2 0 0 0 OA 代数学

著者
棣麼甘 (モルガン) 著
出版者
静岡集学所
巻号頁・発行日
vol.1, 1872
著者
川出 敏裕
出版者
イウス出版
雑誌
刑事法ジャーナル
巻号頁・発行日
vol.6, pp.120-127, 2007
著者
森 友哉 宇都宮 陽一 田 学軍 奥田 隆史
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.139, no.5, pp.648-657, 2019

<p>Fog-Cloud computing system has recently attracted much attention. This system has a simple three-tiered hierarchy: Network edge, Fog, and Cloud. Network edge includes IoT (Internet of Things) devices. Fog is localized computing facilities including network devices such as an edge router, a switch and any other. In this system, Fog handles various data processing, which are sensitive to delay, to shorten WAN propagation latency arising from the location of Cloud. However, if the data processing is concentrated on Fog, the delay of the processing and power consumption of the network edge may increase rather than Cloud computing. The reason why is because Fog has more limited resources than Cloud. Therefore, we should decide an appropriate allocation of roles between Fog and Cloud taking the latency of the processing and the power consumption of the network edge into account. In this paper, we consider the design of Fog-Cloud computing taking the latency and cost resulted from the power consumption into account by using a mixed integer linear programming.</p>
著者
宇賀 大祐 阿部 洋太 高橋 和宏 浅川 大地 遠藤 康裕 中川 和昌 中澤 理恵 坂本 雅昭
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2014, 2015

【目的】群馬スポーツリハビリテーション研究会では,県内の各高校野球大会にて傷害に対するテーピングや応急処置,試合後のクーリングダウン等のメディカルサポートを実施している。筋痙攣は最も多い対応の一つであり,選手交代を余儀なくされることもある。本研究の目的は,メディカルサポートにおける筋痙攣の対応状況を明らかにし,適切な対応策について検討することである。【方法】対象は過去7年の全国高等学校野球選手権群馬大会とし,メディカルサポートの全対応人数・件数,筋痙攣の対応人数・件数,好発部位,各試合日の1試合当たりの発生件数(発生率),発生時間帯,発生イニング,プレー復帰状況を調査した。また,気候の影響を検討するため,気象庁発表の気象データを元に,気温及び湿度,日照時間と発生率について,ピアソンの積率相関係数を用いて検討した。【結果と考察】全対応数は199名・273件であり,そのうち筋痙攣は75名(37.7%)・146件(53.5%)であった。好発部位は下腿及び大腿後面であった。発生率は大会初期の1,2回戦が平均0.37件/試合と最多で,その後は徐々に減少した。時間帯による発生件数はほぼ同様で,イニングは各試合後半の7,8,9回が多かった。気象データと発生率は,いずれも相関は認められなかった。夏季大会の筋痙攣は熱中症症状の一つとして現れることが多いが,気象データとの関連はなく大会初期に多いことから,大会前の練習内容や体調管理等による体温調節能の調節不足が一要因として大きな影響を及ぼし,そこに疲労が加わることで試合後半に多発するのではないかと考えられる。また,プレー復帰状況は,36.8%の選手が選手交代を余儀なくされており,試合の勝敗に影響を与えかねない結果となった。発生予防が重要な課題であり,大会中の応急処置のみでなく,大会前のコンディショニングや試合前や試合中の水分補給方法等の暑さ対策を中心に指導することが重要と考える。
著者
三井 誠
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.43-50, 1975-03-31 (Released:2010-06-28)
参考文献数
59
著者
福原 達人
出版者
日本植物分類学会
雑誌
植物分類・地理 (ISSN:00016799)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.107-112, 1991-12

北海道東部及び中部産の新種,Corydalis kushiroensis(和名:チドリケマン-新称,Fig. 1)を記載する。この種は,従来,フロラなどにおいてナガミノツルケマン C. raddeanaと混同されていた。チドリケマンは日本産のキケマン属Corydalisのうち,ナガミノツルケマン(Fig. 2, B; Fig. 3, C),及びツルケマンC. ochotensis(Fig. 2, D; Fig. 3, B)に類似する。以上の3種は,盛んに分枝し,多数の茎葉を付ける二年草であり,黄色の花冠,朔果のバルブが巻き上がることで種子を弾いて散布すること,夏から秋に掛けて開花・結実することなどの特徴で,日本産の他の種から区別される。チドリケマンは,ナガミノツルケマン,ツルケマンからは,花が小さい(長さ9-13mm)ことと,距が真直ぐ斜め上へ伸びていることで区別できる。後の2種は15-20mmの花を持ち,下向きに湾曲する距を持つ。シベリア・モンゴル・中国北部に分布するC. impatiens (Fig. 2, A)は小形の花冠,斜上する距,線形の果実を持つ点,チドリケマンに似るが,柱頭の形が両者では異なる。花冠が更に小さく長さ10mm以下であり,小葉やその裂片がチドリケマンより狭いことでも区別できる。チドリケマン,ナガミノツルケマン,ツルケマンの3種とも沢沿いや林縁,疎林内,路傍,人家近くなどの半陰からやや開けた草地に生育する。チドリケマンは,北海道の東部・中部に固有であり,西限は日高支庁の南端部,あるいは旭川に達する(Fig. 4)。ナガミノツルケマンとツルケマンは,共に,東アジアに広く分布し,前者の分布は全体として後者のそれより南に偏っている。日本では,ナガミノツルケマンが本州・九州に広く分布するのに対し,ツルケマンの分布域は日光・尾瀬周辺,上信国境の一部に限られる(Fig. 4)。大井(1953, 1965),北村・村田(1961)はナガミノツルケマンとツルケマンの差異を変種レベルの違いとした。しかし,両者は果実の形状に加え,苞の形状,花序の花数,柱頭の形態において異なる変異域を持っている。そこで本稿では両者を別々の種として認識した。日本産の3種への検索表:1. 花長9-13mm,距は短く,やや斜め上を向く。外下花弁の基部に疣状の突起がある。果実は線形,種子は果実内で1列に並ぶ。…チドリケマン 1. 花長15mm以上,距はより長く,下側へ屈曲する。外下花弁の基部に疣状の突起は通常無い。2. 果実は線形,種子は果実内で1列に並ぶ。…ナガミノツルケマン 2. 果実は倒披針形から倒卵形,種子は果実内で2列に並ぶ…ツルケマン
著者
粕谷 祐子
出版者
日本政治学会
雑誌
年報政治学 (ISSN:05494192)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.1_90-1_117, 2015 (Released:2018-06-10)
参考文献数
64

In Japan, malapportionment—the high level of disparity in the size of the population, and thus the weight of votes, across electoral districts—has been a national concern for several decades. Through a review of both normative theories of representation and comparative empirical studies related to the legislative malapportionment, this article identifies two problems in the ways this issue has been addressed in Japan. First, the measurement method used in most Japan-focused studies (the “max-min ratio”) is inappropriate, impeding the effectiveness of reform attempts to date. Alternative measurement methods such as the Loosemore-Hanby index should be used. Second, while most studies adopt a narrow focus in arguing for rectifying malapportionment for the sake of political equality, comparative empirical studies indicate that doing so may lead to other undesirable results such as partisan gerrymandering and lower voter turnout. This article provides a novel and comprehensive framework for possible institutional reforms based on theories of representation.
著者
渡辺 研一 高橋 誠 中川 雅弘 太田 健吾 佐藤 純 堀田 卓朗
出版者
水産増殖談話会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.255-263, 2006-09-20
被引用文献数
1

2-フェノキシエタノールの麻酔剤としての効果を、9種の主要な増養殖対象種(ブリ、マダイ、マアジ、カンパチ、シマアジ、ヒラメ、トラフグ、メバル、クロソイ)について、水産用医薬品であるFA100と比較、検討した。網で掬っても魚が暴れない程度に麻酔が罹り、麻酔後清水に移して一晩経過後に死亡個体が認められない2-フェノキシエタノール濃度は、おおむね200~1,000μl/l であった。一方、FA100の効果的で安全な濃度はおおむね100~500μl/l であり、2-フェノキシエタノールの場合と比較して範囲が狭かった。2-フェノキシエタノールで麻酔すると、FA100の場合より麻酔からの覚醒時間が短く、麻酔翌日の生残状況が優れた。さらに、2-フェノキシエタノールでは観察されなかった麻酔液表面の泡立ちがFA100で観察された。以上のことから、2-フェノキシエタノールは増養殖における麻酔剤として優れていることが示唆された。
著者
伊藤 寿茂 北野 忠 唐真 盛人 藤本 治彦 崎原 健 河野 裕美
出版者
日本貝類学会
雑誌
Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) (ISSN:13482955)
巻号頁・発行日
vol.72, no.1, pp.77-87, 2014

2006年に国内で初めて記録された石垣島のドブガイモドキについて,幼生の採集を試み,幼生が寄生している魚種を調査するとともに,実験飼育下で宿主として機能する魚種を確認した。島内の生息地においてプランクトンネットをひき,幼生の採集を試みるとともに,採集した成貝を継続飼育し,放出した幼生を採集した。幼生の殻の形状は亜三角形で腹縁に鉤を持つAnodonta型であり,殻長,殻高,殻幅の平均はそれぞれ221.5 μm,228.0 μm,108.3 μmであった。次に,現場で採集した幼生の寄生を受けていると想定される6魚種(ギンブナ,グッピー,タイワンドジョウ,ティラピア類,オカメハゼ,タウナギ)と,飼育下で放出された幼生を人為的に寄生させた12魚種(コイ,キンギョ,タイリクバラタナゴ,ドジョウ,ヒレナマズ,メダカ,グッピー,タイワンキンギョ,オカメハゼ,タナゴモドキ,ゴクラクハゼ,ヨシノボリ類)を実験水槽内で継続飼育して,魚体から離脱してきた幼生を観察,計数した。その結果,ヒレナマズ,メダカ,グッピー,タイワンキンギョ,オカメハゼ,タナゴモドキ,ゴクラクハゼ,ヨシノボリ類の8魚種より,変態を完了させた稚貝が出現した。寄生期間中に幼生サイズの増大や外形の著しい変化は見られなかった。全離脱数に占める稚貝の出現率は魚種によって差があり,タイワンキンギョ,グッピー,ヨシノボリ類において,特に出現率が高かった。次に,同生息地において採集した6魚種(ギンブナ,カダヤシ,グッピー,ティラピア類,オカメハゼ,タナゴモドキ)を10%ホルマリン水溶液で固定して,魚体に寄生した幼生の状態を観察,計数したところ,グッピーとティラピア類の体に寄生が見られた。寄生は鰓や各鰭のほか,鰓蓋の内側,鰓耙にも見られた。幼生の相対寄生密度および被嚢率はグッピーの方が高かった。石垣島を含むドブガイモドキの生息地においては,その幼生の宿主として,在来種,外来種を含む複数の魚種が宿主として機能している可能性がある。特に,石垣島では,生息する魚の大部分を外来種が占めており,中でもグッピーが主な宿主として機能していることが判明した。このことから,石垣島内における宿主魚類の移入による分布拡大が,ドブガイモドキの分散に寄与した可能性がある。
著者
中島 林彦
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.8, pp.34-45, 2010-08

土用の丑の日,夏バテ防止にウナギを食べるのは日本の伝統的な食文化だが,そもそもなぜウナギは他の魚と比べても非常に脂がのっていて栄養満点でおいしいのだろう? また今では養殖ものが年中食べられるようになったが,養殖といっても捕獲した天然の稚魚を育てたもので,稚魚の確保に四苦八苦している。どうして他の魚のように卵から育てることができないのだろう? ウナギは川や…
著者
今村 一子
出版者
信州大学留学生センター紀要
雑誌
信州大学留学生センター紀要
巻号頁・発行日
vol.3, pp.45-59, 2002-03-31

「は」と「が」の使い分けは言語学的にも日本語教育においても難しい分野である。現在この両者の使い分けの原理としていくつかが挙げられているがそれらは取り立て助詞としての「は」の用法から必然的に生み出されたものである。この用法からの「は」の性格に格助詞である「が」がほぼ対立的な特徴を持って対峙しこれらの原理を構成している。この時「が」は単なる格助詞としての役割を越えた特殊なニュアンスや用法を持つようになる。主題文が文型として確立している日本語では、その教育現場において「は」の主題を提示する用法を分かりやすい文型の登場に合わせて積極的に教えてゆく必要があると同時に「が」の文は基本的に情報の原理を使うことでより広く使い分けの問題に対応できるのではないか。