著者
鵜飼 圭子 湯浅 景元 Keiko UKAI Kagemoto YUASA 中京大学大学院 中京大学
出版者
中京大学学術研究会
雑誌
中京大学体育学論叢 = Research journal of physical education Chukyo University (ISSN:02887339)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.53-60, 2002-11-08

In this syudy, we investigated which kind of muscles were activated during the boxing punch. Muscular activities were obtained from the upper and lower limbs. The instrument used in this research was a portable EMG. The muscular activity of the lower limbs was higher than that of upper limbs. Moreover, the muscular activity in punching against the mitt was higher than in shadowboxing.

3 0 0 0 OA 政治学大綱

著者
小野塚喜平次 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
vol.下, 1903
著者
Yoshihisa URITA Mayu GOTO Toshiyasu WATANABE Makoto MATSUZAKI Atsushi GOMI Mitsuyoshi KANO Kouji MIYAZAKI Hironori KANEKO
出版者
BMFH出版会
雑誌
Bioscience of Microbiota, Food and Health (ISSN:21863342)
巻号頁・発行日
pp.2014-017, (Released:2015-01-21)
被引用文献数
3 35

The aim of this study was to investigate whether consumption of probiotic fermented milk containing Bifidobacterium bifidum YIT 10347 improves symptoms in patients with functional gastrointestinal disorders (FGID). Thirty-seven FGID patients (18 male, 19 female) aged 12–80 years (mean ± SD, 52.6 ± 17.5 years) whose condition had not improved despite being seen at several medical institutions consumed 100 mL/day of B. bifidum YIT 10347 fermented milk for 4 weeks. Symptoms were evaluated after the enrollment period (BL: baseline), sample consumption period (CP) and 4 weeks after the CP (FP: follow-up period). Gastrointestinal symptoms were evaluated using the Gastrointestinal Symptom Rating Scale (GSRS) and the Frequency Scale for the Symptoms of Gastroesophageal Reflux Disease (FSSG); psychological symptoms were evaluated using the Profile of Mood States (POMS) short form. Concentrations of salivary stress markers and the oxidative stress marker urinary 8-hydroxy-2'-deoxyguanosine (8-OHdG) were measured. GSRS subscale scores for abdominal pain, diarrhea, and constipation significantly improved relative to BL after consumption of the fermented milk, as did FSSG subscale scores for symptoms of acid-related dyspepsia. Some subjective psychological symptoms improved. POMS scores significantly improved, and "Anger-Hostility" subscale scores significantly decreased after the consumption period, while "Vigor" subscale scores marginally increased during the consumption period. The concentrations of urinary 8-OHdG and the stress marker salivary cortisol were significantly lower at CP but returned to baseline levels at FP. Continuous consumption of B. bifidum YIT 10347 fermented milk is expected to improve gastrointestinal symptoms and reduce psychological stress in FGID patients.
著者
Ma Guangyong Yasunaga Jun-Ichirou Akari Hirofumi Matsuoka Masao
出版者
National Academy of Sciences
雑誌
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (ISSN:00278424)
巻号頁・発行日
vol.112, no.7, pp.2216-2221, 2015-02-02
被引用文献数
24

ヒトT細胞白血病ウイルス1型の感染特異性の解明に成功 -HTLV-1感染症の病態解明に期待-. 京都大学プレスリリース. 2015-02-05.
著者
黒木勇吉 著
出版者
霞ヶ関書房
巻号頁・発行日
1941
著者
中井 滋 鈴木 一之 政金 生人 和田 篤志 伊丹 儀友 尾形 聡 木全 直樹 重松 隆 篠田 俊雄 庄司 哲雄 谷口 正智 土田 健司 中元 秀友 西 慎一 西 裕志 橋本 整司 長谷川 毅 花房 規男 濱野 高行 藤井 直彦 丸林 誠二 守田 治 山縣 邦弘 若井 建志 渡邊 有三 井関 邦敏 椿原 美治
出版者
The Japanese Society for Dialysis Therapy
雑誌
日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.1-31, 2003-01-28
被引用文献数
34 5

2008年末の統計調査は全国の4,124施設を対象に実施され,4,081施設(99.0%)から回答を回収した.2008年末のわが国の透析人口は283,421人であり,昨年末に比べて8,179名(3.0%)の増加であった.人口100万人あたりの患者数は2,220人である.2007年末から2008年末までの1年間の粗死亡率は9.8%であった.透析導入症例の平均年齢は67.2歳,透析人口全体の平均年齢は65.3歳であった.透析導入症例の原疾患ごとのパーセンテージでは,糖尿病性腎症が43.3%,慢性糸球体腎炎は22.8%であった.2008年に透析液細菌数測定を行った施設の52.0%において透析液細菌数測定のための透析液サンプル量は10 mL以上確保されていた.施設血液透析患者の治療条件では,全体の95.4%は週3回治療を受けており,1回治療時間の平均は3.92(±0.53;s.d.以下略)時間であった.血流量の平均値は197(±31)mL/分,透析液流量の平均値は487(±33)mL/分であった.ダイアライザではpolysulfone(PS)膜使用患者が50.7%と最も多く,膜面積平均は1.63(±0.35)m<SUP>2</SUP>であった.ダイアライザ機能分類ではIV型ダイアライザを使用している患者が80.3%と最も多かった.体外循環を用いた血液浄化療法を施行されている患者の治療前各種電解質濃度平均値は以下のようであった;血清ナトリウム濃度138.8(±3.3)mEq/L,血清カリウム濃度4.96(±0.81)mEq/L,血清クロール濃度102.1(±3.1)mEq/L,pH 7.35(±0.05),HCO<SUB>3</SUB><SUP>-</SUP>濃度20.7(±3.0)mEq/L.施設血液透析患者のバスキュラーアクセス種類では,自己血管動静脈瘻が89.7%,人工血管動静脈瘻は7.1%を占めていた.2007年1年間のHCV抗体陽性化率は1.04%であり,透析歴20年以上の患者のHCV抗体陽性化率は極めて高かった.また,透析前血清クレアチニン濃度,血清アルブミン濃度,血清総コレステロール濃度,かつまたは,body mass indexが低い患者でHCV抗体陽性化リスクは高かった.
著者
李 晃伸 河原 達也 堂下 修司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.82, no.1, pp.1-9, 1999-01-25
被引用文献数
80

大語彙連続音声認識のための効率の良い段階的 (2パス) 探索手法を提案する. 中間表現として従来広く用いられているN-best表現の一種である単語グラフ形式は, 単語単位で決定的に区分化するためにコンテクストに依存したマッチング長の変動を表現できず, 直前単語ごとに仮説を多重化する単語対近似に伴う処理量の増大が著しい. これに対して単語トレリスインデックスという形式を提案する. 仮説を多重化せずに, 第1パスのトレリスでビーム内に残った単語終端ノードのゆう度と対応する始端をすべて保存することで, 単語境界の存在範囲のあいまい性を保持する. 第2パスではこれを逆引きすることで探索空間の絞込みを行い, またヒューリスティックスコアとして用いることで, 大語彙においても高精度かつ効率の良い探索を実現する. 5000語の毎日新聞記事読上げタスクで評価を行った結果, 単語グラフ形式に比べて高精度であることが確かめられた. 更に仮説を多重化しない1-best近似を用いることで, メモリ効率を10倍以上改善しながら従来手法とほぼ同等の認識精度が得られた. 単語間音素環境依存性を考慮した最終的な単語認識精度は91.4%を達成した.
著者
木谷強 小川 泰嗣 石川 徹也 木本 晴夫 中渡瀬 秀一 芥子 育雄 豊浦 潤 福島 俊一 松井 くにお 上田 良寛 酒井 哲也 徳永 健伸 鶴岡 弘 安形 輝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.2, pp.15-22, 1998-01-19
被引用文献数
33

日本語情報検索システム評価用テストコレクションBMIR-J2は、情報処理学会データベースシステム研究会内のワーキンググループによって作成されている。BMIR-J2は1998年3月から配布される予定であるが、これに先立ち、テスト版としてBMIR-J2が1996年3月からモニタ公開された。J1は50箇所のモニタに配布され、多数の研究成果が発表されている。BMIR-J2では、J1に対するモニタユーザからのアンケートの回答と、作成にあたったワーキングループメンバの経験をもとに、テストコレクションの検索対象テキスト数を大幅に増やし、検索要求と適合性判定基準も見直した。本論文では、BMIR-J2の内容とその作成手順、および今後の課題について述べる。BMIR-J2, a test collection for evaluation of Japanese information retrieval systems to be released in March 1998, has been developed by a working group under the Special Interest Group on Database Systems in Information Processing Society of Japan. Since March 1996, a preliminary version called BMIR-J1 has been distributed to fifty sites and used in many research projects. Based on comments from the BMIR-J1 users and our experience, we have enlarged the collection size and revised search queries and relevance assessments in BMIR-J2. In this paper, we describe BMIR-J2 and its development process, and discuss issues to be considered for improving BMIR-J2 further.
著者
山田 雅之 Rahmat Budiarto 伊藤 英則 世木 博久
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.497-504, 1994-03-15
被引用文献数
8

アヤトリはひもを指に絡めて、その変形を繰り返すことによってさまざまな形を作り出すことができる。本論文では、アヤトリのひもの変形遇程の表現の方法と、この表現に基づくひも図形処理の方法について述べる。まず、指の動作によってひもが変形してゆく過程を表現する方法として、いくつかの基本動作を定義し、これ参に対応する図形をそれそれ重ね合わせる方法を提案する。次に、アヤトリの出来上がり形をこの重ね含わせ図形から生成するアルゴリズムについて述ぺる。最後に、この生成アルゴリズムの有効性をプログラムを作成して確認する。
著者
青木 邦匡 楫取 和明
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.253-256, 2011-03

本小論の目的は、生態系を構成するパーツの関係を明示する生態系モデリングの方法ではなく、一般の非線形な関係が支配していると思われる現象に汎用的に用いられるサポートベクトルマシン(SVM)というモデリング手法を海況データとノリ生産の関係に適用してみることである。
著者
佐藤 峰南
出版者
九州大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2012-04-01

1. 主要元素および微量元素組成分析:これまでの研究により,三畳紀後期遠洋性堆積物中に隕石衝突の痕跡が記録されていることが明らかとなった(Onoue, Sato et al., 2012; Sato et al., 2013).そこで,三畳紀後期隕石衝突よって引き起こされた可能性のある古海洋環境変動を明らかにするため,隕石衝突層準およびその上下の層状チャートを1枚ずつ採取し,主要元素および微量元素濃度の測定を東京大学工学部にて行った.その結果,生物生産に関する示すシリカ(Si), カルシウム(Ca)ストロンチウム(Sr),バリウム(Ba)の濃度が,イジェクタ層の直上で急激に低下していることが明らかとなった.同様の結果は,白亜紀/古第三紀(K/Pg)境界でも報告されており,隕石衝突による海洋環境の変化に伴う石灰質・珪質プランクトンの生産性の低下を示している可能性が示唆された.2. 論文執筆:これまで見つかっている日本の遠洋性堆積物中に記録された4セクションのイジェクタ層を用いて,白金/イリジウム(Pt/Ir)比,ルテニウム/イリジウム(Ru/Ir)比,クロム/イリジウム(Cr/Ir)比から,三畳紀後期隕石衝突の衝突隕石の種類がコンドライト隕石であるとする論文を執筆し,投稿準備中である.3. 国内外における研究成果発表:AGU fall meeting(サンフランシスコ)および日本地球惑星科学連合大会(千葉),日本地質学会(鹿児島)において,三畳紀後期隕石衝突による海洋環境の変動の可能性について,研究成果を発表した.
著者
神田 孝治
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.321, 2013 (Released:2013-09-04)

Ⅰ. はじめに 近年,映像メディアの撮影地を訪れて映像の世界を追体験する、フィルム・ツーリズムが注目を集めている。こうした観光が既存の観光地を舞台とする場合、映像メディアによる同地の空間表象は、それまで魅力を生じさせていたものと必ずしも同じではない。本研究では、映像メディアによってかつてない新しい空間表象が観光地にもたらされた場合、現地の地域社会がどのように反応するのかについて、映画『めがね』の舞台となった与論島と、アニメ『ひぐらしのなく頃に』の舞台のモデルとされる白川郷を取り上げて検討する。Ⅱ.映画『めがね』と与論島 与論島は、沖縄本島の北方約23kmの距離にある、周囲約21.9kmの小さな島である。この地は、1953年から1972年の沖縄本土復帰まで、南西諸島における日本最南端となっており、1970年前後にはサンゴ礁と美しい海の観光地として人気を博した。かかる観光ブーム時の与論島は、若者にとっての「自由」の島、「恋愛」の島であるとされ、ある週刊誌ではそこを奔放な性の楽園として描き出した。そうした与論島の空間表象や、それをもとに展開される若い観光客たちの実践は、地域社会の大きな反発を招いた。しかしながら、沖縄観光の本格化などを背景に、1979年をピークに観光客が漸減するなかで、次第に観光客と地域社会の対立は表面化しなくなっていった。 2007年に公開された映画『めがね』は、この与論島をロケ地としており、そこに新しいイメージを付与している。「何が自由か、知っている」をキャッチコピーとする同映画は、都会から南の島にやって来た女性が、いわゆる観光をするのではなく、何もせず「たそがれる」という内容になっている。この映画は、1970年代の観光ブーム時と同じく、与論島に自由のイメージを喚起する。しかしながらその表象は、男性にとっての性的な楽園から、恋愛等をせずにゆったりとした気持ちでたそがれるという、特定の働く若い女性にとって魅力あるものへと変化している。こうした映画に対して、与論島の住民から反発の声を聞くことはない。そうしたなかで、地元の観光協会は、製作会社の意向や自分で情報を探して来島しようとする観光客の性質などから、大々的に観光宣伝を行わない方針をとっているが、時間が経過するなかで、映画『めがね』を観光に活用する取り組みを着実に進展させている。Ⅲ.アニメ『ひぐらしのなく頃に』と白川郷 白川郷は、1995年に世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に登録され、観光地として人気を博している地域である。1994年に日帰り宿泊計約67.1万人であった観光客は、2009年には約173.1万人にまで増加している。同地は近年、観光パンフレット等において、しばしば「日本の原風景」と表象されている。 この白川郷は、2006年に公開されたアニメ『ひぐらしのなく頃に』の舞台のモデルであると考えられたことから、惨劇の村・雛見沢という新しいイメージを喚起することになった。雛見沢のイメージは、のどかな日本の原風景と、その裏に存在する隠された惨劇の村という両義的なものである。かかるイメージを消費する観光客は、世界遺産としての白川郷を訪れる人々とは異なる特徴を持っている。そうした観光客は、主として2~3名グループの若い男性で、多くがインターネットで情報収集し、しばしば白川郷のガイドマップを改変して作成された雛見沢の地図を持参して、アニメで登場したと考えられるポイントを見物するのであり、場合によってはアニメキャラクターのコスプレをしている。 地元の観光協会は、先の与論島の事例と同じく、こうした観光客の性質上、積極的な宣伝を行わない方針をとっている。しかしながら、住民の反応は大きく異なり、一部で許容する声があるものの、アニメの内容やこうした観光客に対して嫌悪感を抱き、そのイメージが白川郷にふさわしくないと考える住民が存在する。こうしたなかで、白川郷においては、同アニメを活用した観光振興の動きを確認することができない状態にある。