著者
村内 佳子 湊 隆幸
出版者
日本リアルオプション学会
雑誌
リアルオプション研究 (ISSN:18815774)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.139-157, 2010 (Released:2010-03-04)
参考文献数
3

During a project, various risk events may emerge. These risk events lead to decision-makings such as additional investment for project, execution of project, and withdrawal from project. Prepayment and Re-scheduling are typical credit risk events. Prepayment risk is the risk that project fund is reduced before maturity by certain reasons of investors. Re-scheduling risk is the risk that a loan repayment date is postponed because a financial condition of project is worsened at a maturity and repayment of a loan amount is difficult. In this paper we propose the method to evaluate a value of project including these credit risks and establish a structural model to evaluate it.
著者
茂木 健一郎
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:07272997)
巻号頁・発行日
vol.77, no.2, pp.368-370, 2001-11-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
柏崎 晴彦
巻号頁・発行日
2011-10-02

平成23年度市民公開特別講座 「今一度見直そう! 口腔ケアの重要性」/ 北海道大学大学院歯学研究科 . 平成23年10月2日 . 札幌市 . 北海道大学学術交流会館
著者
吉田 久美 前島 正義 近藤 忠雄
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2004

花色発現には種々さまざまな液胞膜輸送が重要な役割を果たしている。そこで、この観点から、花色の解明を目指した。1)アサガオの開花に伴う花色変化の機構と液胞膜輸送開花時に液胞pHが上昇するのは、表層の着色細胞だけであることから、花弁の短時間の酵素処理により着色プロトプラストだけを調製し、これから、着色細胞だけの液胞膜を単離した。これを用いて、pH制御に関わると推測される輸送タンパク質の解析を行った。開花に向けてV-ATPse、V-PPaseの活性が協奏的に上昇した。ナトリウムープロトン交換輸送体(NHX1)は、開花最終ステージで劇的に発現量が上昇し、活性が上がった。同時に、PM-ATPaseの発現量と活性も上昇することがわかった。以上より、これらプロトンポンプ類およびNHX1の働きが、花色の青色化(即ち液胞pH上昇)をもたらすことを明らかにした。さらに、開花にともないアサガオの花弁の表層細胞の体積は数倍に増加し、この現象と花色の青色化、およびK^+量の増加同調していることがわかった。即ち、アサガオ開花時の液胞膜上のプロトンポンプ、NHX1および細胞膜上のプロトンポンプの発現量の増加と活性上昇は、液胞内へK^+を輸送して細胞を伸長生長させるために必須の装置ではないかと考えられる。2)その他の花の花色発現機構アジサイ、ファセリア、チューリップなどの液胞内成分を明らかにし、青色発色機構の化学的な解明を行った。
著者
宮坂 宥勝
出版者
公益財団法人史学会
雑誌
史學雜誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.352-361, 1979-03-20
著者
辻 耕治 田村 理 大野 友道 香田 隆俊 村上 啓寿
出版者
日本食品化学学会
雑誌
日本食品化学学会誌 (ISSN:13412094)
巻号頁・発行日
vol.12, no.3, pp.162-165, 2005-12-30

アントシアニン高含有アカダイコン(Raphanus sativus L.)の育種研究の一環として、種子にγ線を各々200Gy、400Gy、600Gyの線量で照射した3集団とγ線無照射の集団を秋期栽培し、収穫個体のアントシアニン含量をHPLCにより定量し、放射線照射の生育およびアントシアニン産生能への影響を検討した。この結果、200Gy照射集団は、γ線無照射集団と比較して、アントシアニン含量が単位体積あたりと個体あたりどちらについても有意に増加し、個体体積もほとんど変動しなかった。さらに、種子に対するγ線照射は、いずれの強度においてもアカダイコン中のアントシアニン組成にほとんど影響を与えなかった。したがって、200Gy照射はアントシアニン高含有アカダイコンの育種に有効な手法となる可能性のあることが示された。
著者
西ヶ谷 岳 飯田 一朗
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式
巻号頁・発行日
vol.94, no.190, pp.1-6, 1994-08-01
被引用文献数
8

パーソナル通信の究極の目標は、音声、FAX、電子メール、ページャなど多様化する通信メディアを統合的に扱うことができ、パーソナルIDだけで個人同士の最適な通信パスが異種網を越えて確立できることである。このような異種網連携型通信サービスにおいては、ユーザカスタマイズは重要な機能である。本稿では、個人情報と状態を管理し、カスタマイズドサービスをユーザ毎独立に実行する代行機能(パーソナルエージェント)を分散配備する、新しいパーソナル通信網アーキテクチャDUETを提案する。DUETは、網制御信号の転送機能を持った分散ディレクトリデータベースにより、すべての網リソースに統一的なAPIを提供し、様々なユーザカスタマイズを容易にする通信モデルをユーザに提供することができるアーキテクチャである。
著者
大出 英子 近藤 三雄
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.64, no.5, pp.537-540, 2001-03-30
被引用文献数
1 3

室内緑化空間として,鑑賞用温室(約35000lux),明るいアトリウム空間(約6000lux),オフィス空間(約350lux)を想定した実験区を設け,造園樹木4種の栽培実験を行い,葉の陰葉化,光合成速度および生育状態から,室内弱光環境での生育可能性について考察した。その結果,35000lux区では4樹種ともに健全な生育を維持できること,6000lux区ではトウネズミモチは健全に生育するが,イロハモミジとカクレミノは1年目は健全に生育するが2年目以降は生育が低下すること,エゴノキは著しく生育が低下すること,350lux区では4樹種ともに概ね1年以内で枯死することが明らかとなった。
著者
姚 陳娟
出版者
徳島大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

アクアポリン5(AQP5)の発現は内毒素(LPS)によりダウンレギュレーションされ、これにNF-κB及びMAPKの2つの経路が関係していることを見出した。更に、AQP5遺伝子のプロモーターに2つのNF-κB応答配列は重要なことが明らかになった。免疫系細胞、RAW264.7細胞でも免疫沈降による解析からNF-κB(P65)とAPI(P-c-Junとc-Fos)がLPSによるcross-couplingにされることも証明された。今後、c-Fosの高発現細胞を用い、LPSによるAQP5のダウンレギュレーションのメカニズムを追究する。