著者
山田 雄司 Yamada Yuji
出版者
皇学館大学神道研究所
雑誌
皇学館大学神道研究所紀要 (ISSN:09111522)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.107-126, 2004-03-25 (Released:2017-02-18)
著者
岡田 仁宏 春山 繁之 赤星 保浩 安藤 竜馬 上西 研
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2005, no.1, pp.345-346, 2005-09-18

In general, some defects may generate in manufacture process of an aluminum casting alloy. Therefore it is necessary to measure the overall and local strain with considering the effect of the defects in order to make reliable verification of the material property of the aluminum casting alloy. In this study, first of all, we verified accuracy of Strain Distribution Measuring System using a digital image correlation method by comparison with a strain gauge. Also, we measured the strain distribution of the aluminum casting alloy and compared it with the distribution of the defects inside the specimen which was examined with the X-ray CT system. As the result, we succeeded in measuring the local strain which seemed to be effected by the internal defects, by the present system.
著者
蚊野 浩 金出 武雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.79, no.11, pp.1810-1818, 1996-11-25
被引用文献数
36

ステレオ視における重要な問題にステレオ画像対からの対応点探索とステレオカメラ校正がある.対応点探索はエピポーラ線と呼ばれる直線上を探索することにより実行されるが,カメラの視点を任意の位置・方向に置くことを許した場合,その幾何学的条件が複雑になる.本論文では対応点候補の抽出が,3次元空間に仮想的に配した一連の平面による基準カメラ画像から検査カメラ画像への射影変換を用いることで簡単に記述できることを示す.またこの性質を利用したステレオカメラの校正法として,シーン中に存在する二つの平面をステレオカメラに観察させ,一連の射影変換行列を内挿および外挿する方法を提案する.本ステレオカメラ校正法は特別な校正パターンを必要とせず,カメラパラメータを明示的に求める必要もないため非常に簡便である.しかも,ピンホールカメラモデルに基づく従来のステレオカメラ校正法に比較して精度が優れている.
著者
原 佳代子 小野 圭昭 権田 悦通
出版者
大阪歯科学会
雑誌
歯科医学 (ISSN:00306150)
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.271-282, 2001-09-25

本研究は, 下顎骨弓幅径変化を計測し, 同時に切歯部と顆頭部の下顎運動との関係を分析することによって, 下顎の基本運動時における下顎骨弓幅径の経時的変化ならびに顆頭運動と下顎骨弓幅径変化との関連を明らかにすることを目的とした.被験者は顎口腔系の機能に異常を認めない25〜28歳の男性5名とした.下顎骨弓幅径の計測はLinear Variable Differential Transformer(LVDT)用い, 下顎運動(切歯点と顆頭点)の計測には6自由度顎運動計測器ナソヘキサグラフを用いた. 被験運動は, 開口運動, 前方運動, 側方運動とし, 被験者それぞれに可能な顎位まで運動を行わせた後, それぞれの最大移動顎位において下顎を保持させた.その結果, 以下の結論を得た.1.下顎骨弓幅径は各運動時に減少し, 最大減少量は, 前方運動時333.73±96.25μm, 開口運動時295.25±52.92μm, 側方運動時77.04±33.31μmであり, それぞれに有意な差が認められた.2.すべての運動において下顎骨弓幅径減少量は顆頭点の移動量増加に伴い有意に上昇した.3.すべての運動において顆頭点移動量に伴う下顎骨弓幅径の経時的変化に往路と復路間に差はなかった.4.顆頭点移動量に伴う下顎骨弓幅径変化は, 運動の種類によって異なり, 顆頭点の同一移動量における下顎骨弓幅径減少量は, 前方運動, 開口運動, 側方運動の順に大きかった.以上のことから, 各運動内においては下顎骨弓幅径減少量は顆頭点移動量と密接な関係を持つが, その経時的変化は運動の種類によって影響を受けることが明らかとなった.
著者
西澤 聡 船木 良輔 塚林 功 森田 登 上野 貴博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMD, 機構デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.466, pp.61-64, 2009-02-27

現代の学習において,電気磁気学を苦手とする学生が多く目立ち,それぞれが理解できずに卒業していく状況である.しかし,電気磁気学は,電気を学ぶ学生にとって基礎科目として大きな役割を担っている.磁気学が苦手な理由として,「言っていることが頭に浮かばない」,「現像をイメージすることが出来ない」,「数式が難しい」などが主な理由として挙げられる.本実験では,地球の磁場を用いたモータを,FEMを用いた磁界解析及び実物を製作することによって,解析と実物の双方を利用し,教育の現場で使用するための教材開発を目的として研究を行った.
著者
朝岡 正雄
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.64, pp.55-57, 2003-03

平成14年度は、筑波大学の体育全体にとって歴史に残る素晴らしい1年となった。体育専門学群では、男女バレーボール部、サッカー部、女子ハンドボール部、女子陸上部、女子剣道部、大学女子駅伝の全国制覇など、各運動部の国内外での活躍が …
著者
岡本 敏雄 西之園 晴夫 対馬 勝英 大岩 元 君島 浩
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.96, no.78, pp.41-46, 1996-05-25
被引用文献数
1

現在, 世界的規模で情報教育の必要性が叫ばれ, 様々な国においてその努力がなされている. 情報リテラシーは, 未来社会における新しい学力として認知され始め, 慎重かつ着実な履行が求められつつある. 本稿では, 情報処理教育から情報教育への概念的変化を取り上げ, 児童・生徒の問題解決や自己表現, 知識や意思伝達のための道具的利活用の視点から情報教育の在り方を議論する. また, 今後への対応として, 我が国の学校教育の中での情報教育の選択的独立もしくは総合科目としての制度化の可能性を, 小・中・高一貫したカリキュラムとして考慮しながら考察し, 情報教育の実現に向けての要望と課題を述べる.