言える。<br />
著者
波多 英寛
巻号頁・発行日
2005-09-01 (Released:2017-02-27)

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:工博乙第84号 学位授与年月日:平成17年9月30日 平成17年度
著者
須甲 憲明 山本 宏司 藤田 雅章 鈴木 章彦 井上 幹朗
出版者
日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 (ISSN:02872137)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.372-374, 1996-05-25
参考文献数
8
被引用文献数
5

症例は55歳, 男性。小児期および30歳頃に肺炎の既往あり。平成7年6月20日頃より微熱, 咳嗽, 全身倦怠感が続き, 6月26日咳嗽とともに血痰が出現したため当科を受診。胸部レ線および胸部CT上, 左下肺野に炎症後変化を認めた。気管支鏡にて左B^<10>入口部を横断する橋様構造物を認め, 気管支mucosal bridgeと診断した。既往歴及び画像所見から, 過去の気管支炎, 肺炎に由来する気管支mucosal bridgeと考えられた。
著者
西川 洋子 福本 紘一 鐵見 雅弘 形井 雅昭 廻 治雄
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.109, no.5, pp.340-343, 1989-05-25

The grayanotoxin III (GTX III) was given intraperitoneally to rats at a dose of 0.8 or 2.8 mg/kg. To study the effects of GTX III on rats, biological tests in serum for functions of liver and kidney and their pathological observation were performed 1 h after the administration. Using analysis of variance, multiple comparison and correlation on biological parameters, activities of glutamic-pyruvic transaminase (GPT), guanase and leucine aminopeptidase and concentrations of total protein, albumin, creatinine, uric acid and K increased significantly. These parameters showed dose-effect relations with GTX III. Though GPT and free fatty acid increased significantly, dose-effect relations were not shown. The activity of choline esterase and the concentrations of bilirubin, urea-N, lipoperoxide, cholesterol, triglycerides, Na and Cl were not significantly different. Pathological changes were not observed in the liver and kidney of rats. These results show that GTX III may affect the functions of liver and kidney in rats.
著者
加藤 伸彦 佐藤 直樹 和田 龍彦 黒田 聡 米岡 宗臣 佐々木 努
出版者
日本医療機器学会
雑誌
医科器械学 (ISSN:0385440X)
巻号頁・発行日
vol.73, no.4, 2003-04-01

医療者の職業感染の防御に重要な役割を担っている手術用手袋の術中破損について検討を行い,その主要結果について本学会誌等をとおして報告してきた.とくに,演者らの研究グループで開発された三端子法を用いた高精度電気インピーダンス測定法の実用性の確立化,またこれを用いた手術用手袋の経時的変化,すなわちピンホール開穴の有無とその程度などの検討結果から、手術時間が2時間を超えると手袋にピンホールが発生しはじめ,6時間を超えると30%以上の手袋がバリア性に破綻をきたすことを証明した.感染防止を考えるとき,手術使用による手袋の材質変化,とくに手袋の化学的かつ経時的変化に関する検討は,無視することのできない重要課題である.本報告では,残された問題の一つである手術用手袋の経時的な厚みの変化,すなわち手術中の血液,脂肪成分等を含む体液の浸食により,手袋の厚みがどのように変化するかを検討した.その結果,いくつかの新知見を得たので報告する.なお,測定対象の手袋は,当院手術部にて手術に使用した使用済み手袋で,手術時間別の数十検体について,マイクロメータを使用してその厚さを測定した.比較対象の未使用手袋については,厚さ測定の結果から,無負荷時(テンションを加えていない状態)で220〜270μ(使用上を考慮して指部・手掌部・裾部では異なる),使用時の最も伸展した状態を想定(約5kg負荷)した場合では120〜170μであった.厚みの経時的変化に関するデータ蓄積は,手術時の手袋のピンホール開穴時期を考慮するときの主要情報の1つであることが明確となった.
著者
渡邊 伸行 鈴木 竜太 山田 寛
出版者
日本認知心理学会
雑誌
認知心理学研究 (ISSN:13487264)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.167-179, 2006-03-31 (Released:2010-10-13)
参考文献数
48
被引用文献数
3 3

本研究では,表情認知に関わる顔の構造変数について検討を行った.従来の線画表情図形を用いた研究では,顔の構造変数として,“傾斜性”,“湾曲性・開示性”といった眉・目・口の相関的変位構造を示す二つの変数が見出されてきた.しかしその後の実際の表情画像および線画を用いた検討から,構造変数は上述の2変数ではなく,三つの変数である可能性が示された.この問題について検証するため,本研究ではYamada,Matsuda,Watari,& Suenaga (1993) の実画像研究に基づいて新たに生成した,実際の表情と同じ可変性を持つ102枚の線画を用いて,基本6表情(喜び,驚き,恐れ,悲しみ,怒り,嫌悪)のカテゴリー判断実験を実施した.線画の眉・目・口の特徴点変位を示すパラメータ値を説明変数,実験参加者のカテゴリー判断の一致率を反応変数とする正準判別分析を実施したところ,“眉・目の傾斜性”,“口部傾斜性”,“湾曲性・開示性”と命名できるような,実画像研究 (Yamada et al.,1993) とほぼ同様の三つの構造変数が見出された.この3変数で構成される視覚情報空間におけるカテゴリー判断の中心傾向を示す点を比較したところ,線画と実画像で基本6表情の相対的な位置関係が類似していることが示された.以上の結果から,表情認知に関わる構造変数は三つであり,線画と実画像で共通してこれらの変数に基づいて表情の判断が行われていることが示された.
著者
木村 光 林田 直澄
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.56, pp.366-367, 2009-06-20

It is not correct with the neighboring environment of the city to have the long history more than harf a century, and various problems produce the Toyohashi railroad Azumada main line. I studied an ideal method of LRT in conformity to the current city enviroment and society and I could enter the field of vision and studied the improvement of the public institution in the future city. In this study, I suggested a home of 2 stories to a vehicle of 2 stories. The getting on and off of the passenger is hereby possible smoothly between a short time. I can use the user with a pedestrian bridge with an elevator in succession.

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1922年02月06日, 1922-02-06

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1913年05月23日, 1913-05-23
著者
吉田 寛 古田 智昭 福永 健司
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.512-519, 2003-05-31
参考文献数
6
被引用文献数
3 3

貝殻廃棄物を利用した酸性雨対策や強酸性土壌地における緑化手法「アルプラスエ法」の概要について紹介する。本緑化工法は,酸性矯正材(中和材)として臨海施設や養殖産業から排出される貝殻廃案物を調整加工したリサイクル資材「シェルレミディ」を用いることを特徴としている。この資材は,中和効果が長期間持続するほか,多くのミネラルを含んでいることから一般的な中和剤である炭酸カルシウムを使用した場合と比較して植物の成長を促進することができ、植生基材や酸性矯正層の材料として使用することにより,酸性雨や強酸性土壌が原因で植生の回復が困難な法面等における良好な緑化が期待できる。
著者
前田 武志
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1641, pp.84-86, 2012-05-14

4月20日、前田武志・国土交通大臣への問責決議が参議院で可決された。4月15日の岐阜県下呂市長選で、業界団体に、告示前に送付された特定候補の支援要請文に、前田大臣の署名が記載されていた。これが公職選挙法で禁止されている「事前運動」に当たるとして、野党が反発したためだ。