著者
水谷 年惠子
出版者
日本幼稚園協會
雑誌
幼兒の教育
巻号頁・発行日
vol.28, no.8, pp.56-58, 1928-08
著者
荒川 豊 田頭 茂明 福田 晃
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.10, pp.1-6, 2010-08-26

本研究では,2009 年 12 月から 2010 年 6 月にかけて収集した位置情報付きツイート 50 万件の中から,位置依存性の高い文字列を抽出する手法を提案する.提案手法では,あるキーワードを含むツイート群に対して,緯度および経度の標準偏差をそれぞれ求め,ツイート群のばらつきの度合いから,そのキーワードの位置依存性を測る.しかし,この手法では,依存する位置が複数存在するキーワード (例えば,チェーン展開している有名店舗名など) を位置依存性の低い単語として判定してしまう.そこで,ある一定の割合以上のツイートを含むエリアを高速に抽出する二次元深さ優先探索を提案する.提案手法では,まず,エリアを 100 キロ四方のグリッドに分割し,それぞれのグリッド内のツイート含有率を計算する.次に,ツイート含有率がある閾値を超えたエリアを 10 キロ四方のグリッドに分割し,同様の判定を行い,最終的には 1 キロ四方のグリッドまで走査する.これらの分析により,1 つのキーワードに対して複数の位置依存性を抽出することが可能となる.In this paper, we propose how to extract the location-dependent keywords from our database which includes 465254 tweets obtained from Dec. 2009 to June 2010. First, we analyize the standard deviation of latitude and longitude, which shows variation level. It is very simple way, but it can't find out the keywords which depend on several locations. For example, famous department stores distributed all over Japan have a large standard deviation, but they will depend on each location. Therefore, we propose two dimension breadth first search, where the searching area is divided into some square grid, and we extract the area which include tweets more than average. In addition, we re-divide the extracted areas into more small grids. Our method can extract some locations for one keywords.

3 0 0 0 AI と政治

著者
佐藤 哲也
雑誌
人工知能
巻号頁・発行日
vol.32, 2017-09-01
出版者
日経BP社
雑誌
日経システム構築 (ISSN:13483196)
巻号頁・発行日
no.126, pp.11-13, 2003-10

国内企業のお盆休みを襲った「Blaster」ワーム。多くの企業やユーザーが被害に遭ったものの,最悪の状態には至らずに済んだ。その裏にはセキュリティ組織やベンダー,ISPの不眠不休の1週間があった。特に有効だったのは,業種を越えた情報交換とマスメディアを利用した注意喚起だった。 すべての始まりは,7月17日に公開されたWindowsのセキュリティ・ホール(図1)。
著者
唐木田,健一
出版者
情報文化学会
雑誌
情報文化学会誌
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, 2001-12-10

水越伸は,その著書『メディアの生成』のなかで,無線電話という新しい技術がラジオ放送という新しいメディアに結実していく過程を多面的に記述した。そこにおいては,新しいメディアは,まずは既存のメディアの延長上でとらえられ,社会的に共有される。しかしながら,それが展開されるうちに,当初のビジョンは実態とのズレを生じる。そして,そのズレを原動力として,新しいメディアの生成が導かれる。本稿では,水越のこの観察を紹介するとともに,それが新しい秩序(思想,理論,様式,など)の生成機構に関して高い一般的意義を有すること,とりわけ自然科学における基本理論の形成過程ときわめてよく対応することを示した。また,このような創造過程に関わる日本社会の問題点を論じた。

3 0 0 0 繍仏

著者
奈良国立博物館 [編]
出版者
角川書店
巻号頁・発行日
1964
著者
井上 明子 井上 有史 鈴木 節夫 渡辺 裕貴 八木 和一 清野 昌一
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.43, no.11, pp.1157-1162, 1989-11-20 (Released:2011-10-19)
参考文献数
11

成人てんかん患者200人に意識調査を行い, 悩みについて分析した. 悩みとして選択された項目をクラスター分析により8種に分類した. 1. 発作をめぐる悩みはもつとも多く, 続いて, 2. 社会の無理解, 3. 結婚の悩み, 4. 就職の悩み, 5. 抗てんかん薬の副作用, 6. 治療継続の負担, 7. 対人関係・性格の悩み, 8. 日常生活・家庭での悩み, の順であつた. 1の発作をめぐる悩みはさらに3群, 1)発作発生の予測困難, 発作中の行動の不安, 2)社会を意識した悩み, 3)身体へ向かう悩み, に分けられた.これらの悩みの選択と, 患者の病態および調査票の他の質問項目の回答との関係を検討し, てんかんの心理社会的問題の背景を考察した.
著者
Murata Katsuo Mlombo Moses Saijo Noriko
出版者
鳴門教育大学
雑誌
鳴門教育大学学校教育研究紀要 (ISSN:18806864)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.91-94, 2005
被引用文献数
1

この研究は鉱山とその付近の川の試料を用いた教材の開発について報告したものです。これは堆積物や表面水中のマンガンを間接的に求める研究であり,教育実践に適するように実験操作は高校生用に簡易化した。ここではマンガンを堆積物から抽出し,紫色の過マンガン酸塩(MnO_4^-)に酸化し,標準濃度の溶液と比色することにより試料中のマンガンの濃度を求めた。堆積物中のマンガン量は,過マンガン酸塩の濃度を対比させることにより求めた。授業実践を想定した生徒の活動を計画し,これを地元の鳴門高校の2年生40名に対して試みた。
著者
長田 太郎 石川 大 渡辺 純夫
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.112, no.11, pp.1973-1981, 2015-11-05 (Released:2015-11-05)
参考文献数
32

近年,糞便移植療法(FMT)がClostridium difficile感染症(CDI)に対し高い有効性を示す論文が相次いで報告されている.古くから糞便が病気を治すという概念は存在したが,FMTは再発性・難治性CDIでは投与経路にかかわらず高率に治癒させることが可能になっており,さまざまな疾患で臨床応用が期待されている.炎症性腸疾患や機能性胃腸症に関するFMT治療報告例は少ないが,2015年に潰瘍性大腸炎に対し2編のランダム化比較試験(RCT)が報告された.現時点ではCDIに比べ有効性は必ずしも高くないが,今後ドナーの選定や方法を改良することにより有効性が上昇すれば安全,安価な治療法として期待される.