著者
岡村 秀昭
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.529, pp.97-100, 2007-05-14

マーカーなしの散布図を選ぶ/対象選択→書式設定で体裁変更/線の太さ変更は繰り返し機能で/グラフが折れ曲がる部分に注意/グラフウィザードで散布図を描く
著者
小黒 玲 近藤 法夫 尾関 和彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.96, no.39, pp.61-67, 1996-05-16
被引用文献数
4

最近の音声認識においては、HMMによって得られる尤度に基づいて仮説のスコアを定義することが多い。しかし、連続音声中の単語を検出する場合のように、仮説に対応する音声区間が仮説ごとに異なる場合には、尤度をそのままスコアとすることには問題がある。本研究では、尤度そのものをスコアとするスコア関数と、尤度を何らかの方法で正規化することによって得られるいくつかのスコア関数の特性を比較した。比較は、真の単語/文節終端付近でのスコアの振舞いと、そこでの単語/文節認識率の二つの観点から行なった。その結果、エルゴディックHMMを用いて正規化を行なうスコア関数が、総合的に見て最も好ましい特性を持つことが明らかになった。
著者
日下 宗一郎 五十嵐 健行 兵藤 不二夫 藤澤 珠織 片山 一道
出版者
日本人類学会
雑誌
Anthropological Science (Japanese Series) (ISSN:13443992)
巻号頁・発行日
vol.119, no.1, pp.9-17, 2011
被引用文献数
8

江戸時代は,急激な人口増加とその後の人口安定,また陸・海路による交易網の発達によって特徴づけられ,コメや野菜や魚介類を主要な食物としていたと言われる。そのような江戸時代の人々の食性を,遺跡から出土した人骨を用いて実証しようとするのが本研究である。伏見城跡遺跡(京都市)より出土した江戸時代人骨および動物骨からコラーゲンを抽出して,炭素および窒素の安定同位体比を測定した。合計で27個体(男性9個体,女性12個体,子ども6個体)の人骨を分析に用いた。それにより,伏見江戸時代人の食性,その性差を検討することを目的とした。江戸時代の伏見の人々は,タンパク質源を淡水魚類に強く依存した食生活,もしくは陸上生態系から得られるC3植物と海産あるいは淡水魚類などを主たるタンパク質源とする食生活を送っていた可能性を示した。江戸時代の都市では,食生活が米,野菜,魚介類からなり,アワやヒエ,キビなどC4植物の消費が少ないとする古記録を考慮に入れると,後者の食生活像が支持される。また,男性の炭素同位体比は女性よりも高く,より多くの海産魚類や貝類などを摂取していた可能性がある。また,年齢が上がると子どもの窒素同位体比は下がる傾向があり,これは母乳の摂取と離乳の開始に関連していると考えられる。
出版者
沖縄自決連帯委員会(準備会)
巻号頁・発行日
0000

1 0 0 0 OA 方丈記

著者
鴨長明 著
出版者
藤井慎吾
巻号頁・発行日
1892
著者
橋元 良明
出版者
札幌学院大学
雑誌
社会情報 (ISSN:0917673X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.3-20, 2005-03-31

小特集 第14回社会と情報に関するシンポジウムSymposium on communication in the time of plural media
著者
今井 康雄
出版者
一般社団法人日本教育学会
雑誌
教育學研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.98-109, 2006-06-30

ウィトゲンシュタインの後期哲学は、反表象主義の主要な典拠となっており、教育学においても、「情報化」の要請に対応した、「力」を重視する現代的な教育論の傾向にそって解釈がなされている。これに対して本稿が試みるのは、ウィトゲンシュタインの後期哲学を、「力」を重視する教育論の基盤を掘り崩すような哲学として解釈することである。ウィトゲンシュタインは、反表象主義の立場を徹底することによって、一方で教えることの不確実性を明らかにするとともに、他方では、この不確実性を回避するために教育論が通常子供の心のなかに想定している「力」の観念を解体する。その結果、教育は極めて脆弱な営みとして現れることになる。ウィトゲンシュタインは、その小学校教師時代、こうした教育の脆弱さに実際に直面していたと推測できる。しかし『哲学探究』のなかには、教育の脆弱さを克服する可能性が、理解されていないものを理解可能なものにおいて示すという「事例」のメディア的構造として示唆されてもいるのである。
著者
A. Prysyazhnyuk A. Romanenko N. Gudzenko M. Fuzik Z. Fedorenko
出版者
CODATA
雑誌
Data Science Journal (ISSN:16831470)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.BR6-BR12, 2009-09-24 (Released:2009-09-24)
参考文献数
17

The study goal was to investigate thyroid cancer morbidity in population groups affected by the Chernobyl catastrophe. The study period comprised 1994-2006 for clean-up workers and 1990-2006 for Chernobyl evacuees and residents of contaminated territories. A significant increase of thyroid cancer incidence was registered in all observed population groups. The most significant excess over the national level was identified in clean-up workers. This amounted to a factor of 5.9, while it was 5.5 for the evacuees and 1.7 for the residents. The highest thyroid cancer risk was observed in persons exposed to radioiodine in childhood and adolescence.
著者
橋本 淳 吉野 秀幸
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. I, 人文科学 (ISSN:03893448)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.15-39, 2005-02-21

J.S.バッハは敬虔なキリスト教信者であり,特に彼のオルガン作品は教会のための音楽が大部分を占める。彼はそのような楽曲に,ある感情や情念を象徴的に表す方法や言語的ともとれる特徴的な表現方法を用いている。本研究の目的は第1に,バッハのオルガン作品を作品が生まれた時代,文化,慣習など様々な文脈から捉え,特に作品の中の言語的な表現に注目しその具体的表現手法について明らかにすることである。第2に,それらが実際の演奏にどう生かせるかについて検討することを通し,現代におけるバッハ演奏はどうあるべきか,また筆者自身バッハの演奏にどう取り組んだらよいのかについて発展的に考察することである。バッハの言語的表現について本研究は,バッハの著名な研究家であるA.シュヴァイツァーの解釈を拠り所とする。彼はバッハの形象的表現や象徴的表現また言語的表現を「痛みのモチーフ」「喜びのモチーフ」といった「モチーフ(動機)」として抽出している。シュヴァイツァーによるこのような解釈に基づいて本研究では,諸々のモチーフによってバッハのオルガン曲がどのような内容を表現しているかを独自の視点を交えながら分析,考察し,その成果を実際の演奏法に応用してみたい。また,過去に創作された作品と演奏者との現代における相互の関わり方,およびバッハの演奏を現代においてどう響かせるかについて考察することも本研究の主要な課題となる。
著者
邨田 卓夫 山脇 和樹
出版者
園藝學會
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.723-729, 1989
被引用文献数
4

予措乾燥の効果について明らかにする目的で, 10種類のカンキツ果実を異なった湿度下で予措乾燥し, これらの果実を5°Cに貯蔵し, 予措乾燥中及び貯蔵中の果実の呼吸の変化を調べた.<br>1. 果実の目減りは, 低湿乾燥区 (64%RH) に比べて高湿区 (92%RH) は小さかったが, 同じ低湿乾燥区でもカンキツの種領によって目減りの程度が異なり, ハッサク, 川野なつだいだいでは目減りが小さく, ポンカン, イヨカン, マーコットでは大きかった.<br>2. 低湿乾燥区の果実の呼吸は高湿区に比べて予措乾燥期間を通じて下回る傾向を示した. 両区間の呼吸の差が統計的に明確なものはハッサク, 川野なつだいだい,サンボウカン, セミノール, 森田ネーブルオレンジ, 宮内イヨ, 太田ポンカンであった. これに対しマーコット, ミネオラ, 柳澄では両区間の差が有意でなかった.<br>3. 予措乾燥終了時の果実の乾燥の度合と呼吸量の間には相関関係が認められ, 一般に目減りが大きい果実ほど呼吸量が小さい傾向を示した. 果実重量の変化と呼吸量の間の相関係数 (r) は, セミノール;0.902, 川野なっだいだい; 0.819, 宮内イヨ; 0.748, ハッサク;0.555, 森田ネーブルオレンジ; 0.471, 太田ポンカン;0.430, サンボウカン; 0.420, マーコット; 0.362, であった. 柳橙とミネオラでは相関関係が認められなかった.<br>4. 5°C, 88±5% RHで本貯蔵中の果実の呼吸は太田ポンカン, 森田ネーブルオレンジ, ハッサク, 川野なつだいだい, サンボウカン, ミネオラ, 柳橙では予措乾燥効果が認められ, 低湿乾燥区の果実の呼吸は高湿区を下回った. 宮内イヨカン, マーコット, セミノールではその効果が明確でなかった.<br>以上の結果から, 中晩生カンキツの貯蔵に適当な予措乾燥が有効であると推論した.
著者
辻野 泰之
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.115, no.3, pp.122-129, 2009-03-15 (Released:2009-08-07)
参考文献数
33
被引用文献数
1 1

北海道古丹別地域に分布する蝦夷層群最上部を函淵層に帰属させた.この層準は砂岩優勢の砂岩泥岩互層で構成され,ハンモック状斜交層理が発達する.本研究では,古丹別地域の函淵層からいくつかのアンモノイド類やイノセラムス類を産出したものの,時代決定に有効な大型化石は得られなかった.しかしながら,古丹別および羽幌地域の羽幌川層最上部からは,下部カンパニアン中部-上部を示すSphenoceramus orientalisやS. schmidtiが報告されており,古丹別地域の函淵層はS. orientalis−S. schmidti帯の最下部に対応すると考えられる.さらに函淵層が,古丹別地域で確認されたこと,また羽幌地域や達布地域の羽幌川層最上部においても,すでに上方粗粒化の傾向が見られることは,羽幌-古丹別-達布地域の広域において函淵層が堆積していた可能性を示す.
著者
大谷 真二 清水 康廣 杉山 悟 宮出 喜生
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.66, no.8, pp.1960-1963, 2005
被引用文献数
9 7

症例は82歳,男性.腹部膨満,腹痛を主訴に外来受診した.頻回の開腹歴と問診から食餌性イレウスを疑い,入院後に保存的治療を開始した.腹部CT所見および腫瘍マーカーから肝転移を伴う進行大腸癌による腫瘍性イレウスと診断して手術を行った.手術所見では回盲弁付近の盲腸と肝彎曲のやや口側の上行結腸にそれぞれ4cm大の腫瘤を触れ, D2郭清を伴う結腸右半切除術を施行した.切除標本では上行結腸に全周性の腫瘍と盲腸に柿の種子5個を認めた.経過は良好で,術後26日目に退院となった.柿の種子はCTでは三日月状から楕円状の高吸収域として認めるが,本症例は柿の種子が誘因となって発症した大腸癌イレウスであった.本邦で食餌が原因となった腫瘍性イレウスの報告はほとんどされていないが,柿の種子もイレウスの原因となることがあり,詳細な問診とCTによる診断が有用であると考えられた.
著者
横山 一代 久保 裕也 森 一広 岡田 秀彦 竹内 秀次 長坂 徹也
出版者
社団法人日本鉄鋼協会
雑誌
鐵と鋼 : 日本鐡鋼協會々誌 (ISSN:00211575)
巻号頁・発行日
vol.92, no.11, pp.683-689, 2006-11-01
参考文献数
35
被引用文献数
3 18

In order to make sure the great potential of steelmaking slag as a new phosphorus resource, domestic phosphorus material flow in Japan including iron and steel industry has been investigated based on the statistical data on 2002. It has been demonstrated that phosphorus in the steelmaking slag is almost equivalent with that in the imported phosphate rock in the view points of the amount and the concentration. Phosphorus exists mainly in the form of calcium-phosphate or its solid solution with calcium-silicate rather than the Fe_tO rich liquid phase in the slag and exhibits remarkable segregation in the solidified slag. If the strong magnetic field is applied to the crushed slag, precipitated calcium-phosphate solution phase can be separated from Fe_tO matrix phase due to the large difference of each magnetic property. It has also been indicated by the Waste Input-Output model that the phosphorus recovery from steelmaking slag by the new process proposed in the present work has great environmental and economical benefits.