著者
土倉 玲子
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.79-90, 2005

This questionnaire study examined the correlations among perceived relationship quality, marital activities, and conversation length in 177 middle-aged married couples. The results showed that : (1) conversation length was significantly correlated with the gap between a husband's and wife's evaluation of the quality of their relationship (EQR); (2) conversation length was positively correlated with EQR, but only for the wife; and (3) the degree of a respondent's under-or over-estimation of a partner's evaluation was not correlated with conversation length on both EQR and evaluation of activities. Results suggested that conversation length only affected the overall perception of relationship quality with a partner for the wife. Further, conversation length did not affect the degree of a respondent's under- or over-estimation of his/her partner's evaluation.
著者
大西 直樹 岩切 正一郎 生駒 夏美 佐野 好則 クリステワ ツベタナ 小玉 クリスティーヌ サイモンズ クリストファー 松田 隆美 荒井 直 本山 哲人
出版者
国際基督教大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

文学研究と文学教育のあり方を、ことに教養学部の領域で扱うことの問題点と可能性とを国際比較し、今後の展望を探る目的で、イギリス、アメリカ、フランスの主要な大学における経験豊かな文学担当の研究者と直接に長時間の面談による情報集種をおこない、それを日本での現状にどのように反映できるか検討した。
著者
安藤 彰男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.102, no.417, pp.37-38, 2002-10-23
被引用文献数
2 1

本稿では、音声認識を利用した2つのリアルタイム字幕制作システムを紹介する。1つは、ニュース番組を対象とした字幕制作システムである。このシステムでは、番組中のアナウンサーの声をリアルタイムで認識し、認識結果中の認識誤りを即座に人手で修正して、字幕原稿を制作する。もう1つは、バラエティ番組やスポーツ中継を対象とした字幕制作システムである。こちらでは、番組中の音声を直接認識するのではなく、リスピークと呼ばれる方式をベースとしている。NHKでは、ニュース用字幕制作システムを利用して、2000年3月27日から、毎日ニュース番組の字幕放送を実施している。また、リスピークに基づくシステムを用いて、2001年12月31日の紅白歌合戦、2002年2月のソルトレークシティオリンピックなどの字幕放送を実施した。
著者
浅枝 隆
出版者
土木学会
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
no.467, pp.p39-47, 1993-05
被引用文献数
4 5
著者
佐竹 真次 関戸 英紀 長崎 勤
出版者
山形県立保健医療大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1998

本研究では、ダウン症児や自閉症児などの発達障害児へのスクリプトによるコミュニケーション指導の体系性と実用性を、スクリプト指導の系統性とターゲット言語行動の般化、スクリプト指導と学校教育の教育課程との関連性に焦点を合わせて実験・調査することにより明らかにした。佐竹、長崎、関戸をはじめ、多くの事例研究により、スクリプトの体系の、発達の経過にそった「継時的側面」については、乳幼児期の儀式化されたフォーマットに始まり、幼児期の日常生活スクリプト、ならびに、ごっこ遊びやゲームなどの構成されたスクリプト、児童期におけるそれらのレパートリーの拡大と支援の連携の拡大、さらに、自分の気持ちや意志などの内的状態を表現したり、他者の気持ちや意図や信念を理解し適切な応答を行うためのスクリプト、思春期以降における社会生活スクリプトなどへと発展していく筋道が明らかになった。それをターゲット言語行動から見ると、当初は、物の要求、行為の要求、教示要求、あいさつ、報告、感想などの実用的な言語行動が優先され、次に、身体の調子や自他の内的状態の叙述、時間・空間に関する叙述などの習得の方向へ発展していき、命題的な叙述や構文の洗練といった要請はあとになることが示された。一方、同時代の広がりである「共時的側面」については、教育現場で実際にスクリプトがよく利用されている日常生活指導や学級活動、調理学習などの領域と、利用される見込みは高いがあまり利用されていない生活単元学習や作業学習などの領域とが、宮崎による養護学校からの実践報告や、佐竹によるコミュニケーション指導に関する実践研究のレビューによって、相当程度明らかにされた。今後は、生活単元学習、作業学習、その他の領域における指導のスクリプト化に焦点を当てた実践研究の蓄積を目指していく必要がある。
著者
森山 浩司
出版者
白鳳女子短期大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2005

長寿として知られている沖縄県においてストレスとライフスタイルとの関連について調査を行った。18年度は主に簡易ストレス調査票により尿測定以前におけるストレスの状況を把握した。結果の一部として、心理的な仕事の負担(量)(2.7±1.1),心理的な仕事の負担(質)(2.7±1.0),自覚的な身体的負担度(2.7±1.1),職場の対人関係でのストレス(3.4±0.9),職場環境によるストレス(2.9±0.9)仕事のコントロール度★(3.0±1.1),あなたの技能の活用度★(2.7±0.9),あなたが感じている仕事の適性度★(2.7±1.2),働きがい★(2.9±1.3),活気★(2.9±1.3),イライラ感(2.8±1.1),疲労感(2.8±1.1),不安感(2.7±1.2),抑うつ感(2.7±1.1),身体愁訴(2.8±1.1),上司からのサポート★(2.6±1.2),同僚からのサポート★(2.7±1.0),家族や友人からのサポート★(3.5±1.0),仕事や生活の満足度★(2.7±1.1)などがみられた。★印については有意差が認められた項目である。活気、不安感、抑うつ感、仕事や生活の満足度、自覚的な仕事の負担(量)に関して相関係数で見た場合やや相関が認められた。今年度は沖縄本島だけにとどまらず、離島を含めた調査対象者から幅広い知見が得られ、今後は離島を含めた沖縄全体でのデータ収集と現在分析中のデータも含め尿中8-OH-dG測定への足がかりとなった。
著者
仙覚
巻号頁・発行日
vol.[10],

3 0 0 0 OA 更埴地質誌

著者
八木貞助 著
出版者
信濃毎日新聞社出版部
巻号頁・発行日
1943
著者
竹田 直樹 八木 健太郎
出版者
兵庫県立大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

都市におけるサブカルチャーのアイコンの存在形態は、さまざまな実施主体による複合的なメディア展開を見せており、それが地域の集客力を向上させ、市民へのサブカルチャーの物語の受容を促すことにより、地域の歴史や風土・伝統に触れる機会を増幅するメディアとして文化的な役割を担い、都市空間におけるモニュメントとしての特質を獲得していることが明らかになった。フィクションとしてのサブカルチャーの物語の受容者は、現実世界をそのフィクショナルな物語に沿う形で読み替えてとらえるようになっており、さらには、フィクショナルな物語に沿う形に現実世界の方が書き換えられているという実態も明らかになった。
著者
小西 善彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.1, 1996-09-18

アクティブフェーズドアレーアンテナ(APAA)は,平面(曲面)状に多数配列された素子アンテナ(素子)からマイクロ波信号を放射し,各素子からの信号の位相を制御することで,ビーム走査やビーム成形を自由に行うことができるアンテナである.APAAは従来主にレーダシステムで用いられてきたが,その高機能性からSPS2000などの電力伝送や通信での実用化が期待されている.ここでは,電力伝送にAPAAを適用する場合の特徴を述べ,APAAを用いる場合に必要となるビームポインティング法について示す.
著者
川勝 平太
出版者
拓殖大学
雑誌
国際開発研究
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, pp.9-20, 1999-12
著者
村井 吉敬
出版者
京都大学東南アジア研究センター
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.75-91, 1984-06

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。

3 0 0 0 OA 西哲夢物語

出版者
[ ]
巻号頁・発行日
1887