1 0 0 0 IR 七夕祭

著者
東京市富士見尋常小學校附屬幼稚園
出版者
日本幼稚園協會
雑誌
幼兒の教育
巻号頁・発行日
vol.27, no.8, pp.37-38, 1927-09
著者
角 文雄 中嶋 正之
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.27, no.9, pp.181-186, 2003-02-04

セルアニメーション制作における時間と労力の効率化のために,再利用可能なアニメーションクリップをデータベースとして提供するシステムを構築した.本論文では,セルアニメーションの中でもリミテッド・アニメーションに焦点をあて,アニメータが効率よく動画を生成できるデータベース環境及び支援ツールをについて提案する.標準モデルを特定するモデルデータ,人間や動物の体全体の動き(歩く,走るなど)や,顔の表情のアニメーション(笑う,泣くなど),自然現象(火,水,雨,雪,風など)といった再利用し易いあるいは,動きの標準として参考になる素材アニメーションをデータベースとして提供している.アニメータが既存素材を再利用して,望む動画を効率よく生成するための汎用的な基礎技術及び応用技術,アニメータが使い易いユーザインターフェイスを検討し,その成果を反映したシステムとした.
著者
三隅 良平
出版者
日本自然災害学会
雑誌
自然災害科学 (ISSN:02866021)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.177-188, 1998-08-31
被引用文献数
1

A forecast experiment of landslide is conducted with the use of a mesoscale rainfall model. The rainfall model is physically based, which predicts rainfall at 2 km grid intervals. The predicted rainfall is inputted into an empirical formula and the occurrence of landslide is evaluated. We applied the model to the landslide disaster caused by Typhoon 9307. The model predicted 48% and 82% of the study area as the occurrence regions of severe and non-severe landslides, respectively. Actually two severe and nine non-severe landslides occurred in these regions. The results suggest the possibility of landslide forecasting with the use of a rainfall model. However, some problems were pointed out through the experiments; for example, the predicted landslide regions were too wide compared with the actual ones. We discuss how the problems will be improved.
著者
牛山 素行 里深 好文 海堀 正博
出版者
日本自然災害学会
雑誌
自然災害科学 (ISSN:02866021)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.165-175, 1999-08-31
被引用文献数
2

The heavy rainfall disasters occurred mainly in Hiroshima Prefecture on June 29th, 1999. The death toll in the whole country was 41. This damage is the biggest after the typhoon disasters in September 1993. The maximum daily precipitation around Hiroshima City was about 260 mm and the maximum hourly precipitation was about 70 mm. These records became one of the highest records around Hiroshima City. The heavy rainfall area was local; the area with more than 200 mm daily precipitation was about 10 km (east - west), 30 km (north - south). Most of the dead persons were killed by the sediment disasters. There are 5,960 hazardous place for steep slope failure and 4,930 dangerous streams of debris flows in Hiroshima Prefecture, which are the highest in Japan. Based on this event, it is necessary to construct warning and evacuation system, to examine a way of land use and so on in the future.
著者
久米 洋道 京極 啓史 中原 綱光
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2000, no.4, pp.351-352, 2000-07-31

Friction characteristics between cam and follower are numerically calculated using an approximate method. The model is based on partial EHL theory which consists of a film thickness formula[Ref.1] modified from Pan-Hamrock's formula[Ref.2]) considering surface roughness and the mean contact pressure-compliance relationship (GW model[Ref.3]). The effects of non-Newtonian behavior of lubricant and surface temperature rise are taken into account for the calculation of friction force. The result of this approximate method is compared with the previous study (Tanaka et al. [Ref.4]) which solved simultaneously Reynolds equation, elasticity equation, etc. and the experimental results obtained by a made apparatus similar to the system. The validity of approximate method is also examined, for mainly the effects of amplitude and directional properties of surface roughness.
著者
山中 淳彦 佐藤 雅彦
出版者
一般社団法人日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.14, no.4, pp.388-401, 1997-07-15

本論文では、代入を持つ関数型言語Λを提案する.この言語の定義を示し、操作的意味論がChurch-Rosser性や参照透明性のような良い性質を持つことを示す.次に、Λと[5]で提案された同様の関数型言語Λ94とを比較し、両者の間に成り立つ関係を調べる.Λの操作的意味論はΛ94のそれよりも簡潔に与えられており、そのためΛに対しては決定的な操作的意味論を自然に定義することができる.
著者
増村 美佐子 小西 すず 鈴木 秋子 武本 妥賀世 塚本 悦子 西山 由貴子 吉村 有加 南部 征喜
出版者
武庫川女子大学
雑誌
武庫川女子大学紀要. 自然科学編 (ISSN:09163123)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.25-31, 2004

肥満の主婦を対象に減量教室を行なった.受講生の食生活の特徴は,好きな食べ物は「おやつ」「穀類」であった.「油物は控えめ」「うす味」「野菜を多め」に気をつけている人が多いが,実際には野菜の摂取量は不足していた.また,自己流で非科学的なダイエットの繰り返しをしており,健康に強い関心を持ち,断片的な健康情報に振り回され,健康食品を多量に摂取していた.以上を踏まえた指導の結果,体重は5ヶ月間で平均4.9kg減少した(平均減量率7.9%).減量率5%以上を「有効」とした場合の有効群は11名,無効群は4名であった.有効例では講座2回目からバランス型紙に基づいた食の改善がなされ,「三度の食事を大切に」「たんぱく系食品6品目」の実行がおやつの摂取に歯止めをかけていた.併せて「家族の協力」が見られた.減量がQOLの向上につながり,それが更なる「やる気」への動機付けとなっていた.無効例では「家族の協力不足」「調理技術の不足」が減量を妨げていた.しかし受講中の体重減少はわずか1kgであったが,「愁訴」の改善がみられ,受講後の継続指導により半年後に体重が2kg減少した.今後も,以上のような肥満主婦の特徴を踏まえつつ,長期にわたる支援対策,自分の問題点に気づいているが行動に移せない人へのアプローチ法が必要であることが示唆された.
著者
坂本 雅俊
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢 (ISSN:13464094)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.165-173, 2002-01-31

養護学校における福祉教育のあり方の一考察として,今回,平成12年度に実施した,「全国の養護学校の「福祉教育」の担当教師に対するアンケート調査」の結果を示し,若干の論考を加えた。さて,結果からみられたことは,「福祉教育」は,その教育対象で分けると,社会人に対する社会教育やボランティア教育と学校における教育(児童・生徒に対する学校教育,大学における福祉専門職養成の専門教育)とに分けることができるが,その内容は共通する項目も多く含まれるものの,学習内容で分けると,社会科学的認識能力の学習,ボランティア学習,車椅子を押すなどのいわゆる福祉的な体験学習,人権学習,などに分けられ,さらに,目的内容で分けると,文化教育,人権教育,職業教育,道徳教育などの側面で分かれるようである。現在の教育現場においては,これらの整理がなされないまま,「福祉教育」についての方法や目的・内容が混在していることがわかった。そして,今後は義務教育において「福祉の体験」といった学習が本格化する。本論では,こうしたことについて,教育現場の先生方の意見を集約することで,そのあり方について些少ではあるが現状報告を行った。特に養護学校における「福祉教育」は,子ども達の発達段階が多様である事情から,「福祉教育」の目的や方法が,「社会福祉教育の基礎」を踏まえつつも多様であることが望まれるところである。こうしたことについての基礎的検討をおこなった。
著者
宅島 章 浜田 臣二 増田 卓二 洪 進勺 山坂 匡弘 草野 憲子 羽多野 慶美 山下 雄三
出版者
久留米大学
雑誌
久留米大学健康・スポーツ科学センター研究紀要 (ISSN:13463055)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.17-24, 2001-12

韓国の都市部と農村部に居住する男子中学生40名を対象に, 日常生活における身体活動水準が体組成や最大酸素摂取量に及ぼす影響について調査検討を行った。その結果は, 次のとおりである。1.身体組成と最大酸素摂取量の平均値を都市部と農村部で比較してみると, 体重と除脂肪体重において都市部が有意に(p<0.05)高かった。しかし, 体脂肪率と最大酸素摂取量には有意な差は認められなかった。2.起床から就寝までの各時間帯における平均心拍数を比較してみると, 都市部は9 : 00から11 : 59までの時間帯のみに高い値(p<0.001)を示したが, 他の時間帯はいずれも農村部が高い値を示し, 昼休みの時間帯以外には有意な差(p<0.001)がみられた。3.日常生活における身体活動時の運動強度の分布をみると, 最も軽いLLRに都市部は73.6%, 農村部は88.4%, 健康づくりに適したFLRには都市部が23.2%, 農村部は11.2%で, 強い運動強度であるHLRは都市部3.2%, 農村部0.4%という分布状況であった。以上のことから, 身体組成や最大酸素摂取量においては, 都市部と農村部との間には有意な差は認められなかった。また, 日常生活における身体活動水準を時間帯で比較してみると, 農村部が都市部に比べやや高かったが, 起床から就寝までの全体を比較してみると現段階では明らかな差はみられず, 両群とも適正な運動水準の域には達していない, 低いレベルにあることが分かった。さらに, 都市部においては痩せと肥満の二極分布がみられ, 食生活と身体活動のアンバランスな生活者が農村部より多いことが分かった。日常生活の利便さは, 今後益々各家庭に浸透していくことが予想される。したがって, 身体活動水準の低下に伴う低体力者は中学生にも増加する事が当然考えられる。今後も本研究を継続し, 運動不足による生活習慣病を未然に防ぐために, 青少年に適正な日常の身体活動水準を維持するよう警鐘を促したい。なお, 本論文は第6回東アジア運動・スポーツ科学研究会にて, 口頭発表したものを論文としてまとめたものである。
著者
須藤 由佳子 松原 斎樹 合掌 顕 藏澄 美仁 小東 敬典 青地 奈央 飛田 国人
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.73, no.630, pp.1037-1043, 2008-08-30 (Released:2009-09-30)
参考文献数
38
被引用文献数
5 4

Effects of direction of the attention under the combined environment of color and temperature were discussed experimentally. Thermal conditions, color conditions and direction of the attention to environment were controlled. Subjects were 44 male and 105 female students. They participated in either winter or summer experiments. The results are summarized as follows: (1)Evaluations of the subjects were different between those who paid attention to color and those who did to temperature, (2)the effect of colors on the evaluation of subjects who paid attention to color was larger than that of the other subjects.
著者
滝口 清昭 遠山 茂樹
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.428-441, 2003-09-01
被引用文献数
7

犬等のペットが嗅覚とは考えられない状況下でも遠くから主人の帰宅を感知する現象が経験的に知られている。しかし犬は低周波音に対する感度が人間よりも低く、また足音自体の情報量も個人識別するには不十分で音以外の原因が推測された。歩行は別な側面から見れば、異なる物質同士が強い圧力で接触、加圧され剥離する現象である。本研究では歩行時に人体を中心に準静電界(quasi-electrostatic field)が形成され周囲で遠隔計測できることが見出された。また、左右の足のゆらぎを排除するため片足の電位の分離計測法を開発し、これにより歩行時に人体から発生する準静電界が個人固有の歩行運動の微細な特徴を正確に反映することを見出した。